「キレイの先生」編集部です。
今回のテーマは、「ほうれい線」です。
東京都荻窪 ホリスティック鍼灸治療院 の泉 晶 先生にインタビューさせていただきました。
ほうれい線が出ていると、老けた印象が強くなってしまいます。
できれば、消したいものですよね。
ほうれい線は何が原因なのでしょうか?
ほうれい線を消すには、どんなことができるのでしょうか?
泉先生に教えていただきました。
目次
ほうれい線の原因とは
・ほうれい線は20代から出ることも?
・生活習慣で原因になること
ほうれい線を改善するには
・ごま油でのうがいもほうれい線には効果的?
・オリーブオイルとローズウォーターでお手入れするなど
本日のキレイの先生
ホリスティック鍼灸治療院
泉 晶 先生
「キレイの先生」編集部
ほうれい線の原因とは
泉先生、よろしくお願いします。
今回のテーマは、「ほうれい線」です。
先生の治療院の患者様にも、ほうれい線を気にされている方はいらっしゃいますか?
はい、患者様は40~50代の方が多いのですが、美容に関するご質問をいただくこともあって、ほうれい線・お顔のむくみ・おでこのシワ・フェイスラインに関するご質問をいただくことが多いです。
ほうれい線が出ていると、見た目の印象にも影響がありますよね。
そうですね、老化して見えてしまうので、年齢が気になりやすくなると思います。
(参考:美容セラピストに聞く老け顔について)
ほうれい線は、何から来ているんでしょうか?
お肌の衰えですか? それとも、筋肉が関係しているんですか?
筋肉のたるみから起こっている場合が多いと思います。
例えば、子どもたちはケタケタ笑ったりすると思いますが、大人になると、そうやって笑うことは減りますよね。
そうですね、私も、大人になってから大笑いする機会はあまりありません…。
そうすると、お顔の筋肉の表情筋(表情を形作る筋肉)がこってしまって、血液の循環が悪くなります。
それによって、筋肉に栄養が行き届きにくくなると、筋肉も下がってきます。
その筋肉の衰えたところに皮膚が落ちてくぼんでしまうのが、ほうれい線や目尻のシワです。
ですので、筋肉にハリが出てくると、皮膚も持ち上がって、ほうれい線も変化が出てきますよ。
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ほうれい線は20代から出ることも?
ほうれい線は、年をとるにつれて出やすくなると思いますが、何歳くらいから出るようになりますか?
そうですね…現代人は、生活の乱れている方が多いと思います。
私は、東京に出てきて、ものが24時間動くことに驚きました。
美容の観点からすると、夜の22時から2時の間は寝ていたいです。
でも、それが難しいのですよね…。
そうですね…私もその時間は寝ているかというと…(苦笑)。
そういったことも関係していると思うのですが、20代前半の方からほうれい線や肌荒れのご質問をいただくこともあります。
20代からですか!?
それは、思っていたよりも早いです…。
はい、大学の卒業後、就職から1~2年して人との交渉が始まるくらいになると、ほうれい線が気になってくるのだと思います。
生活習慣で原因になること
日々の生活習慣やスキンケアで、ほうれい線の原因になることはありますか?
皆さま、フェイシャルのケアを習うわけではないので、お手入れが適当になっている方も見受けられます。
例えば、オイルクレンジングは皮膚をこすってはいけないんですね。
中には、オイルクレンジングでこすったり、グイグイ押したりしている方もいらっしゃいます。
お顔は粘膜の延長でデリケートですので、そうしたことで、皮膚を傷めてしまって、シワの原因にもなります。
それが、ほうれい線の原因にもなるんですか?
はい、ほうれい線の原因にもなりますし、場合によってはシミの原因にもなりますよ。
それから、お肌・筋肉の劣化という点では、日本人のお化粧の仕方も関係していると思います。
世界的にはポイントメイクが主流で、日本人のようにファンデーションをしっかり塗る民族は少ないといいます。
そういった普段のお化粧も、皮膚を傷める原因を作っています。
例えば、東京と地方のおばあちゃんを比べたとき、東京のおばあちゃんの方が、シミが多くて、農業や漁業のお仕事をされていてお化粧をあまりされてこなかった地方のおばあちゃんの方が、シミも少なくてお肌がきれいだったりします。
それを考えると、シミの原因は、お化粧品の仕方によるところもあると考えられるんですよね。
ほうれい線を改善するには
先生の治療院では、どんな施術がほうれい線に効果的ですか?
