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鎖骨リンパを流す方法!専門家に聞くマッサージ!足や顔のむくみ改善にも

本日のキレイの先生

杉山 佳織 先生

今回のテーマは、「鎖骨のリンパ」です。

神奈川県武蔵小杉 リンパサロン かおりの部屋  の杉山 佳織 先生にインタビューさせていただきました。

リンパを流すときに、鎖骨は特にポイントとなる場所です。

それは、鎖骨には全身のリンパの出口があるためです。

鎖骨のリンパを流すには、マッサージで鎖骨を優しくなでるだけでも有効だといいます。

そんな鎖骨のリンパを流す方法について、杉山先生に教えていただきました。

目次

リンパとは
・「リンパ」はリンパ管・リンパ液・リンパ節の総称をいう
・リンパは老廃物の運搬と免疫などの働きがある

鎖骨リンパ節について
・鎖骨には全身のリンパの入り口と出口がある
・リンパを流すときは特に左の鎖骨リンパ節がポイントに

鎖骨リンパ節の滞りによる影響
・肩こりや足のむくみなどの原因になる
・顔のむくみやくすみなどの原因にもなる
・鎖骨リンパ節の流れはデコルテの状態でわかる

鎖骨リンパ節が滞る原因
・長時間の同じ姿勢はリンパの流れも悪くなる
・生きているだけでも老廃物を取り込む

鎖骨のリンパを流す方法
・鎖骨を優しくなでるリンパマッサージ
・意識して呼吸するだけでもリンパは流れる
・鎖骨のリンパを流すのにも運動などは大事

鎖骨のリンパを流してから行う小顔マッサージ
・小顔リンパマッサージの方法

編集部の選ぶ鎖骨のリンパを流すのににおすすめの美顔器

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

リンパとは

鎖骨リンパ節について

「リンパ」はリンパ管・リンパ液・リンパ節の総称をいう

人間の身体には、「リンパ管」が全身を網目のようにくまなく張りめぐらされています。

その管(くだ)の中を流れているのが、「リンパ液」です。

そして、全身のリンパ管の合流している要所を、「リンパ節」といいます。

リンパは、これらのリンパ管・リンパ液・リンパ節を総称したものを呼びます。

リンパとは

(リンパは下の器官を総称したものを呼ぶ)
リンパ管
リンパ液
リンパ節

リンパは老廃物の運搬と免疫などの働きがある

リンパの働きは主に、身体から不要物を集めて排出する「老廃物などの運搬」と、細菌などから身体を守る「免疫」のふたつがあります。

心臓から送り出される血液は、全身に栄養や酸素を運んでいます。

それに対してリンパは、体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運んでいます

つまりリンパは、例えると下水道のような役割があります。

リンパの働き

老廃物などの運搬:身体から不要物を集めて排出する
免疫:細菌などから身体を守る
など

鎖骨リンパ節について

全身に張りめぐらされているリンパ管は、リンパ節で合流して、そこで老廃物や細菌がろ過されます

そのため、リンパ節は「フィルター」の役割をしているといえます。

鎖骨には全身のリンパの入り口と出口がある

リンパ節は全身で800個程あるといわれていて、その中でも、リンパを流していくときにポイントになるのが、鎖骨にある「鎖骨リンパ節」です

鎖骨リンパ節は、鎖骨を触ったときに上のほうでくぼみになっている場所にあります。

どうしてリンパを流すときに鎖骨リンパ節がポイントになるかというと、そこが全身のリンパ管の入り口であり出口でもあるからです。

ですので、サロンのトリートメント(マッサージ)でも、必ず鎖骨リンパ節を流すことから始めて、最後もそこを流して終わります

それは、全身のトリートメントでも、お顔のトリートメントでも同じです。

【編集部Voice】鎖骨リンパ節がポイントのワケ

高速道路は、出口の料金所が混雑すると、本線も渋滞します。
それと同じように、リンパも出口が詰まると、リンパ自体の流れも悪くなってしまいます。
そのため、リンパの流れを良くするには、全身のリンパの出口である鎖骨リンパ節を流すことが大切になります。

