今回のテーマは、「小鼻の黒ずみ」です。
aging care Joelle 自由が丘 の高橋 かな 先生にインタビューさせていただきました。
小鼻の黒ずみは、毛穴汚れが黒くなった状態のことをいいます。
そのケアには、毎日洗顔を行って毛穴をやわらかくして、毛穴汚れを落としやすくすることが、特に有効だそうです。
その上で、スキンケアでの保湿も大切です。
そんな小鼻の黒ずみケアについて、高橋先生に教えていただきました。
目次
小鼻の黒ずみの原因
・小鼻の黒ずみは毛穴汚れが酸化したもの
・小鼻は皮脂分泌が多く黒ずみが起こりやすい
・黒ずみは皮脂分泌の多い若い人ほど起こりやすい
・洗顔不足などが小鼻の黒ずみの原因に
小鼻の黒ずみケア
・毎日の洗顔で毛穴汚れを落としやすくする
・皮脂分泌が多くてもスキンケアは乳液などで仕上げる
・小鼻にも日焼け止めを塗り紫外線対策を行うなど
・小鼻の黒ずみにおすすめのサロンケアとは
小鼻の黒ずみの原因
高橋 先生、よろしくお願いします。
今回のテーマは、「小鼻の黒ずみ」です。
小鼻が黒ずんでいると、顔はどんな印象になりますか?
小鼻がブツブツと黒ずんでいる状態を、「イチゴ鼻」といったりもします。
鼻はお顔の中心ですから、小鼻の黒ずみによって、お顔全体もくすんだようにみえやすくなります。
先生のサロンのお客様にも、小鼻の黒ずみを気にされている方はいらっしゃいますか?
はい、「小鼻の黒ずみをどうにかしたい!」という方はいらっしゃいますよ。
はい、旦那様から小鼻の黒ずみについて指摘されてお越しになられた奥様もいらっしゃいましたし、当サロンでは基本的にメンズエステは行っていないのですが、男の子も小鼻の黒ずみのお悩みでお母様と一緒にお越しになられたこともあります。
小鼻の黒ずみは毛穴汚れが酸化したもの
小鼻の黒ずみは、何が黒くなっているんですか?
小鼻の黒ずみは、主に、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)の過剰分泌や、メイク汚れをはじめとした過酸化脂質(かさんかししつ)が洗顔などでうまく洗い落とせずにステイしていることから起こります。
そうした毛穴汚れが、紫外線などの影響で黒くなってしまった状態が、黒ずみです。
つまり、毛穴汚れによって紫外線で酸化するということですか?
はい、そうです。
特に発色のいいメイク化粧品は、石油系の原料で作られていることが多く、紫外線の影響を受けやすいです。
その汚れをクレンジング・洗顔できちんと汚れを落とせていないと、小鼻の黒ずみが出やすくなります。
小鼻の黒ずみとは
(下のような毛穴汚れが酸化した状態)
・皮脂の過剰分泌による皮脂汚れ
・クレンジング・洗顔で落とし切れなかったメイク汚れなどの過酸化脂質
など
小鼻は皮脂分泌が多く黒ずみが起こりやすい
顔の中で、小鼻は黒ずみが出やすい場所ですが、それはどうしてですか?
Tゾーンは、お顔の中でも、特に皮脂分泌の多い場所です。
それから、皮脂の分泌に関しては、その方の体質・遺伝・生れ育った環境によるところも関係してきます。
毛穴は体温調節の役割もあるために、例えば寒い地域で生まれた方は比較的毛穴が引き締まっている方が多く、逆に暖かい地域の方は発汗するので毛穴が開きやすい方が多いです。
皮脂の分泌は、そういった環境面などによる影響もあります。
後は、鼻は、お顔の中でトップの高さにありますので、紫外線の影響も受けやすいです。
例えば、日焼けすると鼻が真っ赤になったりしますが、それと同じように、毛穴汚れの酸化という点でも、特に鼻は紫外線の影響を受けやすいです。
小鼻の黒ずみの原因
(どうして小鼻は黒ずみが起こりやすい?)
・Tゾーンは皮脂の分泌が多い
・体質・遺伝・生まれ育った環境による皮脂分泌の影響
・鼻は顔の中でトップの高さにあるため、紫外線の影響を受けやすい
など
黒ずみは皮脂分泌の多い若い人ほど起こりやすい
小鼻の黒ずみは、若い人ほど起こりやすいイメージがあります。
そうですね、若いときほど皮脂の分泌は多いですから。
先生のサロンでは、小鼻の黒ずみでお悩みのお客様は、どのくらいの年代に多いですか?
高校生から30代くらいまででしょうか。
そうすると、ご年配の方には、小鼻の黒ずみでお悩みの方は少ないんですか?