当院は、美容鍼灸(しんきゅう・鍼やお灸での療法)も行う鍼灸治療院です。
それと合わせて、お顔のフェイシャルケアを行っています。
鍼灸は、ほうれい線にもいいんですか?
はい、もちろんいいですよ。
鍼は、皮膚や筋肉に微細な傷「マイクロ・トラウマ」を付け、それによって、身体がその傷を修復しようとする力を利用します。
鍼で傷つけた場所を修復しようと血液がやってきて、栄養をたくさん呼び込みます。
そうすると、皮膚の新陳代謝も上がって、きれいなお肌を作ってくれます。
きれいなお肌が作られるようになると、ほうれい線にも良さそうです。
「肌は内臓の鏡」ともいいますもんね。
それから、当院では、美容鍼灸の後に、オリーブオイルとペルシャ産のローズウォーターをブレンドしたもので、ディープレクレンジングを行っています。
そして、ローズウォーターで20分間パックをして、最後の仕上げに、オイルマッサージをします。
そのときは、ローズウォーターと一緒に取れるローズオットーの精油を混ぜて、フェイシャルケアをしています。
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ごま油でのうがいもほうれい線には効果的?
ホームケアで、ほうれい線を改善するのにできることはありますか?
ほうれい線で、お顔の表面からのケアはされても、口の中からケアされている方は少ないと思います。
そうですね…ほうれい線を口の中からケアするという意識はあまりありません…。
インドの医学では、ごま油でうがいをする療法があります。
まずは、白いごま油「太白(たいはく)ごま油」を160度くらいまでいちど温めて、それを冷ましたものを大さじ1杯くらい口の中に入れてグチュグチュうがいします。
そうすると、唾液が出てくるので、それと一緒にごま油を吐き出します。
そうすると、口の中からマッサージすることができ、筋肉や皮膚にハリが出ます。
皮膚の表面からだけではなく、口を動かした方が、ほうれい線に関係している筋肉も盛り上がってきて、ほうれい線の改善にもつながります。
それに、うがいですので、毎日続けやすいケアだと思います。
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オリーブオイルとローズウォーターでお手入れするなど
エキストラバージンの「オリーブオイル」は、人間の皮膚にとても優しいです。
それから、西洋のものでいうと「ローズウォーター」、東洋のものでいうと「へちま水」が、皮膚へのなじみが良いです。
それを合わせると、皮膚の細胞に近い配合になります。
ですので、オリーブオイルとローズウォーター・へちま水をブレンドしたものを、お顔にたっぷりと付けて、こすらないようにクレンジングするのもいいですよ。
それから、クレンジングした後はティッシュオフするのですが、そのときは、こするのではなく、ティッシュを置いてオイルを吸い取るだけにしてほしいと思います。
お手入れの最後は、パックまでは行わなくても、ローズウォーター・へちま水でお肌をクールダウンしていただきたいです。
そのときも、お肌をこすると炎症を起こしてしまいますので、ローズウォーターをパチャパチャとするだけでも良いですよ。
後は、夜の22時から2時までの間に皮膚が再生しますので、22時に寝るには難しいと思いますが、せめてその日の内に寝るようにしていただきたいです。
そうすることで、お肌の劣化を防ぐことにもつながります。
編集部の選ぶほうれい線におすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です。
ここまでが、泉先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、編集部の選んだほうれい線におすすめの化粧品をご紹介します。
キレイの先生 バラに満ちるオールインワン
手前味噌ですが、このサイトから200人以上の美容スペシャリストの方々の教えをまとめた「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」です。
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美容家の感想
とにかくバラの良い香りに包まれながら、お肌のケアが出来ることに感動しました。職業柄、様々な高機能化粧品を試す機会が多くありますが、高機能で無添加を謳っているものはほとんど香りがありませんので、水を一滴も加えずにローズウォーターを使用すると、効果・効能を上げながら、こんなにも癒される香りになるのか!と実感しました。保湿感も良く、付けた後もしっとり感が持続して、時々感じてしまう乾燥もありませんでした。
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
編集部のここがオススメ!
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バラに満ちるオールインワン
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通常価格:税別2,880円
初回特別価格:税別1,000円
まとめ
ほうれい線は、顔の筋肉の衰えからも起こります。
そのため、泉先生がおっしゃったように、外側からだけではなく内側からのケアも大切です。
ごま油でグチュグチュとうがいすることで、内側からのマッサージになって、筋肉やお肌にハリが出ます。
しかも、うがいするだけで良いのですから、手軽で続けやすいです。
ほうれい線の気になっている方は、外側からケアも良いですが、内側から改善していくことも意識されてみてはいかがでしょうか。