美容のスペシャリストが教えるキレイ

朝のスキンケア!朝クレンジングは洗顔より優先的に!エステ員に聞く

本日のキレイの先生

野間 礼子 先生

朝のスキンケアは夜と同じが基本!朝もクレンジングをしよう

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「朝のスキンケア」です。

Casa di Venere の野間 礼子 先生にインタビューさせていただきました。

朝は忙しくて時間がなく、スキンケアもシンプルに済ませている方もいらっしゃると思います。

ただ、朝のスキンケアも、夜と同じように行うことが理想だといいます。

特に、朝はノーメイクの状態ですから、クレンジングは必要なさそうですが、朝もクレンジングは行いたいそうです。

それは、朝も、顔には油汚れがあるためです。

朝のスキンケアのやり方について、野間先生に教えていただきました。

目次

朝のスキンケアのやり方
・朝の夜と同じスキンケアを行う
・スキンケアは朝晩で差をつけるよりも肌質に合わせて行う

どうして朝クレンジングを行ったほうがいいのか?

プロの教えるスキンケアのポイント
・洗顔は短時間で行う
・化粧水は小分けして重ね付けする
・こってりしたクリームはできるだけ控える
・肌のべたつきにも保湿はしっかり行う

編集部の選ぶ朝のスキンケアにおすすめの化粧品

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

朝のスキンケアのやり方

朝のスキンケア

朝も夜と同じスキンケアを行う

朝のスキンケアは、夜と比べると、手軽にされている方が多いのではないかと思います。

ただ、お肌は、朝も夜もいつでも同じです。

それは赤ちゃんも年配の方も、黒人も白人も、お肌の構造は変わらないのと一緒です。

ですので、朝と夜でスキンケアの方法を変える必要はあまりありません

朝でも夜でも、スキンケアの目的は同じですので、基本的には、朝も夜と同じスキンケアを行うことをおすすめします。

では、スキンケアの目的とは、何なのでしょうか?

お肌は、色々な役割があります。

その中でも、「代謝」・「水分保湿」・「皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)分泌」の3つの機能が、きれいな正三角形のようにバランスが取れていると、肌トラブルが起きることもありません。

肌代謝について

「キレイの先生」編集部です。皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。その肌代謝を「ターンオーバー」といいます。

(参考:美容セラピストに聞くターンオーバーとは

例えば、お肌の代謝が落ちたり、皮脂の分泌が過剰になったりして、その三角形のバランスが崩れると、肌トラブルも起こりやすくなります。

スキンケアの目的は、不要なものを取り除いて、足りないものを補い、代謝・水分保湿・皮脂分泌のバランスを戻すことです。

スキンケアの目的

「代謝」・「水分保湿」・「皮脂分泌」のバランスを整えること

スキンケアは朝晩で差をつけるよりも肌質に合わせて行う

スキンケアで大切なこと

現代社会は情報にあふれていて、美容法についても、多くの方法が伝えられています。

例えば、「ワセリンだけ塗るといい」、「何もしない(肌断食)のがいい」といったことも言われています。

ただ、どんな美容法にしても、どなたにでも合うわけではありません

それ以上に大切なのは、自分の肌状態を見極めてスキンケアを行うことです。

例えば、皮脂がしっかり出ている方は、乳液を付ける必要はないかもしれません。

逆に、乾燥肌の方は、夜も朝もクリームを付けて保湿してあげたほうがいいでしょう。

スキンケア化粧品は、夏は「美白」、冬は「保湿」といったように、季節ごとに特徴の違うものがお店に並びます。

ただ、冬でも紫外線を多く浴びる方もいますし、夏でも乾燥を感じる方もいます。

化粧品は、季節で選ぶよりも、ご自分の肌質からお選びになっていただきたいです。

ですでの、当サロンでは、お客様にご自身の肌質をお伝えし、まずはご自分のお肌のことを知っていただくようにしています。

自分の肌質が分かるようになると、化粧品もご自分で選べるようになります。

それは、朝と夜のスキンケアにも同じことがいえます。

朝と夜で、お手入れの方法に差をつけるよりも、ご自分の肌質に合わせた方法でお手入れしていただきたいです。

どうして朝クレンジングを行ったほうがいいのか?

