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ファスティングとは?結果痩せても効果はそれだけじゃない!

プロフェッショナルファスティングマイスター  三山 真輝 先生

ファスティングとは?結果痩せても効果はそれだけじゃない!

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「ファスティング」です。

プロフェッショナルファスティングマイスター の三山 真輝 先生に取材させていただきました。

ファスティングは、イメージとしては断食に近く、一定期間、食事をとりません。

ダイエットにつながることもそうですが、健康や美容にも良いといいます。

でもどうして、食事をとらないことが、健康や美容に効果があるのでしょうか?

ファスティングとは何なのか、どんな効果が期待できるのか、三山 先生に教えていただきました。

目次

ファスティングとは
・期間
・「準備食」と「回復食」

ファスティングの効果
・目的1. 消化酵素の分泌を抑える
・目的2. デトックス
・効果

まとめ

本日のキレイの先生

プロフェッショナルファスティングマイスター

三山 真輝 先生

「キレイの先生」編集部

ファスティングとは

三山 先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「ファスティング」です。

まずは、ファスティングとは何か、教えていただけますか?

ファスティングは、簡単にいうと、「断食」です。

ファスティングを、(期間中は)水も摂らない「絶食」と勘違いする人も多いですが、ファスティングは必要な栄養は液体で摂って内臓を休ませます。

たしか、ファスティングは、(期間中は)固形物の食べ物を摂らないのですよね?

他にも条件は色々あるのですが、ざっくりいうと、そうですね。

それは、どんな条件なのですか?

(ファスティングの期間中に飲む)ドリンクに、人が生きていく上での栄養がしっかり入っていることが、まずひとつです。

そして、(そのドリンクが)発酵期間が十分に長いことです。

ファスティングには、発酵させた「酵素ドリンク」を用いるのですよね?

はい、そうです。

「グリーンスムージーでファスティングを行えますか?」とご質問をいただくこともありますが、グリーンスムージーでファスティングの効果が得られるかというと、そういうわけではありません。

それは、グリーンスムージーには、人が生きていく上での必要な栄養が入っているわけではなく、発酵もしていないためですね?

はい。

(スムージーでファスティングを行うことでも)短期的には、内臓を少し休めるような効果はあるでしょうが…。

では、とても厳密なことをいうと、スムージーを用いて断食することは、「ファスティング」とは呼ばないのですか?

ファスティングというよりも、「ジュースクレンズ」と呼ばれることが多いですね。

期間

取材を始める前にお聞きして驚いたのですが、先生はいま、6日間のファスティングを終えたところだそうですね。

「ファスティングは、6日間も行うのか!?」と驚きました。

一般的に、ファスティングは、何日くらい行うものなのですか?

「体質改善したい」、「お肌をきれいにしたい」といった場合は、最低でも3日間(ファスティングを行うこと)がおすすめです。

ただ、「最近むくみがとれない…」、「内臓が疲れた感じがする…」といったときは、一日からでも始めることができます。

純粋に疑問なのですが、ファスティングの期間中は、空腹を感じないのでしょうか?

正直、(ファスティングを始めた)初日などは、空腹を感じることはあります。

ただ、三日間くらいすると、空腹感がスコンと抜けていきますね。

それも、普段どんなものを食べているかで変わってきます。

また、しっかりと知識を持った方に指導していただき、ご自身に合ったファスティング方法を行えば空腹感は出づらいです。

「準備食」と「回復食」

ファスティングの前後は、食事も変えるのですよね。

準備食」と「回復食」というのですよね。

はい。

1日のファスティングを行うときは、準備に1日、回復に1日、3日間のファスティングを行うときは、準備に3日、回復3日、という感じでしょうか。

これも、個人差があり、(ファスティングの)目的や体型、体質によっても期間は変わってきます。

例えば、甘いものが好きで普段からよく食べているような人は、(準備食と回復食の)期間が少し長くなることもあります。

準備食や回復食には、どんなものを食べるのですか?

ベースは、「まごわやさしい」(食べ物)です。

お聞きになったことはありますか?

たしか、「まごわやさしい」が、食べ物の頭の文字を表しているのですよね。

はい。

「ま」は、豆類で、豆腐や納豆などです。

「ご」は、ゴマで、ナッツなども含まれます。

「わ」は、わかめです。

「や」は、野菜です。

「さ」は、です。

「し」は、シイタケで、キノコ類です。

「い」は、イモ類です。

(準備食や回復食には)これにプラスして、玄米や雑穀米、果物、発酵食品などを摂り入れます。

ファスティングの効果

ファスティングの効果

ファスティングは、どんな目的があるのでしょうか?

消化酵素の分泌を抑え、代謝酵素を活性化させること」と「デトックス」が、大きなふたつの柱です。

「デトックス」について

デトックスは、体内の毒素などを排出することをいいます。

目的1. 消化酵素の分泌を抑える

ではまず、「消化酵素の分泌を抑える」ことについて、教えていただけますか?

