キレイの先生

ホーム > 美肌 > 肌トラブル > 

肌が赤い?敏感肌は過度なケアはダメ!改善方法12個をプロに聞く!

アロマスパサロン Amber Spa  木村 真奈美 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回は、お肌が赤いときのケアについて、北海道旭川市 スキントリートメントサロン Amber Spa の木村 真奈美 先生にインタビューさせていただきました。

お肌が赤いのは、敏感肌から来ていることが考えられます。

「お肌が赤い…?」といったとき、改善するにはどうしたら良いのでしょうか?

敏感肌のケアについて、木村先生に教えていただきました。

目次

「肌が赤い…」のは?
・敏感肌だと肌が赤くなるのはどうして?
・敏感肌の原因

敏感肌で肌が赤いときのケア
・クレンジング・洗顔は落とし過ぎない
・スキンケア化粧品は刺激の少ないものを
・生活習慣で心がけたいこと

まとめ

本日のキレイの先生

スキントリートメントサロン Amber Spa

木村 真奈美 先生

「キレイの先生」編集部

「肌が赤い…」のは?

木村先生、よろしくお願いします。

今回は、「肌が赤い…?」といったときのケアについて、話をお聞きしたいと思います。

お肌が赤いのは、敏感肌の症状のひとつだと思います。

はい、そうですね。

敏感肌は、お肌がどうなっている状態のことをいうのでしょうか?

敏感肌は、皮膚のバリア機能が崩れて保護機能が低下し、外部の刺激を受けてしまっている状態のことをいいます。

お肌のバリア機能は、外部の刺激から皮膚を守ったりする働きがあるんですよね。

そうですね、例えば、お肌の上にある「皮脂膜(ひしまく)」は外的の刺激から皮膚を保護する役割があって、皮膚の表面を守っています。

皮脂膜について

毛穴から分泌される皮脂は、皮膚の表面で汗や垢(あか)などと混ざり合い天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。

皮脂膜は、お肌を弱酸性に保って細菌などから、そして油の膜で化学的な刺激からも、お肌を保護します。

皮脂膜が不足すると、そのバリア機能が崩れて外的な刺激がお肌の中に入ってしまい、敏感な症状を引き起こします。

後は、「角質層(皮膚のいちばん表面の層)」も、バリア機能の役割を果たしているんですよね?

はい、角質層にある保湿因子である「NMF・ナノモイスチャーファイジング」や「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」には、角質層の保湿機能があります。

ですから、間違ったスキンケアで、それらを取りすぎると、角質層の水分が不足することで、お肌は乾燥してバリア機能が働かなくなります。

それに、湿度や気温などの環境的な要因でもバリア機能は崩れます。

敏感肌だと肌が赤くなるのはどうして?

お肌が敏感になっていると赤くなるのは、どうしてですか?

敏感肌は、皮膚のバリア機能が崩れている状態のため、外的刺激を受けると、毛細血管が反応してお肌が赤くなったり熱を持ったりして、反応が出やすくなっています。

そうして、毛細血管が拡張した状態が続くと、赤ら顔になったりもしますね。

お肌が敏感になっていると、他にどんな症状で出やすいですか?

敏感肌の症状としては、かゆみヒリヒリかさつきつっぱり感などもありますし、水分不足で皮膚の代謝も働きづらくなったりもします

それから、お化粧品にもしみやすくなりますね。

敏感肌の原因

敏感肌は、生まれついての肌質なんでしょうか?

もちろん、遺伝的要因で生まれ持った方…「敏感肌」の方もいらっしゃいますが、「敏感になってしまったお肌」の方もいらっしゃいます。

敏感になってしまったお肌は、間違ったスキンケアを長期的に行っていることやライフスタイルから引き起こしている方も多いですよ。

それは、どういうことでしょうか?

間違ったスキンケアを長期的に行っていて、皮脂膜やお肌のうるおいを取り過ぎたりしていると、敏感肌を引き起こしやすくなるんですね。

間違ったスキンケアというのは、具体的にはどんなことですか?

例えば、界面活性剤(水分と油分を混ぜ合わせるための材料)の多く入っているクレンジングを使っていたり、洗浄力の高い石鹸で洗顔したりしていて、油分・水分を必要以上に取り除いてしまっていること、それから、取り除いた分に対して保湿が追い付いていないことも挙げられます。

特に、さらさらした質感のスキンケア化粧品がお好きで、保湿の足りていないお手入れを長期的に続けてきた方は、お肌に水分・油分とも足りていない状態で乾燥し皮膚が強くない傾向にあるように思えます。

間違ったスキンケアの他に、敏感肌の原因になることはありますか?

ストレスは、内分泌や自律神経のバランスも崩すので、お肌が敏感傾向になって反応しやすくなりますね。

自律神経について

自律神経は、人の身体と心をコントロールする神経で、「交感神経(緊張の神経・昼に優位になる)」と「副交感神経(リラックスの神経・夜に優位になる)」が交互に入れ替わってバランスを取っています。そのバランスが崩れると、心身に大きな影響があります。

それから、喫煙も、血管を収縮させてしまい、お肌に栄養を届けること阻害するので、敏感肌の原因になるといえます。

後は、カフェインの摂り過ぎも、お肌に赤みをもたらし敏感傾向に持って行きやすいです。

敏感肌で肌が赤いときのケア

サロンでは、敏感肌のお客様には、どんな施術・ケアをされていますか?

