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肌のキメを整える方法7つ!ツヤ感あるすべすべ肌に!エステ員に聞く

本日のキレイの先生

渡辺 雪 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「お肌のキメを整える方法」です。

神奈川県横浜市都筑区 プライベートサロン ベルネイジュ の渡辺 雪 先生にインタビューさせていただきました。

お肌のキメが整っていることは、美肌の条件のひとつです。

そうすれば、お肌はすべすべになりますし、ツヤ感も出て、化粧ノリも良くなります。

お肌のキメを整えるのにスキンケアで心がけたいことを、渡辺先生に教えていただきました。

目次

肌のキメが乱れる原因
・肌のキメとは
・肌のキメが乱れているとどうなる?
・生活習慣で原因になること
・肌のキメは年齢にも関係してくる?

肌のキメを整えるには
・クレンジング・洗顔でのポイント
・角質ケアもおすすめ
・化粧水などのポイント
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

肌のキメが乱れる原因

肌のキメとは

渡辺先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「お肌のキメ」についてです。

まずは、お肌のキメとは、何ですか?

解剖生理学的にいうと、皮膚の表面は、細かい網目(あみめ)になっています。

手の甲を虫メガネでみると、細かい線と線がまじりあって、ひし形のようなものが並んでいるのが、おわかりいただけるはずです。

その溝を「皮溝(ひこう)」というのですが、その幅や深さのバランスが整っている状態を、「キメが整っている」といいます。

その上で、お肌のキメには、毛穴が大きく広がっていないことなども、関わってきます。

お肌のキメを整えるには、何が必要なんですか?

お肌のうるおいもそうですし、弾力もそうですね。

特に、お肌のうるおいは基本の部分ですので、それが足りていないと、あらゆる肌悩みの原因になります。

お肌のキメが整っていると、どんないいことがありますか?

お肌がツルンとしますし、適度にツヤ感も出ます。

それに、お肌のキメが整っていると、すべすべしたお肌になりますよね。

肌のキメが乱れているとどうなる?

では、お肌のキメが乱れていると、どんな影響が出やすいですか?

例えばお魚も、うろこが一枚一枚きちんと閉じていると、ツヤツヤしておいしそうにみえますよね。

でも、所々うろこが剥(は)がれているお魚は、ツヤも一律ではなくなって、見た目も良くありません。

お肌のキメも、それと同じようなイメージです。

お肌のキメが乱れていて…例えると、うろこがめくれあがっているような状態ですと、外からの紫外線も入りやすくなりますし、お肌の水分も出ていきやすくなります

そうすると、肌荒れを起こしやすくなりますし、そこからシミやシワが発生する場合もあり、マイナスの方向に進みやすいです。

それから、お肌のキメが整っていると、ファンデーションがサラッと均一に乗って、見た目もきれいです。

それに対して、キメが乱れていると、ファンデーションもムラになりやすく、ツヤ感も出づらいです。

たしかに、お肌のキメは、化粧ノリにも影響がありますよね。

はい、それに、お肌のキメが乱れていると、お肌がパサパサになって不健康そうにみえやすいですし、老けてみえやすくもなります

生活習慣で原因になること

日々の生活習慣で、お肌のキメが乱れる原因はありますか?

まずは、不規則な生活習慣です。

例えば、睡眠不足もそうですし、偏(かたよ)った食事もそうです。

それに、ストレスによる影響も大きいです。

それから、自分ではきちんとスキンケアを行えているつもりでも、実は間違えた方法で行っている場合もあります。

そうやって、スキンケア化粧品の使い方が自己流になっていると、化粧品の良さをいかせません。

スキンケアでは、どんな間違いを起こしやすいんですか?

例えば、日本人は、スキンケアでべたべたするのを嫌って、サラッとしたものを好む傾向があります。

それで、季節によっては、乳液やクリームを使わない方もいらっしゃいます。

それに、化粧水の量が少ない方もいらっしゃいます。

そうやって、スキンケアを正しく行えていないことも、お肌のキメが乱れる原因になるんですね?

はい、そうですね。

肌のキメは年齢にも関係している?

お肌のキメは、年齢に関係しているんですか?

年をとるほど、お肌のキメも乱れやすくなるんでしょうか?

そうですね、年齢とともに、肌年齢も上がってきますので。

特に、肌再生の「ターンオーバー」の影響があります。

ターンオーバーとは

皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。そのサイクルを、「ターンオーバー」といいます。

お肌のターンオーバーのサイクルは、若いときは28日ですが、お年寄りになると、それが半年にいちどくらいのペースになります。

そうすると、古い角質(皮膚表面の古くなった肌細胞)がいつまでも肌表面に残っている状態になります。

それは、お肌のキメが整っていない状態といえますよね。

それに、年齢で、お肌の水分量も少なくなりますし弾力も衰えてきます

そうすると、お肌はふっくらしなくなりますので、皮溝の溝(みぞ)がみえやすくなって、キメの乱れも目立ちやすくなります。

肌のキメを整えるには

先生のサロンでは、お肌のキメを整えるのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

フェイシャルのすべての工程が、お肌のキメを整えていくものになります。

フェイシャルのコースでは基本的に、まずは、クレンジングをきちんと行い、お肌をきれいにまっさらな状態に整えてから、十分なうるおいを与えていきます。

その上で、お客様に合った美容液で栄養を補って、マッサージを行って血行を良くし、お肌を活性化していきます。

それからマスクを行い、さらにお肌に栄養を与えていきます。

そのすべての工程で、お肌のキメを整えていきますので、健(すこ)やかなお肌になりますよ。

クレンジング・洗顔でのポイント

お肌のキメを整えるのに、クレンジング・洗顔でのポイントはありますか?

