美容のスペシャリストが教えるキレイ

あの食材がパックに使える!?フードスキンケアのレシピ4選

本日のキレイの先生

櫻井 佑佳 先生

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海外のスパでは、食材を使用したフードフェイシャルパックが、メニューとしてみられます。食べられるものを使用していますから、お肌にも安全・安心です。海外では伝統的な美容法で、ご自宅でも簡単にできるスキンケアですので、季節や肌質に合わせて取り入れてみてください。

フードフェイシャルパックとは

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食材の栄養をお肌に与えてあげる美容法です。

食材を刻んだり、絞ったり、泡立てたりと、料理と同じようにして、基本的にはパックで使用します。

以前の記事で、フェイシャルパックで使用できる食材と注意事項をまとめているので、レシピをお試しになる前に、必ずご確認ください。

(詳細は「DIYオーガニック美容法!スキンケアで使えるフード15選」をご覧ください)

乾燥肌ケアには「アボガドヨーグルト」パック

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■ 材料
・アボカド  1/4個
・ヨーグルト 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1

■ パックの作り方・使い方
1. アボガドをすりつぶして、ペースト状にします。
2. ヨーグルトとオリーブオイルを混ぜます。
3. お顔にのせて、10~15分置いたら洗い流してください。

■ 食材に含まれている主な栄養素
[アボガド]ビタミンE、ビタミンC、オレイン酸
[ヨーグルト]ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンB5、カルシウム、乳酸
[オリーブオイル]オレイン酸、リノール酸

くすみケアには「サフランミルク」パック

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■ 材料
・サフラン 4本
・牛乳 大さじ2
・オリーブオイル 小さじ1/2

■ パックの作り方・使い方
1. 沸騰した牛乳にサフランを15分ほどつけます。
2. 茶こしでサフランを取り出し、スプーンでつぶします。
3. オリーブオイルを混ぜ、お顔にのせます。
4. 10~15分置いたら洗い流してください。

■ 食材に含まれている主な栄養素
[サフラン]α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン
[牛乳]タンパク質、乳酸
[オリーブオイル]ビタミンE、ビタミンA

油性肌ケアには「シナモンハニー」パック

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■ 材料
・シナモンパウダー 大さじ1/4
・はちみつ 大さじ1

■ パックの作り方・使い方
1. はちみつにシナモンパウダーを混ぜます。
2. お顔にのせて、10~15分置いたら洗い流してください。

■ 食材に含まれている主な栄養素
[シナモン]カルシウム・マンガン・鉄分
[はちみつ]ビタミンB、ビタミンC

■ 注意事項
シナモンは肌への刺激がありますので、敏感肌の方はご使用をお控えください。

黒ずみケアには「メレンゲ」パック

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■ 材料
・卵白 1個
・レモン汁 大さじ1/2

■ パックの作り方・使い方
1. 卵白を泡立てて、メレンゲをつくってください。
2. レモン汁を混ぜてください。
3. お顔にのせて、10分ほど置いたら洗い流してください。

■ 食材に含まれている主な栄養素
[卵白]タンパク質、カリウム、ビタミンB2
[レモン]クエン酸、ビタミンC

■ 注意事項
レモンには、光毒性(紫外線に当たるとお肌にダメージを与えてしまう)の成分を含んでいます。日中の使用や、使用後の外出は避けるようにしてください。

まとめ

フードスキンケアのレシピは、まるで料理のようではないですか?

お口に入れても問題がない食材で作っていますので、お肌にも安心安全です。

フードスキンケアは、海外のスパでは広く取り入れられていますが、日本ではまだまだ浸透していません。ご自宅の食材で行えるものもあるので、お試しいただき、ご自宅にいながら海外のスパ気分を味わっていただけたらと思います。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:Holistic Health & Beauty Spa Y’s Room 櫻井 佑佳 先生、「キレイの先生」編集部)