美容のスペシャリストが教えるキレイ

太もも痩せの方法5つ!開脚ストレッチでむくみ軽減も!専門家に聞く

本日のキレイの先生

嶋村 由華 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「太もも痩せ」です。

大阪府大阪市住吉区 ダイエット専門サロン ビューティーサロンハナ の嶋村 由華 先生にインタビューさせていただきました。

太ももが太いと、足が短くみえやすいですし、スタイル的にもマイナスです。

太もも痩せには、夜寝る前に開脚などのストレッチを行って、体内のめぐりを良くしてあげることも良いですし、歩き方を改善することも大切だといいます。

痩身専門家の嶋村先生に、太もも痩せの方法を教えていただきました。

目次

太ももが太くなる原因
・身体の冷えなどから体内のめぐりが悪くなりむくみに
・歩き方で太ももばかりに筋肉が付くなど

太もも痩せの方法
・太もも痩せに大切なことは?
・太ももを冷やさない
・寝る前にストレッチ(開脚)を行う
・かかとの重心を意識して歩く
・足の筋トレを行う

まとめ

太ももが太くなる原因

嶋村先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「太もも痩せ」です。

太ももが太いと、見た目の印象も変わってくると思います。

そうですね、足が太いと、どうしても、短足にみえやすいといいますか…。

それに、太ももの太さは、スタイルにも大きく影響してきます

そうですよね、たしかに、太ももはスタイル的にもポイントになる場所です(苦笑)。

先生のサロンのお客様にも、太ももを気にされている方はいらっしゃいますか?

ほとんどの方が、太ももを気にされていますよ。

下半身は、ほぼすべてのお客様に共通するお悩みです。

体の冷えなどから体内のめぐりが悪くなりむくみに

太ももが太くなるのは、何から来ているんでしょうか?

それには、色んな理由がありますが、いちばん大きいのは、身体の冷えです。

それは、太ももというよりも、下半身全体にいえることです。

身体の冷えで、どうして、太ももが太くなってしまうんですか?

血流が悪くて、足まで血が通いづらい状態になっていると、太ももや下半身が冷えます。

そうすると、脂肪は温かいところでは溶けますが、冷えているところでは溶けないため、脂肪細胞はどんどん肥大化してセルライト(脂肪と老廃物が固まったもの)にもつながります

ですので、身体が冷えると、下半身も太くなってしまいます。

それに、冷えで、むくみも起きやすそうですよね。

それで、足もむくみやすくなるんですね…。

そうですね、特に過度な飲酒をされる方は、身体がとても冷えますので、下半身が太くなりやすいですし、むくみもひどい場合が多いです。

後は、血流といった点では、鼠径部(そけいぶ・足の付け根)のリンパを締め付ける下着も、良くありません。

そういったショーツなどをはいていると、リンパ(体内の老廃物を回収して排出する器官)の流れを阻害する原因になって、むくみにもつながります。

それに、骨盤の歪みも、リンパの流れに影響があります。

歩き方で太ももばかりに筋肉が付くなど

それから、太ももの太さは、歩き方も関係してきます。

それは、どういうことですか?

人間は、本来はかかとが重心で、頭の後頭部からかかとまでがまっすぐなのが、理想的な姿勢です。

ただ、特にヒールをはいていたりすると、前のめりの歩き方になっている方も多いです。

そうすると、太ももの前部分を常に鍛えているような状態になって、そこが太くなりやすいです。

いわゆる「前張り」の状態ですね。

歩き方によっても、太ももが太くなってしまうんですね…。

後は、太ももに脂肪が付く場合もありますよね?

はい、あります。

カロリーオーバーの食生活を送っている方もそうですし、肉質が冷たくて硬い方も、下半身に脂肪が付きやすいです。

太もも痩せの方法

先生のサロンでは、太もも痩せには、どんな施術・ケアが効果的ですか?

ひとつは、身体を温めるマットに寝ていただいて、血流を良くすることです。

それに、リンパを流すことも行っています。

それから、サロンでは、「筋膜(きんまく)リリース」という施術を行っています。

人間の骨や筋肉には、「筋膜」という膜があります。

「筋膜はがし」で、日々の生活習慣で硬くなった筋膜をはがしてあげることで、リンパも流れるようになりますし、歪みの改善になります。

ですので、筋膜リリースの施術後に、サイズダウンする方もいらっしゃいます。

後は、施術の最後にバンテージを足に巻いて、引き締めたりすることも行っています。

他にも、お客様には、身体の冷えから代謝が悪くなっている方や、セルライトの多い方もいらっしゃるので、ご自宅のホームケアとして、脂肪細胞を小さくして代謝を上げて痩せやすくするクリームを塗っていただいていたりします。

太もも痩せに大切なことは?

