美容のスペシャリストが教えるキレイ

肌つるつるにする方法5つ!美容家がスキンケア方法や食べ物をアドバイス

本日のキレイの先生

北島 みゆき 先生

今回のテーマは、「肌をつるつるにする方法」です。

エステサロン La Paisible の北島 みゆき 先生にインタビューさせていただきました。

肌が乾燥するとなめらかさもなくなるため、肌をつるつるにするには、スキンケアでの保湿は欠かせませんし、生活習慣を改善して身体の状態から整えることも大切です。

今回北島先生には、肌をつるつるにするのに、基本的なスキンケア方法やスペシャルケアのアドバイスなどをいただきました。

目次

つるつる肌は「うなはたけ」がそろっている
・肌がつるつるだと健康的で若々しくみえる
・肌の乾燥と角質肥厚でなめらかさがなくなる
・間違えた洗顔方法などで肌のなめらかさがなくなる

肌をつるつるにする方法
・化粧水は重ね付けして保湿するなど
・角質ケアもおすすめだが方法には注意
・ビタミン群などを意識的に摂る
・つるつる肌には生活習慣を整えることも大事

編集部の選ぶ肌をつるつるにするのにおすすめの化粧品

まとめ

肌のなめらかさがなくなる原因

つるつる肌は「うなはたけ」がそろっている

北島先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「お肌をつるつるにする方法」です。

つるつる肌は、お肌がどんな状態のことをいうんですか?

美しいお肌の条件には、「う・な・は・た・け」が挙げられます

「う」はうるおいを、「な」はなめらかさを、「は」はハリを、「た」は弾力を、「け」は血色を表します。

これらがそろっているのが、美しいお肌といえます。

たしかに、お肌にうるおいがあって、なめらかでハリや弾力もあり、血色もいいのは、理想的です(笑)。

それが、つるつる肌なんですね。

つるつる肌とは

【肌に「う・な・は・た・け」がそろう】
・う:うるおい
・な:なめらかさ
・は:ハリ
・た:弾力
・け:血色

肌がつるつるだと健康的で若々しくみえる

お肌がつるつるしていると、見た目の印象もきれいですよね。

そうですね、例えばお肌がくすんでいると、疲れた印象も出てしまいますし、老けてみえやすくなります。

それに対して、お肌がなめらかで透明感があると、肌色のトーンも上がります

それによって、若々しく健康的にみえるようにもなりますね。

他に、お肌がつるつるで、いいことはありますか(笑)?

はい(笑)、お肌がなめらかですと、ファンデーションなどの化粧ノリも良くなります

ですので、それほどたくさんファンデーションを塗らなくても、きれいにみえやすいです。

後は、お肌の調子が良いと、ご本人の気持ちも上がりますよね(笑)。

はい、それも大切なポイントです(笑)。

つるつる肌による影響

・肌色のトーンが上がる
・健康的で若々しくみえる
・化粧ノリが良くなりファンデーションも量が減る
・気持ちも前向きになれる
など

肌の乾燥と角質肥厚でなめらかさがなくなる

お肌のなめらかさがなくなるのは、何によって起こるんですか?

お肌がざらつく要因としては、お肌の乾燥と角質肥厚(かくしつひこう)によるところが大きいです。

先程のお話でも、つるつる肌の条件のひとつは「うるおい」とのことでしたもんね。

お肌にうるおいがなくなって乾燥すると、なめらかさもなくなるんですね。

お肌のなめらかさがなくなるもうひとつの要因は「角質肥厚」が大きいのことでしたが、それは何ですか?

お肌が健康的な状態であれば、角質(皮膚表面の古い肌細胞)が垢(あか)になって一定期間で剥がれ落ちていきます。

その周期を「ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)」といいます。

ただ代謝が悪くなって、ターンオーバーがきちんと働いていないと、角質が剥がれ落ちず、肌表面に厚くたまっていきます

その状態を「角質肥厚」といいます。

そうした角質肥厚も、お肌のざらつきの原因になります。

【編集部補足】角質肥厚について

古くなった角質は、役割を終えた肌細胞で、水分もあまり保持していません。
そのため、その角質が肌表面にたまって厚くなると、肌のざらつきも起こりやすくなりますし、くすみなどの原因にもなります。
角質肥厚については別のエステティシャンさんにも取材していますので、下の記事を合わせてご覧になってみてください。

間違えた洗顔方法などで肌のなめらかさがなくなる

お肌のなめらかさがなくなるのは、どんなことが原因になりますか?

