美容のスペシャリストが教えるキレイ

スキンケアの順番!美容液や乳液はいつ?お手入れの基本をプロに聞く

本日のキレイの先生

上野 佳子 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「スキンケアの順番」です。

東京都表参道 ape relax の上野 佳子 先生にインタビューさせていただきました。

スキンケアの順番には、きちんとした意味があります。

それぞれの工程の目的を知ることで、普段のスキンケアの理解がさらに深まるのではないかと思います。

スキンケアは、どんな順番で行うと良いのでしょうか?

スキンケアの基本について、上野先生に教えていただきました。

目次

スキンケアとは

スキンケアの順番
・1. クレンジング
・2. 洗顔
・3. 化粧水
・4. 美容液
・5. 乳液・クリーム

いつ美容液・乳液・クリームを付ける?

編集部の選ぶおすすめのスキンケア化粧品

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

本日のキレイの先生

ape relax

上野 佳子 先生

「キレイの先生」編集部

スキンケアとは

上野先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「スキンケアの順番」です。

まずは、そもそもスキンケアとは何なのでしょうか?

スキンケアには、お肌をお手入れして整えるという目的があります。

それによって、お肌をきれいに保つことができます。

もし、スキンケアを怠っていると、お肌はどうなりますか?

お化粧をしていてもしていなくても、スキンケアを怠っていると、お肌の乾燥を招きます

お肌の乾燥は、シミ・シワ・たるみ・くすみ・毛穴の開きなど様々な肌トラブルの原因になりますし、皮脂(ひし・毛穴から分泌される油分)が出やすくなることで、お化粧崩れをしやすくなったり、お肌がごわついて化粧ノリが悪くなったりします

それから、お肌が乾燥すると、くすんで肌色が悪くなり疲れた印象を与えますし、第一に老化を早めます

スキンケアを怠っていると、あらゆる肌悩みにつながっていくんですね…。

そうですね、最近は、「スキンケアをしない方が良い」という方もいらっしゃいます。

睡眠や食生活などのライフスタイルがきちんと整っていて、内臓が正しく機能している方であれば、スキンケアを行わなくてもいいかもしれません。

ただ、ストレス社会といわれている現代で、ましてや食生活が乱れがちな方や睡眠不足の方は、やはりスキンケアは必要だと思いますよ。

スキンケアの順番

スキンケアは、どのような順番で行うと良いのでしょうか?

基本的には、クレンジングから入って、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム、といった順番です。

朝のスキンケアは、ここにUVケアが入ってきます。

スキンケアの順番

1. クレンジング
2. 洗顔
3. 化粧水
4. 美容液
5. 乳液・クリーム
6. (朝のスキンケアでは)UVケア

1. クレンジング

まずは、スキンケアの最初の工程である「クレンジング」についてです。

クレンジングには、どんな役割がありますか?

クレンジングは、メイクなどの密着性の高い脂(あぶら)汚れや、毛穴につまった角栓(かくせん・角質が毛穴をふさいで固まったもの)や黒ずみなどの汚れを落とします

クレンジングで脂汚れを落とすということは、皮脂もクレンジングで落とすのですか?

クレンジングで皮脂も落ちますが、余分な皮脂を落とすのは、どちらかというと洗顔でしょうか。

エステサロンの先生方に取材させていただくと、「スキンケアの中で、クレンジングがもっとも大切」という話もよくお聞きします。

そうですね、クレンジングは本当に大切です。

クレンジングで、メイクなどの汚れを落とすことができていないと、毛穴の詰まりなどから肌荒れにもつながりますし、その後の化粧水などの栄養も入りづらくなります

クレンジングには、いくつかタイプがありますよね。

はい、主なところでは、オイルタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプ、拭き取りタイプ、リキッドタイプなどがあります。

ちなみに、先生のおすすめのタイプはありますか?

クリームタイプ」がおすすめです。

例えば、クレンジングオイルは、サラサラしていてお肌に手が触れやすいので、お肌に負担がかかりやすいといわれています。

それに対して、クレンジングクリームは、お肌に対して、クッション性が高いのでお肌に負担がかかりにくく、保湿力もあるので乾燥を防げます

2. 洗顔

クレンジングの後の工程は、「洗顔」です。

洗顔には、どんな役割がありますか?

洗顔は、皮膚の表面に残っている余分な皮脂や汗、古くなった角質、ホコリなどを落とす役割があります。

洗顔には、石鹸や洗顔フォームなどがあると思いますが、先生のおすすめはありますか?

私は「クレイのクリームタイプ」のものを使用していて、それは、泡立てずに使うことができます。

泡立てないタイプの洗顔料もあるんですか!?

はい、泡立てる洗顔料も良いのですが、私は乾燥肌で、洗顔後にツッパリ感が出てしまうことがあります。

ただ、泡立てずに使うクレイのクリームタイプの洗顔は、美容成分もたっぷり入っていて、汚れを落としながら保湿することもできるので、気に入っています。

3. 化粧水

洗顔の後の工程は、「化粧水」です。

化粧水には、どんな役割がありますか?

化粧水は、お肌に水分を与えて整える役割があります。

化粧水にも色々な種類がありますが、選び方のポイントはありますか?

お肌の状態によって、「さっぱり」や、「こってり」などタイプを変えるといいと思いますよ。

例えば、お肌が疲れていたり、乾燥してごわついたりするときは、とろみのある化粧水は、お肌になかなか浸透しないと思います。

そういうときは、シャバシャバのさっぱりタイプの化粧水を初めに使って、まずは皮膚を柔軟にします。

そうすると、スキンケア化粧品の浸透力も高まりますので、その後に、とろみのあるこってりタイプの化粧水を使っても吸収しやすくなります。

乾燥が気になる方は、時間をかけてこってりタイプの化粧水を浸透させるのもいいですが、そうしてお化粧水の二本使いすることもおすすめですよ。

4. 美容液

化粧水の後の工程は、「美容液」です。

美容液には、どんな役割がありますか?

