美容のスペシャリストが教えるキレイ

ライスオイルの効能!米ぬかオイルは保湿に美白に毛穴にも!専門家に聞く

本日のキレイの先生

青木 めぐみ 先生

米油のすごい効能!美容効果ばっちりのライスオイルの使い方

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「ライスオイル」です。

木の家のサロン mocca の青木 めぐみ 先生にインタビューさせていただきました。

ライスオイルは、その名前の通り、お米のオイルです。

青木先生のサロンでも、トリートメントオイル(マッサージオイル)に愛用しているといいます。

ライスオイルは、お米のオイルなだけに日本人のお肌に合いやすく、先生のサロンのお客様で、ライスオイルに反応が出てしまった方はひとりもいないそうです。

それでいて、肌なじみが良くて保湿力も高く、美白効果も期待でき、毛穴悩みにも使用できます。

そんなライスオイルの効果・効能や使い方について、青木先生に教えていただきました。

目次

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)とは
・ライスオイルは日本人の肌に合いやすい
・オイル美容には化粧品用のライスオイルを使用する
・ライスオイルはキャリアオイルとして使用できる

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)の効果・効能
・ライスオイルに含まれている成分と効能
・ライスオイルは酸化しづらいので使いやすい

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)の使い方
・スキンケアの仕上げに使用する
・毛穴の皮脂詰まりを落とす
・クレンジングや日焼け予防に使用する
・アロマトリートメントオイルを作る
・アロマトリートメントオイルにおすすめの精油は?

編集部の選ぶライスオイル好きにおすすめの化粧品

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)とは

ライスオイル(米油)とは

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)は昨今、テレビなどでも「健康にとても良いオイル」として取り上げられ、注目を集めています。

ライスオイルは美容面での効能にも優れていて、私自身は以前からスキンケアに使用していて、サロンでも「美容のためのオイル」として取り入れています。

ライスオイルには日本人の肌に合いやすい

玄米を精米機にかけたときに出る「米ぬか」から抽出したのが、「ライスオイル」です。

お米のオイルですので、日本人のお肌に合いやすいのも特徴です。

ライスオイルと似たようなオイルでは、小麦からとれるオイルもあります。

ただ、小麦アレルギーをお持ちの方は、そういったオイルは使いづらいでしょう。

それに対して、日本人でお米のアレルギーがあるという方は、ほとんど聞いたことがありません。

実際、サロンのお客様にも、化粧品用のライスオイルを使用して肌トラブルが出た方はいらっしゃいません

化粧品の製造会社を経営する友人も、「ライスオイルは肌トラブルが少なくおすすめ」と話しています。

ライスオイルは、日本人に相性の良い「和のオイル」といえるのではないでしょうか。

オイル美容には化粧品用のライスオイルを使用する

ライスオイルには、食用と化粧品用のものがあります。

食用のものはスーパーなどでも取り扱われていて、商品名は「米油」となっているものが多いです。

それに対して、化粧品用のライスオイルは、食用のものと比べると、精製の度合いが違います。

不純物がしっかり取り除かれていて、お肌にも安全なように精製されています。

ですので、スキンケアやボディケアに使用するライスオイルは、化粧品用のものを使用するようにしましょう。

ちなみに、サロンやスクールでは、日本産のアロマブランド「yuica(ユイカ)」 の「ライスキャリアオイル」を使用しています。

キャリアオイルとしての「ライスオイル」

yuicaについて

「キレイの先生」編集部です。yuicaは、日本のアロマブランドで、主に岐阜県の飛騨高山で育った野生の植物から抽出した和のアロマ(ヒノキ・モミ・クロモジなど)を取り扱っています。yuicaのアロマは、都内の高級ホテルのスパでも取り入れられているといいます。

ライスオイルはキャリアオイルとして使用できる

ライスオイルは、キャリアオイルのひとつです。

キャリアオイルの「キャリア」というのは、「運ぶ」という意味があります。

それはどういうことかというと、アロマトリートメント(マッサージ)では、精油を使用しますが、精油には一滴でもたくさんの成分が含まれていて、お肌に直接塗布するには刺激があります。

それに、仮にお肌に精油を一滴だけ垂らしても、そこの部分にしか精油の成分が行き届きません。

そこで、アロマトリートメントでは、精油をキャリアオイルに希釈(きしゃく・濃度を薄めること)してトリートメントオイルを作ります。

それによって、精油の成分をお肌全体に広く行き渡らせることができるようになります。

キャリアオイルで、精油の成分を「運ぶ(キャリア)」のです。

キャリアオイルは、「ホホバオイル」や「スイートアーモンドオイル」などが代表的なオイルですが、ライスオイルもそのひとつです。

サロンでも、ライスオイルをキャリアオイルとして使用しています。

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)の効果・効能

ライスオイル(米油)の効果効能

ライスオイルに含まれている成分と効能

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)は、お肌への浸透が良くて、肌なじみのいいオイルです。

オイル美容は「べたつくから苦手」という方もいらっしゃいますが、ライスオイルは、他のキャリアオイルと比べると、べたつき感はあまりありません

その理由は、ライスオイルに含まれている成分にあります。

ライスオイルには、「オレイン酸」・「リノール酸」・「パルミトレイン酸」・「γ-オリザノール(ガンマオリザノール)」・ビタミンEの「トコフェノール」などが含まれています。

