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肌の透明感を取り戻す方法8つ!帰宅すぐのメイクオフに注意?プロに聞く

ハンドフェイシャルエステこばやし  小林 和恵 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「お肌の透明感」です。

神奈川県横浜市 ハンドフェイシャルエステこばやし の小林 和恵 先生にインタビューさせていただきました。

お肌に透明感があると、若々しくみえます。

ただ、年をとるにつれてお肌はくすんだりたるんだりして透明感がなくなってきます。

今回、小林先生には、お肌の透明感を取り戻す方法を教えていただきました。

クレンジングするときの注意点から、化粧水の付け方など、普段のスキンケアのヒントになる内容ですよ。

目次

肌に透明感がなくなる原因
・肌の透明感は何から生まれる?
・肌の透明感がなくなり始める年齢は?
・生活習慣で原因になること

肌の透明感を取り戻すには
・クレンジング・洗顔で心がけたいこと
・化粧水などで心がけたいこと
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

肌に透明感がなくなる原因

小林先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「お肌の透明感」です。

お肌に透明感があると、その人の印象も変わってくると思います。

そうですね、お肌にツヤがあって、光を帯びているようにみえます。

それに、若々しくみえると思います。

はい、それも、すごくありますね。

肌の透明感は何から生まれる?

お肌の透明感は、何から生まれるんでしょうか?

お肌のうるおいですか? キメですか?

もちろん、お肌のうるおいもキメも大切ですが、お肌のバリア機能(皮膚の水分の蒸発を防いだり外部の刺激から皮膚を保護したりする働き)が働いていることも重要です。

お肌のバリア機能は、皮膚のいちばん上の角質細胞がレンガのように隙間なく並んでいるほど、きちんと働きます。

それは、お肌自身が元々持っている水分成分の「NMF(天然保湿因子)」と脂質の「セラミド」が、乾燥を防いで、お肌のうるおいを保っている健康的な状態といえます。

そうすると、お肌の透明感も出てきます。

角質細胞が隙間なく並んでいれば、お肌のキメも整いますよね。

逆に、お肌に透明感がなくなるのは、角質細胞の並び凸凹(でこぼこ)としているような状態なんですか?

そういった面もあるかもしれませんが、お肌の水分と油分が減ってくることも大きいです。

そうすると、お肌はくすんだ感じが強くなりますし、年齢的に老けてみえやすく、元気のない印象になります。

(参考:美容セラピストに聞く肌のくすみについて

年をとると、お肌は透明感がなくなってきます。

それも、お肌の水分や油分の低下が大きいんですか?

そうですね、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)、20代の半ばがピークで、40代になると、ほぼその半分になります

それで、お肌のバリア機能も働かなくなってきます。

肌の透明感がなくなり始める年齢は?

年齢的には、どのくらいから、お肌の透明感がなくなってきたことを感じやすいですか?

その方の皮脂の分泌量によっても変わってきますが、40に入ってからが多いです。

40代になると、皮脂はピークの半分になるとおっしゃっていましたもんね。

はい、それに、コラーゲン(皮膚の弾力成分)もピークのほぼ半分になります

そうすると、お肌のハリもなくなってきます。

ですので、お肌のたるみやシワも出やすくなります

お肌にそういったエイジングサインが出ていると、透明感があるとはいえませんね…。

生活習慣で原因になること

日々の生活習慣で、お肌の透明感がなくなる原因はありますか?

いちばんは、紫外線です。

肌老化の8割は、紫外線によるものです。

(参考:エステティシャンに聞く肌老化について

ですので、日焼け止めは、シミを防ぐためのものではないと考えていただきたいですし、雨の日でも紫外線対策は必要です。

それから、良質な睡眠は「いちばんの美容液」といわれるほど、お肌の水分量をグッと引き上げてくれます。

睡眠中はα波が出て成長ホルモンが出るといわれていて、良質な睡眠は、お肌や髪の毛を回復させる働きがあります。

サロンのお客様にも、睡眠不足からお肌の調子が悪くなっていて、きちんと睡眠時間を取るようになってから、お肌の調子が良くなったお客様もいらっしゃいました。

たしかに、睡眠不足の翌日は、肌色も悪いような気がします…。

後は、スキンケアという点では、お肌の乾燥の原因を作らないことです。

特に、石鹸や石鹸成分による洗顔には気を付けていただきたいです。

洗顔石鹸は、さっぱり洗えてお好きな方も多いですが、大人の方にはあまり向いていません。

それは、どうしてですか?

皮膚の表面は、汗と皮脂が混ざった「皮脂膜(ひしまく・皮膚の水分の蒸発を防いだり外部の刺激から保護したりする働きがある)」で覆われているのですが、洗顔石鹸は、それを取りすぎてしまいやすいです。

そうすると、お肌は乾燥しやすいですし、シワなどの原因にもなります。

それに、石鹸成分で洗うと、お肌のph(ペーハー・酸性とアルカリ性の度合いを表した数字)が、アルカリ性に傾きます

そうすると、お肌に雑菌が付きやすくなりますし、乾燥肌や敏感肌の原因になります。

肌の透明感を取り戻すには

先生のサロンでは、お肌の透明感を取り戻すのに、どんな施術・ケアが効果的ですか?

