今回のテーマは、「肌の若返りの方法」です。
千葉県千葉市 眉&美肌の専門店 Beauty Salon ViVi の芹川 裕子 先生にインタビューさせていただきました。
肌は年齢とともに衰えて、シワやたるみなども出やすくなります。
肌の若返りには、スキンケアでしっかりと保湿することや、クレンジング・洗顔で洗いすぎないことも大切です。
そのためのスキンケア方法のポイントを、芹川先生に教えていただきました。
目次
年齢肌の症状と原因
・肌の保水力や弾力の低下でシワたるみなどが出る
・紫外線や間違った洗顔方法などが肌老化を進める
肌の若返りの方法
・スキンケアでの十分な保湿がとても大事
・クレンジング・洗顔は洗いすぎに注意して行う
・スペシャルケアとして炭酸パックもおすすめ
・睡眠を十分にとって食生活にも気を付ける
・肌の若返りにはサロンケアもおすすめ
年齢肌の症状と原因
芹川先生、よろしくお願いします、今回のテーマは「お肌の若返りの方法」です。
お肌は、年をとるにつれてコンディションが低下してきますが、何歳くらいからお肌の衰えを感じやすくなりますか?
個人差はありますが、お肌の老化という点では、25歳くらいから始まるといわれています。
20代半ばからお肌の老化は始まっているんですか!?
思っていたよりもかなり早いです…。
はい、ただお肌の衰えを実感し始めるのは、これも個人差はありますが、やはり30代後半くらいからが多いでしょうか。
それまでは「気のせいかな…」とやりすごせていても、その頃から「お肌が変わってきたかな…」と実感される方が多いような印象です。
肌の保水力や弾力の低下でシワたるみなどが出る
お肌の衰えは、何から起こるんですか?
加齢によってお肌の保水能力・うるおいを保つ力がなくなってくることが大きいです。
それに伴って、お肌の弾力もなくなってきます。
そうすると、お肌もたるみやすくなりますね。
それによって、どんな症状が表れやすくなりますか?
まずはお肌の乾燥で、小じわ・ちりめんじわなどが出やすくなります。
特に目元などから小じわが出始めることが多いですね。
それにお肌がたるんでくると、毛穴も目立ちやすくなってきます。
いわゆる「たるみ毛穴」ですね。
はい、そうです。
サロンのお客様にも、加齢でお肌がゆるんでくることによる毛穴の目立ちを気にされている方は多くいらっしゃいます。
他に、年齢肌によって表れやすい症状はありますか?
年を重ねるほど、ほうれい線を気にされる方も増えてきます。
後は、お肌というよりもお顔が全体的に下がってきて、お顔の形が「八(は)」の字のようになってくる方もいらっしゃいますね。
年齢肌による症状
・肌の乾燥から小じわ・ちりめんじわが出やすくなる
・肌のたるみから毛穴が目立ちやすくなる
・ほうれい線が出やすくなる
・顔全体が下がって顔が八の字の形になってくる
など
紫外線や間違った洗顔方法などが肌老化を進める
加齢でお肌のコンディションは衰えてきますが、日々の生活習慣でそれを早めてしまう原因はありますか?
それは、やはり紫外線が大きいですね。
肌老化の8割は、紫外線が原因といわれています。
紫外線は、シミの原因にもなりますもんね。
そうですね、紫外線はシミに直結しやすいですが、お肌に与える影響はそれだけではありません。
紫外線は、お肌の乾燥も進めます。
それに活性酸素の影響で、ニキビにつながる可能性もあります。
それから紫外線はコラーゲンを破壊する作用もあるので、そういったことからもお肌の老化を招きやすくなります。
他に、お肌の老化を早めてしまう原因はありますか?
クレンジング・洗顔での洗いすぎも良くありません。
特に日本人はきれい好きですので、すっきり洗えるクレンジングなどがお好きな方も多いです。
例えばオイルクレンジングは、さっぱり洗えますが、お肌に必要なものまで取りすぎてしまう傾向があります。
そうしたクレンジング・洗顔での洗いすぎによって、お肌は乾燥しやすくなりますし、お肌を傷めてしまう可能性もあります。
後は、生活習慣の乱れもお肌の状態に影響します。
例えば睡眠不足などにも気を付けていただきたいです。
年齢肌が進む原因
・紫外線で乾燥が進んで弾力も低下する
・クレンジング・洗顔での洗いすぎ
・睡眠不足などの生活習慣の乱れ
など
肌の若返りの方法
スキンケアでの十分な保湿がとても大事
先程のお話では、お肌の乾燥によっても年齢肌の症状が進むとのことでした。
そうするとお肌の若返りには、スキンケアでの保湿も大切なんですよね?