「オレイン酸」は不飽和脂肪酸(常温でも固まらずサラサラしている油)のひとつで、浸透力に優れていて、お肌をやわらかくする作用があります。

「リノール酸」もオレイン酸と同じように不飽和脂肪酸のひとつで、保湿力が高くてシワの予防にもいいです。

オレイン酸とリノール酸だけでも、ライスオイルは美容面での効能に優れているといいますが、他のキャリアオイルにも、これらの成分を豊富に含んでいるものはあります。

例えば、オレイン酸は「オリーブオイル」にも豊富に含まれています。

ライスオイルでもっとも特徴的な成分が、「γ-オリザノール」です。

これは、他のキャリアオイルの含有成分にはあまりみられません。

γ—オリザノールは、シミの原因となるメラニン色素を抑える作用があるのに加えて、保湿しつつお肌の再生をサポートする作用も期待できます。

ですので、ライスオイルは、シミが気になるときにもいいですし、紫外線が強いシーズンなどにもおすすめです。

ライスオイルの主成分

オレイン酸:不飽和脂肪酸のひとつで、肌を柔らかくする作用がある
リノール酸:不飽和脂肪酸のひとつで、保湿力が高い
パルミトレイン酸
γ-オリザノール:メラニン色素を抑える作用や、肌再生をサポートする作用がある
トコフェノール(ビタミンE)
など

ライスオイルは酸化しづらいので使いやすい

ライスオイルの効果効能(高温調理でも酸化しづらい)

ライスオイルは、酸化しにくい性質を持っています。

これは、化粧品用のオイルもそうですが、食用のオイルにもいえることです。

それは、ライスオイルは、スーパービタミンEとも呼ばれている「トコフェノール」という成分を含んでいるためです。

オイルには、酸化がつきものです。

例えば、揚げ物が冷めると、油の嫌な臭いが気になったりすると思います。

それは、油が酸化してしまったということです。

オイルが酸化すると、身体に悪影響のある発ガン性の物質などが増えて、動脈硬化や脳梗塞などの原因になります。

ライスオイルは酸化しづらい性質があるので、美容面でも使いやすいオイルです。

それから、食用としても、料理で普段お使いの油を米油に置き換えるだけで、酸化臭を軽減できて身体にもいいです。

実際、市販の揚げ煎餅やポテトフライにも、揚げてから時間が経っても風味が落ちないように、米油が使われている製菓もあります。

それから、米油はお米のオイルですので和食料理などにも合いやすいです。

ライスオイル(米油・米ぬかオイル)の使い方

ライスオイル(米油)の使い方1. スキンケア

スキンケアの仕上げに使用する

私自身は、ライスオイルを、スキンケアの仕上げに使用しています。

私は普段のお手入れでは、まずクレンジングを行い、次に手作り石鹸で洗顔を行います。

その後に、ハーブウォーター(精油を抽出するときに出来る副産物で、ハーブの水溶性の成分を含んでいる)を化粧水代わりに使用して、次に、手作りのジェル美容液を付けます。

そして最後に、クリームの代わりにライスオイルを使用します。

ライスオイルは、お肌への浸透性がいいので、べたつきもほとんど気にならず使いやすいです。

冬場の乾燥が気になるときは、それに加えて、シアバターを付けて保湿力を上げるようにしています。

先生のスキンケア

1. クレンジング・洗顔(手作り石けん)
2. 化粧水(ハーブウォーター)
3. ジェル美容液(手作り)
4. ライスオイル
5. (冬場など乾燥がきになるときは)シアバター

毛穴の皮脂詰まりを落とす

ライスオイル(米油)の使い方1. スキンケア(皮脂ケア)

汗をかきやすいシーズンになると、毛穴の皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)詰まりのお悩みも増えてきます。

毛穴詰まりを取るには、毛穴パックなどの方法もありますが、毛穴パックはお肌への刺激もあるため、お肌の弱い方にはあまりおすすめできません。

ライスオイルは、そんな毛穴の皮脂詰まりにも使用することができます。

方法は、まずは、皮脂の詰まりが気になる場所にライスオイルをなじませます

その後、ティッシュなどでオイルを優しく拭き取るか、そのまま洗顔を行います

つまり、オイルで、皮脂の油汚れを落とすのです。

ライスオイルで皮脂の毛穴詰まりを落とすときは、洗顔前に行います。

皮脂の毛穴詰まりを落とす

1. 皮脂の詰まりが気になる場所にライスオイルをなじませる
2. ティッシュなどでオイルを優しく拭き取る(もしくは、そのまま洗顔を行う)

