美容のスペシャリストが教えるキレイ

顔のエラ張りを引っ込めるには?18の解消法を小顔セラピストに聞く

本日のキレイの先生

林 ゆみこ 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「顔のエラ張り」です。

埼玉県さいたま市 エステティックサロン プチローズ の林 ゆみこ 先生にインタビューさせていただきました。

顔のエラが張っていると、顔が角張って見えてしまいます。

できれば、シュッとした輪郭が理想的です。

顔のエラ張りを解消するには、どんなことができるのでしょうか?

林先生に教えていただきました。

目次

顔のエラ張りとは
・エラ張りは年齢も関係している?

顔のエラ張りの原因
・生活習慣で原因になること

顔のエラ張りを解消するには
・耳下腺・首筋をほぐす
・咬筋をほぐす
・側頭筋をほぐす
・生活習慣で心がけられること

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

本日のキレイの先生

エステティックサロン プチローズ

林 ゆみこ 先生

「キレイの先生」編集部

顔のエラ張りとは

林先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「顔のエラ張り」です。

まずは、「エラ」というのは、顔のどこの場所を指すんですか?

耳の下の角ばった骨のある場所です。

少し専門的にいうと、下顎(あご)の骨を「下顎骨(かがくこつ)」というのですが、その耳の下の部分です。

エラ張りというのは、どんな状態のことをいいますか?

エラが出てしまっているような状態ですよね。

お顔が卵型ではなく、ベースのような四角い顔になっているといいますか…。

そうすると、顔の印象も変わってしまいますよ…。

そうですね、お顔が大きく見えてしまう方もいらっしゃいますし、男性っぽい印象や頑固な印象になってしまう場合もあると思います。

先生のサロンのお客様にも、顔のエラ張りを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、多くいらっしゃいますよ。

エラ張りは年齢も関係している?

エラ張りは、どのくらいの年代から増えてくるお悩みなんでしょうか?

若い方でも、エラ張りを気にされている方はいらっしゃいます。

20代で、お仕事を始めてから「顔が段々大きくなってきたんです…」という方もいらっしゃいます。

ご年配の方にも、顔のエラ張りを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、いらっしゃいますが、お年を召してくると、それ以上に、たるみやシワを気にされる方が多いかもしれません。

たしかに、年をとると、エイジングのお悩みが大きくなってきますからね…。

そうですね、若い方はそういったお悩みがまだ出ていない分、「エラが気になる…」、「お顔が大きい…」、「小顔にしたい…!」といったお声をよくお聞きします。

顔のエラ張りの原因

顔のエラ張りは、生まれついてのものなんですか?

それとも、段々とエラが張ってくることもあるんですか?

もちろん、遺伝的な生まれつきの方もいらっしゃいますが、筋肉が変形して、それによってエラが広がってくる場合もあります。

骨と筋肉はくっついているので、筋肉が発達して大きくなると、骨もそれに引っ張られてしまうのですね。

お顔の筋肉の中で、エラと関係性が深いのが、「咬筋(こうきん)」です。

咬筋は、噛むときに使う筋肉で、自分の体重を支えられるくらいの力を持っていて、発達しやすいです。

サロンのお客様にも、ご自分でお顔を触っとき咬筋を骨と勘違いをされるくらい、咬筋が厚くなって硬くなっている方もいらっしゃいます。

咬筋が硬くなっていると、それにくっついている骨の位置もずれてしまいますし、筋肉の弾力もなくなっているので、リンパ(体内の老廃物を回収して排出する器官)の流れが悪くなって、お顔にむくみも出やすいです。

そういう方は、耳の耳下腺(じかせん)も滞りがちで、お顔全体の流れも悪くなりやすく、老廃物の逃げ場がなくなって、お顔が大きくなっていたり首が太くなっていたりすることも多いです。

耳下腺について

耳の下あたりには、「耳下腺」のリンパ節があります。リンパ節は、リンパで流してきた老廃物などをろ過する役割があり、耳下腺リンパ節は、顔のリンパの出口ともいえる場所です。

高速道路の出口の料金所が混雑していると本線も渋滞するように、リンパ節が滞っているとリンパ自体の流れも悪くなってしまいます。そのため、耳下腺リンパ節が滞っていると、顔のリンパの流れも悪くなって、むくみなどが出やすくなります。

生活習慣で原因になること

エラ張りは、咬筋のコリで起こりやすいとのことでしたが、日々の生活習慣で原因になることはありますか?

まずは、歯の食いしばりが強いことや、噛みしめの癖のあることです。

サロンのお客様にも、施術中に、歯をグーッと噛みしめていたりカチカチされたりする方もいらっしゃいます。

それに、日中から歯を食いしばっていると、脳が「噛みしめるのが好きなんだ…」と勘違いしてしまい、睡眠中の食いしばりにもつながります。

後は、固いものを頻繁に噛むことも咬筋が硬くなりやすいですし、食事するときに口の片側だけで噛んでいるよう方は、お顔の片方あけが大きくなって歪みの原因にもなります。

そういったことが、どうしてエラ張りにつながるんでしょうか?

筋肉は、使わないと衰えて、使うほど発達します。

咬筋は身体を支えられるほど力の強い筋肉ですから、グッと噛むということは、筋トレをしているような状態といえます。

食いしばりの癖があるということは、毎日筋トレをしているようなものです。

それはたしかに、咬筋が発達してしまいます…(苦笑)。

はい、ですので、テレビでみる女優さんで、お口がゆるんでいるような方は、お顔も卵型でシュッとされていますよ。

顔のエラ張りを解消するには

先生のサロンでは、顔のエラ張りを気にされている方には、どんな施術をされているんですか?