はい、もちろんです。
スキンケアでの保湿は、エイジングケアにいちばん大事ともいえます(笑)。
スキンケアでの保湿方法でアドバイスはありますか?
まず化粧水は、指先でタッピング(優しく叩くこと)してお顔全体になじませていきます。
そのときは、パチパチと叩くのではなく、優しくトントンとして化粧水を入れていってあげましょう。
特に目周りは、皮膚が薄くて乾燥しやすい場所ですので、すごく優しく付けていってあげたいです。
雑に触るとシワの原因にもなりますので、気を付けましょう。
それでその後に、化粧水をお肌に入れ込むように手の平でホールドしていきます。
いちどの化粧水でうるおい感が足りていないようであれば、もういちど同じように化粧水を入れ込んであげます。
化粧水を付けて、お肌のうるおいが足りているか不足しているかは、わかるものなんですか…?
はい、化粧水をお肌に入れ込んで、「お肌がモッチリしたな」という感覚になったらうるおいが足りているというサインです。
化粧水をいちど付けて、まだお肌に化粧水が入りそうでしたら、その通りにしてあげるといいですよ。
お肌と会話するような感じですね(笑)。
そうやって化粧水を丁寧にお肌に入れていくだけでも、お肌は変わってきますよ。
もし、化粧水を付けた後の保湿感を見極められるか心配でしたら、最初から化粧水を2回付けてあげてもいいですね。
それでスキンケアの最後は、乳液かクリームのどちらかを使って仕上げます。
肌の若返りの方法
【スキンケアでの保湿方法】
・化粧水は指先で優しくタッピングして顔全体になじませる
・その後に手の平でホールドして化粧水を入れ込んでいく
・それで化粧水がまだ肌に入るようであれば、もういちど同じことを行う
・スキンケアの最後は、乳液かクリームで仕上げる
など
たるみケアに美容家がおすすめする洗顔後すぐのミルク!
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、肌全体がキュッと上がる!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、肌全体がキュッと上がる!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
クレンジング・洗顔は洗いすぎに注意して行う
お肌の若返りに、クレンジング・洗顔でのポイントはありますか?
まず基本的なことではありますが、クレンジング料・洗顔料は、ご自分のお肌にあったものをお使いいただくことが大切です。
それから、クレンジング・洗顔で汚れをきちんと落とす必要はありますが、その一方で洗いすぎには気を付けていただきたいです。
先程のお話でも、クレンジングなどでの洗いすぎも年齢肌の症状を進めるとのことでした。
はい、特に摩擦はお肌への負担が大きいですから、クレンジングなどでゴシゴシとこするのは避けましょう。
それには、例えば洗顔は、キメ細かい泡を立てて行うことが大切です。
それによって、毛穴汚れも落としやすくなります。
100円均一にも洗顔の泡立てネットもあるので、そういったものを使ってもいいですね。
それから、クレンジング・洗顔を長時間行う必要はありません。
例えばクレンジングは、メイク汚れが浮いてきたら洗い流して、ずっとゴシゴシと行わなくても大丈夫です。
後は、クレンジング・洗顔を熱いお湯で行うと、お肌のうるおいまで取りすぎてしまいやすいです。
ですので、洗顔などはぬるま湯で行うようにしましょう。
他に、お肌の若返りに、クレンジング・洗顔で心がけたいことはありますか?
クレンジング料には、泡洗顔の必要のないタイプもあります。
ダブル洗顔不要のクレンジングのことですね。
はい、特にお肌が乾燥しやすい方は、そういったもので洗いすぎを防ぐのもひとつです。
肌の若返りの方法
【クレンジング・洗顔のポイント】
・クレンジング料・洗顔料は肌に合ったものを使用する
・ゴシゴシとこすって洗わない
・長時間のクレンジング・洗顔は避ける
・ぬるま湯で行う
・肌が乾燥しやすい人はダブル洗顔不要のクレンジング料を使用する
など
スペシャルケアとして炭酸パックもおすすめ
肌の若返りに、スペシャルケアでやれることはありますか?
