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目元のクマ対策6つ!美容家に聞く温ためケアやスキンケアマッサージ

本日のキレイの先生

田島 真喜子 先生

今回のテーマは、「目元のクマ」です。

東京都西東京市ひばりが丘 隠れ家サロン Plaisir(プレジール) の田島 真喜子 先生にインタビューさせていただきました。

目元のクマは、主に血行不良によって起こります。

そのため、目元のクマを改善するには、目元を中心に温めてあげたり、スキンケアのときに目元のマッサージを行ったりするのがおすすめだそうです。

そんな目元のクマ対策について、田島先生に教えていただきました。

目次

目元のクマの原因
・目元のクマは血行不良やくすみなどから起こる
・睡眠不足や眼精疲労などが目元のクマの原因に

目元のクマ対策
・額から鼻までホットタオルで温めると即効性も高い
・目元をマッサージしながらクリームなどを付ける
・クレンジング・洗顔はタオルドライまで優しく行う
・眼精疲労や身体のコリは都度ケアをするなど
・目元のクマにおすすめのサロンケアとは

まとめ

目元のクマの原因

目元のクマは血行不良やくすみなどから起こる

田島先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「目元のクマ」です。

先生のサロンのお客様にも、目元のクマを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、いらっしゃいますよ。

目元のクマは、何によるものなんでしょうか?

目元のクマは、いくつかのケースがあります。

まず、一般的にいうクマは、血流の悪さから起こっているものです。

目元は皮膚が薄いですので、血流の悪さがクマになって表れます。

ちなみに、そうしたクマは青っぽくみえます

それから、くすみ・シミ・肝斑(かんぱん)によるものもあります。

そうしたクマは、茶色や黒っぽい色をしています

それから、むくみやたるみの影によって、クマにみえる場合もあります。

ちなみにその中では、どのタイプのクマが多いんですか?

多いのは、やはり血流の悪さによるクマでしょうか。

クマの種類

・血流の悪さによるもの(青っぽい色をしている)
・くすみ・シミ・肝斑によるもの(茶色や黒っぽい色をしている)
・むくみやたるみの影がクマにみえる
など

睡眠不足や眼精疲労などが目元のクマの原因に

日々の生活習慣で、目元のクマの原因になることはありますか?

血流の悪さによるクマに関していうと、ひとつは睡眠不足です

たしかに私も、寝不足の翌朝は、目元にくっきりとクマが出ます…(苦笑)。

それから、目の疲れも関係してきます

目が疲れて、その周りの筋肉が硬くなると、血流も悪くなりますよ。

特にいまの時代は、スマホ・パソコン・ゲームなどの影響もあります。

ですので、若い方でもクマが出ていることもありますね。

それに、神経性の疲れで頭皮が硬くなることによっても、お顔の血流は悪くなります。

それは、肩こりや首こりにもいえることです

ちなみに普段のスキンケアで、目元のクマの原因になることはありますか?

クスミやシワによるものは、お手入れを行うときの力加減が大きいでしょうか。

特に目元は皮膚が薄いですから、お手入れするときの力が強いと、くすみなどの原因にもなります。

それに、お肌の乾燥による影響もあります

それによって、くすみも起きやすくなります。

目元のクマ対策

額から鼻までホットタオルで温めると即効性も高い

目元のクマを消すのに、即効性の高い方法はありますか?

血流の悪さによるクマをいまどうにかしたいということでしたら、目元を温めてあげることが大事です。

そのときは、目の上だけではなくて、額(ひたい)から鼻のあたりまでホットタオルで一緒に温めてあげるといいですよ。

そうすると、お顔全体の筋肉がほぐれて、全体的に血流を良くすることができます。

関連記事

目元をマッサージしながらクリームなどを付ける

目元のクマにも、スキンケアでの保湿は大事なんですか?

はい、お肌の乾燥によるくすみもクマの原因になりますから、保湿は大事ですよ。

目元のクマに、スキンケアでのポイントはありますか?