そうですね、お年が召してくると、お肌の水分量が少なくなって乾燥しやすく、皮脂の分泌量も減ります。
ですので、黒ずみのお悩みがなくなってくる方が多いです。
洗顔不足などが小鼻の黒ずみの原因に
日々の生活習慣で、小鼻の黒ずみの原因になるようなことはありますか?
まずは、スキンケアでの洗顔や保湿不足などです。
特に洗顔は、汚れを落とすだけではなく、毛穴をやわらかくする効果もあります。
ただ、小鼻は、洗顔がおろそかになりがちな場所です。
サロンのお客様でも、普段きちんと洗顔をされていて毛穴がやわらかくなっている方のほうが、施術のときにも汚れを落としやすいです。
いまのお話ですと、スキンケアでの保湿不足も小鼻の黒ずみの原因になるとのことでした。
それも、保湿不足によって肌が硬くなると、毛穴汚れを落としづらくなるからですか?
はい、そうです。
小鼻の黒ずみは、皮脂の分泌が増えることによっても起こりますが、その原因になることはありますか?
発汗する食べ物…例えば香辛料の多い食べ物などの取りすぎも良くありません。
それから、偏った食事で、ひとつのものを食べすぎたりすることにも注意していただきたいです。
例えばチョコレートばかりを食べていると、糖質の過剰摂取で、皮脂の分泌を促しやすくなります。
小鼻の黒ずみの原因
(生活習慣)
・洗顔不足(特に小鼻は洗顔がおろそかになりやすい)
・スキンケアでの保湿不足(肌が硬くなり毛穴汚れが取りりにくなる)
・発汗する食べ物の摂りすぎ(例えば、香辛料の多い食べ物)
・偏った食事(例えば、チョコレートの摂りすぎなど)
など
小鼻の黒ずみケア
毎日の洗顔で毛穴汚れを落としやすくする
小鼻の黒ずみをケアするには、どうすればいいですか?
まずは、洗顔を毎日行っていただくことが大事です。
先程のお話でも、洗顔不足が小鼻の黒ずみの原因になるとのことでした。
はい、洗顔を小鼻まできちんと行っていただければ、毛穴もやわらかくなって汚れが取れやすくなります。
洗顔は、ゴシゴシと力を入れる必要はないんですよね?
はい、お肌はデリケートですので、洗顔に力は必要ありません。
弾力のある泡で優しくやわらかく洗ってあげましょう。
皮脂分泌が多くてもスキンケアは乳液などで仕上げる
小鼻の黒ずみは、スキンケアでの保湿不足によっても起こるとのことでしたので、保湿も大事なんですよね?
はい、もちろんです。
皮脂の分泌が多くて、お顔のべたつきが気になると、スキンケアを化粧水だけで終わらせる方もいらっしゃいます。
ただ、そうすると、お肌が硬くなってきて毛穴汚れも落としづらくなりますし、ごわつきの原因にもなります。
ですので、小鼻の黒ずみのケアにも、スキンケアは乳液・クリームで仕上げていただきたいです。
もし、皮脂によるべたつきが気になるようでしたら、質感の軽い乳液などで仕上げるのもいいですよ。
毛穴レス効果を美容サロン経営者が絶賛した洗顔後ミルク!
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥まで引き込まれ、肌がキュッと締まり毛穴レスに!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥まで引き込まれ、肌がキュッと締まり毛穴レスに!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)
小鼻にも日焼け止めを塗り紫外線対策を行うなど
小鼻の黒ずみをケアするのに、生活習慣で心がけられることはありますか?
ひとつは、日焼け止めをきちんと塗ってUV対策することです。
鼻は顔の中でトップの高さに合って、紫外線の影響を受けやすいというお話もありましたね。
はい、例えば目はサングラスで紫外線を防ぐことができますが、鼻は無防備です。
ですので、お出かけの前には、鼻にも丁寧に日焼け止めを塗って、UV対策をしっかり行っていただきたいです。
それから、毛穴悩みに限らず身体全般にいえることですが、デトックス(体内の毒素を排出すること)も大事です。
毛穴悩みは、活性酸素が体内で過剰に発生することからも起こります。
ですので、それを外に出してあげることも大事です。
デトックスには、どんなことができるんですか?
例えば、ルイボスティーなどは、活性酸を出してくれる作用も期待できるので、そういったハーブティーを飲まれるのもいいですね。
後は、ストレスも活性酸素の原因になりますから、できるだけストレスを作らないような生活を送っていただきたいです。
小鼻の黒ずみにおすすめのサロンケアとは
ちなみに先生のサロンでは、小鼻の黒ずみには、どんな施術・ケアが効果的ですか?