ひとつは、加齢です

年をとるにつれて、お肌の乾燥は進みますし、ターンオーバーの周期も長くなるといいますもんね。

そうですね、ターンオーバーという点でいうと、睡眠不足やストレスなども関係してきますね。

はい、生活習慣の乱れは、ターンオーバーの乱れの原因にもなります。

後は、季節の変わり目も、ターンオーバーが乱れやすくなるので、注意していただきたいです。

日々の生活習慣で、お肌のなめらかさがなくなる原因はありますか?

特に大きいのが、クレンジング・洗顔の影響です。

クレンジング・洗顔でお肌をこすると、乾燥も招きやすくなります。

ですので、クレンジングなどは強くこすらずに行うことが大切です。

サロンのお客様にもそうお伝えしているのですが、中には、「私はこすらないようにしているので大丈夫ですよ!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

ただ、私がトリートメント(施術)をさせていただくと、「自分のクレンジング・洗顔はまだこすっていたんだ!?」とお気付きになられることも多くあります。

そうすると、自分が大丈夫だと思っていても、こすってしまっているケースもあるんですね…(苦笑)。

クレンジング・洗顔は、とにかく優しく優しくやることが大事なんですね(笑)。

他に、お肌のなめらかさがなくなる原因はありますか?

メイク汚れをきれいに落とし切れていなくて、毛穴をふさいでしまうことも、ざらつきの原因になります。

毛穴の詰まりで、お肌がざらついてしまうんですね。

はい、特にしっかりメイクをされる方は、優しいタイプのクレンジングでは、メイク汚れを落とし切れない場合もありますので、気を付けていただきたいです。

肌のざらつきの原因

・加齢による乾燥やターンオーバーの乱れ
・生活習慣の乱れや季節の変わり目によるターンオーバーの乱れ
・クレンジング・洗顔での肌摩擦
・メイク汚れの落とし残しによる毛穴詰まり

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肌をつるつるにする方法

化粧水は重ね付けして保湿するなど

つるつる肌には、お肌のうるおいも必要とのことでした。

そうすると、お肌をつるつるにするには、スキンケアでの保湿も大事なんですよね?

はい、もちろんです。

スキンケア方法でのアドバイスはありますか?

スキンケアでの保湿ではありませんが、まず、クレンジング・洗顔はこすらずに優しく行っていただきたいです。

先程のお話でも、お肌のなめらかさがなくなるのは、クレンジング・洗顔での肌摩擦による影響が大きいとのことでした。

はい、そこは本当に気を付けていただきたいです。

それから化粧水は、たくさんの量をいちどにバシャバシャと付けるよりも、3回くらいに分けて付けてあげるのがおすすめです。

化粧水は重ね付けしたほうが、保湿力が高いといいますよね。

はい、そのときも、お肌に丁寧に押し込むようにして付けるといいですよ。

肌をつるつるにする方法

【スキンケアでのポイント】
1. クレンジング・洗顔は肌をこすらずに優しく行う
2. 化粧水は3回くらいに分けて重ね付けする

  • くすみごわつきに美容家がおすすめする洗顔後すぐのミルク!

    キレイの先生 ブースターミルク
    うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、くすみ肌がフワフワ透明に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

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角質ケアもおすすめだが方法には注意

他に、お肌をつるつるにするのに、スキンケアでやれることはありますか?

角質肥厚によってお肌のなめらかさがなくなっているときは、そのざらつきを取ってあげたいです。

それには、サロンなどで角質ケア(余分な角質を取り除くお手入れ)をお受けいただくのが、いちばんおすすめです。

ただ、角質ケア専用の化粧品も市販されていますので、ご自宅で角質ケアを行うこともできます

ただそのときは、クレンジング・洗顔方法とも通じるのですが、力の入れ方には気を付けていただきたいです。

中には、「角質を取ろう!」と強くこすって角質ケアを行っている方も見受けられます。

それは、お肌へのダメージにもなりますし、それによって角質を取りすぎてしまうと、お肌が赤くなったりする可能性もあります。

ですので、ご自宅で角質ケアを行う場合は、力加減には気を付けていただきたいです。

それから、角質ケアを行った後は、特に保湿が大切になります。

それは、先程お伝えしたように化粧水を3回くらいに分けて付けるのもいいですし、ローションパック(化粧水でパックすること)で保湿してあげるのもいいですね。

肌をつるつるにする方法

【おすすめのスペシャルケア】
3. 角質ケアを行う(力加減に気を付けて、その後は保湿をしっかり行う)

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ビタミン群などを意識的に摂る

お肌をつるつるにするのに、おすすめの食べ物はありますか?