お顔のお手入れ全体にもいえることですが、特に目周りに関しては、皮膚が薄いので力を入れないことです。

それと、保湿と一緒に血行を良くしてあげるのもおすすめです。

それには、どうしたらいいんですか?

美容液やクリームを、目元のマッサージを行いながら付けてあげるのもいいですよ。

例えばクリームでしたら、指の温度でクリームを溶かしながら、目の周りをクルクルとマッサージします。

それによって、目元の血流を良くすることもできますし、保湿もできます。

クレンジング・洗顔はタオルドライまで優しく行う

目元のクマに、クレンジング・洗顔のポイントはありますか?

これも、力を入れずに優しく行うことです。

お顔の中心は手が行きやすいですので、クレンジング・洗顔で、知らず知らずの内に力が入ってしまっている場合も多くあります。

そこにも気を付けていただきたいですし、洗顔はしっかりと泡立てて摩擦が起こらないように行うことも大事です。

後は、洗顔後にタオルでお顔を拭くときも、ゴシゴシとこすらないようにしましょう。

タオルをお顔に優しく押し当てるようにして、水分を吸収させるといいですよ。

眼精疲労や身体のコリは都度ケアをするなど

目元のクマを消すのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

目元の血流が悪くならないように、目の疲れにくい生活を送ることです。

それから、肩や首のこりにくい生活も心がけたいです。

ただ、いまの時代はスマホやパソコンが欠かせませんから、それも難しいかもしれません。

そうですね、眼精疲労も肩こりも現代病といえると思います…(苦笑)。

それには、その都度ケアしてあげるようにしましょう。

例えば毎日、湯船につかる時間をもつようにするのもいいですよね。

それから、眼精疲労は神経性の疲れですから、頭皮の硬さにも気を付けたいです。

シャンプーするときに頭皮をゆっくりとマッサージするのもおすすめです。

後は、身体のコリが、お顔のコリにもつながります。

ですので、目元のクマをケアするのにも、身体のケアを行ってあげることも大事です。

例えば肩がこったときは、ストレッチなどをして肩甲骨を動かすようにするのもいいですね。

後は、同じ姿勢が続くことも、身体のコリの原因になります。

そういったことにも、気を付けるといいですよ。

目元のクマにおすすめのサロンケアとは

ちなみに先生のサロンでは、目元のクマには、どんな施術・ケアが効果的ですか?

施術としては、超音波・ラジオ波(高周波で身体の中から温める技術)・EMS(電気刺激で筋肉にアプローチする技術)を同時に行えるフェイシャルのマシンがおすすめです。

それは、短い時間で高い効果が得られます。

それから、お顔のリンパドレナージュ(体内のめぐりを良くする技術)も、いちどの施術で、お顔が明るくなってクマも軽減されるのでおすすめです。

後は、神経の疲れによる血流の悪さからクマが起こっている場合は、ドライヘッドスパも、お顔の血流を良くすることができるのでいいですよ。

そうしたサロンケアは、目元のクマに即効性があるんですか?

はい、お客様にはご実感いただけていますよ。

まとめ

今回のインタビューで挙がった目元のクマの対策をまとめます。

1. 額から鼻のあたりまでホットタオルを乗せて目元を温める(特に クマをすぐどうにかしたいときにおすすめ)
2. 特に目元のお手入れは力を入れずに行う
3. 美容液やクリームを、目元のマッサージをしながら付ける
4. クレンジング・洗顔は優しく行う
5. 洗顔後のタオルドライはタオルを顔に押し当てて水分を吸収させる
6. 眼精疲労や身体のコリをその都度ケアする(例えば、毎日湯船につかる、シャンプーのときにゆっくりと頭皮マッサージを行う、ストレッチなどで肩甲骨を動かす、など)

目元のクマは、血行不良から起こるケースが多いです。

ですので、クマ対策としては、血流を良くしてあげることが大切といえそうですね。

目元のクマが気になったときは、田島先生のアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか?

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