太もも痩せには、何が大切ですか?

その方にもよりますが、太ももが硬くなっている方は、まずはやわらかくしてあげることです。

それは、筋肉をほぐすということですか?

それもありますが、脂肪もやわらかくしていきたいです。

脂肪がカチコチになっている方も多いですので。

脂肪をやわらかく分解してあげれば、脂肪の減りも早くなります。

太ももがカチコチではない方や、肉質がやわらかい方は、引き締めを重点的に行うのが、おすすめです。

そういった方は、筋トレを行うことで、太もももシュッと引き締まってきますよ。

筋肉を動かすことで、脂肪も燃焼されますもんね。

いまの先生の話をお聞きすると、太もも痩せには、まずは、太ももをやわらかくして、その上で、筋トレなどで引き締めるのが効果的といえそうですね。

はい、そうですね。

太ももを冷やさない

太もも痩せに、セルフケアでやれることはありますか?

まずは、下半身を冷やさないことです。

先程、身体の冷えで、体内のめぐりも悪くなってしまうというお話もありました。

はい、それには、湯船にしっかりつかることもいいですし、身体を冷やさないための食生活を心がけたいです。

それは、どんな食生活を心がければいいんでしょうか?

いちばん大事なのは、質のいい食事が大事です。

分かりやすいイメージでいうと、「和食」がおすすめです。

それから、白い食べ物は、身体を冷やす作用があります。

例えば、パンもそうですし、白米やうどんもそうです。

ですので、白飯を雑穀米や玄米に変えるのもいいですし、メインの良質なたんぱく質をきちんと摂った上で、身体を温めてくれるお味噌汁などを毎日摂っていただくのもいいです。

それから、特に冬の寒いシーズンは、冬の野菜が身体を温めてくれる作用がありますので、そういったものをしっかり食べるように心がけるようにしましょう。

そうして、食生活を改善することで、身体の中から変わってきますよ。

寝る前にストレッチ(開脚)を行う

それから、リンパや血液の流れを良くするには、寝る前のストレッチもおすすめです。

それは、どんなストレッチがいいんですか?

足のリンパや血液の流れを良くするのでしたら、「開脚」もいいですよ。

開脚するだけで、太もも痩せになるんですか(笑)?

はい、開脚することで、リンパなどの流れも良くなりますので。

それに、リンパなどの流れを良くするには、鼠径部のリンパを締め付けるような下着をはいている場合は、それを見直すことも大事です。

かかとの重心を意識して歩く

太ももをすっきりさせるには、歩き方も大事です。

先程のお話では、前のめりの歩き方になっていると、太ももに筋肉が付きやすいとのことでしたね。

はい、ですので、普段から、かかとの重心を意識して歩くことをおすすめします。

かかとに重心を置いて、へその下あたりにある「丹田(たんでん)」に力を入れることを意識します。

ちなみに、歩き方を改善するのに、具体的にやれることはあるんですか?

例えば、お家の中では、つま先を上げて、かかとだけで歩くようにするのもいいですよ。

そうすることで、頭にその歩き方がインプットされて、普段から、かかとを意識しながら歩きやすくなります。

歩き方の改善方法

自宅の中では、つま先をあげてかかとで歩くようにする(それによって、普段も、かかとを意識しながら歩きやすくなる)

足の筋トレを行う

後は、太ももを引き締めるには、筋トレも効果的です。

太もも痩せには、どんな筋トレがいいんですか?

例えば、立った状態で、イスなどに手を置いて、片足を後ろのほうに上げるだけでも、足の筋トレになります。

それで、足の後ろの筋肉を鍛えることができて、太ももの引き締めだけではなく、ヒップアップにもなります。

筋トレのやり方

1. 立った状態で、イスなどに手を置く
2. 片足を後ろのほうに上げる

まとめ

今回のインタビューで挙がった、太もも痩せの方法をまとめます。

1. 太ももを冷やさない(湯船につかる、身体を冷やさない食生活を心がける、など)
2. 寝る前にストレッチを行って、体内のめぐりを良くする(太もも痩せには、開脚もおすすめ)
3. 鼠径部を締め付けるような下着は控える
4. かかとの重心を意識して歩く(自宅では、つま先を上げて、かかとで歩くようにするのもおすすすめ)
5. 足の筋トレを行う(立った状態で、イスなどに手を置いて、片足を後ろのほうに上げる、など)

下半身は、女性共通のお悩みです。

今回、嶋村先生に教えていただいた太もも痩せの方法は、今日から始められる内容ばかりです。

太ももが気になるときは、まずは、夜寝る前に開脚してストレッチを行うことや、片足を後ろのほうに上げる筋トレなどから、初めてみてはいかがでしょうか?