朝のクレンジング

クレンジングは「メイク落とし」と思われていて、夜はクレンジングを行っても、朝は行わない方も多いのではないかと思います。

たしかに、朝は、メイクを落とす必要はありません。

それは、クレンジングの役割は、メイク落としというよりも、油汚れを落とすことです。

朝起きたときのお顔には、前の晩のスキンケアで塗った乳液やクリームが残っています

乳液やクリームは、お肌に入れるというよりも、スキンケアのふたの役割があって、お肌の表面を覆っているような状態です。

それが、翌朝のお顔にも残っていると、その油分が酸化してしまう可能性もあります。

それに、その状態のまま、朝のスキンケアでさらにクリームを塗ったりすると、どんどん油分が乗ることになって、お顔もくすみやすくなります。

それに加えて、夜眠っている間にも皮脂は分泌されますから、その古い皮脂をそのまま残しておくと、やはり酸化の原因につながります。

それだけではなく、お肌に油汚れが残っていると、スキンケアで美容成分を与えてもお肌に浸透しづらいです。

ですので、朝もクレンジングは行っていただきたいです。

極論ですが、サロンのお客様には、朝に時間がないときでも、洗顔よりクレンジングを行うことをおすすめしています。

洗顔は、水性の汚れを落とす役割があって、洗顔では、油汚れを落とすことは難しいです。

繰り返しになりますが、油汚れを落とすのは、クレンジングの役割です。

ただ、朝のクレンジングは、朝はノーメイクの状態ですから、クレンジング料の量は夜と比べて半分くらいで大丈夫です。

ちなみに、ノーメイクの日も、同じ理由で、夜のスキンケアではクレンジングを行うことをおすすめします。

朝クレンジングを行う理由

朝は、夜の乳液やクリームなどが残っている
夜寝ている間にも、皮脂が分泌される
洗顔では油汚れを落とすことは難しい

プロの教えるスキンケアのポイント

スキンケアのポイント

先程お話したように、スキンケアは、朝と夜で差をつける必要はありません。

ここからは、朝と夜の両方のスキンケアに共通するポイントをお話しします。

洗顔は短時間で行う

現在は、「W洗顔(クレンジングの後に洗顔を行うこと)」が主流だと思います。

洗顔料でたっぷりの泡を作って「気持ちがいい」からと、長時間、洗顔をされている方もいらっしゃると思います。

洗顔は、ほこり・垢・角質などの水性の汚れを落とす役割があって、基本的には弱アルカリ性です。

それに対して、お肌は弱酸性のため、長時間の洗顔は、お肌がアルカリ性に傾いていってしまい刺激になります。

ですので、洗顔はできるだけ、お顔に泡を乗せてから30秒くらいですすいで短時間で行うことをおすすめします。

化粧水は小分けして重ね付けする

間違いやすいスキンケア

化粧水は、商品のパッケージに、「手に500円玉くらいの大きさを出し~」といったような使い方が描かれています。

スキンケア化粧品は、基本的に、角質層(皮膚のもっともの表面にある約0.02mmの薄い層)までしか入っていかないといわれています。

角質層は、角質(古くなった肌細胞)がレンガのように積みあがっているような構造をしています。

そこに500円玉大の化粧水をまとめて付けても、ムラになりやすいです。

ですので、化粧水は、1円玉大くらいを1/4ずつに小分けして重ね付けすることがおすすめです。

そうすることで、化粧水が角質層全体に行き渡りやすくなりますよ。

  • 年齢肌がふわふわ透明肌に!美容家も驚いた洗顔後すぐのミルク!

    キレイの先生 ブースターミルク
    乾燥スポンジに水分がギュッと入るみたいにうるおいが浸透してフワフワの透明肌に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

キレイの先生 ブースターミルク
乾燥スポンジに水分がギュッと入るみたいにうるおいが浸透してフワフワの透明肌に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

こってりしたクリームはできるだけ控える

若いときは、皮脂の分泌が多いですので、乳液・クリームをお使いにならなくても大丈夫な方もいらっしゃいます。

ただ、加齢にともなって、お肌の代謝は低下し、皮脂の分泌量も落ちていきます。

ですので、スキンケアの最後は、乳液やクリームなどで「ふた」をして仕上げることをおすすめします。

ただ、こってりとしたクリームは、乾燥肌の方にはありがたいかもしれませんが、あまりおすすめしません

お肌は、賢(かしこ)いです。

クリームによってお肌の表面を油分が覆っていると、お肌は「皮脂は足りているな」と勘違いをして、皮脂を作る力が衰えていきます

そうすると、クリームを塗るのをやめても、お肌は皮脂を作る力が衰えていますから、皮脂があまり出てきません。

それで、お肌が乾燥してしまう場合もあります。

皮脂の役割

「キレイの先生」編集部です。皮脂は、皮膚の表面で汗などの水分と混ざり合い天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発するのを防いだり、外部の刺激から皮膚を保護したりする役割があります。そのため、皮脂の分泌が減少して、皮脂膜が十分に作られなくなると、乾燥肌に傾きやすくなります。

