美容のスペシャリストが教えるキレイ

脂性肌の原因と改善法をエステ員に聞く!オイリー肌も乾燥対策がポイント

本日のキレイの先生

生貝 美千代 先生

今回のテーマは、「脂性(しせい)肌」です。

千葉県安房郡 リラクセーション&エステティック OCEAN の生貝 美千代 先生にインタビューさせていただきました。

脂性肌は、生まれついての肌質によるものもありますが、それよりもお肌の乾燥からオイリーな状態に傾いているケースのほうが多いといいます。

そのため、脂性肌を改善するには、過度なクレンジング・洗顔は控えて、スキンケアでしっかり保湿してあげることが大切で、お肌がオイリーな状態でも、乳液やクリームも使用したほうがいいそうです。

そんな脂性肌の原因や改善方法について、生貝先生に教えていただきました。

目次

脂性肌とは
・脂性肌とは皮脂分泌の多い肌質のことをいう
・脂性肌は乾燥から起こるケースも多い
・ホルモンバランスや生活習慣の乱れなども原因に

脂性肌を改善する方法
・脂性肌でもスキンケアでの保湿が大事
・肌がオイリーでも過度なクレンジング・洗顔は控える
・食事ではビタミン群を意識的に摂るなど
・脂性肌におすすめのサロンケアとは

編集部の選ぶ脂性肌におすすめの化粧品

まとめ

脂性肌の原因

脂性肌とは皮脂分泌の多い肌質のことをいう

生貝先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「脂性肌」です。

まず、脂性肌はどんな肌質のことをいいますか?

皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)の分泌の多い肌質のことをいいます。

脂性肌でお肌がオイリーな状態だと、どんな影響がありますか?

お化粧の乗りが悪くなりますし、化粧崩れも起こりやすくなりますよね。

それから、分泌された皮脂をそのままにしておくと、脂が毛穴にたまって酸化して、毛穴ジミや毛穴の開き・詰まりにもつながります

それに、ニキビの原因にもなりますよね。

先生のサロンのお客様にも、脂性肌の方はいらっしゃいますか?

当サロンは、年齢層でいうと40代以降のお客様が多いのですが、更年期に差しかかってきてホルモンバランスの影響から、部分的にオイリースキンのお悩みが出ている方もいらっしゃいます。

それは、どんな場所がオイリーになりやすいんですか?

まずは小鼻の周り、それから額(ひたい)のあたりですね。

「Tゾーン」と呼ばれる場所ですね。

はい、Tゾーンは、皮脂腺(ひしせん・毛穴の中にあり皮脂を分泌している器官)が多い場所です。

ですので、特に皮脂の分泌が増えやすいです。

脂性肌は乾燥から起こるケースも多い

脂性肌は、生まれついての肌質なんですか?

生まれついての方もいらっしゃいますが、それよりも、普段の日常生活の影響で脂性肌に傾いてくることのほうが大きいと思います。

実際、サロンのお客様でオイリースキンの方も、生まれついての肌質というよりも、日常生活の影響から来ていることが多いように感じます。

それは、どんなことが原因になるんですか?

ひとつは、お肌の乾燥です

サロンのお客様の話をお聞きすると、お肌が油っぽくなりたくないからと、クレンジング・洗顔で洗いすぎたりこすりすぎていたりする方もいらっしゃいます。

中には、べたつきを気にするあまり、乳液やクリームをお使いになっていなくてうるおいを補えていない方もいらっしゃいます。

そうしてお肌が乾燥してくると、お肌が皮脂を分泌して保護膜を作ろうと頑張って、オイリースキンに傾いていく原因になります。

いわゆる「インナードライ」の状態ですね。

はい、そうです。

実際、サロンに「私、オイリー肌なんです…」とお越しになられるお客様も、カウンセリングを行ってお手入れさせていただくと、それが乾燥肌から来ているトラブルであることが多いです。

それも、間違ったスキンケアによるところが大きいですね。

【編集部Voice】インナードライとは

皮脂は、肌表面で汗などの水分と混ざり合って天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。
皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発するのを防ぐ役割などがあります。
肌の水分が不足していると、乾燥を防ぐために皮脂の分泌を増やして、オイリーに傾きやすいです。
そうした肌表面はオイリーでも内部は乾燥している状態を「インナードライ」といいます。
インナードライについては、下の記事でも取り上げているので、合わせてご覧ください。

ホルモンバランスや生活習慣の乱れなども原因に

ちなみに、脂性肌になりやすい年代はあるんですか?