身体の中には、酵素が2種類あります。

ひとつが「消化酵素」で、食べ物を消化するときに使うもので、栄養を吸収しやすいサイズにまで、食べたものを細分化する働きがあります。

そして、もうひとつが「代謝酵素」です。

新陳代謝の「代謝」ですね。

代謝酵素は、身体の中にいらないものを外に出して、身体の悪いところを修復したり、免疫力を上げたりする働きがあります。

代謝酵素は、消化以外の生命活動のすべてに関係しているのですよね。

例えば、心臓が動くのにも、身体を動かすのにも、こうして話をするのにも、代謝酵素が使われていると聞いたことがあります。

はい、そうです。

発酵しているドリンク(酵素ドリンク)は、発酵の過程で分子が小さくなっているため、酵素ドリンクで栄養を摂ると、消化酵素を使わなくても、栄養を吸収することができます。

そして、消化酵素を使わなかった分、代謝酵素がしっかり働くことができるのです。

ファスティングの効果について

ファスティングの「消化酵素の分泌を抑える」効果について、少し補足させていただきます。

体内で生産される酵素の量は決まっていて、それが「消化酵素」と「代謝酵素」に振り分けられます。そして、食べ物を食べたときは、酵素が消化に優先的に使われ、残った分が代謝に回されます。

酵素の量を10としたとき、下のようなイメージです。

・消化酵素:6

・代謝酵素:4

ファスティングは、固形物(の食べ物)を食べず、酵素ドリンクで栄養を摂るため、消化酵素の節約することができます。それによって、下のように、節約した分を代謝酵素に回すことができます。

・消化酵素:1.5

・代謝酵素:8.5

三山 先生のおっしゃったように、「消化酵素を使わない分、代謝酵素をしっかり働かせられる」ということですね。

私たちは普段、食べたものを、消化酵素を使って消化しています。

現代人は、食べ過ぎてしまったり、添加物の含まれている食べ物が多かったりして、身体が一生懸命に消化しようと、消化酵素をたくさん使いがちです。

すると、代謝酵素が仕事をするだけの余力が残らないのですね。

ファスティングは、消化酵素の分泌を抑えて、代謝酵素に仕事をしてもらいます。

それが、(ファスティングの)いちばん大きな目的といえます。

そして、それによって、身体を修復したり、免疫力を上げたりすることにつながります。

目的2. デトックス

ファスティングは、「デトックス」も、大きな目的のひとつとのことでした。

はい。

体内でいらなくなった老廃物は、脂肪にくっついて、(体内に)ため込んでいきます。

例えば、セルライトなども、そうですね。

ファスティングを行うと、三日目くらいから、脂肪燃焼が起こり始めて、(脂肪の)油の中にたくわえられていた有害物質も流れていって、デトックスになります。

効果

では、ファスティングによって、どのような効果が期待できるのでしょうか?

「痩せた」という声は、よくお聞きします。

私も、ファスティングは「ダイエット」のイメージがあります。

(ファスティングは)消化酵素の分泌を抑え代謝酵素の働きを高め、デトックスすることで、結果的に痩せる、という感じでね

なるほど。

ファスティングの効果は、「消化酵素の分泌を抑えること」や「デトックス」のふたつが大きな柱、とおっしゃっていました。

ダイエットは、その結果ということですね。

ちなみに、ダイエット以外では、(ファスティングは)どんな効果を期待できますか?

お肌がきれいになったり、色が白くなったり、アトピーや花粉症の症状が軽減した方もいらっしゃいました。

これは、私の親戚の体験談なのですが、ファスティングで鬱(うつ)が良くなりました。

ファスティングは、精神面にも良い影響があるのですか?

はい。

鬱やイライラは、ホルモンバランスの乱れから来ている場合があります。

では、ホルモンバランスがどうして崩れるかというと、食事が乱れていたり、運動不足だったり、忙しすぎたりといったような、生活スタイルによるところが大きいです。

ファスティングで免疫力が上がると、ホルモンバランスを整えることにもつながります。

私自身も、三十歳を過ぎたころ、気持ちの浮き沈みを感じた時期があったのですが、ファスティングを始めて3回目くらいで、「そういえば、最近イライラしていないな…」という気付きがありました。

先生ご自身は、他に、ファスティングでどんな効果を実感されていますか?

お肌(の変化)が、大きいですね。

昔の写真と比べても、いまの方が若々しいとおっしゃっていただきます。

後は、むくみも引きました。

ファスティングでどんな効果があるかは、人によって悪いところが違うため、やってみないと分からない部分はあります。

例えば、痩せる目的でファスティングを始めたけど、(痩せることよりも)精神的に安定してイライラすることが少なくなったりして、ファスティングを行う目的が変わる人も多いです。

まとめ

ファスティングは、ダイエットの効果が高いというイメージがありましたが、それは、「消化酵素の分泌を抑えること」や「デトックス」による結果なのですね。

ダイエット以外にも、代謝酵素を働かせたり、毒素を排出したりすることができれば、美容や健康にも効果が期待できます。

三山 先生もおっしゃっていましたが、美肌にも良いですね。

ファスティングで体質改善などの効果を得たい場合は、3日間以上のファスティングがおすすめとのことでしたが、急には、ハードルがあると思います。

そこで、三山 先生には、比較的行いやすい「プチ断食」についても、話をお聞きました。

そちらは、別の記事でまとめさせていただきます。

ファスティングにご興味のある方は、是非こちらと合わせてご覧ください。

本日のキレイの先生