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セントジョーンズワートオイルの効能と使い方!アロマ専門家に聞く

本日のキレイの先生

石井 亜矢子 先生

今回のテーマは、「セントジョーンズワートオイル」です。

東京都調布市仙川 SamaSamaAroma の石井 亜矢子 先生にインタビューさせていただきました。

セントジョーンズワートオイルは、花びらから抽出される赤い色のオイルです。

血流を良くする作用があってスリミング効果も期待でき、石井先生のサロンでも使用されているそうです。

そんな先生に、セントジョーンズワートオイルの効能や使い方を教えていただきました。

目次

セントジョーンズワートオイルとは
・花の成分が浸出されて赤っぽい色で独特な香りも

セントジョーンズワートオイルの効果・効能

セントジョーンズワートオイルの使い方
・単体での使用も良いしブレンドオイルにしても良い
・足やお腹のスリミングや肩こりのケアなどにも
・ブースターなどでフェイシャルケアにも使用できる
・サロンケアではどう使用しているか?

まとめ

セントジョーンズワートオイルとは

花びらの成分を抽出したインフューズドオイル

石井先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「セントジョーンズワートオイル」です。

セントジョーンズワートオイルは、どんな植物から抽出されるんですか?

「セントジョーンズワート」という植物から抽出されます。

和名は、「セイヨウオトギリソウ」です。

そうすると、オトギリソウの一種から抽出されるオイルなんですね。

はい、そうですね。

そのセントジョーンズワートの何から、オイルは抽出されるんですか?

セントジョーンズは小さな黄色の花が咲くのですが、その花びらから抽出されます。

例えばホホバオイルやマカダミアナッツオイルは、実を圧搾(あっさく)してオイルが抽出されますよね。

それに対して、セントジョーンズワートオイルは、オリーブオイルなどの植物オイルをベースにして、花びらを漬け込んで抽出される「インフューズドオイル」です。

つまり、セントジョーンズワートオイルは、花びらから直接抽出されるんじゃなくて、ベースの植物オイルに漬け込んで出来るんですね。

はい、そうです。

「カレンデュラオイル」などと一緒ですね。

【関連記事】インフューズドオイルについては、別の記事でアロマセラピストさんに取材しましたので、合わせてご覧になってみてください。

花の成分が浸出されて赤っぽい色で独特な香りも

セントジョーンズワートオイルは、黄色い花びらを植物オイルに漬け込んで抽出されるとのことでした。

そうすると、花びらの色がオイルに移るんですか?

いいご質問です(笑)。

セントジョーンズワートオイルには、花びらの色が移ります

そうすると、オイルは黄色い色をしているんですか?

商品にもよりますが、セントジョーンズワートオイルは基本的に、花びらから成分を浸出(しんしゅつ)した後に日に当てます。

それによって、オイルが赤くなります

赤色のオイルですか(笑)! 珍しいですね。

セントジョーンズワートオイルには、花の香りも付いているんですか?

それも商品によりますが、ピュアなオイルですと、少し酸(す)っぱいような独特な香りが残っていたりしますよ。

酸っぱいような香りですか…、たしかにそれは少し独特かもしれません(苦笑)。

ただ、そうした香りがあるということは、ベースの植物オイルにセントジョーンズワートの成分がきちんと抽出されているということですよね。

ちなみに、オイルは酸化する性質がありますよね。

セントジョーンズワートオイルは、その点ではいかがですか?

セントジョーンズワートオイルは、酸化しやすい性質を持っています

ですので初めは、使い切れる少量のものをお選びになるといいですよ。

セントジョーンズワートオイルの効果・効能

セントジョーンズワートオイルには、どんな成分が含まれているんですか?

特徴的なのが、「ピペリシン」です

ヒペリシンは、血流を良くする作用や鎮痛作用があるとされています。

ですので、セントジョーンズワートオイルを身体に塗ると、ポカポカしてきます。

冷え性の方にもいいですね。

それも、血流が良くなるからなんでしょうね。

はい、ですので、むくみのケアにもいいですし、スリミングにもつながります

それは、嬉しい効果・効能です(笑)。

それに、筋肉のこわばりもほぐしてくれます

たしかに血流が良くなれば、筋肉の緊張もほぐれますもんね。

はい、当サロンのトリートメント(施術)でも、セントジョーンズワートオイルを使用しているのですが、お客様だけではなく、マッサージしている私の手もやわらかくなります(笑)。

自然療法がお好きな方は、腰痛などの応急処置にセントジョーンズワートオイルをお使いになる方もいらっしゃいますし、慢性的な痛みのケアにも向いています。

他に、セントジョーンズワートオイルは、どんな効果・効能を期待できるんですか?

セントジョーンズワートオイルは、鎮痛作用もあるとされているので、五十肩などのケアにもいいです。

それから、身体のホメオスタシス(身体を一定の状態に保とうとする作用)を整える作用もあるとされています。

ですので、生理痛などのときにホルモンバランスを整えるのに、セントジョーンズワートオイルでケアすることもできます。

セントジョーンズワートオイルの使い方

単体での使用も良いしブレンドオイルにしても良い

セントジョーンズワートオイルは、単体で使って大丈夫なんですか?

