美容のスペシャリストが教えるキレイ

肌が黄色い?黄ぐすみを取るには?解消法9つを美容専門家に聞く

本日のキレイの先生

中根 美幸 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「黄ぐすみ」です。

埼玉県入間市 ビューティーコンシェルジュ ラ・ミュー の中根 美幸 先生にインタビューさせていただきました。

お肌が黄色っぽくなる黄ぐすみは、お肌の代謝が悪くなっていることから起こるといいます。

黄ぐすみを解消するには、どうしたら良いのでしょうか?

中根先生に教えていただきました。

目次

肌が黄色い原因とは
・角質が厚くなってくすみに
・糖化で黄ぐすみに
・毛穴のたるみの影でくすみに
・生活習慣で原因になること

黄ぐすみを改善するには
・肌に負担のかからないクレンジング・洗顔
・化粧水はコットンでパッティングするなど
・生活習慣で心がけられること

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

本日のキレイの先生

ビューティーコンシェルジュ ラ・ミュー

中根 美幸 先生

「キレイの先生」編集部

肌が黄色い原因とは

中根先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「黄ぐすみ」です。

お肌が黄色っぽくくすんでいると、見た目の印象も変わりますよね…。

はい、変わりますよね。

5歳以上老けて見えてしまうこともあるでしょうし、元気がなく見えるとも思います。

(参考:美容セラピストに聞く老け顔の原因

はい、少なくても、プラスの印象にはならないと思います。

そうですね、ツヤツヤでピカピカのお肌の方が、元気でポジティブに見えますよね。

角質が厚くなってくすみに

黄ぐすみは、何から来ているのでしょうか?

黄ぐすみに限らず、くすみ全体でいうと、代謝が悪くて、角質(皮膚表面の古くなった肌細胞)がきちんと剥(は)がれ落ちずに、角質層が厚くなることから起こります。

その原因は、ターンオーバーが正常に行われないことです。

ターンオーバーとは何か、簡単にお話ししていただけますか?

表皮(ひょうひ・皮膚の表面の層)は、角質層・層・顆粒層(かりゅう)・有棘(ゆうきょく)層・基底(きていそう)層の4層に分かれています。

基底層から細胞が生まれて、それが少しずつ上がって、最後は剥がれ落ちるのですが、それを「ターンオーバー」といいます。

(参考:美容セラピストに聞く「ターンオーバー」とは

ターンオーバーが正常に剥がれないと、お肌の表面に角質がたまっていってしまいます。

ターンオーバーの周期は、通常は28日が理想ですが、それが40代の頃になると、40日くらいになっている方も多いといいます。

そうすると、お肌はくすんだりゴワゴワしたりもします。

以前、あるセラピストさんにお聞きした話で、「なるほどな…」と思った例えがあります。

透明のガラスも、何枚も重ねると曇(くも)って見えると思います。

お肌もそれと同じで、角質がたまって厚くなっていると、くすんで見えるんですよね。

はい、そうですね。

糖化で黄ぐすみに

それから、黄ぐすみは「糖化(とうか)」によることも考えられます。

「糖化」は、最近よく聞くようになりました。

はい、タンパク質が糖分の影響で糖化すると、黄色っぽくなるんですね。

例えば、食パンを焼くと、ガサガサになって黄色っぽくなると思います。

糖化は、それと同じようなイメージです。

毛穴のたるみの影でくすみに

後は、お肌のたるみで毛穴もたるんでくると、それによって影が出来てくすんだように見える場合もあります。

毛穴の影が、お肌のくすみに見える場合もあるんですか!?

はい、サロンでのフェイシャルエステを終えた後に、お肌が白く見えるのは、お肌にハリが出て毛穴のたるみが改善されることも大きいと思います。

生活習慣で原因になること

黄ぐすみは、年齢も関係していますか?

年をとるほど、黄ぐすみも出やすくなるんでしょうか?

そうですね、特にアラフォー世代になると、ホルモンや代謝が衰えてきたりするので、そういったところから、くすみが出ることもあります。

後は、食べ物による影響も大きいと思います。

例えば、甘いものばかりたくさん摂っていると、体内に糖分がたまっていってしまいます。

それに、動物性のタンパク質は摂っても、野菜などで繊維質を摂らないでいると、腸内環境が乱れて老廃物が排泄されづらくなるので、それも良くありません。

そうして身体に糖分がたまっていくと、細胞の糖化につながりやすくなるんですね。

そうですね、それはお肌に限ったことではなく、身体全体にいえることです。

ですので、若い方でも、甘いもので昼食を済ませたりしていて、きちんとした食生活をしないでいると、お肌もくすみやすくなります。

それから、睡眠不足も代謝が落ちますので、くすみの原因になりますね。

後は、紫外線です。

紫外線は、肌老化のいちばんの原因といいますよね。

そうですね、本当に良くないと思います。

他にはタバコも、毛穴を開きやすくしますし、くすみにも良くありません。

黄ぐすみを改善するには

先生のサロンでは、黄ぐすみを改善するのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

ターンオーバーを整えていくことで、トラブルの起こりづらいお肌を作っていくことができます。

それには、サロンでの施術もそうなのですが、普段のお手入れがとても大切です。

「エステで2週間にいちどお手入れしてもらっているから、お家では怠けてもいいかな…」というような方もいらっしゃるかもしれませんが、きれいになって結果を出していただくのに、ご自宅でのお手入れからご提案させていただいています。

先生は、サロンでの施術に加えて、毎日のお手入れのアドバイスも大切にされているんですね。

はい、お肌の細胞は毎日生まれていますので。

肌に負担のかからないクレンジング・洗顔

黄ぐすみを改善するのに、クレンジング・洗顔でやれることはありますか?

