美容のスペシャリストが教えるキレイ

顔のたるみを改善する方法6つ!顔の筋トレに顔ほぐしも!プロに聞く

本日のキレイの先生

河口 えりか 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「顔のたるみ」です。

京都府京都市四条烏丸 骨格美容調整サロン エリール の河口 えりか 先生にインタビューさせていただきました。

顔のたるみは、年齢を重ねるごとに増えてくるお悩みで、老け顔のいちばんの要因です。

顔の筋肉が衰えることや硬くなることで起こりますから、顔のたるみを改善するには、筋肉を鍛えることや、ゆるめてあげることが大切です。

顔のたるみを改善する方法を、河口先生に教えていただきました。

目次

顔のたるみの原因
・表情筋の衰えから顔のたるみに
・首のコリから顔のたるみに
・足首の硬直から首のコリに

顔のたるみを改善するには
・頬筋を意識した顔の筋トレ
・顔の骨のキワをマッサージして「顔ほぐし」
・耳まわしで顔と首の筋肉をゆるめる
・姿勢を見直す
・食生活の改善

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

顔のたるみの原因

河口先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「顔のたるみ」です。

先生のサロンのお客様にも、顔のたるみを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、サロンには、30~60代の女性の方がお越しくださいますが、特に30代後半からのお客様に、お顔のたるみでお悩みの方が多いです。

顔のたるみで、見た目の印象も変わると思います。

そうですね、お顔は「名刺」ともいいます。

それこそ、表情ひとつでも、お顔はがらりと印象も変わります。

お顔のたるみがあることで、年齢よりも老けてみられがちですし、明るさや輝きといった点でもセルフイメージのマイナスになってしまいますよね。

(参考:美容セラピストに聞く老け顔について

顔のたるみは、どこに表れやすいですか?

主に、口元です。

口角を下げる筋肉のところに起こりやすく、「マリオネットライン」ともいわれる周辺ですね。

(参考:エステティシャンに聞くマリオネットラインについて

それから、頬や目元のたるみを気にされる方も多いです。

(参考:小顔専門家に聞く目元のたるみについて

表情筋の衰えから顔のたるみに

顔のたるみは、何から起こるんですか?

筋肉の衰えですか?

もちろん、お顔の筋肉によるところもありますが、それだけではないと考えています。

お顔と比べると、身体の筋肉のほうが圧倒的に多いですので、そちらからの影響もありますよね。

まず、お顔のたるみの原因として挙げられるのが、表情筋(表情を形作る顔の筋肉)の衰えです。

(参考:顔のたるみ専門家に聞く表情筋について)

特に、近年は、スマホやデスクワークでのPC作業などで、長時間、無表情でいることも増えました。

筋肉は動かしてあげないと、血液も酸素も回りませんし、そのまま硬直もしてしまいます

筋肉の硬直は、イコール「垂れる」ということです。

しかも、日本人は普段、表情筋の3分の1しか使えていないともいわれています。

たったの1/3ですか!?

はい、その上で、さらに無表情の状態が続くと、お顔のたるみもそうですが、笑顔の表情さえ輝かない可能性もあります。

(参考:顔ダンス講師に聞く笑顔について

顔の筋肉という点では、年齢も、たるみに関係してきますよね?

そうですね、年齢を重ねるごとに、筋肉は衰えていきますから。

ですので、お顔のたるみには、表情筋の筋トレなども大切ですよ。

首のコリから顔のたるみに

それから、首のコリも、お顔のたるみの原因になります。

首の前側には「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉があります。

胸鎖乳突筋は、首の中でも太い筋肉で、頭蓋骨の「側頭骨(そくとうこつ・側頭部にある骨)」と身体をつなげていて、頭を支えています。

頭だけでも重みがありますが、さらに、姿勢が前傾(ぜんけい)になって頭が前のほうに来てしまうと、より重力がかかってしまって、胸鎖乳突筋の負担が大きくなります。

胸鎖乳突筋が頭を支えているわけですから、頭の重みに重力までかかると、胸鎖乳突筋には余計に負担がかかりますよね…。

そうですね、特に現代社会は、スマホやPCなどの影響もありますし、子育て中のママは、赤ちゃんを抱くときも下を向きます。

それに、お料理中もそうですよね。

ですので、女性は、胸鎖乳突筋がこっている方が多いですよ。

それから、物理的に胸鎖乳突筋に負担がかからなくても、様々なストレスがかかることで、脳神経が反応して、胸鎖乳突筋に過度な緊張を与え、硬直を起こす場合もあります。

そうやって、首がこると、顔もそれに引っ張られてしまいます…。

はい、それで、お顔のたるみも起こってしまいますね。

足首の硬直から首のコリに

後は、「足首の硬直」にも気を付けていただきたいです。

足首が、顔のたるみにも影響するんですが…?

