美容のスペシャリストが教えるキレイ

毛穴開きの改善方法12!皮脂タイプにたるみタイプまで!プロに聞く

本日のキレイの先生

岸 明美 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「毛穴の開き」です。

神奈川県厚木市 40代からのキラメク美肌再生サロン プルメリア の岸 明美 先生にインタビューさせていただきました。

毛穴開きは、毛穴が目立ってしまうこともそうですが、汚れも詰まりやすくなりますので、毛穴詰まりや黒ずみなどの原因になりますし、場合によっては、ニキビなどを引き起こしてしまう可能性もあります。

毛穴開きを改善するには、クレンジング・洗顔できちんと汚れを取ることや、スキンケアでしっかりと保湿してあげることなど、基本的なケアが大切になります。

岸先生に、そのアドバイスをいただきました。

目次

毛穴開きの原因とは
・毛穴開きは何から起こる?
・毛穴開きが起こりやすい年齢と場所
・生活習慣で原因になること

毛穴開きを改善する方法
・クレンジング・洗顔で心がけたいこと
・化粧水やクリームなどで心がけたいこと
・スペシャルケアとして角質ケアを行う
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

毛穴開きの原因とは

岸先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「毛穴の開き」です。

先生のサロンのお客様にも、毛穴開きを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、多いですよ。

毛穴が開いていると、どんな影響がありますか?

毛穴は、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)が過剰に分泌されることによって開きますので、それによって、メイクがよれたり崩れたりします

それに、毛穴が開いていると、その中にファンデーションなども入ったりして、お化粧をしたときのなめらかさもなくなってしまいます

(参考:エステティシャンに聞く化粧ノリについて

それに、ニキビの原因にもなりますね。

毛穴が開いていると、そこに、汚れも詰まりやすくなりますもんね。

毛穴開きは何から起こる?

毛穴開きは、何から起こるんでしょうか?

いまのお話ですと、皮脂も関係しているとのことでした。

はい、皮脂の過剰分泌によっても、毛穴は開きます。

それで、毛穴の中で、皮脂が古い角質やメイクと混ざり合うと、角栓(かくせん)にもなります。

それが空気に触れると、毛穴の黒ずみにもつながりますね。

(参考:美容セラピストに聞く毛穴の黒ずみについて

そうすると、毛穴がさらに目立つようになります。

それから、毛穴の開きは、加齢によるたるみからも起こります。

お肌のたるみから、毛穴が重力で縦に伸びて開いていきます。

いわゆる、「たるみ毛穴」ですね。

(参考:エステティシャンに聞くたるみ毛穴について

はい、「涙型毛穴」ともといいますね。

後は、お肌の乾燥による毛穴の開きもあります。

お肌の乾燥でも、毛穴が開くんですか?

はい、お肌が乾燥していると、お肌の防御反応で皮脂を出そうとします

それで、毛穴が開いてしまったりもします。

それに、お肌の乾燥でキメも乱れますので、それでお肌がしぼんで、毛穴が開く原因にもなります。

乾燥による毛穴の開き

皮膚は、皮脂と汗が混ざり合って天然の保護膜「皮脂膜」で覆われています。皮脂膜は、皮膚の水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から皮膚を保護したりする役割があります。

お肌が乾燥していると、皮膚の水分の蒸発を防ぐために、皮脂の分泌が増えます。それによって、毛穴が開く場合もあります。

毛穴開きの主なタイプ

皮脂の過剰分泌によるもの
お肌のたるみによるもの
お肌の乾燥によるもの

毛穴開きが起こりやすい年齢と場所

毛穴の開きが起こりやすい年齢はありますか?

思春期から20歳くらいまでは、皮脂の分泌が盛んですので、そのくらいの年代の方には、皮脂分泌による毛穴開きが多いです。

それ以降の年代は、たるみ毛穴が増えてきます。

ただ、20~30代は、たるみ毛穴を気にされている方は、まだ少ないです。

40代以降になって、たるみ毛穴のお悩みが段々と増えてくるような印象です。

ちなみに、顔の中で、毛穴開きが起こりやすい場所はありますか?