リンパを流すときは特に左の鎖骨リンパ節がポイントに

鎖骨リンパ節は左右両方にありますが、特に大切なのが、左側のほうです

左右の鎖骨リンパ節では、身体のどこのリンパ管につながっているかが違います。

右の鎖骨リンパ節は、お顔の右半分と上半身の右半分につながっています。

それに対して、左の鎖骨リンパ節は、お顔の左半分と上半身の左半分、そして下半身にもつながっています

そのため、左の鎖骨リンパ節が滞ると、足のむくみも起きやすくなりますし、リンパマッサージでそこを流してあげることで、足のリンパの流れにアプローチすることもできます。

鎖骨リンパ節について

(左右でつながっているリンパ管が違う)

■ 左の鎖骨リンパ節
・顔(左半分)
・上半身(左半分)
・下半身

■ 左の鎖骨リンパ節
・顔(左半分)
・上半身(左半分)
・下半身

鎖骨リンパ節の滞りによる影響

鎖骨リンパ節の流れが滞ると

肩こりや足のむくみなどの原因になる

鎖骨リンパ節は、全身のリンパ管につながっています。

そのため、そこの流れが滞ると、身体全体のリンパの流れが悪くなる原因になって様々な影響があります。

例えば、肩こり・首こり・腰痛の原因にもなります

実際、サロンのお客様でも、そういった慢性的な痛みをお抱えの方の鎖骨リンパ節をさすると、それで症状が改善される場合もあります。

それから、リンパは疲労物質を運ぶ役割もあるため、リンパの流れが悪くなると、疲労物質が体内にたまってお身体も疲れやすくなります

それに、冷え性の原因になります

また先程もお話したように、左側の鎖骨リンパ節は足のリンパにもつながっているので、そこの流れが滞ると、足のむくみにもつながります

鎖骨リンパが滞ると

(身体への影響)
肩こり・首こり・腰痛が起こりやすくなる
身体が疲れやすくなる
冷え性の原因になる
足のむくみが起こりやすくなる
など

顔のむくみやくすみなどの原因にもなる

そしてお顔のリンパも、最終的には鎖骨リンパ節に流れていきます。

そのため、鎖骨リンパ節が滞ると、お顔のリンパの流れも悪くなりやすくなります。

それによって、むくみも起きやすくなりますし、代謝も低下して血流も悪くなりますので、くすみにもつながりやすいです。

それに、お顔に老廃物がたまることで、吹き出物やシミの原因になる場合もありますし、口臭につながる可能性もあります。

鎖骨リンパが滞ると

(顔への影響)
むくみが起きやすくなる
くすみが起きやすくなる
吹き出物やシミの原因になる
口臭につながる
など

鎖骨リンパ節の流れはデコルテの状態でわかる

ちなみに、鎖骨リンパ節の流れは、デコルテの状態をみると感じ取ることができます

例えば鎖骨が埋もれ気味の方は、鎖骨リンパ節の流れが悪くなっていることが考えられます。

サロンのお客様でも、そういった方はお身体がむくみがちです。

お洋服で足が隠れていても、足のむくみを想像することができ、それは大抵当たっています。

鎖骨リンパの状態の見分け方

・鎖骨がはっきり出ている:リンパの流れが良いことが考えられる
・鎖骨が埋もれ気味:リンパの流れが悪くなっていることが考えられる

鎖骨リンパ節が滞る原因

リンパの流れが滞る原因

長時間の同じ姿勢はリンパの流れも悪くなる

鎖骨リンパ節の状態は、姿勢が関係しています。

血液は心臓がポンプになって全身に送り出されていますが、リンパは、血液でいう心臓に当たるものがなく、筋肉の伸縮によって流れています。

体内循環の原動力

・血液:心臓がポンプの役割をしている
・リンパ:筋肉の伸縮によって流れている

そのため、長時間立ったままだったり座ったままだったりして同じ姿勢でいると、筋肉の伸縮がないため、リンパの流れも悪くなりやすいです。

例えば飛行機のフライトで「長時間座りっぱなしでいることは良くない」といわれますが、これもひとつの理由です。

特に、下半身は重力で老廃物がたまりやすいので、姿勢による影響を受けやすいです。

生きているだけでも老廃物を取り込む

