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肌をぷるぷるにする方法13!洗顔のすすぎは20回以上!プロに聞く

本日のキレイの先生

岸 明美 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「お肌をぷるぷるにする方法」です。

神奈川県厚木市 40代からのキラメク美肌再生サロン プルメリア の岸 明美 先生にインタビューさせていただきました。

赤ちゃんみたいなぷるぷる肌は、理想的なお肌ですよね。

それには、お肌のうるおいはもちろん、弾力も大切になるといいます。

お肌をぷるぷるにするには、洗顔後は20回以上すすぐことや、クリームは小分けしてちょっとずつ伸ばしていくことなどがおすすめだそうです。

岸先生に、クレンジング・洗顔のやり方から、化粧水やクリームの塗り方まで、ぷるぷる肌を作るアドバイスをいただきました。

今夜のスキンケアから取り入れられる内容がたくさんありますよ。

目次

ぷるぷる肌じゃなくなる原因
・ぷるぷる肌には肌のうるおいが欠かせない
・ぷるぷる肌には肌のハリや筋肉も関係している
・生活習慣で原因になること

肌をぷるぷるにする方法
・クレンジング・洗顔では肌のうるおいを逃さない
・スキンケアではきちんと保湿する
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

ぷるぷる肌じゃなくなる原因

岸先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「お肌をぷるぷるにする方法」です。

お肌がぷるぷるですと、見た目の印象もいいですよね(笑)。

そうですね、健康的ではつらつとした印象になりますよね。

ぷるぷる肌には肌のうるおいが欠かせない

ぷるぷるなお肌というのは、何によるものなんでしょうか?

ひとつは、お肌のうるおいです。

お肌は元々、水分を保っておける保水機能が備わっています。

それは、主に、「セラミド」・「NMF」・「皮脂膜(ひしまく)」の3つの要因から成り立っています。

「セラミド」と「NMF」は、お肌の表皮(ひょうひ・皮膚は3層構造になっていて、そのもっとも表面の層)のいちばん上にある角質層(表皮はさらに細かい層に分かれていて、そのいちばん表面にある約0.02mmの薄い層)の中に存在しています。

角質層の構造は、レンガの塀(へい)に例えられて、「角質(皮膚表面の肌細胞)」をレンガとすると、そのレンガ同士をくっつけているのが「セラミド」です。

セラミドは、「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」とも呼ばれていて、水分をサンドイッチのようにはさんでいます

そして、「NMF・天然保湿因子」が、角質の中の水分をつかむように保持しています。

それから、「皮脂膜」は、皮脂(毛穴から分泌されている油分)と汗が混ざり合って、角質を覆っているもので、角質層の水分が蒸散しないように防ぐバリア機能の役割があります。

肌の保水機能の要因

セラミド:角質をくっつけていて、水分をサンドイッチのようにはさんでいる
NMF:角質の中の水分を保持している
皮脂膜:皮脂と汗が混ざり合った保護膜で、角質層の水分の蒸散を防ぐ

この3つとも、ターンオーバーの過程で作られています

ですので、ターンオーバーがスムーズに行われていれば、自らの力でお肌のうるおいを作り出せます。

ターンオーバーの周期は28日が理想といわれていますが、その周期が早くても遅くなっても、うるおい成分がうまく作られなくなって、お肌の水分を保持するのが難しくなります。

ターンオーバーとは

皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。そのサイクルを、「ターンオーバー」といいます。

(参考:美容セラピストに聞くターンオーバーとは

ぷるぷる肌には肌のハリや筋肉も関係している

お肌のうるおいに加えて、お肌のハリや弾力も、プルプル肌の条件のひとつです。

皮膚の真皮(しんぴ・皮膚は3層に分かれていて、その真ん中の層)には「コラーゲン」・「ヒアルロン酸」・「エラスチン」などの成分があります。

コラーゲンやエラスチンは、お肌の弾力成分ですよね。

はい、そういった成分が減少したり変性したりすると、お肌の弾力が保たれなくなって、お肌はたるんでしまいます。

そうすると、ぷるぷる肌にもならなくなりますよね。

後は、お肌の状態は、筋肉にも影響されます。

筋肉がゆるんでくると、脂肪を支えきれなくなって、それでお肌がたるんでしまいます。

そうすると、ぷるぷる肌は、お肌のうるおいだけじゃなくて、コラーゲンなどの弾力成分や、筋肉の状態も関係してくるんですね。

そうですね、それらが整うと、お肌もぷるぷるになります。

そして、それを支えるのが、スキンケアであり、フェイシャルエステでもあります。

ぷるぷる肌とは

お肌がうるおっている
コラーゲンなどの弾力成分がある
筋肉がゆるんでいない

生活習慣で原因になること

年をとると、お肌はぷるぷるじゃなくなってくると思います。

そうですね、年齢とともに、ターンオーバーのサイクルは遅くなりますので。

それから、お肌の水分量は、赤ちゃんのときがいちばん多くて、年齢とともに減少します。

それに、皮脂量も20歳がピークで、それ以降は減少します。

一般的に、お肌の水分量や皮脂量は、30代後半以降に急激に少なくなってきます

ただ、若い方でも、お肌が乾燥するような生活を送っていると、お肌の水分が保たれなくなって、うるおいがなくなってきます。

それは、どんなことが原因になるんですか?

