美容のスペシャリストが教えるキレイ

精油でアロマ香水を手作り!簡単な作り方!スプレーにしても!プロに聞く

本日のキレイの先生

田村 真喜 先生

アロマ香水の作り方!精油をブレンドする手作り香水のレシピ

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「アロマ香水の作り方」です。

aroma room Chamomile の田村 真喜 先生にインタビューさせていただきました。

アロマ香水は、精油で簡単に手作りすることができます。

自分の好みの香りで作れることはもちろん、濃度を調整することもできます。

田村先生はアロマセラピストさんでいらっしゃって、ご自身でアロマ香水を手作りされることがあるそうです。

そんな先生に、アロマ香水の作り方を教えていただきました。

目次

手作りのアロマ香水はどこがいい?

アロマ香水を手作りするときの材料
・精油
・3つのノートにはどんな精油がある?
・無水エタノール・精製水
・使う道具や容器

精油の組み合わせはどう選ぶといい?
・・ムエットで香りを試すのがおすすめ
・「ケルンの水」の精油の組み合わせ
・おすすめの精油の組み合わせ

アロマ香水の作り方
・手作りしたアロマ香水の保管方法
・アロマ香水の使い方
・「パヒューム」の作り方
・「オーデコロン」の作り方

キレイの先生 バラに満ちるオールインワンもおすすめ!

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

手作りのアロマ香水はどこがいい?

アロマ香水の魅力

香水は、芳香成分の濃度によって種類が分けられます

例えば「パヒューム」は、アルコールをベースに芳香成分が入っていて薄められていない香水のことをいい、濃度は約15%以上です。

芳香成分の濃度が高いため、いちどに使う量も少なくて済み、小さめのビンに入っていることが多いですね。

他にも、香水には「オーデトワレ」や「オーデコロン」などの種類があります。

これらの名前に付いている「オーデ(Eau de)」は、フランス語で「水の」という意味があって、オーデコロンの濃度は約5%、オーデトワレはそれよりも濃度が少し濃いです。

精油で手作りするアロマ香水は、その濃度を自分で調整することができます。

香水は、その人の印象になって、すれ違ったときの残り香も素敵ですが、例えば満員電車の中では、香りがきつく感じたりする場合もあります。

精油を2%くらいの濃度でアロマ香水を手作りすると、香りはそれほど強くなりません。

例えると、石鹸の香りが漂うようなイメージで、自分自身が楽しむための香りといえます。

ですので、周りに迷惑をかけづらいです。

それに、自然の植物が凝縮された精油を使って、好みの香りを作ることができます。

また、精油にはそれぞれ効能があるため、その組み合わせによって、例えばリラックスやリフレッシュなどの効能を得ることができます。

手作りアロマ香水の魅力

精油の濃度を自分で調整できる(周りに迷惑をかけず、自分自身が香りを楽しむ香水を作ることができる)
好みの香りを作れる
精油の効能を得られる
など

アロマ香水を手作りするときの材料

トップノート・ミドルノート・ベースノート

精油

アロマ香水は、1種類の精油で手作りすることができます。

ただ、香りに深みを出すには、数種類の精油をブレンドするのがおすすめです。

私も、アロマ香水を手作りするときには、数種類の精油を使うようにしています。

精油には、柑橘(かんきつ)系・フローラル(花)系・ウッディ系・ハーブ系・オリエンタル系などの色々な種類があります。

それらを組み合わせることで、香水の香りも広がっていきます

例えば、ウッディ(樹木)系の精油に、花の精油をブレンドすることで、落ち着いた香りに華やかさが加えられます。

花束でブーケを作るように、精油を組み合わせていくといいですよ。

そのときに、「トップノート」・「ミドルノート」・「ベースノート」の考え方を知っておくと便利です。

この「ノート」というのは、香りが持続する時間のことをいいます。

例えば、いくつかの香りをブレンドして、初めに香り立つものが「トップノート」です。

香りの持続時間は、その精油の種類によっても違いますが、トップノートは30分くらいです。

それで、トップノートの香りが弱まって次に表れてくるものが「ミドルノート」で、香りの持続時間は、約2~3時間です。

そして、ミドルノートの香りも弱まって最後に表れるものが「ベースノート」で、香りの持続時間は、約6時間以上です。

ただ、中には、3日くらい持続するものもあります。

香りの種類

1. トップノート:最初に立つ香り(持続時間は約30分)
2. ミドルノート:次に立つ香り(持続時間は約2~3時間)
3. ベースノート:最後に立つ香り(持続時間は約6時間以上)