それは人それぞれですが、10~20代の若いときのほうが、皮脂分泌が多いですので、脂性肌に傾きやすいです。

ただ中には、40代以降でも、部分的にオイリースキンに傾く方もいらっしゃいます。

先程の先生のお話では、先生のサロンのお客様にもそういった方はいらっしゃるとのことでした。

はい、それは、年齢的なホルモンバランスの乱れによるところが大きいです。

それは、ホルモンバランスの乱れで、皮脂分泌が増えるということですか?

はい、そうです、例えばニキビは、若い方のお悩みと思われているかもしれません。

ただ、30~40代にも、大人ニキビでお悩みの方はいらっしゃいます。

そうした大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れから来ているケースも多いです。

それから、生理周期の影響で、一時的に皮脂の分泌が増えることもあります。

後は、日常生活のストレス・食生活の乱れ・睡眠不足といったことからも、皮脂分泌が過剰になる場合もあります。

脂性肌の原因

(皮脂分泌が増える原因)
ホルモンバランスの乱れ(更年期による影響も)
生理周期(一時的に皮脂分泌が増える場合も)
生活習慣の乱れ(ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、など)
など

脂性肌を改善する方法

脂性肌でもスキンケアでの保湿が大事

ここまでの話をお聞きすると、脂性肌はお肌の乾燥から起こるケースも多いとのことでした。

そうすると、脂性肌を改善するには、スキンケアでの保湿も大事そうです。

そうですね、保湿が大切というのは、オイリースキンを含めて、どんな肌タイプにもいえることです。

肌トラブルは、お肌の乾燥が原因になっているケースが多くあります。

スキンケアでしっかり保湿するのに、ポイントはありますか?

まずは、洗顔後はすぐに化粧水で保湿していただきたいです。

それは、どうしてですか?

洗顔してタオルで水分を拭き取った直後からすぐ、お肌は乾燥が始まります。

ですので洗顔後は、なるべく時間を置かずに化粧水で保湿してあげましょう。

それで、化粧水は手の平で押し込むようにして付けて、それがなじんできたらもういちど付けて、化粧水を二度付けしてあげるのがおすすめです。

化粧水を重ね付けして、お肌にうるおいをたっぷりと与えてあげるんですね。

ちなみに、脂性肌でお肌がオイリーな状態だと、スキンケア化粧品のべたつきを避けたくなります。

脂性肌でも、乳液やクリームは付けたほうがいいんですか?

はい、スキンケアは化粧水で終わらせずに、絶対に乳液やクリームで仕上げていただきたいです。

スキンケアを化粧水で終わらせると、お肌の乾燥を防ごうとして、お肌が皮脂を過剰に分泌させて、さらにオイリースキンに傾く原因にもなります。

脂性肌の改善方法

(化粧水などのポイント)
洗顔後はすぐ化粧水を付ける
化粧水は手の平で押し込むようにして付けて、二度付けする
脂性肌のときも、お手入れは乳液・クリームで仕上げる
など

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肌がオイリーでも過度なクレンジング・洗顔は控える

脂性肌を改善するのに、クレンジング・洗顔でのポイントはありますか?

オイリースキンの状態でも、過度なクレンジング・洗顔は控えることです。

脂性肌でお肌がオイリーだと、つい一生懸命洗いたくなります…。

そのお気持ちはわかります(笑)。

ただ、クレンジング・洗顔のやりすぎで、お肌のうるおい成分を取りすぎてしまうと、逆に皮脂分泌が増える可能性もあります。

過度なクレンジングなどを控えるのに、アドバイスはありますか?

例えばクレンジングでしたら、一般的には、オイルクレンジングは洗浄力が強いです。

ですので、それで毎日ゴシゴシとこすってお顔を洗っていると、お肌の乾燥を招きやすくなります。

ですのでサロンでは、ミルクタイプのクレンジングをおすすめしています

ミルククレンジングは、洗浄力が優しいといいますもんね。

でもオイルクレンジングは、洗浄力が高いので、お化粧も簡単にさっぱりと落とせます。

ちなみに、洗浄力の優しいミルククレンジングは、お化粧の落ちは大丈夫なんですか(笑)?

