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冬の肌の乾燥を改善する方法!専門家に聞くスキンケアでの対策10

本日のキレイの先生

林 里美 先生

今回のテーマは、「冬のお肌の乾燥」についてです。

東京都渋谷区 ワミレスサロン アンジュ Anju の林 里美 先生にインタビューさせていただきました。

冬のお肌が乾燥しやすいのは、乾燥した空気がお肌の水分を奪ってしまうことが関係しているといいます。

乾燥肌を改善するには、例えば化粧水は年代プラス1回を重ね付けして、スキンケアでしっかりと保湿してあげることが大切になるそうです。

冬のお肌の乾燥を改善する方法を、林先生に教えていただきました。

目次

冬に肌が乾燥する原因
・冬の空気の乾燥が肌の水分が奪う
・生活習慣で乾燥肌の原因になること

冬の乾燥肌を改善するには
・化粧水は年代プラス1回を重ね付けする
・クレンジング・洗顔は肌に負担がかからないように行う
・生活習慣で心がけたいこと
・冬の乾燥肌のサロンケア

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

冬に肌が乾燥する原因

林先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「冬のお肌の乾燥」についてです。

やっぱり、冬になると乾燥肌の方が増えますか?

はい、増えますね。

ただ昨今は、夏場のお肌の乾燥も多くなっている印象です。

それから、気象的なところから考えると、冬のお肌の乾燥は、太平洋側にお住まいの方にいえることです

え、そうなんですか!?

はい、日本の地理的に、冬の日本海側は雪が多く、太平洋側と比べると湿度が高いです。

ですので、「秋田美人」といった言葉もあるように、雪の降る地域は、お肌のきれいな方が多いです。

たしかに、東北や北海道の方はお肌がきれいなイメージがありますが、そういった気象的なところも関係していたんですね。

はい、とはいえ、エアコンや暖房もありますので、冬になると、全国的に乾燥肌の方は増えてきていますよね。

冬の空気の乾燥が肌の水分を奪う

いまのお話をお聞きすると、お肌の乾燥は、大気の湿度も関係してきそうです。

でも、どうして、空気が乾燥していると、お肌も乾燥しやすいんですか?

水分は多いほうから、少ないほうに移ります

ですので、空気が乾燥していると、お肌の水分は奪われてしまうんですね

そうだったんですか!?

はい、それで、空気は、気温が高いほど水分を多く含んで、気温が下がるほど湿度が低くなっていきます

ですので、冬はお肌が乾燥しやすいです。

ちなみに、それは、女性にも男性にもいえることです。

ただ、男性のほうが皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)の量が多いです。

ですので、女性のほうが、お肌が乾燥しやすいです。

皮脂について

皮脂は、皮膚の表面で汗などの水分と混ざり合って天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。皮脂膜は、皮膚の水分の蒸発を防ぐ役割などがあるため、皮脂の分泌量が少ないと肌も乾燥しやすくなります。

生活習慣で乾燥肌の原因になること

冬のお肌が乾燥しやすい理由はよくわかりました。

ちなみに、日々の生活習慣で、お肌の乾燥の原因になることはありますか?

サロンのお客様に話をお聞きしていても多いのが、クレンジング・洗顔などでお肌をこすってしまうことです。

お肌をこすると、その刺激で肌表面がガサガサして、余計に乾燥しやすくなります。

それから、洗顔などのお湯の温度が高すぎると、皮脂を取りすぎてしまいます

皮脂には、お肌の水分の蒸発を防ぐバリア機能の役割もありますから、それを奪いすぎると、お肌の乾燥を促してしまいます。

後は、水分を摂る量が少ないことも、お肌の乾燥の原因になります。

人間の身体は、半分以上が水分です。

身体自体の水分量が減ると、お顔にも影響が出てきます。

特に、夏は意識して水分を摂るでしょうが、秋冬になると水分を摂る量が減る方も多いです。

それが、体内の水分量の低下にもつながります。

たしかに私も、秋冬はあまり水分を摂らないかもしれません。

のども乾きませんし…。

それも、冬のお肌の乾燥につながるんですね…。

ちなみに、水分の摂取量という点では、コーヒーやお茶をよく飲まれる方もいらっしゃいますが、コーヒーなどには、利尿作用があるものもあります。

それによって、かえって体内の水分を出してしまう場合もあります。

ですので、水分を摂るときは、ミネラルウォーターや白湯(さゆ・お湯)がおすすめですよ。

冬の乾燥肌を改善するには

化粧水は年代プラス1回を重ね付けする

冬のお肌の乾燥には、スキンケアでの保湿も大事だと思いますが、化粧水などのポイントはありますか?

ローション(化粧水)は、1回でパパッとお付けになっている方もいらっしゃいますが、できれば、年代プラス1回をお付けいただきたいです。

例えば40代の方でしたら、ローションは5回くらい付けていただきたです。

化粧水は、そんなにたくさんの回数を付けたほうがいいんですか!?

そうですね、そうすると、お肌に水分が付いてもっちりとしてきます。

お手入れは朝晩の2回行いますので、その間の10時間はもつように保湿してあげたいですよね。

それから、最近のローションは、粒子が細かくて付けたらすぐにお肌に入っていくようなものも多いです。

ですので、軽くパッティングをしてローションを付けてあげるのもいいですよ。

もちろん、強くパッティングしすぎると刺激になるので、優しく行うようにしましょう。

それで、最後は毛穴を引き締めるのに、手でお顔をパタパタとあおいで風を送り、お肌をクールダウンさせるのもおすすめです。

化粧水の後のクリームなども、同じように付けるといいんですか?

