美容のスペシャリストが教えるキレイ

小顔を作るのは顔だけではない! 美肌、そして首も大事!?

本日のキレイの先生

田中 恵美子 先生

1100033_a01

皆さまは「小顔矯正」と聞いて、どんなイメージをされますか? テレビでお顔の骨格だけを矯正する施術を受けて、「痛い!」と叫んでいるところを思い浮かべる方も、少なくないかと思います。ただ、私の考える小顔矯正は少し違います。「フレール クレール」で行っていることも交えて、私の考える小顔矯正について、簡単にご紹介させていただこうと思います。

お顔全体で小顔を作る

小顔矯正というと、骨格矯正施術で「痛い」というイメージをお持ちの方が多いと思います。

しかし、ただ骨格を矯正するだけで、「小顔」になるのでしょうか?

私自身も美容がとても好きで、10代のころから小顔矯正を受けていました。ただ、年代によって、お顔の悩みは変わっていきました。例えば、10代はシンプルに「顔を小さくしたい」という想いが強かったですが、20代前半にはお肌のくすみが気になるようになり、30代になるとお肌のたるみが気になるようになりました。

つまり、一ヶ所を変えるだけが、小顔になるというものではないと、私は思っています。

フェイスラインを整えることは、もちろん大切です。しかし、それだけでは足りません。

お顔全体の印象によって、小顔に「見えるか」「感じるか」変わってくるのです。例えば、お肌が明るく、透明感があると、お顔も小さく見えます。

このように、小顔というのは、お顔の骨や筋肉だけではなく、お顔全体で作り上げていくものだと考えています。

「小顔」とは

1100033_a02

私が考える「小顔」とは、例えば、お顔が下記のような状態のことです。

・お顔の歪みが少ない
・たるみがなく、お肌のキメが整っている
・頭部を含めてお顔全体に立体感がある
・余分な余白(お肉やむくみ)がない
・お肌が明るく透明感がある
・肌トラブルがない
・目がぱっちりと開いている
など

一見すると、小顔とはあまり関係ないことも含まれているように感じるかもしれません。しかし、お顔全体の印象を考えると、大切なことだと思います。

小顔矯正を行っているお店では、メイクを落とさないままでも、施術を受けられるところもあります。しかし、「フレールクレール」では、メイクを落として、お肌のケアもしっかり行います。

お客様の中には、えらの張りにお悩みでお越しいただき、肌もきれいになったことを大変お喜びいただいた方もいらっしゃいます。

お客様は一般的な小顔矯正をイメージされていたので、嬉しい驚きだったのだと思います。私にとっては、お肌もきれいにすることも、小顔矯正施術の一部だと考えています。

小顔には「首」や「肩」も大切

1100033_a03

お顔全体の印象によって、小顔に「見えるか」変わってくることは、ご説明しました。

ただ、印象という点では、お顔全体と同じくらい、「首」や「鎖骨」も大事です。意外かもしれませんが、首や鎖骨で、小顔に「見えるか」変わってくるのです。

首が伸びていると小顔に見える

例えば、お顔が大きい人は、首があまり見えずに、肩の上にお顔が乗っているようなイメージがありませんか? おそらく、同じお顔でも、首を伸ばすようにすると、印象はまったく異なると思います。

首がしっかりと伸びていれば、お顔も小顔に見えるのです。

同様に、首元で鎖骨のラインがきれいに見えると、華奢なイメージを与え小さく見えます。

「小顔」とは、お顔だけではなく、首・肩・デコルテ含めて、きれいなラインが作られていることが大切であると考えます。

実際、「フレールクレール」の小顔矯正コースは90分がスタンダードなのですが、お顔のケアにはその内、10~15分しか時間をかけていません。お顔以外の場所から、多方面にアプローチをして、小顔矯正を行っているのです。

小顔矯正には、お顔だけではなく、身体も大切なことが、ご理解いただけるのではないかと思います。

まとめ

私は、お顔の骨格だけを整えれば小顔になる、とは思っていません。小顔は、全体的な印象から作り上げられるものではないでしょうか?

小顔には、お顔のライン(フェイスライン)だけではなく、きれいなお肌や、スラっと伸びた首、きれいに開いた肩のライン、華奢なデコルテも大切な要素になります。お顔も含め、全体を整えることが、小顔を作り上げるポイントであること、ご参考にしていただけると嬉しいです。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:フルール クレール 田中 恵美子 先生、「キレイの先生」編集部)