はい(笑)。

オイルクレンジングのさっぱりした洗い上がりに慣れていらっしゃる方は、最初の内は、ミルクタイプに物足りなさを感じられるかもしれません。

ただ、ミルククレンジングに切り替えて1~2週間続けていただくと、お肌が変わってくるのがご実感いただけるはずです。

それで、それまでのクレンジングで落としすぎていたことにも、お気付きになると思いますよ。

脂性肌の改善方法

(クレンジング・洗顔のポイント)
過度なクレンジング・洗顔は控える(例えばクレンジングは、洗浄力の優しいミルククレンジングもおすすめ)
など

食事ではビタミン群を意識的に摂るなど

脂性肌を改善するのに、生活習慣で心がけたいことはありますか?

まずは、お食事をバランス良く摂っていただくことです。

それから、油ものの食べ物は控えめにしていただきたいです。

ちなみに、脂性肌におすすめの栄養はあるんですか?

「ビタミン類」です

ビタミンは、皮脂分泌にも関係していますので。

特に「ビタミンB群」はおすすめで、大豆・きのこ・豚肉などに含まれています。

それと合わせて、「ビタミンC」の豊富な夏野菜のトマトやゴーヤなどを摂るのもいいですね。

他に、脂性肌を改善するのに、生活習慣でのアドバイスはありますか?

理想ではありますが、ストレスをためずに規則正しい生活を送ることも大切ですよ。

脂性肌の改善方法

(生活習慣でのポイント)
バランスの良い食事の上で、油ものの食べ物は控えて、ビタミン群を意識的に摂る(特に、ビタミンBやビタミンCを含む食べ物などがおすすめ)
ストレスをためずに規則正しい生活を送る
など

脂性肌におすすめのサロンケアとは

ちなみに先生のサロンでは、脂性肌には、どんな施術・ケアが効果的ですか?

お客様には、おひとりおひとりの状態に合わせて対応させていただきますが、オイリースキンの方には、「クレイパック(泥のパック)」や「炭酸パック」などを使用することが多いです。

クレイパックや炭酸パックは、脂性肌にいいんですか?

はい、毛穴をきれいにしてくれるので、いいですよ。

後は、施術後に毛穴を引き締めるようなパックを行って、ダブルパックのケアを行うこともありますね。

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編集部の選ぶ脂性肌におすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、生貝先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、編集部の選んだ脂性肌におすすめの化粧品をご紹介します。

キレイの先生 ブースターミルク

キレイの先生 ブースターミルク

うるおいを抱えて乾燥知らずに!美容家も驚く洗顔後すぐのミルク

この『キレイの先生』に登場した美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初のミルクです。
みずみずしいミルクが肌をふっくらとやわらかくして、うるおいを肌の奥までグングン引き込み、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がそのうるおいを抱き込んで乾燥知らずのウルウル透明肌に導きます。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円

開発協力者の声

サロン結香 矢澤 ともみ 先生

みずみずしいミルクがうるおいを肌奥でギュッと抱えて乾燥知らずのフワフワ肌に!

まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。乾いたスポンジに水分が入っていくみたいにうるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、そのままでいても乾燥を感じません! 肌が水分をきちんと抱え込めるようになって、やわらかくフワフワの肌になって透明感も出て感謝しています(笑)。

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

まとめ

今回のインタビューで挙がった脂性肌の改善方法をまとめます。

1. 洗顔後はすぐ化粧水を付ける
2. 化粧水は手の平で押し込むようにして付けて、二度付けする
3. 脂性肌のときも、お手入れは乳液・クリームで仕上げる
4. 過度なクレンジング・洗顔は控える
5. バランスの良い食事の上で、油ものの食べ物は控えて、ビタミン群を意識的に摂る
6. ストレスをためずに規則正しい生活を送る

脂性肌は、生まれついての肌質によるものもありますが、それよりもお肌の乾燥からオイリーな状態に傾いているケースのほうが多いです。

そのため、脂性肌を改善するには、過度なクレンジング・洗顔は控えて、スキンケアでしっかり保湿してあげることが大切です。

お肌がオイリーな状態でも、乳液やクリームも使用したほうがいいです。

脂性肌が気になっている方は、顔の油を取ることも良いですが、まずはスキンケアでの保湿を意識してみてはいかがでしょうか?

* 2018年6月27日に公開した『脂性肌とは?乾燥でもオイリー肌に?9つの改善方法をエステ員に聞く』を再編集しました。

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