やはり大きいのは、紫外線です。

紫外線は、お肌の角質層の水分を奪ってしまいます。

それから、身体の冷え睡眠不足偏った食生活なども、ターンオーバーの乱れにつながります。

他に、普段のスキンケアで、お肌がぷるぷるじゃなくなる原因はありますか?

スキンケアというところでは、洗顔後すぐにお手入れを行わず放置することです。

どうしてそれで、お肌がぷるぷるじゃなくなるんですか?

洗顔後のお肌は、洗顔料や洗い方による差はありますが、皮脂膜・セラミド・NMFのうるおい成分が流されている状態ですので、お肌の水分が蒸散して乾燥しやすいためです。

それは、オイリー肌の方にもいえることで、皮脂(ひし)は作られても、セラミド・NMFは流されて少なくなりますので、水分も不足しやすいです。

それから、洗顔でのこすりすぎも、お肌のバリア機能を壊してしまいますし、熱いお湯で洗顔を行うことも、お肌のうるおい成分が出て行ってしまう原因になります。

肌をぷるぷるにする方法

先生のサロンでは、お肌をぷるぷるにするのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

フェイシャルのコース全体がいいのですが…(笑)。

その中でも、特にぷるぷる肌に効果的なのは、「マッサージ」と「エレクトロポレーション」でしょうか。

マッサージも、お肌をぷるぷるにするのにいいんですか?

はい、血行促進にもなりますので、ターンオーバーの促進にもつながって、お肌のうるおいも作られやすくなります。

エレクトロポレーションは、たしか、美容成分をお肌の奥まで入れられる美容機器でしたよね?

はい、特殊な電気パルスで、美容成分をお肌の奥まで入れ込んでいきます。

コラーゲンなどの分子の大きな美容成分でも入れ込んでいけるのが、特徴ですね。

(参考:エステティシャンに聞くエレクトロポレーションについて

クレンジング・洗顔では肌のうるおいを逃さない

お肌をぷるぷるにするのに、クレンジング・洗顔で心がけたいことはありますか?

クレンジングに配合されている界面活性剤(本来混ざらない水分と油分を混ぜ合わせるための成分)は、一般的には、お肌のうるおい成分を奪ってしまうといわれています。

だからといって、界面活性剤が全面的に悪いかというと、そういうわけではありません。

界面活性剤にも、食物由来のものもありますし、安全性を高めてお肌に優しいものもあります。

(参考:エステティシャンに聞く界面活性剤について

クレンジング・洗顔料を購入する際、何を基準にしたらいいのかは、難しいところではありますが、使用後にお肌がつっぱったり、すぐにテカったりしたら、それは、洗浄力が強いことが考えられます。

(参考:美容セラピストに聞く洗顔後のつっぱりについて

例えば、エステサロンで取り扱われている商品は、そのエステティシャンの方のこだわりがありますので、そういったところで、プロの方のアドバイスをいただいてお選びになるのも、いいと思いますよ。

それから、先程もお話ししましたが、クレンジング・洗顔でのこすりすぎは、お肌のバリア機能を破壊して、うるおい成分が逃げる原因になりますから、厳禁です

それに、シャワーをお肌に直接当てることも控えていただきたいですし、

クレンジングは、メイクの濃い部分…例えば目元などのメイクをコットンで優しく拭き取ってから、お顔全体を優しくクレンジングすることがおすすめです。

それから、クレンジングに、あまり時間をかけすぎないことです。

それは、長時間のクレンジングは、お肌のうるおい成分を取りすぎてしまうからですね?

はい、そうです。

洗顔は、たっぷりの泡を転がすようにして、手がお肌に直接触れないようにして行います。

後は、熱いお湯も、お肌のうるおい成分が逃げてしまう原因になりますから、洗顔するときのお湯は、32度くらいのが適した温度です。

手で触ってみたときに、「少し冷たいな…」と感じるくらいが、ちょうどいいですよ。

お顔をすすぐときも、こすったりせず、手にお湯をためて、優しくお肌に触れるようにかけてあげるようにしましょう。

それで、20~30回はすすいでいただきたいです。

洗顔のすすぎを、20~30回ですか…。

結構な回数をすすぐんですね…。

はい、ただ、髪の毛の生え際も含めて、お顔全体を丁寧にすすぐようにすると、特に意識はしなくても、20~30回は自然とすすぎますよ。

洗顔で20~30回すすぐのは、洗顔料をきちんと落としたいからですか?

そうですね、洗顔料が残っていると、肌荒れや敏感肌につながる可能性もあるので、洗顔料をきちんと落とすことは大事です。

スキンケアではきちんと保湿する

お肌をぷるぷるにするのに、化粧水やクリームで心がけたいことはありますか?