クレンジングや日焼け予防に使用する

他にも、ライスオイルは、クレンジングに使用することもできます。

注意点としては、アイメイクを落とすときは目にオイルが入リやすいので、目元は、少量のオイルで行うか、専用のアイメイク落としをお使いになるといいですよ。

それから、ライスオイルには「γ-オリザノール」が含まれているので、シミの予防にもなって、日焼け予防にもつながります。

後は、もちろん、そのままマッサージにも使用できます。

マッサージで血行も良くなれば、むくみの改善にもつながりますね。

ライスオイルの使い方

クレンジング
日焼け予防
マッサージ

アロマトリートメントオイルを作る

ライスオイル(米油)の使い方2. トリートメントオイル

サロンでは、ライスオイルをアロマトリートメントオイル(マッサージオイル)の基材に使用して、それでボディやフェイスのトリートメントを行っています。

アロマトリートメントオイルは、ライスオイルと精油をブレンドするだけで、ご自宅でも簡単に作ることができます。

ボディ用の場合は、精油の希釈率は約1%で、フェイス用は、約0.5%と少し薄めにするのがおすすめです。

トリートメントオイルの作り方

■ ボディ用
・ライスオイル:小さじ 1杯(5ml)
・お好みの精油:1滴

■ フェイス用
・ライスオイル:小さじ 2杯(10ml)
・お好みの精油:1滴

ちなみに、サロンでは、ライスオイルだけでは全身のトリートメントに使うには少し粘度が高いため、アロマトリートメントオイルの伸びが良くなるよう、「ホホバオイル」や「アルガンオイル」などをブレンドするようにしています。

ご自宅でアロマトリートメントオイルを作るときは、他のキャリアオイルを加えてもいいですし、ライスオイル単体でも大丈夫です。

もちろん、精油をブレンドせずに、ライスオイルだけでマッサージすることもできますよ。

アロマトリートメントオイルにおすすめの精油は?

ライスオイルでアロマトリートメントオイルを作る場合は、お好みの精油をお使いいただいて大丈夫ですが、目的別におすすめの精油をいくつかご紹介します。

例えば、足のむくみを取るアロマトリートメントオイルには、「グレープフルーツ」・「ジュニパー」・「ゼラニウム」・「アスナロ(別名:ヒバ)」などがおすすめです。

フェイスマッサージには、「ネロリ」・「パルマローザ」・「フランキンセンス」・「クロモジ」などがおすすめです。

おすすめの精油

■ 足のむくみに
・グレープフルーツ
・ジュニパー
・ゼラニウム
・アスナロ(yuica和精油、別名ヒバ)

■ フェイスマッサージに
・ネロリ
・パルマローザ
・ゼラニウム
・フランキンセンス
・クロモジ(yuica和精油)

ちなみに、当サロンは「木の家」がコンセプトのため、お客様がお選びになるアロマも、樹木系のものが人気です。

尚、精油を使用する際は、光毒性や妊娠時にはご注意いただき、精油をご購入する際も、アロマテラピーアドバイザーなど専門知識のある方にご相談してから購入いただくことをおすすめします。

編集部の選ぶライスオイル好きにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、青木先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、ライスオイルにご興味のある方におすすめの化粧品をご紹介します。

ヴァーチェ マルラオイル

マルラオイルは、南アフリカで「神の木」とも呼ばれるマルラの木の実から採れる希少なエイジングケアオイルです。マルラの木が乾燥の厳しい環境で育つだけに高保湿で、抗酸化力はアルガンオイルの約3.6倍、さらに「ビタミンC・E」や「オメガ6・9」などの年齢肌に大切な成分を豊富に含んでいます。オイルとは思えないサラサラした質感が特徴で、肌にすっと浸透して油浮きの不快感もなく、オイル独特の匂いもほとんどありません。

●内容量:18mL
●通常価格:税別3,680円


キレイの先生 ブースターミルク

キレイの先生 ブースターミルク

美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初に付けるミルクです。みずみずしいミルクが、うるおいを肌の奥までグングンと引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」が、そのうるおいをプールします。さらに、エイジングケアに欠かせない「プラセンタ」や「ビタミンC誘導体」などを配合し、乾燥肌年齢肌の方にはもちろん、肌がふっくら引き締まるので毛穴にもおすすめです。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円

開発協力者の声

みずみずしいミルクがうるおいを肌奥までギュッと引っ張りフワフワ肌の毛穴レスに!

まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。まるで乾いたスポンジに水分がギューッと入っていくみたいに、うるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、肌がフワフワにやわらかくなりました(笑)。それに、肌に透明感も出て、毛穴もキュッと引き締まって目立ちにくくなりました!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

まとめ

ライスオイルは、お米のオイルなだけに日本人のお肌に合いやすく、美容面での効能も優れています。

しかも、酸化しづらい性質なので使いやすいです。

青木先生もインタビューで、「もっとたくさんの方に、ライスオイルの魅力を知っていただきたい!」とおっしゃっていました。

ライスオイルは、キャリアオイルの中ではまだなじみが薄いかもしれませんが、オイル美容にもおすすめのオイルですよ。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:木の家のサロン mocca 青木 めぐみ 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年6月6日に公開した『米油のすごい効能!美容効果ばっちりのライスオイルの使い方』を再編集しました。