皮脂分泌による毛穴開きは、皮脂の分泌が多いTゾーン…例えば、鼻の頭や小鼻などで起こりやすいです。

(参考:エステティシャンに聞く鼻の毛穴悩みについて

お肌のたるみから起こる毛穴開きは、鼻の横から頬(ほお)を中心に起こりやすいです。

(参考:美容セラピストに聞く頬の毛穴開きについて

後は、お肌の乾燥から起こる毛穴開きは、Uゾーン(フェイスライン)に多いように思います。

毛穴開きの年齢と場所

■ 「皮脂分泌」によるもの
[年齢]思春期から20歳くらいまで
[場所]Tゾーン(鼻の頭、小鼻、など)

■ 「肌のたるみ」によるもの
[年齢](悩みとして増えるのは)40代以降
[場所]鼻の横から頬を中心に

■ 「肌の乾燥」によるもの
[場所]Uゾーン

生活習慣で原因になること

日々の生活習慣で、毛穴開きの原因になることはありますか?

やはり、紫外線の影響は大きいです。

紫外線は、肌老化の原因の80%といわれていますので。

(参考:エステティシャンに聞く肌老化について

それで、お肌もたるんでしまうということですね?

はい、紫外線は、真皮層(しんぴそう・皮膚の弾力の土台となっている層)にダメージを与えてしまって、お肌の弾力が保たれなくなって、お肌もたるみやすくなります。

それから、タバコも良くありません。

タバコは、体内に活性酸素を大量に発生させます。

そうすると、体内の「ビタミンC」が使われます。

ビタミンCは、皮脂分泌を抑制する役割もありますし、コラーゲン(皮膚の弾力成分)を生成する役割もあります。

ですので、タバコは、皮脂分泌による毛穴開きにも、お肌のたるみによる毛穴開きにもつながる可能性があります。

後は、ストレスも、毛穴の状態に影響を与えます。

ストレスを感じると、身体がそれを緩和しようと、様々なホルモンが出るのですが、そのときに、皮脂も過剰に分泌されやすいです。

それで、皮脂分泌による毛穴開きにもつながります。

普段のスキンケアで、毛穴開きの原因になることはありますか?

いちばん大事なのは、毛穴に汚れをためこまないことです。

それから、オイリー肌の方は、洗顔・クレンジングで、ゴシゴシとこすったり何回もお顔を洗ってしまったりしがちです。

ただ、それは、お肌のバリア機能を破壊してしまって、お肌が乾燥しやすくなります。

そうすると、お肌がさらに皮脂を出そうとしたりして逆効果になりますので、気を付けていただきたいです。

それから、毛穴パックにも注意していただきたいです。

毛穴パックは、角栓が一気に取れて気持ちいいかもしれませんが、行いすぎると、必要な角質まで剥(は)がしてしまいます。

それで、毛穴が大きく開いてしまったりもします。

毛穴開きを改善する方法

先生のサロンでは、毛穴の開きを改善するのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

ひとつは、スチーマー(蒸気を出す美容機器)の機械に付いている吸引です。

それで、毛穴の奥に詰まった古い角質や角栓を、取り除くことができます。

(参考:エステティシャンに聞くスチーマーの効果について

それから、「エレクトロポレーション」もいいですよ。

たしか、エレクトロポレーションは、美容成分をお肌の奥まで入れ込むことのできる美容機器でしたよね。

(参考:美容セラピストに聞くエレクトロポレーションについて

はい、サロンでは、エレクトロポレーションに、ピュアなビタミンCを高配合した美容液を使用しています。

ビタミンCは、皮脂分泌を整えることやコラーゲン生成の助けになりますから、皮脂分泌とお肌のたるみによる毛穴開きの両方に対応できます。

クレンジング・洗顔で心がけたいこと

毛穴の開きを改善するのに、クレンジング・洗顔でやれることはありますか?

洗浄力が強いクレンジングや洗顔料は、お肌のうるおい成分が奪われて乾燥しやすいですので、優しく汚れを取るものを使用していただきたいです。

それに、皮脂の汚れなどを取りたいからと、クレンジング・洗顔でゴシゴシとこすってしまうことは厳禁です

例えば、洗顔でしたら、たっぷりの泡で転がすように行っていただきたいです。

それから、熱いお湯でクレンジング・洗顔を行うと、お肌のバリア機能を破壊して、うるおいがなくなる原因になります。

洗顔するときのお湯は、32度くらいが適温です

いまのお話をお聞きすると、皮脂汚れを取りたいからといって、クレンジング・洗顔に時間をかけるのも良くなさそうですね。

そうですね、クレンジング・洗顔はそれぞれ1分以内で行うことがベストです。

後は、お顔にホットタオルを乗せて温めて、毛穴を開きやすくしてからクレンジング・洗顔を行うと、汚れを取りやすいです。

ただ、赤ら顔の方は、外から温めることには気をつけなくてはいけないので、ホットタオルの温度に注意が必要です。

(参考:美容セラピストに聞くホットタオルの作り方

ちなみに、洗顔は、皮脂の多い部分から洗うようにするといいですよ。

そうすると、Tゾーンから洗い始めるのがいいんですね。

化粧水やクリームなどで心がけたいこと

毛穴の開きを改善するのに、化粧水やクリームなどで心がけたいことはありますか?

