建部先生、よろしくお願いします、今回のテーマは、「顔のリフトアップ方法」です。

先生のサロンのお客様にも、顔のたるみを気にされている方はいらっしゃいますか？

はい、当サロンは、お顔のリフトアップを専門的に行っています。

ですので、たるみのお悩みでお越しになられる方は多いです。

顔のたるみで、見た目の印象も変わってくると思います。

そうですね、お顔のたるみで、ほうれい線が出たり目の下に影が入ったりします。

それによって、どうしても老けてみえやすくなりますし、疲れた印象も出やすくなりますよね。

例えば人物画でも、お顔に線を一本入れるだけで急に老け込んだようにみえると思います。

そういわれると、そうですね。

それだけお顔のたるみは、老けた印象を強くしてしまいます。

顔のたるみは、何から起こるんですか？

ひとつは、お顔の表情筋（表情を形作る筋肉）が関係しています。

身体の筋肉は、骨から骨につながっているものが多いです。

それに対してお顔の表情筋は、骨から別の表情筋につながっているものが多いです。

中には、筋肉から筋肉につながっていたりするものもあります。

その分、お顔の表情筋のひとつが衰えて下がってくると、連鎖反応で他の筋肉も下がりやすいです。

そうしたお顔の筋肉の衰えによるゆるみからも、お顔は下がってしまいます。

それから、筋肉が動かないとリンパ（体内の老廃物を回収して排出する器官）も流れづらくなります。

そうすると、むくみも起きやすくなりますね…。

はい、そうしたむくみによっても、お顔は下がってしまいますよね。

他に、顔のたるみの要因になることはありますか？

お肌の弾力も関係しています。

お肌の深部には、「コラーゲン」や「エラスチン」などの弾力成分があります。

それらの成分が減少すると、例えると土台が崩れて雪崩（なだれ）が起きるようにお肌もたるみやすくなります。

ここまで顔のたるみの要因をいくつか挙げていただきましたが、その中では、どのケースが多いんでしょうか。

お顔の表情筋によるところですね。

サロンにお越しになられているお客様をみていても、例えば普段デスクワークをされている方は、表情筋が衰えてお顔が下がっている方もいらっしゃいます。

それは普段、表情筋を使えていないことが大きいです。

逆に普段から口周りをお使いになっている方は、お顔のたるみもあまりみられません。

例えばテレビに出ているタレントさんなどは、ほとんどお顔も下がっていませんよね。

顔のたるみは、年齢も関係するんですよね？

そうですね、筋肉は年齢とともに衰えてきます。

それは、お顔にもいえることです。

お顔の表情筋の使い方にもよりますが、30代半ばくらいからお顔のたるみを気にされる方が出てくる印象です。

それが40～50代になると、本格的なお悩みとして増えてくるでしょうか。

先程のお話では、表情筋を使えていないことも筋肉の衰えにつながるとのことでした。

そうですね、例えば身体の筋肉も、運動不足などで普段あまり使えていないと衰えてきますよね。

お顔の筋肉も、それと同じです。

ですので、例えば無表情でいることが多いと、お顔の表情筋の衰えも進んでたるみが起こりやすくなります。

それで先程、デスクワークの話が挙がったんですね。

デスクワークでパソコンに向かっていると、表情もあまり動きません。

はい、そうですね。それに最近はスマホの影響も大きいです。

スマホをみるときは無表情になっていることが多いですし、コミュニケーションをLINEなどで済ませることも増えました。

人と会わなければ、やはりお顔の筋肉も使う機会も減ってしまいます。

先生の話をお聞きすると、現代社会は顔のたるみが起こりやすい環境にあるといえそうです（苦笑）。

他に、顔のたるみの原因になることはありますか？

紫外線によるコラーゲンやエラスチンのダメージも、お顔に影響があります。

それで、お肌のたるみにつながってしまうんですね。

はい、ですので本来は、日焼け止めは年中お使いになっていただきたいです。

ただそれをきちんと行えている方は、意外と少ないです。

そうしたことが、お顔のたるみにつながっている場合もあります。

後は、独自でお顔のマッサージを行って、それが逆効果になることもあります。

顔をリフトアップするのに、セルフケアでやれることはありますか？

ご自宅でも手軽に行えるのは、「フェイスエクササイズ」です。

それは、どんなエクササイズが効果的ですか？

サロンのお客様にもご紹介しているお手軽な方法があって、割りばしを使ったお顔のエクササイズです。