足の甲や指は、首から上と連動性があります

そうなんですか!?

はい、サロンでも、足首と首の連動性はよくお話しするのですが、知らない方も多いです。

ですので、足首が硬くなっていると、首も硬直してきます。

それで、顔のたるみにもつながってくるんですね!

はい、ですので、正しく歩いて体幹を整えることは、お顔のたるみや肌ツヤにも影響してきます。

サロンでも、歩き方を修正して、土踏まずをしっかり作ることも、アドバイスさせていただいています。

顔のたるみを改善するには

先生のサロンでは、顔のたるみを改善するのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

ひとつは、「頭蓋骨調整」です。

お顔は頭蓋骨の一部ですから、そこと連動する筋肉・筋膜(きんまく・筋肉を覆っている膜)の硬直をゆるめることで、お顔のたるみにもアプローチします。

それには、頭蓋骨だけではなく、足首や全身からも整えていきます。

それから、「CHIAKIメソッドLCFテクニック®」もおすすめで、こちらは、全身の深い筋肉にアプローチして、整体やストレッチ、骨盤・頭蓋骨調整を含むテクニックです。

ホメオスタシスを正常化することで、女性の身体を内側からと外側から整えて、サロンでも、いちばん人気の結果重視のコースです。

身体の筋肉に硬直があると、お顔もたるんで、こわばりが起こります。

「LCFテクニック 100分」のコースの後は、ほとんどの方が、お顔が優しくなられていますよ。

後は、「顔筋ほぐし小顔フェイシャル」も、お顔の筋肉にアプローチしながらスキンケアも行う人気コースです。

表情筋の繊細な筋肉をゆるめることで、お顔がリフトアップします。

筋肉の硬直はたるみに直結しますので、お顔の筋肉もゆるめて、しなやかに整えることが大事です。

頬筋を意識した顔の筋トレ

顔のたるみを改善するのに、セルフケアではどんなことができますか?

ひとつは、頬筋(きょうきん・頬の筋肉)を意識したお顔の筋トレです。

頬筋が硬くなっていたりもたついていたりすると、お顔のたるみの原因にもなりますし、笑顔も不自然になります。

頬筋の筋トレは、どうすればいいんですか?

口角を上げずに、小鼻の横あたりから目の下あたりまでの頬の筋肉を全体的に引き上げるようにします。

このエクササイズは、サロンのお客様にも、頬を動かせない方が多くいらっしゃいます。

そういった方は、腰痛や骨盤周りの硬い方や、筋肉自体が硬くなっているんですね。

このエクササイズは、頬筋をゆるめるのにも鍛えるのにもいいんですか?

はい、どちらもいいですよ。

顔の筋トレの方法

口角を上げずに、頬の筋肉(小鼻の横あたりから目の下あたりまで)全体を引き上げる

顔の骨のキワをマッサージして「顔ほぐし」

それから、お顔のたるみには、「お顔ほぐし」もいいです。

顔の筋肉をゆるめていくということですね。

それは、どうやればいいんですか?

まずは、頭蓋骨の骨のキワを、軽めの力で触れます

例えば、頬筋の周り眼球の下眉毛の上などもそうですし、輪郭もそうです…頭蓋骨を想像していただいて、骨のキワになっているような場所ですね。

そこを、いちど軽く圧迫して、外側にひと回ししてから、筋肉を持ち上げるようにします

このとき注意点は、強い圧をかけない、皮膚をすらないように気を付けてください。

つまり、そのマッサージを、頭蓋骨のキワになっている場所を、何ヶ所かで行っていくということですね?

