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Healing Salon SOMI [東京都]  生田 和余 先生

塩浴の効果と方法!いつも洗い過ぎでは?塩オンリーの入浴法

塩浴の効果と方法!いつも洗い過ぎでは?塩オンリーの入浴法

「キレイの先生」編集部です。

皆さまは、「塩浴(えんよく)」をご存知ですか? バスソルトを入れたお風呂のことでしょうか? 私も最初は、「そういうことかな…」と思っていました。しかし、違ったんです。

塩浴はシャンプーやボディソープを使わず、お塩オンリーでバスタイムを過ごす入浴法のことをいうそうです。

お塩で髪や身体を洗ったりすることもできたんですね! たしかにバスソルトは馴染みのあるアイテムで、お塩が「身体に良さそうだな」というのは分かります。身体もポカポカと温まりそうです。

ただ具体的には、どんな効果が期待できるのでしょうか?

話をお聞きしたのは、Healing Salon SOMI の生田 和余 先生です。実は塩浴のことは、生田 先生のブログで初めて知りました。

美容にもいい塩浴の効果、そしてその方法について、生田 先生に教えていただきました。

目次

塩浴とは

塩浴の効果
・美肌
・デトックス

塩浴の方法
・アロマ塩浴

塩浴の魅力

まとめ

塩浴とは

塩浴とは

「塩浴(えんよく)」は、塩だけを使って入浴を楽しむシンプルな健康法です。塩を高濃度に溶かした「塩湯」で、身体や髪も洗います。

シャンプーやボディソープなどは使わず、自然界にある天然由来のものだけで、全身をケアすることができます。

塩浴は、「伯方の塩」を製造販売している伯方塩業を創立したメンバーのおひとりが、考案されそうです。塩浴についての書籍も出版されており*、塩浴が環境面でも良いことなどが紹介されています。

(例えば多くのシャンプーは、石油由来の合成界面活性剤などが原料として使われていますが、自然界では分解されづらい成分だといわれています。しかし、お塩は天然のものであるため、塩浴は環境にも優しいと考えられています。)

私自身は4年程前に、塩浴という入浴法があることをセラピスト仲間から教わり、それから始めるようになりました。

* 『塩浴革命』(著者:松本 永光、発行:三栄)

塩浴の効果

塩浴の効果

美肌

普段のお風呂で、洗い過ぎていませんか?

身体(や顔)を洗うとき、キュッキュッとした洗い心地がお好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし洗い過ぎや、強すぎる洗浄成分を含む製品の使用は、汚れだけでなく、「お肌を乾燥や外的刺激から守る」ために必要な、天然保湿因子(NMF)やセラミドなどの保湿成分まで取りすぎてしまうことがあります。

それによって、下記のようなお肌のトラブルが生じる場合があります。

・お肌のバリア機能が低下する
・新しい角質層をつくりだすサイクル(ターンオーバー)が乱れる
・皮脂分泌のバランスが乱れ 乾燥やベタつきが生じる
など

「キレイの先生」編集部です。補足させていただきます。

皮膚は新陳代謝(ターンオーバー)によって生まれ変わっていて、古い肌細胞(角質)は垢になって剥がれ落ちています。

皮膚の表面には、角質が積み重なっている「角質層」があります。角質層は、皮膚の水分を保持するバリア機能の役割をしています。天然保湿因子(NMF)やセラミドなどの保湿成分も、この角質層にあります。

そのため角質を取りすぎてしまうと、お肌は乾燥しやすくなって、トラブルにもつながりやすくなります。そして、「角質が不足したから(皮膚の)新陳代謝を急がないと!」と、ターンオーバーが乱れる原因になります(ターンオーバーが早まるのは、美肌に良いことのように思われるかもしれませんが、その周期が短すぎるのもトラブルの原因になります)。

塩浴は、自然由来のお塩だけを使うシンプルな入浴法なので、洗い過ぎるという心配はありません

塩浴を続けたことで「極度の乾燥肌が改善された」というお声や、「塩浴後のスキンケアは必要なくなった」というお声も耳にします。それは、お肌を洗い過ぎることなく、「適度な潤いを保って自活できる肌」に整えられたのだと思います。

デトックス

塩浴は、お塩の浸透圧を利用して、汗をかきやすくし、身体の中の余分な老廃物などを排出しやすくする入浴方法です。

デトックスが進むことで、身体の巡りが改善され、血行も良くなります。それによって身体が温まり、汗もしっかり出ます。

そのため塩浴は、むくみを改善するのにも向いています。

塩浴の方法

では、塩浴の方法をご紹介します。

用意するものは、お塩だけです。食用として市販されている精製されていない天然のお塩(天日干しされた粗塩)をご用意ください。

食用の天然塩はスーパーやコンビニエンスストアでも手軽に購入でき、ひと袋が200円前後で販売されているため、塩浴は経済的な健康法ともいえます(私がよく使うのは「伯方の塩」です)。