それはまず、割りばしをお口の奥まで入れてくわえます。

それで、口角が割りばしに触れないようにキュッと上げます。

このエクササイズは、普段お顔の表情筋をあまり使えていないと、次第に口元がきつく感じてくるでしょう。

それは、口周りの筋肉に効いてトレーンングになっているということです。

そうしてしばらしくその状態を保ったら、割りばしを外して、唇を震（ふる）わすように「プルルル」と息を吐き出してあげましょう。

身体の筋トレと同じで、お顔のエクササイズを行った後は乳酸がたまりやすいです。

唇を震わして息を吐き出すことで、それを流してあげます。

それだけで、顔のリフトアップになるんですか（笑）？

はい、おすすめですよ（笑）。

口周りの筋肉は、お顔の色々な筋肉につながっています。

ですので、このエクササイズを行うだけでもお顔の表情筋全体にアプローチすることができて、リフトアップにもつながります。

ちなみにサロンのお客様には、割りばしでエクササイズを行うのは少し面倒だから、歯磨きをするときに歯ブラシでこれを行っているという方もいらっしゃいます（笑）。

それでしたら、歯磨きの「ついで」にやることができますもんね（笑）。

お顔の表情筋は、身体の筋肉と比べると、とても小さいものばかりです。

ですので、いまのお顔のエクササイズを続けていただくと、変化も早く表れます。

まずはだまされたと思って、いまの割りばしのエクササイズを2週間くらい毎日行ってみてください。

お顔のラインが変わってくるはずですよ。

実際サロンのお客様も、このエクササイズでお顔が「すごく上がった」とおっしゃっていただいています（笑）。

それからお顔のリフトアップには、お顔の骨を本来の位置を戻すような「セルフ骨気（コルギ）」もひとつです。

そうしてお顔を整えることで、お顔も引き上がります。

セルフ骨気は、机に肘（ひじ）を当てて、手根（手の付け根のところ）で頬骨を押し上げてあげるだけでも大丈夫です。

もしくは、お顔を横から寄せたりするのもいいですね。

ただこのとき、力加減には気を付けるようにしましょう。

痛気持ちいいくらいの力で、面で押すことがポイントです。

顔をリフトアップするのに、生活習慣で心がけられることはありますか？

特に事務のお仕事などで普段あまりしゃべらない方は、ひとりカラオケに行くのもいいですよ。

カラオケで、顔の筋肉を使うことができるんですね（笑）。

はい、ですので1～2時間歌うだけでも、お顔が大分違ってきますよ（笑）。

それは、気分転換にもなりますし一石二鳥ですね（笑）。

他に、顔をリフトアップするのに心がけたいことはありますか？

食事のときは、よく噛んで食べるようにしましょう。

それによっても、お顔の筋肉を使うことができます。

後は、お肌の深部を衰えさせないように気を付けていただきたいです。

お顔のたるみ対策という点でも、年中いつでも日焼け止めを塗ることは大切ですよ。

ちなみに先生のサロンの施術・ケアも、顔のリフトアップに効果的なんですか？

はい、当サロンはお顔のリフトアップを専門的に行っていますので（笑）。

お顔は年齢とともに横に広がっていきますので、サロンでは、骨格をしめるようにしたり表情筋に刺激を与えて元の位置に戻すようにしたりして、お顔を整える施術を行っています。

その上で、引き上げた筋肉を冷やして固定するようにクーリングを行い、お顔を引き上げていきます。

そのサロンケアは、顔のリフトアップに即効性があるんでいるか？

そうですね、もちろん個人差はありますが、お顔の筋肉がゆるんでいる方やむくんでいる方は、いちどの施術でお顔はかなりシャキッとしますよ。

メディリフトは10分の使用を推奨されているのですが、3分装着しただけで「すごい、ほうれい線がなくなった！」と驚きました（笑）。

装着中、口周りの筋肉に対してかなり効いている感じがあったので、鏡をみて「やっぱり！」と納得です（笑）。

それにフェイスラインがすっきりして、顔のリフトアップもすごく感じられました。

顔が引き締まってさらに引き上がるというのでしょうか…。

それは、メディリフトを装着するだけで、ケアの必要な場所に適切な周波数のEMSが自然と当たるのが大きいですよね。

それもあって、場所によってEMSのピリピリ感が違います。

自己流の間違ったフェイスマッサージは逆効果になります。

ただメディリフトは、装着しておけば後は何もしないでも勝手にケアをしてくれるので、本当に手軽でおすすめです（笑）。