今回のテーマは、「肌を綺麗にする方法」です。
愛知県名古屋市 プライベートエステサロン Cutella の山口 藍 先生にインタビューさせていただきました。
肌を綺麗にするには、基本的なことですが、スキンケアを正しい方法で丁寧に行うことや、生活習慣を整えることが大切です。
今回山口先生には、そうしたスキンケア方法のアドバイスなどをいただきました。
今日のお手入れから取り入れられることもたくさんありますよ。
目次
肌の調子が悪くなる原因
・生活習慣の乱れや間違った洗顔方法などで肌が衰える
肌を綺麗にする方法
・スキンケアでは化粧水後はすぐに次の工程に移る
・クレンジング・洗顔は摩擦を起こさず行うなど
・体を冷やさず生活習慣を整えることも大事
・肌を綺麗にするにはサロンケアもおすすめ
肌の調子が悪くなる原因
山口先生、よろしくお願いします、今回のテーマは「お肌を綺麗にする方法」です。
お肌が綺麗だと、見た目の印象も違いますよね。
はい、もちろん変わってきますよね。
スキンケアをしっかり行っていただくことで、若々しい印象になります。
それにお肌が綺麗だと、明るい印象も出ます。
先生は、どんなお肌が綺麗だと思いますか?
人それぞれの感じ方はありますが、当サロンでは、透明感のあるお肌を目指しています。
お肌に透明感があると、お肌がうるおっているようにもみえます。
ファンデーションを付けなくても透き通るようなお肌は、綺麗ですよね。
それはたしかに綺麗です(笑)。
そうしたお肌の透明感は、何から生まれるんでしょうか?
お肌が水分量をきちんと持てていることもそうですし、キメが整っていて弾力があることなども関係してきます。
生活習慣の乱れや間違った洗顔方法などで肌が衰える
お肌の状態は年齢も関係してくると思いますが、何歳くらいからお肌の変化を感じやすくなりますか?
それは、その方のスキンケアの状態によっても変わります。
ただ一般的には、お肌の衰えは23歳くらいから始まるといわれています。
23歳!? かなり早くからお肌の衰えは始まるんですね(笑)。
ちなみに日々の生活習慣で、お肌の衰えが進む原因はありますか?
色々ありますが、まずは睡眠不足です。
お肌には、夜の22時~2時が「ゴールデンタイム」です。
その時間には就寝していただくのが理想ですが、忙しい現代社会は、その時間に睡眠をとれていない方も多いのではないでしょうか。
たしかに私自身もそうです(苦笑)。
それから、お肌の状態はストレスも関係してきます。
それに、入浴をせずにシャワーだけで済ませていると血流が悪くなって、お肌の状態にも影響を与えます。
お肌に必要な栄養は、血液から届けられていますもんね。
はい、血流という点では、特に最近はパソコンやスマホの影響もありますよね。
長時間のスマホなどは血流も悪くなってしまいますので、そこから目元のクマなどにつながる場合もあります。
後は、もちろん食生活もお肌の状態に関係してきます。
基本的なことですが、基本的な生活習慣がお肌を綺麗にするのにも大切ということですね(笑)。
普段のスキンケア方法で、お肌の衰えの原因になることはありますか?
いちばん大きいのは、クレンジング・洗顔を間違った方法で行っていることです。
例えば強い圧でお顔を洗っていると、その摩擦によって、色素沈着やたるみを起こしてしまう原因にもなります。
それから、クレンジング・洗顔での洗いすぎにも気を付けていただきたいです。
例えばクレンジングオイルは、商品によるところもありますが、お肌に残しておく必要のある常在菌(じょうざいきん)や皮脂膜(ひしまく・皮膚の天然の保護膜)まで取りすぎてしまいがちです。
そうすると、お肌が硬くなりやすいですし肌荒れの原因にもなります。
サロンのお客様にカウンセリングさせていただくと、残念ながら、そうした間違った方法でクレンジング・洗顔を行っている方が多くみられます。
肌の衰えが進む原因
・生活習慣の乱れ(睡眠不足、ストレス、食生活の乱れ、など)
・長時間のスマホやパソコン
・クレンジング・洗顔での摩擦
・クレンジング・洗顔での洗いすぎ
など
肌を綺麗にする方法
スキンケアでは化粧水後はすぐに次の工程に移る
お肌を綺麗にするには、スキンケアでの保湿も大事なんですよね?