1)
洗面ボウルなどに、お塩を入れます。
全身の洗浄と・洗髪でお使いになるときは、1/2~1/4袋(200g程度)が目安の量となりますが、お肌が敏感な方や、刺激が心配な場合は、さらに少量の塩から試してみてください。

塩浴の方法1

2)
洗面ボウルにお湯を加え、かき混ぜてお塩を溶かしていきます。

塩浴の方法2

3)
お塩は完全に溶け切らなくてもOKです。溶け切らなかったお塩は、底に沈殿するのでそのまま残し、(上の方の)「塩湯」を使います。

塩浴の方法3

半身浴または全身浴で身体を温めた後、塩湯を皮膚にくるくるとなじませるようにして、身体を洗います。

塩浴の方法4

髪を洗う場合は、塩湯を頭皮に揉み込むようにして洗っていきます。

4)
ボウルの底に残ったお塩は、部分的にスクラブとして使ったり、頭皮マッサージにお使いになったりしてください。
そのときは、赤みが出ないように力の入れすぎに注意して、やさしい圧で行うのがポイントです。また違和感があったら、すぐ洗い流してください。

塩浴の方法5

下の写真のように、肘や膝など、角質が硬くなった部分のケアにも良いですね。

塩浴の方法6

お肌が敏感な方は、薄めの濃度からお試しください。また、傷口にはとてもしみるのでご注意ください。

塩湯を塗布した後、特に時間を置かなくても大丈夫です。そのままシャワーで洗い流すか、もう一度湯船で温まってから塩が残らないようよく洗い流したら、塩浴の完了です。

また最後は浴室にも塩が残らない様に、浴槽などもよく流してください。

アロマ塩浴

応用編として、精油(エッセンシャルオイル:100%植物から抽出された天然のもの)をプラスするのもおすすめです。

香りだけでなく、アロマテラピーの効果を楽しむこともできます。

精油は、お湯に溶かす前のお塩に加えます。お塩の量が1/2~1/4袋(200g程度)に対して精油1~3滴を目安にご使用ください。

アロマ塩浴

精油は、皮膚刺激が少なく、心地良いと感じる香りのものをお選びください。

■ デトックス作用の高い精油の一例
・ジュニパー
・パチュリー
・シダーウッド
・サイプレス

* 妊娠中や医師による治療を受けている方は、精油のご使用についてはあらかじめ当該医療機関にご相談ください。また使用時に不快感があったり、異変を感じたりした場合は、使用を中止してください。

塩浴の魅力

「お塩だけで本当に身体(や髪)をきれいにできるの?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、一度試していただければ、そのすっきり感に驚かれる事と思います。

私自身は、むしろ普段の洗い過ぎに気付く良いきっかけになりました。

また、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーなど、様々なアイテムを使わないため、それらの節約、入浴時間の短縮にもなりました。

塩浴をした際に「身体からヌルヌルしたものが出てきた」、「一時的に体臭が強くなった」というお話を聞いたこともありますが、それは塩浴のデトックス効果が原因だと考えられます。まずは週末などの休暇中から始めてみてください。

そして、日本では昔から「盛り塩」や「清め塩」など、お塩には浄化作用があるとされてきました。

「リセットしたいな…」というときは、自分だけの大切な「お清めの儀式」のように、塩の浄化作用で心身を整えてみるのはいかがでしょうか?

夏でも、エアコンの影響で意外と身体は冷えています。塩浴で身体を芯から温め、たっぷり汗をかく心地良さを是非体感してみてください。

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

生田 先生が高濃度の塩水をお作りになって、塩浴を簡単に再現いただいたとき、「本当にこれだけで身体をきれいにできるのかな」という思いが頭をよぎりました。

おそるおそる先生にそのことをお聞きしてみると、「大丈夫ですよ。お塩オンリーで身体はすっきりします。是非やってみてください」と笑ってお答えいただきました。

私も普段、洗い落としすぎに慣れてしまい、それが「普通」だと感じるようになっているのかもしれません。

私も取材後の週末に早速、教えていただいた方法で塩浴にチャレンジしてみました。

生田 先生の話をお聞きしていても、夏の暑さがあったこともあり、「本当にそれだけできれいにできるのかな…」という不安がありました。

ただ実際に塩浴を行ってみると、物足りなさは感じませんでした。むしろ、「お肌(や身体)に優しいもので洗っている」という満足感があります。

生田 先生のおっしゃるとおり、普段の洗い過ぎに気付くきっかけになりました。

皆さまの中にも、「本当にお塩オンリーで身体を洗えるの?」といぶかしむ方がいらっしゃるかもしれません。

それは普段、洗い過ぎているために、そう感じるのかもしれません。

いちど塩浴をお試しになって、ご自分の普段のお風呂を見直してみてはいかがでしょうか?

(取材:「キレイの先生」編集部 文:Healing Salon SOMI 生田 和余 先生、「キレイの先生」編集部)

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