お肌が敏感傾向のお客様には、お肌を活性するというよりも、まずは炎症を抑える「鎮静」をしっかり行います。

例えば、バリア機能を強化する成分の入ったマスクをしたり、マッサージも鎮静作用のあるアロマを使ったりします。

敏感肌の方には、まずは「鎮静」ということですね。

はい、そうしてお肌を元の状態まで戻した上で、通常のトリートメントに移行していくようにしています。

クレンジング・洗顔は落とし過ぎない

お肌が敏感になっていて赤いとき、クレンジング・洗顔で心がけられることはありますか?

人工的な香料の強いものや洗浄力の強すぎるものは避けて、弱酸性で低刺激のものを使いたいですよね。

お化粧の度合いにもよりますし商品によるとこもありますが、一般的には、クレンジングでしたら、クリームタイプのものを使用するのもいいと思いますよ。

一般的に、クレンジングクリームは洗浄力が優しいといいますもんね。

後は、お化粧を薄くしたりする工夫もできますよね。

なるほど、確かに、それも敏感肌を改善するためにできるひとつの方法です(笑)。

洗顔も、人工香料入っていないものや、弱酸性であり鎮静作用の成分が入っているもの、洗浄力の優しいもので洗顔するのがおすすめです。

泡洗顔ではなく、マイルドなジェルタイプのものなどもよいと思います。

健康なお肌の皮脂膜は、弱酸性です。

皮膚表面が弱酸性であることは、健康な素肌を保つために大切なことです。

たしか、洗顔石鹸がアルカリ性なんですよね…。

アルカリ性の洗顔でお顔を洗うと、健康なお肌の方は弱酸性に戻れますが、敏感なお肌の方は弱酸性になかなか戻りにくいです。

お肌がアルカリ性に傾くと、かぶれを起こしたり湿疹が出来たり場合もありますし、外部の刺激からお肌を守りにくくなってしまいます。

ですので、洗顔は、最初から弱酸性のものを使ってあげるのもおすすめです。

クレンジング・洗顔の方法で、アドバイスはありますか・?

まずは、絶対に圧をかけずに、ゴシゴシやらず優しく行うことです。

それから、皆さん、クレンジングの時間が短くてメイク汚れが残っている方もいらっしゃるので、クレンジングは1分くらい行い、逆に、洗顔は20秒くらいで長くしすぎないことをおすすめします。

それから、熱いお湯は、お肌のうるおいを取ってしまうので、ぬるま湯を使って行っていただきたいです。

スキンケア化粧品は刺激の少ないものを

お肌が敏感な状態のとき、化粧水などで心がけられることはありますか?

お肌が敏感なときは、化粧水は極力、エタノール…アルコールですね…それが入っていないものや、弱酸性のものを使ってほしいです。

美容液やクリームは、皮膚のバリア機能を強化してくれるような「セラミド」や「ヒアルロン酸」などが配合されているものを選ぶのもいいと思いますよ。

化粧水などの付け方で、アドバイスはありますか・

敏感肌の方は、摩擦などの外的な刺激をお肌に与えなくないので、化粧水はコットンではなく、手に出してゆっくりとお肌全体になじませていくことがおすすめです。

クリームも、お肌にポンポンと乗せて広げるのではなく、まずは手に乗せてそこで伸ばしてからお顔全体に付けていった方が、摩擦は起きづらいです。

それから、スキンケア化粧品をお肌の中に入れ込むようにプレスして、角質層になじませていきたいです。

お肌が敏感なときは、過剰なケアをしすぎないことが大事です。

「お肌が赤くなったから…」と色々なものを付けるのではなく、そういうときこそ、「汚れを落とす」・「保湿する」といったシンプルなお手入れを、ご自分に合ったお化粧品で行っていってほしいと思います。

生活習慣で心がけたいこと

敏感肌を改善するのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

まずは、ストレスをためないことです。

ストレスは、お顔の赤みを引き起こす原因にもなりますので。

例えば、アロマなどでストレスケアするのもいいと思いますよ。

それから、睡眠をしっかり取ることも大事ですし、喫煙やカフェインの摂り過ぎなどにも注意してほしいと思います。

後は、ビタミンCやビタミンAをしっかりと摂取することもおすすめします。

まとめ

今回のインタビューで挙がった、敏感肌でお肌が赤いときのケアの方法をまとめます。

1. クレンジング・洗顔は香料の強いものは避けて低刺激のものを選ぶ
2. クレンジング・洗顔は圧をかけずに、ゴシゴシやらずに優しく行う
3. クレンジングで落としやすいようにお化粧を薄くする
4. クレンジングは1分くらいやって、洗顔は20秒くらいにする
5. エタノール(アルコール)の入っていない化粧水を選ぶ
6. 化粧水はコットンではなく手でなじませて付ける
7. クリームなどは皮膚のバリア機能を強化してくれるようなものを選ぶ
8. クリームは最初に手で伸ばしてから顔全体になじませる
9. ストレスをためない
10. 睡眠をしっかり取る
11. 喫煙やカフェインの摂り過ぎに注意する
12. ビタミンCやビタミンAを摂取する

お肌が敏感なときは、過度なお手入れをせず、「汚れを落として保湿する」というスキンケアの基本を丁寧に行ってあげることが大切といえそうです。

「お肌が赤い…?」と気になったときは、シンプルなケアに立ち戻ってみてはいかがでしょうか?

本日のキレイの先生

木村 真奈美 先生