はい、もちろん大切ですよ。
スキンケアでの保湿方法でアドバイスはありますか?
まず化粧水は、手で優しく包み込むように塗布することをおすすめします。
化粧水をコットンで付けるのもいいですが、間違った方法で行うと摩擦が起きやすいです。
そうするとお肌にダメージを与えてしまいますし、毛細血管が切れる原因にもなります。
それで、化粧水から次の美容液やクリームに移るまでに時間がかかると、気化熱(きかねつ)が発生します。
それによって、せっかく化粧水で与えた水分も蒸発しやすくなってしまいます。
ですのでお手入れを行うときは、化粧水を付けたらすぐに美容液やクリームを付けていただくことが大事です。
それから、スキンケアの最後は、蒸発しやすい乳液ではなくクリームでお顔を覆ってあげるのがおすすめです。
他に、お肌を綺麗にするのに心がけたいことはありますか?
夏の時期、うっかり日焼けしてしまうこともあると思います。
そうしたときのお肌は、水分が奪われて熱を持っている状態です。
そのときは、日焼け後48時間が勝負で、クレンジング・洗顔を行った後にローションパックを15分くらい行ってあげるのがおすすめです。
それによってお肌に水分をたっぷりと与えることができますし、日焼けしたお肌の鎮静にもなります。
それから、普段のお手入れに移るようにするといいですよ。
肌を綺麗にする方法
【スキンケアでの保湿方法】
1. 化粧水は手で優しく包み込むように塗布するのがおすすめ
2. 化粧水を付けたらすぐにクリームなどに移る
3. お手入れの仕上げはクリームで行うことがおすすめ
4. 日焼け後はローションパックを行ってから普段のお手入れに移るのがおすすめ
など
くすみごわつきに美容家がおすすめする洗顔後すぐのミルク!
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、くすみ肌がフワフワ透明に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、くすみ肌がフワフワ透明に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
クレンジング・洗顔は摩擦を起こさず行うなど
お肌を綺麗にするのに、クレンジング・洗顔でのポイントはありますか?
いちばんは、お顔を洗うときに摩擦で汚れを落とそうとしないことです。
先程のお話でも、クレンジング・洗顔での摩擦は肌の衰えを進めるとのことでした。
はい、例えばクレンジングは、手の平で行ってあげると摩擦が起きづらいのでおすすめです。
メイクオフシート(拭き取りタイプのクレンジング)などは摩擦が起きやすいので、できれば控えていただきたいです。
クレンジングを行うときに、普段使いのクレンジング料ではアイメイクを落としづらいときもあるかもしれません。
ただそうしたときでも、目元はお顔の中でも特に皮膚が薄いので、無理してこすらないようにしましょう。
できればアイメイクは目元専用のリムーバーなどで落としてから、お顔全体のクレンジングを行うことをおすすめします。
それから洗顔は、たっぷりの泡で洗うことを意識していただきたいです。
それで洗顔後のすすぎも、洗い残しがあると肌荒れの原因になるので、丁寧に行っていただきたいです。
例えば髪の生え際などは洗い残しが出やすいので、そこまできちんとすすいで汚れを落とすようにしましょう。
そのときのすすぎの水温は、冷たすぎず熱すぎない32度くらいのぬるま湯がおすすめです。
クレンジング料や洗顔料の選び方で、アドバイスはありますか?
例えばクレンジングでは油分を取りすぎないことも大切ですので、クレンジング料は洗い上がりがつっぱらないものがおすすめです。
ですので、界面活性剤(かいめんかっせいざい・本来混ざらない水分と油分を混ぜ合わせるための材料)が少なめのものがいいですね。
商品によるところはありますが、「ミルクタイプ」や「ジェルタイプ」などのクレンジング料には、そういったものが多い印象です。
それから洗顔料は、界面活性剤に注意していただきたいのはそうですが、酸が入っているものも、美肌菌まで殺菌してしまう可能性があるのであまりおすすめはしていません。
肌を綺麗にする方法
【クレンジング・洗顔のポイント】
5. クレンジングは手の平で行うと摩擦が起きづらくおすすめ
6. 拭き取りクレンジングは摩擦が起きやすいのでできるだけ控える
7. 顔全体のクレンジング前に専用リムーバーでアイメイクを落とすのが理想
8. 洗顔はたっぷりの泡で洗う
9. 洗顔後のすすぎはぬるま湯で髪の生え際まで丁寧に行う
10. 洗い上がりのつっぱらないクレンジング料を使用する
11. 洗顔料は界面活性剤や酸などの配合成分に気を付ける
など
体を冷やさず生活習慣を整えることも大事
お肌を綺麗にするのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?