お肌が硬くなっている方には、まずは、小鼻に酸を塗布してやわらかくします。
「ピーリング(肌表面の古い肌細胞をほぐして剥がれ落ちやすくするお手入れ)」ですね。
はい、その上で、スクライバー・超音波洗浄で毛穴汚れを取っていきます。
そして最後は、毛穴を引き締めて仕上げます。
編集部の選ぶ小鼻の黒ずみにおすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です。
ここまでが、高橋先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、編集部の選んだ小鼻の黒ずみにおすすめの化粧品をご紹介します。
毛穴レス効果を美容サロン経営者が絶賛
「うるおいが肌奥まで引っ張られて、毛穴が日に日にキュッと引き締まっていきました!」
美容サロン経営者がそう話したのが、「キレイの先生 ブースターミルク」です。
ブースターミルクは、洗顔後すぐに付けるミルクで、このサイトに登場した数十名の美容家の先生方に協力いただき開発しました。
その開発協力者のおひとり、サロン結香 の矢澤 ともみ 先生の感想をご紹介します。
肌が乾燥していると、毛穴も涙型に広がりやすくなります。
ブースターミルクで肌が水分をうまく抱え込めるようになって、気になっていた毛穴も日に日にキュッと引き締まっていきました!
それはブースターミルクで、スキンケアの保湿力がアップするのが大きいですよね。
ブースターミルクのあるなしでは、化粧水を付けたときの保湿感が全然違います(笑)。
ブースターミルクを付けると、その後の化粧水が、乾いたスポンジに水分が入っていくみたいに肌奥までギュッと引っ張られていくことを感じます!
それに、化粧水後しばらくそのままでいても、乾燥をほとんど感じませんでした。
それからもうひとつ驚いたのが、このテクスチャーです。
ミルクの予想を裏切るみずみずしさで(笑)、べたつきもないので使いやすいです!
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
商品概要
美容サロン経営者がくすみ・ごわつきにも絶賛した「キレイの先生 ブースターミルク」は、洗顔後の最初に使用するミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌奥まで引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がうるおいを抱き込んで放しません。
定期購入のお申込みで初回50%OFFでお試しいただけ、配送回数の制限もありません。
●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
●定期初回価格:税別1,490円
毛穴におすすめのクレンジング
D.U.O ザクレンジングバーム
肌に摩擦をかけずしっとりと洗えながら毛穴のざらつきもツルン!
@コスメの2部門のランキングで第1位を獲得し、累計の販売数が400万個を突破した「新感覚のとろけるクレンジング」です。
独自技術のナノマトリクス構造で、肌の上でバームがとろけて、肌のすみずみまで汚れを落としながら31種類ものエイジングケア成分が肌に浸透していき、ダブル洗顔不要です。
●内容量:90g
●通常価格:税別3,600円
美容家の感想
肌摩擦なく洗える優しさ!しっとり感がありつつも毛穴のざらつきがなめらかに!
バームが肌の上でとろけてクリームのような質感に変わり、摩擦をかけずにお化粧を落とせるのがすごくいいです。それは、クレンジングでいちばん大事なことで、肌への優しさが感じられます。洗い上がりはしっとり感がありつつも、毛穴詰まりがやわらかくなって、小鼻のざらつきがツルンとしてなめらかさも出ました!
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
美容のプロが毛穴クレンジングを比較しました
毛穴悩みには、クレンジングで汚れをきちんと取ることも大切ですが、肌のうるおい成分を取りすぎないことにも気を付ける必要があります。
美容のスペシャリストの先生方にクレンジングをお試しいただき、そのバランスの良い商品をまとめましたので、下の記事も合わせてご覧になってみてください。
合わせて読みたい!
まとめ
今回のインタビューで挙がった、小鼻の黒ずみケアの方法をまとめます。
1. 毎日洗顔を行って毛穴汚れを落としやすくする
2. 皮脂分泌が多くてもスキンケアは乳液・クリームで仕上げる
3. 小鼻にも日焼け止めを塗って紫外線対策を行う
4. デトックスを行う(例えばルイボスティーなどもおすすめ)
5. ストレスを作らないような生活を心がける
小鼻の黒ずみは、毛穴汚れが紫外線によって酸化した状態のことをいいます。
そのケアには、毎日洗顔を行ってお肌をやわらかくし、毛穴汚れを落としやすくすることが、特に有効です。
小鼻の黒ずみが気になったときは、まずは毎日、小鼻まで丁寧に洗顔することを意識してみてはいかがでしょうか?
* 2018年2月6日に公開した『小鼻の黒ずみを解消するには?お手入れのコツ等を美容家がアドバイス』を再編集しました。