美容のスペシャリストが教えるキレイ

毛穴詰まりにはメイクオフでのマッサージも!プロに聞く改善方法6つ

本日のキレイの先生

小林 和恵 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「毛穴の詰まり」です。

神奈川県横浜市 ハンドフェイシャルエステこばやし の小林 和恵 先生にインタビューさせていただきました。

先生のサロンのお客様にも、毛穴詰まりを気にされている方は多くて、中には、ご自身では毛穴詰まりに気付かれていない方もいらっしゃるといいます。

毛穴詰まりを取るにはサロンケアも効果的ですが、自宅のスキンケアでも行える改善方法を教えていただきました。

目次

毛穴が詰まる原因
・毛穴詰まりは何が詰まっている?
・毛穴詰まりが起こりやすい場所は?
・生活習慣で心がけたいこと

毛穴詰まりを取るには
・クレンジング・洗顔で心がけたいこと
・化粧水やクリームなどで心がけたいこと
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

毛穴が詰まる原因

小林先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「毛穴の詰まり」です。

先生のサロンのお客様にも、毛穴詰まりを気にされている方はいらっしゃいますか?

はい、結構多いですよ。

ご自身では、毛穴が詰まっていることに気付かれない方も多いです。

普段、ご自分のお肌しかみませんので、そういうものだと思われていて、気付きにくいのだと思います。

毛穴が詰まっていると、どんな影響がありますか?

お化粧の乗りが悪くなりますし、お化粧も崩れやすくなります

(参考:エステティシャンに聞く化粧ノリについて

それに、スキンケア化粧品が浸透していきづらいですので、それで、お肌の中も乾いてきて乾燥も起きやすいです。

それから、毛穴に詰まった汚れが酸化すると、毛穴が黒くみえるようになって、黒ずみにつながる場合もあります。

(参考:美容セラピストに聞く毛穴の黒ずみについて

毛穴詰まりは何が詰まっている?

毛穴の詰まりは、何が詰まっているんですか?

大きくはふたつあって、ひとつは、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)が詰まっている場合と、もうひとつは、古い角質(皮膚表面の古くなった肌細胞)が落屑(らくせつ)していない場合です。

角質が落屑していない…? それは、どういうことですか?

角質は、ターンオーバーで落ちていきます。

ターンオーバーとは

皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。そのサイクルを、「ターンオーバー」といいます。

(参考:美容セラピストに聞くターンオーバーとは

毛穴の表面の部分も、お肌と同じ構造になっていますので、ターンオーバーが乱れて、毛穴の中で角質がたまっていくと、穴は小さくなります

そうすると、油が詰まりやすくなりますし、それによってニキビの原因にもなります。

毛穴の中を角質がふさいで、穴が小さくなることで、毛穴詰まりが起こりやすくなるんですね。

毛穴詰まりの原因

(角質によるものの場合)
1. ターンオーバーが乱れる
2. 毛穴の中の角質が剥がれ落ちずにたまって厚くなる
3. 毛穴の「穴」が小さくなる
4. 皮脂がたまりやすくなる

後は、クレンジング・洗顔でメイク汚れやほこりを落とせていなかったりすると、それが毛穴に詰まる場合もあります。

毛穴詰まりが起こりやすい場所は?

顔の中で、特に毛穴が詰まりやすい場所はありますか?

(ひたい)や、それから鼻の周りです。

Tゾーンですね。

それは、Tゾーンは、皮脂の分泌が多いからですよね?

はい、Tゾーンは、皮脂腺(毛穴の中にある器官で皮脂を分泌している)が過剰になりやすいですし、鼻は元々、毛穴の数が多いといわれています。

それで、鼻は毛穴悩みが起こりやすいんですね(苦笑)。

後は、(あご)も、毛穴が詰まりやすい場所です。

顎はホルモンバランスの影響を受けやすいといいますから、そういったことも関係しているのかもしれませんね。

生活習慣で心がけたいこと

日々の生活習慣で、毛穴詰まりの原因になることはありますか?

夜、疲れてメイクをしたまま寝てしまう方もいらっしゃると思いますが、良くありません。

そうすると、メイク汚れが毛穴に入ってしまいますもんね。

ただ、それ以前に、メイクを落とさないで寝ることは、毛穴の詰まりに限らず、お肌にはすごくマイナスです…(苦笑)。

それから、皮脂の分泌は、ストレスで過剰になりやすいです。

人間の身体は、ストレスを抱えていると、それを緩和しようと色々なホルモンが出るのですが、そのときに皮脂の分泌も増えます。

そうして、毛穴の大きさの割に皮脂の分泌が多いと、毛穴が詰まってしまいます。

後は、毛穴の角質が落屑しきれていない場合は、加齢も関係してきます。

年をとると、老化でターンオーバーも遅くなりますので、それで毛穴が詰まりやすくなります。

ちなみに、スキンケアでも、毛穴詰まりの原因になることはありますか?

