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乳化剤とは?手作り化粧品で乳化剤を使うときのおすすめは?

アロマサロン RosaNahema  大野 亜希 先生

乳化剤とは?手作り化粧品で乳化剤を使うときのおすすめは?

「キレイの先生」編集部です。

今回、アロマサロン RosaNahema の大野 亜希 先生に、手作りフェイスクリームの作り方について、取材させていただきました。

乳化剤を使って、ハーブウォーターなどでフェイスクリームを手作りします。

取材の中で、「乳化剤」についてのお話もあったのですが、それが面白かったので、こちらで別に取り上げたいと思います。

手作り化粧品などで乳化剤を使うときのヒントになると思いますよ。

乳化剤とは、何なのでしょうか?

市販されているものでは、どんな種類があるのでしょうか?

大野 先生に教えていただきました。

目次

乳化剤とは

乳化剤の種類 植物性乳化ワックス
・エミュエルシファイングワックス(パーム乳化ワックス)
・オリーブ乳化ワックス
・ポリソルベート

乳化剤の種類 植物性レシチン

手作り化粧品で乳化剤を使うときは

まとめ

本日のキレイの先生

アロマサロン RosaNahema

大野 亜希 先生

「キレイの先生」編集部

乳化剤とは

フェイスクリームを手作りするのに、「乳化剤」をお使いになるとのことでしたが、乳化剤とは、何なのでしょうか?

水と油は、本来混ざり合わない性質を持っています。

それらを混ぜ合わせる役割を持っているのが、「乳化剤」です。

「界面活性剤」ともいいます。

例えば、水分とオイルの入ったドレッシングは、よく振って混ぜ合わせても、時間が経つと水分とオイルに分離します。

乳化剤は、水と油が分離するのを防ぐために使われます。

化粧品にも乳化剤が?

スキンケア化粧品の乳液やクリームには、スキンケアの「ふた」としての役割があり、基本的には油分が配合されています。そのため、乳化剤によって、水分と油分が混ぜ合わされています。他には、クレンジングなどにも、乳化剤が使われています(化粧水でも、油分が配合されている製品には、乳化剤が使われています)。

手作り化粧品に使える乳化剤には、どんなものがありますか?

植物性の乳化剤がおすすめで、大きく分けて、「植物性乳化ワックス」と「植物性レシチン」があります。

乳化剤の種類 植物性乳化ワックス

植物性乳化ワックスには、「エミュエルシファイングワックス」や「オリーブ乳化ワックス」、「ポリソルベート」などの種類があります。

エミュエルシファイングワックス(パーム乳化ワックス)

エミュエルシファイングワックスは、ヤシ油・パーム核油から作られ、「パーム乳化ワックス」ともいわれています。

固形の乳化剤です。

手作り化粧品に使っても失敗しづらく、使いやすくて便利です。

クリームを手作りすると、なめらかに仕上げることができます。

私も、手作り化粧品では、エミュエルシファイングワックスを使うことが多いです。

オリーブ乳化ワックス

オリーブ乳化ワックスは、オリーブの脂肪酸の「セテアリルオリベイト」と「ソルビタン」から作られたものです。

こちらも、手作り化粧品に使っても失敗しづらく、クリームはなめらかに仕上がります。

固形の乳化剤ですが、細かく砕くことができて便利です。

ポリソルベート

ポリソルベートは、ココナッツオイルから作られる液体の乳化剤です。

安定性が高く、なめらかなクリームに仕上がります。

ポリソルベートには、種類によって、「ポリソルベート20」や「ポリソルベート80」といったように、色々な数字が付いています。

この数字が小さいほど性質が水に近く、大きいほど油に近いです。

ポリソルベートの種類について

つまり、「ポリソルベート20」と「ポリソルベート80」では、下のようにいうことができそうです。

・ポリソルベート20 → 水に近い

・ポリソルベート80 → 油に近い

どのポリソルベートを使うかは、混ぜ合わせる水分と油分の割合によって分けます。

例えば、クレンジングオイルを手作りするときは、油分の割合が大きいため、「ポリソルベート80」などの油に近いものを使います。

「エミュエルシファイングワックス」や「オリーブ乳化ワックス」などの固形の乳化剤は、熱を加えて使いますが、ポリソルベートは、加熱などの処理をしなくても、水分と油分を乳化させることができます。

乳化剤の種類 植物性レシチン

乳化剤の種類 植物性レシチン

化粧品の基材(製品のもとになる原料)として使われる「植物性レシチン」は、大豆から抽出されたものが多いです。

パウダー状や、液体状のものがあります。

植物性レシチンは、保湿効果や殺菌作用に優れていて、安全性も高いです。

ただ、化粧品の乳化剤としては、乳化力が強くありません。

また、安定性が低く、酸化もしやすいです。

そのため、植物性レシチンは取り扱いが難しく、手作り化粧品には少し使いづらいかもしれません。

ちなみに、レシチンは、人の体内にもあり、動植物すべての細胞に存在しています。

例えば、マヨネーズはお酢や油などで作られていますが、それは、卵に含まれるレシチンが乳化の働きをして、水分と油分が混ざり合っています。

また、レシチンに水素を添加して安定性を高めた「水酸化レシチン」といったものもあります。

これは、「水添レシチン」とも呼ばれます。

手作り化粧品で乳化剤を使うときは

クリームを手作りするときに、蜜蝋(みつろう)を、材料として使うことはできます。

ただ、乳化作用はないため、水分と油分と混ぜ合わせるクリーム作りに使用はできません。

蜜蝋の手作りクリーム

蜜蝋は、ミツバチの巣を構成する蝋(ろう)のことをいいます。下の記事でも紹介していますが、蜜蝋をベースにしてクリームを手作りすることはできます。ただ、水分と油分を混ぜ合わせて作るクリームに、乳化剤として使うことはできません。

化粧品を手作りするなら、植物性にこだわりたいと思うところですが、植物性100%で安定性の高い乳化剤はないのが実情です。

敏感肌の人は、どの乳化剤であれば大丈夫かということを、試しながら手作りしてほしいと思います。

手作り化粧品に使う乳化剤で、先生は何がおすすめですか?

植物性乳化ワックスです。

その中でも、「エミュエルシファイングワックス」や「オリーブ乳化ワックス」が使いやすいと思います。

まとめ

今回の内容は、少し専門的だったかと思います。

私自身も、初めて聞く言葉もあり、先生のお話についていくのがやっとでした、

本来は混ざり合わない水分と油分を、混ぜ合わせるのが、「乳化剤」です。

スキンケア化粧品や食品、日用品など、身近なところで使われています。

今回は、大野 先生に、化粧品を手作りするときに使える乳化剤を教えていただきました。

アロマクラフト好きの人のご参考になればと思います。

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本日のキレイの先生

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大野 亜希 先生