美容のスペシャリストが教えるキレイ

肌をモチモチにするのにエステ員が教えるスキンケア方法のポイント

本日のキレイの先生

笠原 智子 先生

今回のテーマは、「肌をモチモチにする方法」です。

千葉県千葉市 エステサロンRuang(ルアン)イオンマリンピア店 の笠原 智子 先生にインタビューさせていただきました。

肌をモチモチにするには、スキンケアでしっかりと保湿を行い、クレンジング・洗顔を丁寧に行って汚れをきちんと落とすことなどが大切だといいます。

そうした毎日のスキンケア方法の改善点について、笠原先生に話をお聞きしました。

目次

肌のモチモチ感がなくなる原因
・紫外線や生活習慣の乱れなどで肌の乾燥が進む

肌をモチモチにする方法
・肌が冷たくなるまで化粧水を重ね付けして保湿するなど
・クレンジング料選びや洗顔方法のポイント
・質のいい睡眠をとれるように意識することなども大事
・肌をモチモチにするにはサロンケアもおすすめ

まとめ

肌のモチモチ感がなくなる原因

笠原先生、よろしくお願いします、今回のテーマは「お肌をモチモチにする方法」です。

まずは、モチモチなお肌には何が必要ですか?

ひとつは、お肌の水分量です

お肌が内側からうるおっていてしっとりしていると、肌触りも変わってきます。

それから、お肌の弾力です

お肌の弾力は、「コラーゲン(皮膚の弾力成分)」も必要ですが、それを支える弾力繊維の「エラスチン」も欠かせません。

そうしたうるおいや弾力のあるお肌は、手に吸い付くような密着感があります。

お肌がモチモチしていると、見た目の印象も変わってくると思います。

そうですね、若々しくて元気のあるいい印象を与えやくなりますね

逆にお肌のモチモチ感がないと、どうなりますか?

お肌がカサカサしているとシワも出やすいですし、元気のない印象も与えがちです。

それに実年齢よりも老けてみえやすくなったり、疲れているような印象も出やすくなったりします。

紫外線や生活習慣の乱れなどで肌の乾燥が進む

日々の生活習慣で、お肌のモチモチ感がなくなる原因はありますか?

いちばん大きいのは、紫外線です

紫外線はお肌の乾燥を進めますし、お肌の底にあるお母さん細胞も傷つけてしまいます。

そうすると、そこから元気のない細胞が生まれて、お肌自体も元気ではなくなってしまいます。

それから、生活習慣による影響もあります

例えば睡眠不足や疲労によるストレスは、お肌にも悪影響を与えます。

それに食生活の乱れや、甘いものの食べすぎにも気を付けていただきたいです。

糖質の摂りすぎで、肌細胞が焦(こ)げる「糖化(とうか)」の原因にもなります。

後はミネラル不足などによっても、お肌の乾燥は進んでしまいます。

肌をモチモチにする方法

肌が冷たくなるまで化粧水を重ね付けして保湿するなど

先程のお話では、お肌のモチモチ感にはうるおいも必要とのことでした。

そうするとお肌をモチモチにするには、スキンケアでの保湿も大事なんですよね?

はい、もちろん大切ですよ。

スキンケアでの保湿方法でアドバイスはありますか?

まず化粧水は、バシャバシャとお付けになっている方を多く見受けます。

中には、パンッパンッとお顔を叩いてお付けになっている方もいらっしゃいます。

化粧水はそうではなく、最初に手の平に化粧水を出して温めてから、手の平でお顔を包み込むようにして化粧水を浸透させていくのがおすすめです

手の平でお肌を触りながら化粧水をじんわりと入れ込んでいくようなイメージです。

それで、化粧水がお肌にしっかりと入り込むと、お肌を触ったときに冷たくなります

化粧水は、そう感じられるようになるまで何度も重ね付けしてあげるといいですよ。

そうすると、お肌の中にまで化粧水を浸透させることができます。

そうして化粧水を付けた後は、美容液や乳液を付けます

そしてお手入れの仕上げは、カバー力の高いクリームを塗ってあげましょう

それがスキンケアのふたの役割になって、保湿力も高まりますよ。

クレンジング料選びや洗顔方法のポイント

お肌をモチモチにするのに、クレンジング・洗顔でのポイントはありますか?