私がおすすめしているのは、セラミド入りのスキンケア化粧品です。

セラミドは、保湿成分の中でも、保湿力が高いといわれています。

それから、化粧水をコットンで付ける場合は、100%天然のコットンで剥(は)がせるタイプのものがおすすめです。

固いコットンですと、お肌を傷つけてしまいます。

コットンで化粧水を付けるときも、お肌に優しくなじませるように付けていきます。

コットンがパサパサしてきたら、化粧水の量が足りないということですので、コットンに化粧水を足すようにしましょう。

それから、クリームを塗布するときは、「ブロッキング」して塗るといいですよ。

ブロッキング…ですか…?

はい、例えば、クリームを頬の一ヶ所に乗せて、そこからお顔全体に伸ばすと、お肌に摩擦がかかりやすいです。

それよりも、お顔を何ブロックかに分けて、そこにクリームを小分けにして乗せ、そこからちょっとずつ伸ばして入れ込んでいくほうが、摩擦も少なくなりますし、むだ塗りもなくなります。

それは、顔の何ヶ所くらいにクリームを置けばいいんですか?

例えば、額でしたら3ヶ所、頬は3ブロックに分けて、1ブロックにつき3ヶ所に置きます。

つまり、頬は、9ヶ所ということですね。

後は、鼻の頭や顎(あご)に乗せて、ちょっとずつ伸ばしていきます。

クリームの置き場所の例

おでこ:3ヶ所
:9ヶ所(横に3ブロックに分けて、1ブロックにつき3ヶ所ずつ)
:1ヶ所
:1ヶ所
など

それで、最後はハンドプレスをして、クリームを入れ込んであげます。

生活習慣で心がけたいこと

お肌をぷるぷるにするのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

いちばんは、紫外線対策をきちんと行うことです。

紫外線は、角質層の水分を逃してしまいますし、特に紫外線のA波は、真皮層にダメージを与えて、コラーゲンやエラスチンを劣化させてしまいます。

それから、身体の冷え・睡眠不足・偏った食生活にも気を付けていただきたいです。

生活習慣を整えるということですね。

はい、生活習慣が乱れていると、ターンオーバーの低下につながってしまいます。

それに、冷暖房にも気を付けていただきたいです。

大気の水分が少なくなると、肌表面の水分の圧が低くなって、お肌の乾燥を招いてしまいます。

食べ物というところでいうと、お肌のターンオーバーには「お水」と「酵素」が必要です。

ですので、お水をきちんと摂って、酵素を含むものも積極的に摂りたいです。

酵素は、例えば、発酵食品・生野菜・フルーツなどに含まれています。

(参考:美容セラピストに聞く酵素について

後は、「ぷるぷる肌」というと、赤ちゃん肌をイメージされる方が多いと思います。

ただ、赤ちゃんと大人のお肌では、中身も少し違っています。

赤ちゃんのお肌は、細くてやわらかい「コラーゲン3型」が多いのですが、大人になると、硬くて丈夫な「コラーゲン1型」が多くなってきます。

ですので、赤ちゃんのようなお肌になるには、エイジングケアが必要になってきます。

ただ、エイジングケアのスキンケア化粧品には、作用の強いものもあります。

ですので、ご自分でのケアが難しかったりする場合は、信頼できて安心して任せられるようなエステサロンに通っていただき、プロに頼るのも、ひとつの方法ですよ。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、お肌をぷるぷるにする方法をまとめます。

1. 洗浄力の強すぎるクレンジング料・洗顔料は控える(使用後にお肌がつっぱったり、すぐにテカったりする場合は、洗浄力が強いことが考えられる)
2. クレンジング・洗顔のこすりすぎに気を付ける(直接シャワーを顔に当てるのも控える)
3. クレンジングは、目元などのメイクの濃い部分をコットンで落としてから、顔全体を行う(優しく行って時間もかけすぎない)
4. 洗顔はたっぷりの泡を転がすように行う(手とお肌が直接触れないようにする)
5. 洗顔後は、32度くらいのお湯で20~30回すすぐ(髪の毛の付け根から、顔全体を行う)
6. セラミド入りのスキンケア化粧品を使用する
7. 100%天然で剥がせるタイプのコットンで、化粧水を付ける(コットンがパサパサしてきたら化粧水を足す)
8. クリームは、顔全体に小分けして乗せて、ちょっとずつ伸ばして入れ込む
9. 紫外線対策をきちんと行う
10. 生活習慣を整える(身体の冷え・睡眠不足・偏った食生活などに気を付ける)
11. 冷暖房に気を付ける
12. 水分を摂って、酵素を含む食べ物(発酵食品・生野菜・フルーツなど)を積極的に摂る
13. 信頼して任せられるプロに頼る

この中では、クレンジング・洗顔の方法を改善したり、化粧水やクリームの付け方を変えたりすることは、今夜のスキンケアから始められることだと思います。

お肌をぷるぷるにするのに、まずはそのあたりから始めてみてはいかがでしょうか?

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