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下腹をなくす方法!内臓下垂にはお尻歩きで腹筋を鍛える!プロに聞く

本日のキレイの先生

新間 ゆみ 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「下腹をなくす方法」です。

静岡県島田市 luxury salon SATINE の新間 ゆみ 先生にインタビューさせていただきました。

下腹が出るのは、脂肪によるところもありますが、内臓が落ちてくることも大きな原因だといいます。

それは、お腹の筋肉の衰えなどから起こるため、下腹をなくすには、筋肉を鍛えることも効果的です。

それには、お尻歩きのエクササイズも良いですし、普段からお腹を意識して生活するだけでも変わってくるそうです。

下腹をなくす方法を、新間先生に教えていただきました。

目次

下腹が出る原因
・生活習慣などで原因になること

下腹をなくすには
・お尻歩きなどで腹筋を鍛える
・深い呼吸を行う
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

下腹が出る原因

新間先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「下腹をなくす方法」です。

先生のサロンのお客様にも、下腹を気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、ほとんどの女性の方が気にされているんじゃないかと思いますよ(笑)。

特に下っ腹のお肉は、自分でケアしてもなかなか取れづらいですので、それでサロンにお越しになられる方も多いです。

下腹が出るは、何によるものなんですか?

脂肪なんですか?

もちろん、脂肪でお肉が付くこともあります。

それに、お腹がむくんだりする場合もあります。

お腹もむくむんですか…。

はい、ただ、下っ腹の原因としていちばん大きいのは、内臓の下垂(かすい・落ちてくること)ではないでしょうか。

お腹の筋肉不足で、内臓が支えられなくなって落ちてきます。

内臓が落ちることでも、下腹が出るんですね…。

はい、それから、ストレスで呼吸が浅くなっていたりすると、肋骨(ろっこつ・胸のところにあって内臓を囲んでいる骨)も開いてきます

そうすると、肋骨は内臓を囲うようにして守っていますので、それによって、内臓が下に落ちてくる場合もあります。

ちなみに、内臓が下垂すると、子宮も圧迫されますので、下っ腹が出るだけではなく、下半身太りにもつながりますよ。

生活習慣などで原因になること

下腹が出るのは、年齢も関係しているんでしょうか?

そうですね、ただ、若い方でも、お腹周りを気にされている方はいらっしゃいます。

例えば、姿勢が悪くて、それでお腹に脂肪が付いている方もいらっしゃいます。

急に下っ腹が気になってくるのは、30代後半くらいからが多いですね。

それに、女性は、妊娠や出産の影響もあります

そういったところから、身体に歪みが発生して、内臓下垂につながるケースもあります。

日々の生活習慣で、下腹が出る原因はありますか?

例えば、デスクワークをされている方は、下っ腹が出やすい環境にあります。

ずっと座りっぱなしでいると、首や肩に力が入って前傾(ぜんけい)姿勢になりやすいです。

そうすると、下っ腹の力が抜けるんですね。

たしかに、私もデスクワークが多いですが、お腹にはほとんど力が入っていない気がします。

はい、そうやって、お腹の筋肉がゆるんでくると、下っ腹が出る原因にもなります。

後は、運動不足も、お腹の筋肉が衰える原因になりますし、食べすぎで、お腹に脂肪が付くこともありますよね。

下腹をなくすには

先生のサロンでは、下腹をなくすのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

サロンでは、「CHIAKIメソッド®LCFテクニック」という技術を行っています。

これは、美容整体ストレッチ・エステの痩身技術・リンパドレナージュ・腸セラピー・筋膜リリースなどが融合した未だかつてないテクニックです。

それによって、深層筋(しんそうきん・身体の奥のほうにある筋肉)や筋膜(きんまく・筋肉を覆っている筋肉)をゆるめて、骨格の歪みや筋肉を調整することができ、3大体液の血液・リンパ液・脳脊髄液(のうせきずいえき)の循環を促していくこともできます。

それに、内臓や筋肉を、正常な位置に整えていきますので、下っ腹のお悩みなどには一回で結果が出やすく、お客様から好評をいただいていますよ。

お尻歩きなどで腹筋を鍛える

下腹をなくすのに、セルフケアでやれることはありますか?

それには、やはり筋力を付けることが大事です。

簡単なエクササイズとしては、長座(ちょうざ・両足を伸ばして床に座ること)で両足のかかとをくっつけた状態で、お尻で歩く方法があります。

これは、特に腹筋を鍛えることができます。

ポイントは、上半身をまっすぐ立つことを意識することです。

それは、お腹の筋肉にかなり効きそうですね(笑)。

はい、実際に行ってみると、結構きついと思いますよ(笑)。

後は、普段からお腹を意識することもおすすめです。

それで、姿勢も整ってきます。

例えば、お仕事中にでも、お腹に力を入れて、しばらく時間を置いてから、ゆっくり力を抜くことを行うだけでも、かなり違ってきますよ。

特に腹筋は、継続して意識していかないと、ゆるんで、つい楽なほうに行きがちですので。

深い呼吸を行う

それから、ストレスをためないようにして、深い呼吸が行えるようにしたいです。

呼吸が浅いと肋骨が広がってしまいますので、深い呼吸でそれを整えていきます。

内臓は肋骨で守られていますので、呼吸もすごく大事ですよ。

深い呼吸をするには、どうしたらいいですか?

深い呼吸というと、深呼吸を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

深く呼吸するのに、お腹や肺に空気を入れることを意識するのもいいですが、背中に空気が入っていくようなイメージで行うのもおすすめです。

呼吸で、背中に空気が入っていくイメージは、これまでしたことがありません。

はい、そうイメージして、息を吸って、吐いて、を行うのもいいですよ。

生活習慣で心がけたいこと

後は、身体の冷えも、お腹に脂肪が付く原因になります。

ですので、お腹周りを温めてあげたいです。

お腹周りを温めるのに、おすすめの方法はありますか?

手っ取り早いのは、腹巻きです(笑)。

それから、いまは、お風呂につからない方も多いですよね。

そこも、気を付けていただきたいです。

後は、お食事にも気を付けていただきたいです。

例えば、できるだけ冷たい飲み物を摂らないようにしたり、身体を温めたり燃焼させたりする食べ物を意識的に摂るようにするのもいいですよ。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、下腹をなくす方法をまとめます。

長座で両足のかかとを付けた状態で、お尻で歩く
普段からお腹を意識するようにする(例えばデスクワーク中にも、お腹にしばらく力を入れてから、ゆっくり力を抜くのも良い)
深い呼吸を行う(背中に空気が入っていくことを意識して呼吸する)
お腹周りを温める(腹巻き、シャワーではなくお風呂に入る、冷たい飲み物は控える、身体を温めたり燃焼させたりする食べ物を摂る、など)

下腹が出るのは、脂肪によるものもありますが、内臓下垂によるところも大きいとのことでした。

内臓下垂には、お腹の筋肉を鍛えることや、深い呼吸を行って肋骨が開かないようにすることなどが大切です。

下腹が気になり始めた方は、新間先生のアドバイスをご参考にされてみてはいかがでしょうか?

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