それは、どの毛穴開きのタイプかにもよります。

例えば、皮脂分泌による毛穴開きの場合は、比較的さっぱりしたスキンケア化粧品をお選びになるのも、ひとつです。

ただ、20歳以降の大人は、お肌の乾燥が原因でオイリー肌になっていることが多いです。

お肌のたるみによる毛穴開きの場合は、エイジング成分が含まれているスキンケア化粧品をお使いになるのもいいです。

お肌の乾燥による毛穴開きは、セラミドなどの保湿効果の高い成分が含まれている化粧品もいいでしょう。

それから、どのタイプの毛穴開きにも共通しておすすめできるのが、「ビタミンC誘導体」配合の化粧品です。

ビタミンCは、皮脂分泌をコントロールしたり、コラーゲン生成をサポートしたりする働きがあります。

ただ、ビタミンCそのものですと、安定性が低く、浸透性も良くありません。

ですので、化粧品の美容成分としては、ビタミンC誘導体がおすすめで、特に「APS(浸透性の高いビタミンC誘導体)」はおすすめですよ。

それから、「レチノール」の入っている化粧品もいいです。

レチノールは、角質ケア(余分な角質を取り除くお手入れ)ができますので、代謝アップにもつながり、色々な肌トラブルの改善になります。

スキンケアのやり方で、アドバイスはありますか?

皮脂が気になる方は、コットンに引き締め効果のある化粧水をたっぷり含ませ、パッティングするのもおすすめです。

そのときも、強くパッティングすると、お肌にダメージを与えるので、優しく丁寧に行います

それから、化粧品は、塗った後にハンドプレスで押さえてあげると、お肌になじみやすいですよ。

スペシャルケアとして角質ケアを行う

後は、スペシャルケアとして「ピーリング(酸などで角質をほぐして剥がれ落ちやすくする角質ケア)」を行うことも、いいですよ。

ピーリングは、角質ケアの代表的な方法ですが、ピーリングはお肌に負担をかけるので、ご自宅で行う場合は、頻度を守っていただきたいです。

ピーリング化粧品には、優しい作用で毎日使えるような処方のものもありますので、まずは、そういったものから始めてみるのがいいですよ。

生活習慣で心がけたいこと

毛穴の開きを改善するのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

ひとつは、紫外線対策をすることですね。

それから、ストレスは、皮脂分泌を過剰にしてしまうので、気を付けていただきたいです。

それに、禁煙です。

後は、お肌の修復は睡眠中に行われるので、睡眠不足にも気をつけていただきたいです。

食べ物では、「ビタミンB群」や「ビタミンC」が含まれているものを積極的に摂るのも、いいですよ。

どちらも、皮脂分泌をコントロールする作用がありますし、ビタミンCは、炎症を抑える抗炎症作用もあります。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、毛穴開きの改善方法をまとめます。

1. クレンジング・洗顔は、皮脂の多い部分(Tゾーン)などから洗う
2. ホットタオルで毛穴を開かせてからクレンジング・洗顔を行う
3. クレンジング・洗顔で肌摩擦は起こさない(ゴシゴシとこすったりせず、例えば洗顔
たっぷりの泡を転がして洗う)
4. クレンジング・洗顔は32度くらいのお湯で、1分以内で行う
5. 毛穴開きのタイプに合わせたスキンケアを行う(皮脂分泌による場合でもクリームを塗る、お肌のたるみによる場合はエイジング成分配合の化粧品を、お肌の乾燥による場合はセラミドなどの保湿成分配合の化粧品を)
6. ビタミンCやレチノール配合のスキンケア化粧品を使用する
7. 洗顔後すぐに保湿ケアを行い、化粧品を塗った後ははんどプレスで押さえる
8. ピーリングなどの角質ケアを行う
9. 紫外線を浴びない
10. ストレスに気を付ける
11. 禁煙する
12. ビタミンB群やビタミンCが含まれる食べ物を積極的に摂る

毛穴開きといっても、いくつかのタイプがあります。

今回、岸先生からは、どのタイプにも当てはまるアドバイスを多くいただきました。

それを参考にした上で、ご自分の毛穴開きがどのタイプなのかを見極めて、ケアしていくことがおすすめですよ。