スキンケアで必要な場所に必要な成分を届けるには、肌表面の汚れをしっかり落としてあげることも大切です

肌表面に汚れが残っていれば、いくら化粧水を付けても中まで届かずに、途中で蒸発してしまう可能性もあります。

ですのでお肌をモチモチにするのにも、クレンジング・洗顔がとても大切です。

クレンジング方法でのアドバイスはありますか?

お顔の油というとマイナスのイメージが強いかもしれませんが、お肌に必要な油分もあります。

お肌のキメを決めるのは、水分と油分のバランスです。

ですのでそのキメを整えるためにも、クレンジング・洗顔では適度に油分を残す必要があります。

洗浄力の強いクレンジング料を使用すると、必要な油分まで取りすぎてしまって、かえってお肌の乾燥の原因になる場合もあります。

ですのでクレンジング料は、油分を適度に残しながらうるおいも与えてくれるようなものがおすすめです

例えば洗い上がりがさっぱりするクレンジング料は、必要な油分まで取りすぎてしまっていることが考えられます。

そういったものよりは、洗い上がりがしっとりするようなタイプをお選びになるといいですよ。

それでクレンジングを行うときは、ゴシゴシとこすったりせずに優しくメイク汚れを落とすようにしましょう

特にポイントメイクを落とすときなどは、ゴシゴシとしないように気を付けてください。

お肌をモチモチにするのに、洗顔方法のアドバイスはありますか?

泡洗顔は、泡のキメの細かさが大切です。

洗顔は、お肌に指が触れずに弾力性のある泡の力だけで行いたいです

ですので、そのくらい弾力のある泡ができるくらいまで、少し時間をかけてもしっかり泡立てていただきたいです。

そのひと手間をかけるだけでも、お肌は変わってきますよ。

それからクレンジング・洗顔の両方にいえることですが、熱いお湯でお顔を洗うことによっても、お肌の必要な油分を取りすぎてしまいがちです。

クレンジング・洗顔は、熱いお湯ではなくぬるま湯で行うようにしましょう

質のいい睡眠をとれるように意識することなども大事

お肌をモチモチにするのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

まずは、紫外線対策をきちんと行うことです

それに、睡眠をしっかりとることも大切です

睡眠中に、美肌の成長ホルモンも分泌されます。

ただ現代はお忙しい方も多いですから、寝るのが遅くなって睡眠時間が短くなったりすることもあるでしょう。

ですので睡眠の長さもそうですが、質も大切にしていただきたいです。

睡眠は、深い眠りをとれているかということもポイントです。

そうした深い眠りにつくには、寝る直前のスマホ・パソコン・テレビなどを控えていただくのもひとつですね

後は、体内の老廃物を外に出さないと、お肌のくすみの原因にもなります。

それには、水分をしっかり摂ることも大切ですよ

肌をモチモチにするにはサロンケアもおすすめ

ちなみに先生のサロンのケア・施術も、お肌をモチモチにするのに効果的ですか?

はい、おすすめですよ。

当店のフェイシャルケアでは、還元水素水をベースとした化粧品を使用しています。

それは、必要な成分を必要な場所に届けることに注目した化粧品で、水素の力で抗酸化にもなります。

施術に加えてそうした化粧品を使用することで、サロンのお客様には、いちどの施術でお肌の変化を感じていただけています。

まとめ

肌をモチモチにするには、基本的なことですが、毎日のスキンケアを正しい方法で丁寧に行うことが大切といえそうです。

例えば、化粧水を肌が冷たくなるまで重ね付けすることなどは、今日から始められることだと思います。

まずはそうしたところから改善していくことも、肌のモチモチ感につながりますよ。

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