食生活は、バランスのいい食事が基本です

その上で、「ビタミンA」・「ビタミンC」・「ビタミンE」などの栄養を摂るといいですよ。

ビタミンAは、抗酸化作用があってエイジングケアに優れていますし、お肌の乾燥や角質肥厚にもいいです。

ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートして、シミの原因になるメラニン色素の還元にも役立ちます。

それに、活性酸素の除去にもいいです。

ちなみにビタミンCは、ストレスや尿で失われやすい栄養素なので、多めに摂ることをおすすめします。

ビタミンEは、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。

それに、血行促進にもいいです。

血液は、全身の細胞に酸素と栄養を運んでいます。

ですので血流が良くなれば、細胞の代謝も良くなりますね。

ちなみにそれらの栄養は、どんな食べ物から摂れるんですか?

ビタミンAは、ホウレンソウ・ニンジン・小松菜・春菊などに含まれています。

ビタミンCは、キューイ・イチゴ・ブロッコリー・赤パプリカ・ゴーヤなどですね。

ビタミンEは、アーモンド・アボカドなどです。

後は、便秘になると、お肌にもトラブルが出やすくなります。

そういった点では、「食物繊維」もきちんと摂りたいですね。

食物繊維は、野菜全般に含まれていて、特にゴボウやキノコ類などに豊富に含まれていますよ。

肌をつるつるにする方法

【おすすめの食べ物】
4. バランスの良い食事の上で、「ビタミンA」・「ビタミンC」・「ビタミンE」・「食物繊維」などを摂る

つるつる肌には生活習慣を整えることも大事

お肌をつるつるにするのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

お肌をきれいにするには、お手入れのほうばかりに気が向きやすいのではないかと思います。

ただ、スキンケアだけでお肌を改善するのではなく、生活習慣から改善していくことが大事です

お肌は、内臓の鏡といわれています。

身体に不調があれば、それがお肌にも表れます。

ですので、食生活の改善もそうですが、睡眠・運動・入浴などの生活習慣を整えることも、とても大切ですよ。

特に、細胞の修復は睡眠中に働きますので、十分な睡眠をとっていただきたいです。

そうして、身体の土台が整えられていれば、スキンケア化粧品の効果をより得られるようになりますよ。

肌をつるつるにする方法

【生活習慣で心がけたいこと】
5. 睡眠・運動・入浴などの生活習慣を整える

編集部の選ぶ肌をつるつるにするのにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、北島先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、編集部の選んだ肌をつるつるにするのにおすすめの化粧品をご紹介します。

美容サロン経営者が肌のフワフワ透明感を絶賛

「乾燥スポンジに水分が入るみたいにうるおいが肌奥に引っ張られて、くすみ肌がフワフワ透明に!」

美容サロン経営者がそう話したのが、「キレイの先生 ブースターミルク」です。

ブースターミルクは、洗顔後すぐに付けるミルクで、このサイトに登場した数十名の美容家の先生方に協力いただき開発しました。

その開発協力者のおひとり、サロン結香 の矢澤 ともみ 先生の感想をご紹介します。

ブースターミルクで、肌がフワフワにやわらかくなって、くすみも取れて透明感も出てきました

肌が活発に動き出したような感じというのでしょうか(笑)。

それはブースターミルクで、スキンケアの保湿力がアップするのが大きいですよね。

ブースターミルクのあるなしでは、化粧水を付けたときの保湿感が全然違います(笑)。

ブースターミルクを付けると、その後の化粧水が、乾いたスポンジに水分が入っていくみたいに肌奥までギュッと引っ張られていくことを感じます!

それに、化粧水後しばらくそのままでいても、乾燥をほとんど感じませんでした。

それからもうひとつ驚いたのが、このテクスチャーです。

ミルクの予想を裏切るみずみずしさで(笑)、べたつきもないので使いやすいです!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

商品概要

キレイの先生 ブースターミルク

美容サロン経営者がくすみ・ごわつきにも絶賛した「キレイの先生 ブースターミルク」は、洗顔後の最初に使用するミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌奥まで引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がうるおいを抱き込んで放しません。
定期購入のお申込みで初回50%OFFでお試しいただけ、配送回数の制限もありません。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
●定期初回価格:税別1,490円

まとめ

つるつる肌には、うるおいも欠かせませんし、ハリや弾力も必要です。

それには、まずはスキンケアでの保湿が大切です。

肌をこすらないようにクレンジング・洗顔を行って、化粧水は重ね付けするのは、今日のお手入れから始められることです。

お肌をつるつるにするのに、まずはそういった簡単にできることから始めてみてはいかがでしょうか?

その上で、角質ケアなどを取り入れるのもおすすめですよ。

* 2016年11月16日に公開した『肌をつるつるにするには?スキンケアや食べ物など10の方法』を再編集しました。

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