石油系のオイルのクレンジング料は、メイクの汚れを浮かび上がらせるのはいいのですが、洗い流す段階のときに毛穴に詰まりやすいですので、そこは気を付けていただきたいです。

毛穴詰まりを取るには

先生のサロンでは、毛穴詰まりを取るのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

ひとつは、サロンには、皮脂の詰まりを浮き上がらせてくれるような「海洋構造水」のパックがあるのですが、それを、毛穴詰まりのある場所に行います。

そうすると、皮脂が浮き上がってくるので、その後に美容機器で吸引すると、汚れがすっきり取れます。

それから、古い角質から毛穴詰まりを引き起こしている場合は、「エクスポリエーション」という角質除去(余分な角質を取り除くこと)のケアがあります。

うちのサロンでは、お肌が剥離(はくり)するような製品を使用していて、余分な角質を取り除いて、新しいなめらかなお肌を出すことで、毛穴詰まりも解消させていきます。

クレンジング・洗顔で心がけたいこと

毛穴詰まりを取るのに、クレンジング・洗顔でやれることはありますか?

クレンジングをするときに、毛穴詰まりの気になっている部分を、なでるように優しくクルクルすると、詰まっているものが溶け出てきます。

(参考:エステ員に聞く毛穴のオイルマッサージの方法

それは、いちどで、毛穴詰まりが取れるんですか?

いえ、やっていく内に、徐々に効果を感じられると思います。

それから、お肌を温めてあげることも効果的です。

それは、熱すぎない蒸しタオルでもいいですし、お顔にスチーマーを当てるのもいいです。

そうすることで、毛穴詰まりも取れやすくなります。

例えばスチーマーでしたら、クレンジングの前からお顔に当てて、クレンジングや洗顔の間も、スチーマーを当てると、毛穴の奥の汚れも取れやすくなります。

(参考:エステ員に聞くスチーマーの効果について

後は、洗顔でしたら、皮脂に対して吸着力のある「クレイ(粘土)」の入っているものなどもおすすめです。

(参考:クレイ講師に聞くクレイについて

化粧水やクリームなどで心がけたいこと

毛穴詰まりを取るのに、化粧水やクリームなどで心がけたいことはありますか?

スキンケア化粧品は、人工香料の入っているものは、毛穴の詰まりの原因になりやすいですので、控えていただきたいです。

それから、化粧水は「エタノール」が含まれていないものがおすすめです。

「エタノール」は、アルコールのことですよね?

はい、アルコールは、脂膜(汗や皮脂などで出来た天然の保護膜で、皮膚のバリア機能の役割がある)を取り除いてしまって、お肌に雑菌も付きやすくなります。

後は、皮脂の詰まりやすい方は、クリームはオイルフリーのものをお選びになるのもいいと思います。

乾燥肌で皮脂を自分で作る力のない方は、油分のあるクリームを使ったほうがいいですが、ご自分で皮脂を出せるのでしたら、オイルフリーのクリームのほうが、お肌の水分と油分のバランスが取れたりします。

先程のお話ですと、古い角質によっても毛穴詰まりが起こるとのことでした。

そうすると、毛穴詰まりにも、角質ケアは効果的なんですか?

そうですね、角質ケアをご自分で行っていただいてもいいですが、やりすぎてしまうと、逆効果になる場合も多いです。

ですので、サロンのお客様には、ご自宅で角質ケアを行うことは、あまりおすすめしていません。

もし、ご自分で角質ケアを行うときは、そこには気を付けていただきたいです。

生活習慣で心がけたいこと

毛穴詰まりを取るのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

古い角質を早く落屑していくには、角質をふやかすことも大事です。

それには、シャワーではなく湯船につかるようにするのも、おすすめです。

それに、脂質の多い食事は避けるようにしたいです。

例えば、チョコレート・アーモンド・アボカドなどの食べすぎには注意です。

それから、水分も多めに摂るようにします。

後は、皮脂分泌を抑える「ビタミンB1」や「ビタミンB2」を多く含んだ食べ物もおすすめです。

ビタミンB1は、レバー・豆類などに、ビタミンB2は、レバー・チーズ・緑黄色野菜などに含まれています。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、毛穴の詰まりを取る方法をまとめます。

1. 毛穴詰まりの気になっている部分を優しくクルクルする(毛穴詰まりが少しずつ溶け出てくる)
2. お肌を温めてからクレンジング・洗顔を行う(蒸しタオル、スチーマー、など)
3. 人工香料の入っているスキンケア化粧品は控える
4. アルコールフリーの化粧水を使う(特に皮脂の詰まりやすい方は)
5. 湯船につかる
6. 食生活の改善(脂質の多い食事は裂ける、ビタミンB1・B2を多く含んだ食べ物を摂る)

毛穴詰まりの気になっている方は、ご参考にしてみてください。

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