まずは、お肌の皮脂の分泌量がどの場所でどのくらいあるかをみていって、その方のお肌が皮脂をどのくらい作れるのかを見極めた上で、肌タイプ別に洗顔を選びます。

その上で、お肌のくすみを除去する角質ケアや、トリートメントで血流を促してリンパ(体内の老廃物を回収して排出する器官)を流すことで、お肌の透明感もアップしていきます。

クレンジング・洗顔で心がけたいこと

お肌の透明感を取り戻すのに、クレンジング・洗顔で心がけたいことはありますか?

「メイクは良くないもの」という意識があって、帰宅したらまずメイクを落とす方もいらっしゃると思います。

ただ、メイクを落とした後に、ご飯を食べたりお風呂に入ったりして、次のお手入れまでに間が空くのは良くありません

そうなんですか!?

帰宅してすぐメイクを落とすのは、お肌に優しそうですが…。

クレンジングの後に間が空いてしまうと、お肌が乾燥しやすくなるんですか?

乾燥肌の方はより乾燥しやすいですし、オイリー肌の方はよりオイリーに傾きやすくなります。

ですので、いちどメイクを落としたら、その後に洗顔もして、ある程度のスキンケアも行ったほうがいいです

それを行わないのであれば、まだ、そのままメイクをしていたほうが、お肌にはいいかもしれません。

それは、少し意外なお話です…。

他に、クレンジング・洗顔のやり方でアドバイスはありますか?

クレンジングでマッサージをする方もいらっしゃいますが、クレンジング・洗顔は汚れを落とすためのものです。

そこでの長時間のマッサージは、皮脂膜を取りすぎる原因にもなりますので、控えていただきたいです。

クレンジング・洗顔は、ゴシゴシと摩擦(まさつ)をかけずに、それぞれ301分くらいで済ませます

それから、身体と同じシャワーでお顔を流してしまうと、お肌を傷めしてしまいますので、それも気を付けていただきたいです。

身体のシャワーでは、顔には温度が高すぎるんですよね?

はい、お顔はぬるま湯で洗うようにしましょう。

化粧水などで心がけたいこと

お肌の透明感を取り戻すのに、化粧水などで心がけたいことはありますか?

お肌は、毛穴を引き締めることで透明感も出るようにもなります。

お肌の透明感には、毛穴も関係しているんですね…。

はい、お肌の水分と油分のバランスが整うと、キメも整ってきます。

そうすると、毛穴も引き締まってみえます。

(参考:美容セラピストに聞く毛穴の引き締めについて

なるほど、透明感のあるお肌は、毛穴が引き締まっている状態ともいえるんですね。

それには、どんなことができるんですか?

特に夏場におすすめなのは、コットンに水を湿らせてから化粧水を含ませて、それをお肌にパタパタと叩くのではなく、そーっと押さえるようにして化粧水を付けていくことです。

そうすると、気化熱で涼しさも感じられますし、お肌も引き締まって、透明感も感じられるようになります。

毛穴の開きやすい夏場には、即効性のありそうなお手入れですね。

逆に、冬はお肌が乾燥しやすいシーズンですが、そういったときに、透明感を取り戻すのにおすすめのケアはありますか?

お肌の透明感は、お肌の水分と油分のバランスが整っていることが基本です。

冬は、お肌が油っぽい方でも皮脂の量は減りますので、夏に使っているスキンケア化粧品よりも油分の多いものを選ぶと、そのバランスが取れやすいですし、お肌の透明感にもつながってきます。

他に、お肌の透明感を取り戻すのに、スキンケアでのポイントはありますか?

アルコールは、お肌の乾燥の原因になりますから、化粧水は、アルコールフリーのものがおすすめです。

生活習慣で心がけたいこと

お肌の透明感を取り戻すのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

ひとつは、紫外線を防ぐことです。

それから、精神の安定も大事で、自律神経(人の身体と心をコントロールしている神経)やホルモンバランスを乱さないようにしたいです。

後は、良質な睡眠を取ることや、バランスの良い食生活をすることも、そうですね。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、お肌の透明感を取り戻す方法をまとめます。

1. メイクを落とした後、次のお手入れまで間を開けないようにする(最低でも洗顔して、ある程度のスキンケアを行う)
2. クレンジングでマッサージは行わない
3. クレンジング・洗顔は、摩擦をかけない/それぞれ30秒くらいで行う/ぬるま湯で行う
4. コットンに水を湿らせてからコットンを含ませて、お肌を押さえる(気化熱で毛穴を
き締められて、特に夏場におすすめ)
5. 冬は、油分の多いスキンケア化粧品を使って、お肌の水分と油分のバランスを取る
6. アルコールフリーの化粧水を使う
7. 紫外線を防ぐ
8. 生活習慣を正す(精神の安定、良質な睡眠、バランスの良い食生活、など)

普段のご自分のお手入れを振り返ってみて、改善できそうなポイントはありましたか?

お肌に透明感があると若々しくみえますので、小林先生のアドバイスをご参考にしてみてください。

本日のキレイの先生