例えば、美容液は高級なものをお使いになっていても、クレンジングはおざなりになっていて、クレンジング剤はお手頃なものをお使いの方も多いです。

ただ、スキンケアでは、クレンジングこそが大切です

日中に乗せているお化粧や日焼け止めを、クレンジングでゼロに戻す必要があります。

それには、どんなことを心がけるといいですか?

日本人は、西洋人と比べると、お肌のキメが細かくて皮膚が薄いといわれています。

皮膚が薄いということは、うるおいが逃げやすいということです。

ですので、クレンジング剤は、オイルクレンジングもいいですが、乳液やクリーム状のものをお使いになるのもいいです。

クレンジングの中でも、オイルタイプは洗浄力が強いといいますよね。

はい、クレンジングは、お肌のうるおいを奪いすぎないことも大事です。

クレンジングのやり方で、アドバイスはありますか?

クレンジングは、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)の分泌の多いTゾーンから始めるといいですよ。

その後に、頬や目周りなどを行います。

ちなみに、目周りは、メイクをする場合も多いでしょうが、こすらないようにメイクを落としていただきたいです。

目元は、お顔の中でも皮膚がいちばん薄いといわれている場所ですので、それ専用のクレンジング剤を使ったりして、注意して優しくメイクを落としていただきたいです。

夜のお手入れは、クレンジング後の仕上がりが大事になります。

クレンジング後に鏡をみて、そのときのお肌がつややかであるかなどを確認することをおすすめします。

お肌のキメを整えるのに、洗顔でのポイントはありますか?

洗顔は、泡をいっぱい立てて、こすらずに優しく行います

日本人は洗顔がお好きで、クレンジングと洗顔でいうと、洗顔のほうに比重を置いて洗いすぎてしまっている方も多いです。

ただ、ダブル洗顔(クレンジングと洗顔の両方を行うこと)を行う場合は、クレンジングで78割の汚れを落として、残りの23割を洗顔で落とすイメージで大丈夫です。

洗顔は、クレンジングで落とし切れなかったものを落とすくらいのイメージですね。

角質ケアもおすすめ

お肌のキメを整えるには、スキンケアでの保湿も大事だと思います。

化粧水やクリームなどでのポイントはありますか?

化粧水は、お肌の土台がいい状態で与えてあげたいです。

それには、クレンジング・洗顔で落とし切れなかった古い角質やメラニン色素を、化粧水前にしっかり取ることもおすすめです。

例えば、角質ケア(余分な角質を取り除くお手入れ)ができる化粧水をお使いになるのもいいですし、週にいちどくらい「ゴマージュ(微細な粒子で余分な角質を剥がし落とす角質ケア)」などの角質ケアを行う日を設けるのもいいです。

そうやって、お肌をまっさらな状態に戻すことを意識していただくと、スキンケア化粧品がお肌に浸透しやすくなりますし、効果も出やすくなりますよ。

化粧水などのポイント

化粧水は、鏡をみながら、お肌が明るくなってつややかになるまで重ねて、保湿してあげるのがおすすめです。

化粧水を重ね付けするということですね。

はい、化粧水は、化粧品メーカーが推奨している適量を参考にしていただきながら、それでも足りない場合は、重ねてしっかり付けてあげたいです。

特に、頬の高いところなどは、乾燥しやすい場所ですので、何度か重ね付けするといいですよ。

ちなみに、化粧水は、手で付けてもコットンで付けても大丈夫ですが、化粧水がむだになるのが嫌でしたら、コットンのほうが付けやすいと思います。

生活習慣で心がけたいこと

お肌のキメを整えるのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

お肌も、身体の一部です。

ですので、寝不足は良くないですし、運動をまったくしないのも良くないです。

身体の新陳代謝を高めることで、お肌も活性化しますので、そのふたつも、スキンケアと同時に考えていただきたいです。

それから、食べたものが、お肌になります。

ですので、いま食べているものが将来のお肌を作ると考えると、チョイスする食べ物も変わってくると思います。

後は、お肌にもストレスが表れやすいので、ストレスをためないようにしていただきたいです。

現代社会、ストレスを感じないのは難しいでしょうから、ストレスを感じたりしたときは、その発散方法を自分なりに持っておくのもいいですね。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、お肌のキメを整える方法をまとめます。

1. ミルクやクリームタイプのクレンジング剤を使用する
2. クレンジングで肌のうるおいまで奪いすぎないように気を付ける(皮脂の多いTゾーンから洗い始める、目元は専用のクレンジング剤を使用する、など)
3. 洗顔は、いっぱいの泡を立てて行う
4. 顔の汚れを落とすのは、クレンジングが7~8割で、残り2~3割を洗顔で落とす意識を持つ
5. 化粧水の前に角質ケアを行う(角質ケアを行える化粧水、ゴマージュ、など)
6. 化粧水は、鏡をみながら、お肌が明るくなってつややかになるまで重ね付けする
7. 生活習慣を正す(寝不足に気を付ける、適度な運動を行う、食べ物を意識する、ストレスをためこまない)

お肌のキメを整えるには、クレンジングを丁寧に行って汚れをきちんと落とし、その上で、しっかり保湿することが大切といえそうですね。

お肌の調子がいまいちに感じたときは、渡辺先生のアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか?