今回のテーマは、「きれいな笑顔の作り方」です。
aging&skin care salon codino◆naomi. の榎戸 直美 先生にインタビューさせていただきました。
笑顔は、笑ったときに口角がキュッと上がっているのが理想的です。
ただ現代社会は、笑ったときに口角が上がりきっていないぎこちない笑顔の人も多いといいます。
それは、顔の筋肉の衰えによるところが大きいです。
そのためきれいな笑顔を作るには、顔の筋肉をトレーニングすることなどがおすすめだそうです。
今回榎戸先生には、毎日続けられる簡単な笑顔の練習方法を教えていただきました。
目次
きれいな笑顔とは
・顔の筋肉の衰えによるたるみでぎこちない笑顔に
・普段表情を使えていないと口角も上げづらくなる
きれいな笑顔を作る練習方法
・口角を上げて発音する口輪筋トレーニング
・鏡の前で笑顔を作ることなどもおすすめ
きれいな笑顔とは
榎戸先生、よろしくお願いします、今回のテーマは「きれいな笑顔の作り方」です。
先生も、本当に笑顔が素敵です(笑)。
ありがとうございます(笑)。
ちなみに、どんな笑顔が理想的でしょうか?
形のことをいうと、笑顔になったときに口角がキュッと上がっていると素敵ですよね。
さらに、真顔のときも口角が2mmくらい上がっていると理想です。
真顔のときもですか(笑)!?
はい(笑)、そういった方が時々いらっしゃると、男性女性に限らずパッと惹きつけられてくぎ付けになりますよね。
ただ現代社会で、そうして笑顔のときに口角がキュッと上がっている方はなかなかいらっしゃらないでしょうか。
そうすると、どんな笑顔の人が多いんでしょうか?
笑顔が「少しぎこちないな…」という方もいらっしゃいますよね。
本人は思いっきり笑っているつもりでも、口角が上がりきっていなくて、微笑みくらいの状態で終わってしまっているのですね。
それは、すごくわかります(笑)。
私も写真を撮るときに笑っているつもりなのですが、実際に写真をみてみるとまったく笑えていないことが多いです。
サロンのお客様にも、そういった方はいらっしゃいますよ。
笑顔がぎこちないと、固い印象・冷たい印象・近寄りがたい印象を与えてしまいやすくなるので、少しもったいないですよね。
それに寂しげにみえたりして、「中身はそんなことないのに…」と感じることもあります。
当たり前ですが、笑顔はやっぱり口角がキュッと上がっているほうが素敵ですよね(笑)。
そうですね(笑)、それに口角をきちんと上げられていれば、小顔やリフトアップにも絶大な効果があります。
え、そうなんですか(笑)!?
はい(笑)、口角を上げるという動き自体が、フェイスラインのたるみの予防になります。
それによってお顔がシャープになって、リフトアップにもなります。
それに、小顔にもつながっていきますよ。
いまの話をお聞きして、ますます「口角を上げて笑わなきゃ!」と思いました(笑)。
顔の筋肉の衰えによるたるみでぎこちない笑顔に
私自身も笑ったときに口角がなかなか上がらないんですが、それはどうしてなんでしょうか?
ひとつは、お顔全体のたるみによるところがあります。
え、たるみも笑顔に関係するんですか?
はい、口周りには「口輪筋(こうりんきん)」という大きな筋肉があります。
お顔の筋肉が衰えて全体的に落ちてくると、その口輪筋が頬の筋肉に押さえられるような状態になります。
そうすると、口元の形が「へ」の字になってきて、口角が下がってきてしまいます。
口角を上げたくても、なかなか上げられなくなるのですね。
そうなんですね…。
しかもそういう方は大抵、口輪筋自体のも衰えも進んでいることが多いです。
そうすると、落ちてくる筋肉を支えきることもできません。
例えばお年寄りの方で、怒っているわけではないけど「へ」の字の口になっている方がいらっしゃいませんか?