はい、もちろん大丈夫ですよ。

ただ、独特な香りが苦手な方は、他のオイルに希釈(きしゃく・濃度を薄めること)して使用してもいいですね。

そこにエッセンシャルオイル(精油)を加えれば、アロマの香りを楽しむこともできます。

セントジョーンズワートオイルを希釈するのに、おすすめの植物オイルはありますか?

それは、お好みで何でも大丈夫ですよ。

例えば、「オリーブオイル」や「マカダミアナッツオイル」もいいですね。

後は、サラッとしたテクスチャーの「ホホバオイル」もいいと思います。

セントジョーンズワートオイルのブレンドオイルは、どんな分量で作るといいでしょうか?

それもお好みで大丈夫ですが、私が作るとしたら、20mLのブレンドオイルを作るのに、ベースになる植物オイルが15mL、セントジョーンズワートオイルが5mLでしょうか。

そのくらいの濃度ですと、セントジョーンズワートオイルの効能もあまり損なわれないと思います。

精油を加える場合は、どのくらい入れたらいいですか?

ボディケア用でしたら、4滴です。

それで、精油の濃度が1%になります。

フェイシャル用でしたら、その半分の濃度にしたいので、2滴ですね。

【編集部まとめ】ブレンドオイルの作り方

セントジョーンズワートオイルで作るブレンドオイルの分量をまとめます。

(20mLのブレンドオイルを作る場合)
・ベースの植物オイル:15mL
・セントジョーンズワートオイル:5mL
・精油:(ボディケア用)4滴/(フェイシャル用)2滴

ちなみに、アロマブレンドオイルの作り方については、別の記事でアロマセラピストさんにも取材させていただきました。
下の記事も合わせてご覧になってみてください。

合わせて読みたい!

足やお腹のスリミングや肩こりのケアなどにも

セントジョーンズワートオイルは、ホームケアではどんな使い方ができますか?

セントジョーンズワートオイルはスリミングにいいので、例えば、ひざ下のむくみ取りにもいいですよね。

ヒップと太もものあたりに塗ってあげると、すっきりします

それに、お腹や仙骨のあたりに塗ってあげるのもいいですね。

それでお腹も温まりますし、スリミングにもつながります。

スリミングしながら健康になれる感じでしょうか(笑)。

それは、すごくいいです(笑)。

後は、セントジョーンズワートオイルは、身体の冷えを取るのにもいいので、首周りに塗ってあげると、肩・首のケアにもなります

そうしたボディケアは、セントジョーンズワートオイルでマッサージするのがいいんですか?

もちろんマッサージしていただくのもいいですが、オイルをただ塗り込んであげるだけでも大丈夫ですよ。

ブースターなどでフェイシャルケアにも使用できる

セントジョーンズワートオイルは、フェイシャルケアにも使えるんですか?

はい、大丈夫ですよ。

お顔のむくみを取って、スリミング効果も期待できますね。

フェイシャルケアには、どんな使い方ができますか?

お顔を洗った後に、最初にオイルをお顔全体にうっすらとなじませて、ブースターとして使用するのも、ひとつです。

「ブースターオイル」ですね。

はい、その後に、化粧水を付け、乳液・クリームを付けます。

後は、お顔のマッサージに使うのもいいですね。

セントジョーンズワートオイルは、スリミングにもいいとのことでしたもんね。

はい、そのときは、お顔を洗った後にオイルマッサージを行って、ティッシュでオイルを軽く拭き取ります。

その後は、いつものお手入れで大丈夫です。

ちなみに、セントジョーンズワートオイルをフェイスケアに使用するときは、特に夜のお手入れがおすすめです

夜のお手入れでしたら、その後に日に当たることもありません。

体質によるところもありますが、光毒性の心配な方は、夜のお手入れにお使いになるといいですよ。

サロンケアではどう使用しているか?

ちなみに先生のサロンでは、セントジョーンズワートオイルを何にお使いになっているんですか?

「セントジョーンズワートビューティ」というコースでは、セントジョーンズワートオイルを全身のトリートメントに使用しています。

お身体を流してゆるめ、引き締めていきます。

特に、肩こり・お身体の冷え・PMSなどが気になる方におすすめです。

セントジョーンズワートオイルでのトリートメントは即効性があって、身体も温まります。

お客様からは、その施術をしてから「よく眠れるようになりました」といったお声をいただいたりもしています。

それから、そのコース以外でも、例えば腰痛などに対して、セントジョーンズワートオイルを局所的に使用することもあります。

キレイの先生からのお知らせ

今回、石井先生には「キレイの先生」をご覧いただいた方限定に、「セントジョーンズワートビューティ」コースの特別価格をご用意いただきました(先生ありがとうございます!)。

・上半身60分:通常価格9,720円 → 限定価格6,480円
・下半身60分:通常価格9,720円 → 限定価格6,480円
・全身90分:通常価格12,960円 → 限定価格9,720円

サロンへのお問い合わせは、SamaSamaAromaさんのホームページからどうぞ。

* 当キャンペーンは、おひとりさま1回限りで、予告なく終了する場合がございます。

まとめ

セントジョーンズワートオイルは、セイヨウオトギリソウの花びらから抽出される赤い色のオイルです。

血流を良くする作用があって、スリミング効果も期待できます。

単体でお使いいただいても大丈夫ですが、独特な香りがあるので、他の植物オイルに希釈して使うのも良いですね。

スリミングのオイルマッサージなどにもおすすめですよ。

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