美容液は、美容成分を多く含み栄養がたっぷり入ったスキンケアアイテムですので、「お悩み集中ケア」として使用します。

化粧水で皮膚をやわらかくしたところに、栄養をギュッと入れていきます

美容液は、小じわや美白などお悩みに合わせたものをお選びになるといいと思います。

それによって、お悩みを改善へと導いてくれるので、お肌が良くなり満足感を得られます。

美容液は、複数を併用してもいいんですか?

美容液は「お悩み集中ケア」なので、基本的には1種類の場合が多いのではないでしょうか。

もし、特定の悩みがないときは、トータルのケアができるものをお選びになってもいいですよね。

私の周りでは、普段のスキンケアで美容液を使っていない人もいます。

美容液は、やはり使った方がいいんでしょうか?

そうですね、もし、お肌のトラブルやお悩みがある場合は、美容液をお使いになった方がいいと思いますよ。

お肌のお悩みがない方や若い方は、使わなくてもいいかもしれませんね。

ただ、お肌のお手入れは、トラブルが出る前からのケアが大切です。

最初から美容液を使っておくと、お肌を良い状態でキープすることにもつながりますし、トラブルが出た場合も、元に戻す時間と労力が変わってきますので、そういった点でも普段から美容液をお使いになるのはおすすめです。

5. 乳液・クリーム

スキンケアの最後の工程は、「乳液・クリーム」です。

乳液・クリームには、どんな役割がありますか?

乳液・クリームは、スキンケア化粧品の中でも、油分が多く含まれているので、スキンケアの「ふた」をする役割があります。

スキンケアを、化粧水や美容液を付けただけで終わらせてしまうと、それまで付けたスキンケア化粧品が蒸発しやすく、乾燥を招いたり肌トラブルにもつながったりする可能性があります。

乳液とクリームは、どんな違いがあるのですか?

大きくは、油分の量が違います。

乳液とクリームでは、クリームの方がこってりしているので、クリームの方が油分も多いということですか?

はい、そうですね。

ですので、乳液とクリームは、そのときのお肌の状態や肌質によって、お使いになるものを変えるのもいいと思いますよ。

例えば、油分の多い肌質で「クリームはちょっと苦手…」という方は、水溶性成分の割合の多い乳液だけでも十分かもしれません。

それに対して、お肌の乾燥が気になる方は、乳液を付けた後にクリームを付けることで、お肌の保護の働きが強くなって、保湿の持続力も高まります。

それから、乳液をお顔の全体的に付けて、乾燥しやすい場所にクリームを部分使いするような使い方もできますよね。

スキンケアの順番は、化粧水、美容液、乳液、クリームといったように、テクスチャーが徐々に固くなっていきます

それは、まずは、テクスチャーのやわらかい化粧品でお肌を柔軟にしてあげることで、その後の固いテクスチャーの化粧品を入りやすくなるんですね。

いつ美容液・乳液・クリームを付ける?

インタビュー前に話をお聞きしたとき、スキンケアでは、次の工程に移るタイミングがあるとのことでした。

それは、どういうことでしょうか?

例えば、化粧水をきちんとなじませずに「付けたからいいよね」といったような感じで、お肌が化粧水でぬるぬるした状態で、次の美容液を付けてしまう方もいらっしゃいます。

それでは、スキンケアの意味がなく化粧品の効果も発揮されません。

スキンケアのポイントは、化粧品をお肌にきちんとなじませて浸透させることです。

お肌から手を離したときに、手の平にお肌がモチッと吸い着いてきたら、化粧品が浸透したサインです。

そうしたら、次の工程へと進みます。

「化粧水を付けたから、すぐ美容液!」というわけではなく、化粧水をきちんと浸透させてから次に移ることが大切なんですね。

はい。

それは、美容液を付けた後、乳液・クリームに移るタイミングでも同じなんですよね?

はい、そうです。

編集部の選ぶおすすめのスキンケア化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、上野先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、編集部の選んだスキンケア化粧品をご紹介します。

キレイの先生 バラに満ちるオールインワン

キレイの先生 バラに満ちるオールインワン

手前味噌ですが、このサイトから200人以上の美容スペシャリストの方々の教えをまとめた「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」です。

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美容家の感想

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* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

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まとめ

上野先生に教えてもらった、スキンケアの順番とそれぞれの役割をまとめます。

1. クレンジング
メイクなどの脂汚れや毛穴に詰まった角栓・黒ずみなどの汚れを落とす。

2. 洗顔
皮膚の表面に残っている余分な皮脂・汗・古くなった角質・ホコリなどを落とす。

3. 化粧水
お肌に水分を与えて整える。

4. 美容液
「お悩み集中ケア」としてお肌に栄養をポイントで与える。

5. 乳液・クリーム
油分でスキンケアのふたをする。

今回のインタビューで印象的だったのが、スキンケアは「やわらかいものから始めて、徐々に固いものを入れていく」順番になっているということです。

たしかに、お肌が乾燥していたり固かったりしていると、固いテクスチャーの化粧品を入れることはできません。

スキンケアの順番と役割を理解していると、普段のお手入れの取り組み方も変わってくるのではないでしょうか?

* 2017年7月31日に公開した『スキンケアの順番とは?美容液や乳液はいつ付ければいいの?』を再編集しました。

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