はい、細かく何ヶ所かで行っていくといいですよ。

顔ほぐしの方法

1. 頭蓋骨の骨のキワ(頬筋の周り、眼球の下、眉毛の上、輪郭、など)を軽めの力で触れる
2. そこを、いちど軽く圧迫して外側にひと回ししてから、筋肉を持ち上げる
3. それを、何ヶ所かで細かく行う

耳まわしで顔と首の筋肉をゆるめる

後は、側頭骨の周りをゆるめられる「耳回し」も、お顔のたるみにいいです。

(参考:美容家に聞く耳回しについて

耳回しは、耳の付け根を持って一周回したり、耳を4ヶ所くらい…例えば、耳の「上」・「ななめ上」・「ななめ下」・「下」の場所を引っ張ったりします

そうして、耳の周りをゆるめてあげることで、お顔と首の筋肉をゆるめることもできます。

これは、寝る前やメイク前など毎日の習慣に入れて、毎日行うことが大事ですよ。

耳回しの方法

耳の付け根を持って、一周回す
耳を4ヶ所くらい(上・ななめ上・ななめ下・下)引っ張る

姿勢を見直す

顔のたるみを改善するのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

日頃から気を付けていただきたいのは、スマホを見るときの姿勢です。

それは、どんな姿勢がいいんでしょうか?

首を前に出さず、鎖骨も丸めずに、顎(あご)を引いたような姿勢です。

スマホをみるときに、下を向かないようにするということですね?

はい、それから、立ち姿勢も大事です。

立ったときに、かかとの真上に骨盤がきて、骨盤の真上に上半身がまっすぐ立てるようにしたいです。

腰をそったりせずにですね。

先生、すいません…(笑)。

どんな姿勢がいいかは、何となくは分かるんですが、もう少しイメージしやすいアドバイスがあると嬉しいんですが…(苦笑)。

そうですね…(苦笑)

例えば…おへそから引き上げるイメージ壁にもたれたときに背面が浮かずに腰がしっかり付くような姿勢頭のてっぺんから引っ張られるような姿勢、などはいかがですか?

ありがとうございます、分かりやすいです(笑)。

サロンのお客様にも、そういった姿勢を取ろうとすると、「後ろに倒れそうな気がする」というお客様もいらっしゃいます。

それだけ普段、姿勢が前傾になっているということなんですね…。

そうですね、立ったときの姿勢は、重心をまっすぐ、あるいは内側に取っていただきたいです。

姿勢を良くする方法

おへそから引き上げるイメージ
壁にもたれたときに背面がうかずにしっかり付く
頭のてっぺんから引っ張られるようなイメージ
など

食生活の改善

それから、お顔のたるみは、食生活も大きく影響します。

お肌の弾力やハリに欠かせない「コラーゲン」や「エラスチン」には、タンパク質が含まれています。

それが、糖化(タンパク質などが糖分と結びつくこと)の進行によって「AGeS(糖化によって起こる異常なたんぱく質)」が蓄積されると、シワやたるみの原因にもなります。

特に現代女性は、貧血の方も多く、長年のタンパク質不足も深刻です。

ですので、普段の食生活では、鉄・たんぱく質・ビタミンC・ビタミンBなどを意識的に摂取することも、おすすめです。

それは、お顔のたるみの直接的なケアではありませんが、根本からの改善となりますので、結果的には、美への近道です。

最近は、糖代謝の弱い方も多いですので、サロンでは、カウンセリングできちんとチェックをした上で、食生活を見直して内側からの改善にも力を入れています。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、顔のたるみの改善方法をまとめます。

1. 頬筋を意識した顔の筋トレ(口角を上げずに、頬の筋肉を全体的に上げるようにする)
2. 顔の骨のキワをマッサージする「顔ほぐし」(骨のキワを軽く触れて、いちど軽く圧迫して外側にひと回しし、筋肉を持ち上げる)
3. 耳回し(耳の付け根を持って一周回す、耳を4ヶ所くらい引っ張る)
4. スマホをみるときは、首を前に出さず顎を引いた姿勢を意識する
5. 立ったときの姿勢は、重心をまっすぐに取る(おへそから引き上げるイメージ、壁にもたれたときに背面が浮かずにしっかり付くようにする、頭のてっぺんから引っ張られるようなイメージ)
6. 食事では、鉄・たんぱく質・ビタミンC・ビタミンBなどを意識的に摂取する

顔のたるみには、顔の筋肉が衰えることも良くありませんし、硬くなることも良くありません。

顔のたるみが気になる方は、老け顔の解消に、河口先生のアドバイスを参考にされてみてはいかがでしょうか?