いえ、クリームは、お肌の奥まで栄養を入れ込みたいので、手で押さえるようにして、温めながらなじませてあげるのがおすすめです。

クレンジング・洗顔は肌に負担がかからないように行う

冬のお肌の乾燥を改善するのに、クレンジング・洗顔のポイントはありますか?

クレンジング・洗顔でいちばん大事なのは、こすらないことです。

それに、お湯の温度も大切です

熱すぎると皮脂を取りすぎてしまいますし、冷たいと汚れを落としづらいです。

洗顔などは、32~37度くらいのぬるま湯で行っていただきたいです。

それから、ダブル洗顔(クレンジングと洗顔を行うこと)を行っていただくことも大事です。

油の汚れは、油分の入っているものでなければ落とせません。

それが、クレンジングです。

それに対して、毛穴汚れは、洗顔の泡で落とします。

ですので、洗顔では、泡の密度やモッチリ感が大事になります

基本的に、洗顔は、お肌を手で触るのではなく、泡でホワンホワンと行うようにします。

それで、洗顔後のすすぎもしっかりと行うようにしましょう

特に、額(ひたい)の生え際や耳の後ろは、泡が残りやすいので、そういったところまでしっかりすすぎます。

すすぎは20回くらい行うのが理想です。

そして、洗顔後のタオルドライも、お顔をこすらないように気を付けていただきたいです。

クレンジング・洗顔は、お顔を邪険にあつかわず、丁寧に優しく行ってあげることですね。

生活習慣で心がけたいこと

冬のお肌の乾燥を改善するのに、生活習慣で心がけられることはありますか?

ひとつは、水分や白湯をしっかり飲んでいただくことです。

先程のお話でも、水分の摂取量が少ないことも、お肌の乾燥の原因になるとのことでしたね。

はい、それから、暖房などで室内が乾燥しているときは、加湿器で湿度を上げてあげたいです。

湿度が30%くらいになると、お肌の水分が奪われやすいといわれています。

ですので、加湿器で湿度が60%くらいになるように調整すると、お肌の状態も変わってきますよ。

後は、熱すぎるお風呂に長時間入っていると、皮脂が奪われやすいので、そういったところにも気を付けていただきたいです。

それに、睡眠・食事・運動も、もちろん大事です

10~22時の間に、成長ホルモンが分泌されてターンオーバー(皮膚の新陳代謝)も働くので、その時間に睡眠をとるのが理想的です。

これは、私もなかなかできていなかったりするのですが…(苦笑)。

それは、私もです(苦笑)。

現代の女性は、忙しいですもんね(苦笑)。

それで、食事では、ミネラルやビタミンをきちんと摂ってほしいですね。

運動は、汗を少しかくような軽い内容でも十分です。

それによって血流も上がって、栄養は毛細血管から運ばれますので、お肌にも栄養が行き届くようになります。

冬の乾燥肌のサロンケア

ちなみに、先生のサロンでは、冬のフェイシャルケアは、どんな施術・ケアを行っているんですか?

お肌の乾燥に関していうと、ローションやクリームの量が不十分な方もいらっしゃいますので、そういったところからアドバイスもさせていただいています。

実際にサロンで、お肌に手がモチッと吸い付くような感覚を知っていただくと、「私は普段、お手入れがこんなに足りていなかったんだ…」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

施術では、いらない角質(肌表面の古くなった肌細胞)を取らせていただいています。

その上で、お肌に必要な栄養を入れることで、細胞が元気になり、肌細胞の水分保持能力が高まります。

そうすると、お肌が乾燥しない状態が続くようになりますので、施術でそういったお肌を作っていきます。

後は、乾燥肌の方には、オイルのパックもおすすめです。

それは、水分を抱え込めるようなオイルがあるのですが、それでマッサージを行うというよりも、スチーマーを当てながら優しく優しく触れるようにトリートメント(施術)を行います。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、冬のお肌の乾燥を改善する方法をまとめます。

1. 化粧水は、年代プラス1回を付ける(例えば、30代の方であれば、化粧水を4回付ける)
2. 化粧水は優しくパッティングで付けて、最後は手でパタパタとあおいでお肌をクールダウンさせ、毛穴を引き締める
3. クリームなどは手で押し込むようにして温めながら付ける
4. クレンジング・洗顔はこすらずに、32~37度くらいのぬるま湯で行う
5. ダブル洗顔を行ようにして、洗顔はモッチリ感のある泡で行う
6. 洗顔後のすすぎは20回以上が理想で、タオルドライも肌をこすらない
7. 水分や白湯をしっかり飲む
8. 加湿器で室内の湿度を60%くらいに調整する
9. 熱すぎるお風呂に長時間入るのも気を付ける
10. 生活習慣を整える(十分な睡眠をとる、食事ではミネラルやビタミンをきちんと摂る、軽い運動を行う、など)

冬は、空気が乾燥しているので、お肌の水分も奪われて乾燥に傾きやすいです。

今回の林先生のアドバイスは、一年中当てはまることですが、お肌が乾燥しやすい冬は、これらのことを特に意識してはいかがでしょうか?

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