ですので、「今日はお肌の乾燥がひどいな…」というときはクリームでもいいですが、普段のスキンケアは乳液やジェルで仕上げて、お肌の皮脂を作る力をきちんと働かせることもいいですよ。

肌のべたつきにも保湿はしっかりと行う

間違いやすいスキンケア

ご自分の肌質をお聞きしたときに意外と多いのが、「自称オイリー肌」です。

Tゾーンのべたつきが気になって、「皮脂が多いから」とさっぱりめのスキンケア化粧品を好まれる方もいらっしゃいます。

ただ、そのべたつきは、オイリー肌で起こっているのではなく、むしろ、お肌が乾燥して水分が足りていないことから起こっている場合もあります。

お肌の表面は、水分と油分のバランスが大切です。

例えば、エアコンなどでお肌の水分が飛ばされると、お肌の表面は油分だけが残っているような状態になります。

そうすると、お肌はその格差を埋めようとします。

ただ、お肌には、水分の分泌機能はないため、水分を出すことはできません。

毛穴から汗も分泌されていますが、汗は老廃物のため、分泌機能とはいえません。

それによって、皮脂の分泌機能だけが働いて、お肌がさらにオイリーな状態に傾いていきます。

つまり、肌表面の水分が減って油分とのバランスが崩れると、皮脂の分泌がさらに増えてしまうのです。

インナードライについて

「キレイの先生」編集部です。お肌が乾燥していると、皮膚の水分の蒸発を防ぐために、皮脂の分泌が増えます。それによって、お肌の内側は乾燥しているが、表面はオイリーという「インナードライ」の状態になります。

(参考:美容セラピストに聞くインナードライについて

ですので、お肌のべたつきにも、化粧水をたくさん付けて保湿してあげることが大切です。

それから、お肌のべたつきが気になって乳液やクリームを付けない方もいらっしゃいますが、それも、さらに皮脂の分泌を増やしてしまう原因にもなります。

そういったときでも、スキンケアの最後は、乳液などで仕上げることをおすすめします。

編集部の選ぶ朝のスキンケアにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、野間先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

朝のスキンケアをきちんと行うことで、お化粧の乗りも良くなります。

ここからは、編集部の選んだ朝のスキンケアにおすすめの化粧品をご紹介します。

キレイの先生 ブースターミルク

キレイの先生 ブースターミルク

年齢肌がふわふわ透明肌に!美容家も驚いた洗顔後すぐのミルク!

この『キレイの先生』に登場した美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初のミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌の奥までグングン引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がそのうるおいを抱き込み、肌がふっくらとして透明感も出て年齢肌ケアにもおすすめです。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円

開発協力者の声

サロン結香 矢澤 ともみ 先生

みずみずしいミルクがうるおいを肌の奥でギュッと抱え込んでフワフワの透明肌に!

まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。乾いたスポンジに水分が入っていくみたいにうるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、肌がフワフワになって透明感も出て感謝しています(笑)。肌が水分を抱え込んで活発に動き出して、肌全体がキュッと上がったようにも感じられました!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

まとめ

私は、野間先生へのインタビューを行うまで、朝はノーメイクの状態ですから、クレンジングは必要ないと思っていました。

ただ、先生のおっしゃるように、朝も、顔には、前夜の乳液やクリームが残っていますし、夜寝ている間にも皮脂は分泌されます。

油汚れを落とすのはクレンジングの役割ですから、朝もクレンジングを行ったほうが良さそうです。

私もそうですが、朝は忙しくて、なかなか時間のない方も多いと思います。

ただ、朝のスキンケアも、夜と同じように行うことが大切といえそうですね。

* 2016年9月20日に公開した『朝のスキンケアは夜と同じが基本!朝もクレンジングをしよう』を再編集しました。