現代社会は、ただ生活しているだけでも、身体の中に老廃物を取り込んでしまう環境にあります。

例えば、加工食品には添加物が含まれていますし、お米やお野菜には基本的に農薬が使用されています。

魚には水銀が含まれていて、水には塩素が含まれています。

外を歩けば、排気ガスを吸い込みます。

それらはどれも、体内に入ると老廃物になります。

だからこそ、その老廃物を排出していくことは大切になります。

鎖骨のリンパを流す方法

リンパを流すには、2つの方法があります。

ひとつは、「筋肉の伸縮」です。

そしてもうひとつが、「刺激」です。

リンパを流す方法

1. 筋肉の伸縮
2. 刺激

鎖骨を優しくなでるリンパマッサージ

リンパマッサージは、刺激を与えてリンパを流していきます。

ただ、鎖骨リンパ節は浅い場所にありますから、リンパを流すのに力はまったく必要ありません。

ただ優しくなでるだけでも大丈夫です。

鎖骨のリンパマッサージは、まずは左側を上から下になでて、次に右側を同じようになでてあげます

鎖骨リンパ節の流し方

そのときは、手を下から上に動かさないようにしましょう。

手を動かす方向は、必ず上から下です

これを、左右で各10セットずつ行います。

このリンパマッサージに力は必要ありませんが、指先で軽く指圧しながらマッサージすると刺激になって気持ちがいいですよ。

これを毎日行うだけでも、鎖骨のリンパの流れは変わってきます。

美容にも効果的なのでおすすめです。

鎖骨リンパを流す方法

(マッサージの方法)
1. 左側の鎖骨を上から下に優しくなでる
2. 右側の鎖骨を同じようになでる

意識して呼吸するだけでもリンパは流れる

もうひとつ、鎖骨リンパ節を流すのにとても簡単な方法があります。

それが、「呼吸」です。

人間の身体は、呼吸をするだけで筋肉が動きます

リンパは筋肉の伸縮によって流れますから、呼吸するだけでリンパを流すことにつながります。

ちなみにそれは、鎖骨リンパ節だけではなく、全身のリンパにも当てはまることです。

とはいっても、ただ呼吸するだけでは効果が薄いです。

大切なのは、意識して呼吸することです。

意識して息を深く吸って深く吐くことで、酸素をたくさん取り込めて、代謝も良くなります。

それによって汗のかき方も変わってきて、汗から老廃物を排出できます

それは、アンチエイジングにもつながりますね。

鎖骨のリンパを流すのにも運動などは大事

リンパは筋肉の伸縮で流れますから、筋肉量が減ると、リンパの流れも悪くなりやすいです。

ですので、リンパの流れを良くするには、適度な運動も大切です。

これは、激しい運動ではなく、ウォーキングでも大丈夫です。

後は、リンパの流れを良くするのに、身体を温めることも有効です。

鎖骨リンパを流す方法

(生活習慣で心がけたいこと)
適度な運動を行う(ウォーキングなどでも大丈夫)
身体を温める
など

鎖骨のリンパを流してから行う小顔マッサージ

鎖骨リンパ節にはお顔のリンパも流れ込みますから、鎖骨のリンパを流すことで、お顔のむくみの解消にもなって小顔効果も期待できます

そこで今回は、最後に、サロンのお客様にもお伝えしている小顔リンパマッサージの方法をご紹介します。

このマッサージも、鎖骨リンパ節を流すことから始めます

これは、お風呂などで身体を温めてから行うのもいいですし、マッサージオイルやクリームなどを使って保湿しながら行うのもおすすめです。

大切なのは、毎日継続いただくことです。

小顔リンパマッサージの方法

鎖骨リンパ節は、お顔のリンパの出口でもあります。

ですので、小顔リンパマッサージは、鎖骨リンパ節を流すことからスタートします

マッサージは、先程と同じ方法で大丈夫です。

それを左右で、10セットずつ行いましょう。

鎖骨のリンパマッサージ

次は、耳のリンパを流していきます

耳の下あたりには「耳下腺(じかせん)リンパ節」があります。