エイジングケアには、肌代謝を上げることも大切です。
肌代謝を上げるには、角質ケア(肌表面の余分な古い肌細胞を取り除くケア)もひとつの方法として挙げられますよね。
角質ケアをご自宅で行えるキットなども市販されています。
ただ角質ケアをやりすぎたり間違った方法で行ったりすると、逆効果になります。
ですので独自の方法で角質ケアを行うことは、あまりおすすめしていません。
それよりはご自宅で行うとしたら、「炭酸パック(炭酸を用いたパック)」などもいいですね。
炭酸パックも、肌代謝の向上につながります。
それに汚れを浮かしてくれる作用もあるので、毛穴でお悩みの方にもおすすめです。
関連記事
【編集部補足】肌代謝について
皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。
そうした肌の新陳代謝を「ターンオーバー」といい、その働きによって、肌は美しく健康的な状態を保つことができます。
そのため肌の若返りには、肌代謝を上げることも大切です。
睡眠を十分にとって食生活にも気を付ける
お肌の若返りに、生活習慣で心がけたいことはありますか?
いちばんは、睡眠を十分にとっていただくことです。
それから、食事にも気を付けていただきたいです。
バランスのいい食事の上で、できるだけ身体に良くないものを入れないようにすることも大切です。
例えば、ファーストフードは控えめにしたいです。
油も、トランス脂肪酸のものは避けて、質のいいものを摂りたいです。
そうした日々の食生活も、エイジングケアにつながってきますよ。
肌の若返りの方法
【生活習慣で心がけたいこと】
・睡眠を十分にとる
・バランスの良い食事の上で、身体に悪いものはできるだけ摂らない
など
肌の若返りにはサロンケアもおすすめ
ちなみに先生のサロンでは、お肌の若返りにはどんな施術・ケアが効果的ですか?
「ハーバルピール」がおすすめです。
ハーバルピールは、ハーブを使ったトリートメントで、お肌にハーブを導入していって、ターンオーバーを正常に整えていきます。
それは、いちどでお肌の若返り効果を感じられるんですか?
ハーバルピールは、通常のエステトリートメントと比べると少々ハードで、一回で結果のみえやすいトリートメントです。
特に、毛穴が目立たなくなってくすみがすっきりすることは感じやすいです。
ただ基本的には、ご継続いただくことでお肌の変化をよりご実感いただけます。
ハーバルピールを繰り返し行うことで、毛穴が締まってお顔のたるみもシャキッとしてきますよ。
ですのでお客様にはまず、「年齢÷10」の回数をお試しになられることをおすすめしています。
肌の若返りにおすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です、ここまでが芹川先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、肌の若返りにおすすめの化粧品をご紹介します。
美容サロン経営者が肌のリフトアップ感を絶賛
「肌奥まで引き込んだうるおいをうまく抱え込めるようになって、たるみ肌がキュッと上がった!」
美容サロン経営者がそう話したのが、「キレイの先生 ブースターミルク」です。
ブースターミルクは、洗顔後すぐに付けるミルクで、このサイトに登場した数十名の美容家の先生方に協力いただき開発しました。
その開発協力者のおひとり、サロン結香 の矢澤 ともみ 先生の感想をご紹介します。
ブースターミルクで、肌がうるおいをうまく抱え込めるようになって引き締まり、キュッと上がりました!
肌が活発に動き出したような感じというのでしょうか(笑)。
それはブースターミルクで、スキンケアの保湿力がアップするのが大きいですよね。
ブースターミルクのあるなしでは、化粧水を付けたときの保湿感が全然違います(笑)。
ブースターミルクを付けると、その後の化粧水が、乾いたスポンジに水分が入っていくみたいに肌奥までギュッと引っ張られていくことを感じます!
それに、化粧水後しばらくそのままでいても、乾燥をほとんど感じませんでした。
それからもうひとつ驚いたのが、このテクスチャーです。
ミルクの予想を裏切るみずみずしさで(笑)、べたつきもないので使いやすいです!
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
商品概要
美容サロン経営者がたるみケアにも絶賛した「キレイの先生 ブースターミルク」は、洗顔後の最初に使用するミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌奥まで引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がうるおいを抱き込んで放しません。
定期購入のお申込みで初回50%OFFでお試しいただけ、配送回数の制限もありません。
●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
●定期初回価格:税別1,490円
まとめ
肌の若返りにも、スキンケアでしっかりと保湿して、クレンジング・洗顔で洗いすぎないという基本が、いちばん大切といえそうです。
例えば化粧水も、肌とコミュニケーションをとりながら付けてあげるのが理想です。
そうした日々の丁寧なスキンケアが、肌の若返りにもつながりますよ。
* 2018年8月27日に公開した『肌の若返りの方法9つ!化粧水はタッピングしてホールド!プロに聞く』を再編集しました。