いいスキンケア化粧品をいくらお使いになっても、肌トラブルには色々な原因が存在します。
お肌を綺麗にするには、生活習慣を整えることも大事です。
そのひとつは、身体を冷やさないことです。
例えばゆっくりお風呂につかってリラックスするのもいいですし、日中はソックスをはいていただいたり腹巻をしていただいたりするのもおすすめです。
それに、できるだけ冷たい飲み物を控えて、常温のお水や白湯(さゆ・お湯)を飲んでいただくのもいいですね。
それから、質のいい睡眠もとっていただきたいです。
例えばスマホやテレビの光などは脳が興奮しますので、寝る前のスマホなどは避けていただくのが理想です。
後は、お肌の状態にも食事と適度な運動は大事です。
例えば食事では、糖分や添加物の摂りすぎに気を付けていただきたいです。
肌を綺麗にする方法
【生活習慣で心がけたいこと】
12. 身体を冷やさないようにする
13. 質のいい睡眠をとる
14. 栄養バランスのいい食事を摂る
15. 適度な運動を行う
など
肌を綺麗にするにはサロンケアもおすすめ
ちなみに先生のサロンでは、お肌を綺麗にするのにどんな施術・ケアを行っているんですか?
当店は、「対処療法」というよりも、「根治療法(こんちりょうほう)」をコンセプトにしています。
例えばフェイシャルエステでは、幹細胞のコスメを取り入れています。
その中でも、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を活性化させる「幹細胞ハーブトリートメント」のメニューが人気です。
幹細胞ハーブトリートメントは、お肌の変化がわかりやすく、お客様にも大変喜んでいただいています。
そうしたサロンケアは、いちどでも効果を感じやすいんですか?
そうですね、お客様にはいちどでも目に見える効果を感じていただけていますので大変人気がありますよ。
肌を綺麗にするのにおすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です、ここまでが山口先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、肌を綺麗にするのにおすすめの化粧品をご紹介します。
美容サロン経営者が肌のフワフワ透明感を絶賛
「乾燥スポンジに水分が入るみたいにうるおいが肌奥に引っ張られて、くすみ肌がフワフワ透明に!」
美容サロン経営者がそう話したのが、「キレイの先生 ブースターミルク」です。
ブースターミルクは、洗顔後すぐに付けるミルクで、このサイトに登場した数十名の美容家の先生方に協力いただき開発しました。
その開発協力者のおひとり、サロン結香 の矢澤 ともみ 先生の感想をご紹介します。
ブースターミルクで、肌がフワフワにやわらかくなって、くすみも取れて透明感も出てきました!
肌が活発に動き出したような感じというのでしょうか(笑)。
それはブースターミルクで、スキンケアの保湿力がアップするのが大きいですよね。
ブースターミルクのあるなしでは、化粧水を付けたときの保湿感が全然違います(笑)。
ブースターミルクを付けると、その後の化粧水が、乾いたスポンジに水分が入っていくみたいに肌奥までギュッと引っ張られていくことを感じます!
それに、化粧水後しばらくそのままでいても、乾燥をほとんど感じませんでした。
それからもうひとつ驚いたのが、このテクスチャーです。
ミルクの予想を裏切るみずみずしさで(笑)、べたつきもないので使いやすいです!
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
商品概要
美容サロン経営者がくすみ・ごわつきにも絶賛した「キレイの先生 ブースターミルク」は、洗顔後の最初に使用するミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌奥まで引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がうるおいを抱き込んで放しません。
定期購入のお申込みで初回50%OFFでお試しいただけ、配送回数の制限もありません。
●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
●定期初回価格:税別1,490円
まとめ
肌を綺麗にするには、基本的なことですが、毎日のスキンケアを正しく丁寧に行うことや、生活習慣を整えることが大切といえそうですね。
例えば、化粧水を手で優しく包み込むように塗布することや、その後にすぐに次の工程に移ることは、今日のスキンケアからでも始められることだと思います。
肌を綺麗にするのにまずは、山口先生からのアドバイスを元に、いつものスキンケア方法を見直してみるのもいいですよ。
* 2018年10月16日に公開した『肌を綺麗にする方法10!基本のスキンケアで透明素肌に!プロに聞く』を再編集しました。