お顔のリンパは、そこを通って、首の側面から鎖骨のほうへと流れていきます。

マッサージは、まずは耳を人差し指と中指ではさみます

耳のリンパマッサージ

そして、そのまま鎖骨のほうまで手を下ろしていきます

耳のリンパマッサージ2

このときも、手を下から上に動かさず、マッサージの方向は上から下です

これを、10セット行います。

ちなみに、耳下腺リンパ節も浅いところにありますから、このマッサージにも力は必要ありません。

次が、お顔のリンパマッサージに入っていきます

まずは、「ヤッホー」とするように手を口の前三角形にして、そのまま手を横にスライドしていきます

顔のリンパマッサージ

マッサージのゴールは、耳のところです。

顔のリンパマッサージ2

手を動かす方向は中から外でで、外から中に動かさないようにしましょう。

これも、10セット行います。

次は、もし眼精疲労が気になるときは、目の周りにもリンパが通っているので、目のリンパマッサージを入れてあげましょう

マッサージは、目に手の平を当てて、その後にお顔から放すだけで大丈夫です。

目のリンパマッサージ

ちなみに、目のリンパマッサージは、手で目を押さえるよりも、お顔を手のほうに下ろしていくのがおすすめです。

これも、10セット行います。

このマッサージで、目元の血行が良くなって、目がすっきりして大きくなることを感じられる思います。

もしくは、リンパは筋肉の伸縮によって流れますから、目を大きく開閉するだけでも、目周りのリンパを流すには有効です。

お顔のリンパを流した後は、もういちど耳のリンパを流します

マッサージの方法は先程と同じで、10セット行います。

そして最後に、もういちど鎖骨リンパ節を流します

これも、先程と同じ方法で、左右で10セットずつ行います。

ここまでの一連の流れで、小顔リンパマッサージは5分くらいで行えます。

【編集部Voice】マッサージの方法まとめ

杉山先生に教えていただいた、小顔リンパマッサージの手順をまとめます。

1. 左右の鎖骨を上下にさする(鎖骨リンパ節を流す)
2. 耳を人差し指と中指ではさんで、鎖骨のほうに流す(耳下腺リンパ節を流す)
3. 手を「ヤッホー」の形にして耳のほうにスライドしていく(顔のリンパを流す)
4. (眼精疲労が気になるときは)手で目を押さえてから放す、もしくは、目を大きく開閉する
5. もういちど耳のリンパを流す(方法は2.と同じ)
6. 最後にもういちど鎖骨のリンパを流す(方法は1.と同じ)

ちなみに下の記事でも、顔のリンパマッサージ方法を取り上げていますので、合わせてご覧になってみてください。

編集部の選ぶ鎖骨のリンパマッサージにおすすめの美顔器

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、杉山先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

鎖骨のリンパを流すには、美顔器も手軽でおすすめです

ここからは、編集部の選んだおすすめの美顔器をご紹介します。

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まとめ

鎖骨には、全身のリンパの出口となる「鎖骨リンパ節」があります。

そのため、リンパの流れを良くするには、ポイントとなる場所です。

鎖骨のリンパを流すには、鎖骨の上下をなでるだけのマッサージも良いですし、意識して呼吸を行うことも有効です。

これなら、毎日簡単に続けられるのではないでしょうか。

杉山先生も、「毎日鎖骨をさすってあげるだけでもいいですよ」とおっしゃっていました。

リンパの流れを良くするためにも、鎖骨のリンパを意識するようにしてはいかがでしょうか?

(取材:「キレイの先生」編集部 文:「キレイの先生」編集部)

* 2016年5月16日に公開した『鎖骨のリンパの流し方!毎日5分マッサージでキレイになろう』を再編集しました。