はい、時々いらっしゃいますよね。
それは、その状態が楽だから、そういったお顔になっているんです。
リフトアップできているお顔であれば、楽に口角を上げることができます。
ご自分の写真をみて「思ったより笑えていないな…」という方は、お顔全体のたるみが始まっていることを疑ってみるといいですよ。
普段表情を使えていないと口角も上げづらくなる
ちなみに日々の生活習慣で、笑ったときに口角を上げられなくなる原因はありますか?
まずは、年齢によるところもありますね。
口輪筋もそうですがお顔全体の筋肉も、年齢とともに衰えていきます。
それから筋肉は、普段使っていないと衰えが進みます。
それは、お顔の筋肉にもいえることです。
ですので、普段お顔の筋肉をあまり使えていないと衰えが進んで、口角も上げづらくなってきます。
例えば、大笑いすることが少ないのも大きいですよね
たしかに私も、大人になってから大笑いすることが減りました。
それに、一日の中で無表情でいることが多かったりしゃべる機会が少なかったりすることも、顔の筋肉の衰えが進む原因になりますね。
しかも日本人は、欧米人のように表情全体でしゃべるのではなく、唇だけでしゃべる方が多いです。
そういわれると、日本人よりも欧米人のほうが表情豊かで、笑ったときも口角がキュッと上がっているようなイメージがあります。
その上、現代社会はスマホやパソコンの影響もあります。
スマホなどをみるときは、あまり表情を動かさないですよね。
ですので、例えばお仕事で毎日パソコンににらめっこしているような方は、口角が上がりづらくなってくるのも「仕方ないのかな…」と感じる面もあります。
そうすると現代社会は、口角を上げづらくなる環境にあるといえるかもしれませんね(苦笑)。
他に、笑ったときに口角を上げられなくなる原因はありますか?
少し特殊かもしれませんが、シワが気になって思い切り笑顔を作れない方もまれにいらっしゃいます。
ただ笑ったときのシワは、それほど年齢を感じさせるものではないので、あまり気にしすぎなくてもいいと思いますよ。
きれいな笑顔を作る練習方法
口角を上げて発音する口輪筋トレーニング
では、きれいな笑顔の作り方を教えていただきたいと思います。
先生は、「顔ダンス」のインストラクターもされていらっしゃいますよね。
顔ダンスも、笑顔の練習になるんですか?
はい、おすすめですよ。
顔ダンスには、口輪筋のトレーニングもあります。
それは、どんなトレーニングなんでしょうかか?
発声練習のようなものなのです。
まずは思いっきり笑顔を作って、常に口角の上がっている状態をキープします。
その状態で、「あ・え・い・う・え・お・あ・お」、「か・け・き・く・け・こ・か・こ」と発音していきます。
これを、口周りがだるくなってくるまで続けます。
だるくなってきたということは、口輪筋に効いているということです。
ただ少なくても「た・て・ち・つ・て・と・た・と」くらいまでやっていただきたいでしょうか。
それだけで笑顔の練習になるんですか(笑)?
はい、いいですよ(笑)。
ひとつ注意点としては、「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と読むのに熱中するあまり、口角を上げることを忘れてしまう方もいらっしゃいます。
そこのお顔の表情には注意して、常に口角を上げることを意識しながら行いましょう。
このトレーニングは、口輪筋に加えて、笑顔を作るときに口角を引く働きのある「笑筋(しょうきん)」、頬を上に上げる「大・小頬骨筋(だい・しょうきょうこつきん)」なども一緒に鍛えられて、きれいな笑顔を作る練習になりますよ。
きれいな笑顔を作る練習方法
【口輪筋のトレーニング】
1. 口角を思いっきり上げる
2. その状態で「あ・え・い・う・え・お・あ・お」、「か・け・き・く・け・こ・か・こ」、「た・て・ち・つ・て・と・た・と」…と発音する
3. だるくなってきたら終了する
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ヤーマン メディリフト
難しい顔筋ケアを自然としてくれて数分で顔がキュッと上がった!(エステサロン ロータスロータス 尾本 広美 先生)
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鏡の前で笑顔を作ることなどもおすすめ
他に、きれいな笑顔を作るのにおすすめの練習方法はありますか?
鏡をみて、ご自分の笑顔を映してあげることもおすすめです。
それも笑顔の練習になるんですか(笑)?