まずは、オイルクレンジングはあまりおすすめしていません。

もちろん商品にもよるのですが、オイルクレンジングは、意外に伸びますがお肌の奥までなじみにくくて、お肌に対して刺激の強いものが多いです。

ですので、できるだけクリームタイプのクレンジングで、お肌をこすらないように伸ばしてなじませることをおすすめしています。

クレンジングクリームは、クレンジングの中でも、お肌への負担が少ないといいますね。

はい、後は、クレンジングにひと手間をかけられるようでしたら、最初にホットタオルをお顔に乗せて、毛穴を開かせてからクレンジングするのもいいですよ。

(参考:美容セラピストに聞くホットタオルの作り方

クレンジング・洗顔で共通していえるのは、皮膚は絶対に動かさないことです。

お肌を傷める7~8割は、お顔の汚れを落とすときに起きているといいます。

洗顔も、泡をしっかり立てて、手の平ではなく泡で洗うようにしましょう。

(参考:エステティシャンに教わる洗顔石鹸の泡立て方

お肌がくすんでいると、クレンジング・洗顔でたくさん洗ってくすみを取りたくなりますが、先生の話をお聞きすると、逆に、それはあまり良くなさそうですね…。

そうですね、クレンジング・洗顔でゴシゴシと洗うと、自分で持っている皮脂膜(ひしまく)まで落としてしまいます。

特にアラフォー以上になると、皮脂膜の再生力も弱まるので、それがくすみの原因になる場合もあります。

皮脂膜とは

毛穴から分泌されている皮脂は、皮膚の表面で汗などの水分と混ざり合って天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発しないように防いだり、外部の刺激から皮膚を守ったりする働きがあります。

化粧水はコットンでパッティングするなど

黄ぐすみを改善するのには、スキンケアでの保湿も大切なんですよね?

はい、もちろんです。

お肌に水分が入っていなければ、どんな高いクリームを付けても、効果が減ってしまいます。

ですので、お肌に水分を入れてから、クリームなどでふたをして保湿してあげることも大切です。

お肌に水分を入れるのは化粧水の役割だと思いますが、おすすめの化粧水の付け方はありますか?

私は、化粧水をコットンで付けることをおすすめしています。

例えば、お風呂に入ったとき、手の平はふやけると思います。

それは、手の平は水分を吸収しやすいからで、手の平に化粧水を出すと、手にも化粧水は吸収されます。

ですので、私は、コットンに化粧水を含ませて、200回以上パッティングして付けることをおすすめしています。

200回以上ですか!?

はい、200回といっても、1分かかるかかからないかで、すぐですよ(笑)。

1分で200回もパッティングできるんですね(笑)。

はい(笑)。

ただ、パッティングでパンッパンッと強く叩くのはだめですよ。

パタパタとプッシュするような感じです。

お肌は横に引っ張られるのは弱いですが、真下に押されるのは多少耐久性があります。

真下に押すようにしてローションを付けることで、血行を良くすることもできますね。

化粧水の後は、ヒアルロン酸の入っている美容液などもいいですよ。

ヒアルロン酸は保水力が高いので、化粧水で入れた水分を3~5倍くらいにアップしてくれます。

ヒアルロン酸は、1gで6Lもの水分を抱え込めるといいますもんね。

はい、ですので、ヒアルロン酸のたくさん入っている美容液をお使いになると、お肌にパンッとハリが出ますよ。

それで、最後はクリームで仕上げるんですね?

はい、そうです。

ちなみに、うちのサロンでは、スクワランオイルが70%くらい入ったクリームパックがあるのですが、新陳代謝を整えて血行を良くする作用もあって、くすみを気にされているお客様には、そういったアイテムもおすすめしています。

いまお話しいただいた、クレンジング・洗顔のポイントや化粧水の付け方などを意識するだけでも、黄ぐすみは変わってきますか?

はい、例えば、汚れを落とすところを変えるだけでも、お肌は違ってくると思いますよ。

生活習慣で心がけられること

黄ぐすみを解消するのに、生活習慣で心がけられることはありますか?

食事で、糖分をあまり摂り過ぎないようにすることや、野菜などで繊維質を摂るようにすることです。

特に、お肉を食べたらその分、野菜も食べるようにしていただきたいです。

便秘にならないように腸内環境を整えることも大切です。

きちんと排泄できる身体を作るということですね。

はい、それが、身体全体の糖化を防ぐことにもつながります。

後は、睡眠不足などにも気を付けるようにしたいですね。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、黄ぐすみの解消方法をまとめます。

1. クレンジング・洗顔では皮膚を動かさないようにする
2. クレンジングは、クリームタイプがおすすめ
3. クレンジング前にホットタオルを乗せて毛穴を開く
4. 洗顔はしっかり泡立てて、手ではなく泡で洗う
5. 化粧水は、コットンで優しく200回以上パッティングする
6. ヒアルロン酸の高配合されている美容液を使う
7. 食事で糖分を摂り過ぎないようにする
8. 野菜を食べて繊維質を摂るようにする
9. 睡眠不足に気を付ける

黄ぐすみを取るには、クレンジング・洗顔で汚れを取ることも大切ですが、洗い過ぎには注意して、その上で代謝を上げるようにすることが大切といえそうですね。

「お肌が黄色い…?」と黄ぐすみが気になった方は、中根先生のアドバイスをご参考にしてみてくださいね。

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