サロンでは、「小顔矯正」と「小顔フェイシャル」をしていきます。

それは、エラの部分だけをやっていくというよりも、お顔全体的のバランスを整えるように矯正していきます。

頭蓋骨(とうがいこつ)はパズルのように組み合わさっていて、ひとつでもずれていると、全体もずれてしまうので、頭蓋骨のパーツを順番に調整して、縫合(ほうごう)の解放テクニックで、その方の本来の位置に戻していきます。

その上で、お顔のエラ張りが気になられる方は、下顎骨のU字をしならせてV字になるようにする施術を行います。

お顔の筋肉が発達して厚くなっているような方は、先に筋肉をゆるめてほぐす「小顔フェイシャル」をしてから矯正に入る場合もありますし、それは、その方のご状態に合わせて対応を変えていますね。

耳下腺・首筋をほぐす

顔のエラ張りを解消するのに、自宅でやれることはありますか?

お顔のエラが張っているときは、耳下腺や首筋の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のリンパも詰まっていたりするので、そういったところをゆるめてあげるのもいいですよ。

それには、どうしたらいいんですか?

耳の下あたりを触ると「いてて…」感じる場所があると思います。

そこが耳下腺になりますので、そこに親指を置いて、お顔を支えるように手を後頭部に回します

その状態で、首を上下すると、親指が自然と中に入っていきますので、まずはそうやって、耳下腺を開けてあげます。

それから、手をそのまま首に下げていって、同じように首を上下すると、胸鎖乳突筋をほぐすことができます。

咬筋をほぐす

エラ張りは、咬筋のコリからも来るとのことでしたが、咬筋をほぐす方法はあるんですか?

咬筋は、頬の外側あたりで、歯をグッと噛んだときに盛り上がるところです。

咬筋をほぐすには、外からマッサージしてほぐしてもいいですが、お口の中からやった方が早いと思います。

親指を口の中に入れて、外からは、人差し指・中指・薬指の3本指で、グッと噛んだときに盛り上がる筋肉をつかんで、左右に優しく揺らしてあげます

これは、清潔な手で行うようにして、ネイルをされている方はお口の中を傷つけないように気を付けください。

後は、「顔ヨガ」に近いですが、思いっきり舌を出して上下左右にするようなこともできます。

もちろん、咬筋を外からほぐしてもいいですが、マッサージを強くやりすぎるとお肌を傷めてしまう場合もあるので、そこには気を付けていただきたいです。

それから、お顔のエラ張りが気になる方は、咬筋をほぐした後に、お口を軽く開けた状態で、両手で下顎骨を内側に丸め込むように…出っ張っているエラを入れるように圧をかけてあげるのもいいですよ。

側頭筋をほぐす

歯を噛むときは、側頭部にある「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉も使います。

お顔の筋肉のコリからエラ張りが来ている方は、そこも硬くなっていることが多いです。

側頭筋は、側頭部で、歯をグッと噛んだときにポンと盛り上がる場所にあります。

お顔のエラ張りには、そこもほぐしてあげたいので、手をグーにして第一関節と第二関節の間の平らな場所で、そこをマッサージするのもいいです。

このマッサージは、指先で行っても大丈夫ですよ。

生活習慣で心がけられること

エラ張りを予防・解消するのに、生活習慣で心がけられることはありますか?

まずは、食いしばりをやめることです。

頑張り屋さんの方は、仕事をしたり勉強したりするときに、歯をグッと噛みしめている方が多いです。

サロンのお客様にも、「いま、歯の状態がどうなっていますか?」とお聞きすると、上と下の歯がくっついている方が多いです。

理想は、上と下の歯が2~3mm開いているような状態です。

それには、舌の真ん中を上顎に付けて、舌先を前歯の裏に付けるようにすると、歯を噛みしめないで済みますよ。

(やってみて)本当だ…!

これを、噛みしめに気付いたときにやるのもいいと思います。

それから、歯をグッと噛みしめているときは、肩も上がりやすいので、肩を下げる習慣を付けると、歯を噛みしめにくくなります。

後は、お顔を上に向いて口を開き、それからゆっくりと口を閉じたときに、歯が一ヶ所当たる場所が、正しい顎の位置と考えられます。

その位置を意識して過ごすようにして、自分の身体に覚えさせることで、正しい顎の位置にポジショニングすることにもつながります。

人間の身体は癖が付きやすくて、意識しないと楽な方向に戻っていってしまいますので、顎のポジショニングも大切です。

他には、頬杖をつく食事で片側の歯だけで噛むバッグをいつも同じ側の肩にかけるうつ伏せで寝る、などといったことにも注意してもほしいです。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、顔のエラ張りの解消法をまとめます。

1. 耳下腺に親指を置いて首を上下してほぐす
2. そのまま手を首に下げていって首を上下して胸鎖乳突筋をほぐす
3. 親指を口の中にいれて外から3本指で咬筋をつかんで優しく左右に揺らす
4. 口の中から舌で左右の咬筋を刺激する
5. 咬筋をほぐしたらエラを内側に丸め込めるように両手で圧をかける
6. 手をグーにして第一関節と第二関節の間で側頭筋をマッサージする
7. 上と下の歯が2~3mm開いているように意識する
8. 舌の真ん中を上顎に付けて舌先を前歯の裏に付ける
9. 肩を下げる習慣を付ける
10. 顔を上に向けて口を開き、ゆっくりと口を閉じて、正しい顎の位置を意識する
11. 頬杖をつかないようにする
12. 食事で片側の歯だけで噛まないようにする
13. バッグを同じ側の肩ばかりにかけないようにする
14. うつ伏せで寝ないようにする

林先生に教えていただいた方法の中には、いまからすぐできるものもあります。

「顔のエラ張りが気になって…」という方は、お試しになってはいかがでしょうか?

関連キーワード