はい、いいですよ(笑)。
ちなみに、そのときは作り笑顔でも大丈夫です。
え、作り笑顔でもいいんですか(笑)!?
はい、大丈夫です(笑)。
脳は割と単純にできていて、鏡に映る自分の顔が笑顔だったら、自分の気持ちとは裏腹に「何かいいことがあったんだな」と勝手に判断して、脳内ホルモンの神経伝達物質が分泌されて幸せな気持ちになります。
これは、科学的にも証明されていることです。
実際、気分が沈んだときに、あえて鏡に自分の笑顔を映すような心療方法もあります。
それに、そうして幸せな気持ちになることで、身体の活性化にもつながって、代謝や免疫の向上にもいいですよ。
例えばお化粧をするとき、毎日鏡の前に立ちますよね。
そのとき、お化粧を終えたら鏡にニッコリ笑いかけてあげるのもいいですよ。
それなら毎日続けやすそうです(笑)。
はい(笑)、それを毎日行っていただくだけでも、笑顔も変わってくると思いますよ。
他に、きれいな笑顔を作るのにできることはありますか?
いまの鏡の前で笑っていただくこととも近いのですが、やはり日頃から笑っていただくことも大切です。
それもできれば、一日にいちどは大笑いしていただきたいです。
ですのでサロンでも、「一日一笑(わらい)」を理念に挙げていて、お客様にも「一日に1回は大笑いしてくださいね」とお伝えしています。
きれいな笑顔を作る練習方法
【生活習慣で心がけられること】
・お化粧のときなどに鏡の前で笑顔を作る
・できれば一日いちどは大笑いする
など
合わせて読みたい!

きれいな笑顔を作るのにおすすめの美顔器
「キレイの先生」編集部です、ここまでが榎戸先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
きれいな笑顔を作るには、美顔器も顔の筋肉のトレーニングが手軽に行えておすすめですよ。
エステ経営者が3分で美顔器の小顔効果を実感
「3分装着するだけでほうれい線が薄くなって驚き(笑)、顔のリフトアップ感がすごい!」
エステサロン経営者がそう話したのが、美顔器の「メディリフト」です。
メディリフトは、美容家電メーカーのヤーマンが新発想で開発した装着するだけのウェアラブル美顔器です。
フェイシャルエステサロン ロータスロータスの尾本 広美 先生の感想をご紹介します。
メディリフトは10分の使用を推奨されているのですが、3分装着しただけで「すごい、ほうれい線がなくなった!」と驚きました(笑)。
装着中、口周りの筋肉に対してかなり効いている感じがあったので、鏡をみて「やっぱり!」と納得です(笑)。
それにフェイスラインがすっきりして、顔のリフトアップもすごく感じられました。
顔が引き締まってさらに引き上がるというのでしょうか…。
それは、メディリフトを装着するだけで、ケアの必要な場所に適切な周波数のEMSが自然と当たるのが大きいですよね。
それもあって、場所によってEMSのピリピリ感が違います。
自己流の間違ったフェイスマッサージは逆効果になります。
ただメディリフトは、装着しておけば後は何もしないでも勝手にケアをしてくれるので、本当に手軽でおすすめです(笑)。
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
商品概要
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顔の筋肉の場所によってEMSの周波数を変えて、「休ませるべき筋肉」にはストレッチを、「動かすべき筋肉」にはトレーニングを行うことができ、見た目年齢を決める顔の下半分にアプローチします。
●商品名:メディリフト
●通常価格:税別25,000円
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まとめ
皆さんも写真を撮ったときに、笑ったつもりでも写真では笑顔になっていない経験がありませんか?
それは、顔の筋肉の衰えで口角を上げづらくなっていることが考えられます。
きれいな笑顔を作るには、口輪筋のトレーニングで口周りの筋肉を鍛えることや、鏡の前で笑顔を作ることもおすすめです。
それを続けていただくことで、口角がキュッと上がった素敵な笑顔を作れるようになってきますよ。
* 2018年1月12日に公開した『笑顔の練習方法!顔ダンス講師の教えるキレイな笑顔の作り方』を再編集しました。