* 香りの持続時間は、精油の種類によって異なります。また、精油を薄めていないときの持続時間です。

ちなみに、精油は経皮吸収(皮膚から成分を吸収すること)、信用できるブランドでオーガニックのものをお使いになることをおすすめします。

3つのノートにはどんな精油がある?

「キレイの先生」編集部です。

今回、トップノート・ミドルノート・ベースノートに、どんな精油があるのか、田村先生に教えていただいたので、それをご紹介させていただきます。

■ トップノート
[柑橘系]オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ、など
[ハーブ系]ローズマリー、ペパーミント、ティートリー、など

* 柑橘系の精油が多く当たるが、例えばベルガモットなどは、光毒性(紫外線に当たると皮膚にダメージを与える作用)があり、注意が必要。光毒性を抜いたフロマクリンフリー(FCF)の精油もあるので、そういったものを選ぶことがおすすめ。

■ ミドルノート
[フローラル系]ローズ、ネロリ、イランイラン、など
[ウッディ系]ローズウッド、フランキンセンス、など
[ハーブ系]クラリセージ、スイートマージョラム、など
[スパイス系]ブラックペッパー、など 

■ ベースノート
ベンゾイン、パチュリー、ベチバー、サンダルウッド、ジャスミン、ミルラ、など

ちなみに、ノートの種類は、専門書によって多少の違いがあり、ケモタイプ(育った環境の違いによって成分構成の異なるもの)によっても違うといいます。

今回は、一般的な分類でお話しいただきました。

では、田村先生のインタビューに戻ります。

無水エタノール・精製水

手作りアロマ香水の材料

アロマ香水は、精油を「無水エタノール」と「精製水」にブレンドして手作りします。

無水エタノールは、アルコールです。

精油は油分で、そのままでは水分に混ざらないため、精油を潤滑に混ぜ合わせるために、無水エタノールを使用します。

ちなみに、お肌がアルコールに敏感な方は、無水エタノールの代わりに、「ホホバオイル」などのキャリアオイル(植物オイル)をお使いになっても大丈夫です。

精製水は、精油の濃度を薄めるためのもので、フローラルウォーター(精油を抽出するときに出来る副産物)に置き換えることもできます。

無水エタノールも精製水も、薬局などで手に入れることができますよ。

手作りアロマ香水の材料

(精油の他に)
無水エタノール
精製水

使う道具や容器

後は、材料を混ぜ合わせるためのビーカーと、手作りしたアロマ香水を入れる遮光ビンを用意します。

それから、精油の香りを組み合わせるのに、ムエット(匂い紙)があると便利です。

ムエットは、ティッシュペーパーで代用することもできますよ。

手作り香水に必要な道具

ビーカー
遮光ビン
ムエット(ティッシュペーパーで代用することもできる)

アロマ香水の容器は、精油の濃度によって変えるのもいいですよ。

例えば、濃度の高いアロマ香水の場合は、香水ボトルや小ビンなどのふた付きの容器が向いています。

濃度が薄い場合は、スプレーボトルに入れておいても使いやすいです。

無水エタノールの代わりにキャリアオイルを使ってアロマ香水を手作りした場合は、ロールオンタイプの容器に入れるのもいいですよ。

後は、アロマ香水を持ち歩くのに、「アロマペンダント」も便利です。

アロマペンダントは、陶器などのペンダントに穴が空いていて、そこに精油を入れて持ち歩くことができるものです。

手作りアロマ香水の道具・容器(アロマペンダント)

アロマペンダントの中に、アロマ香水を1滴入れておくだけで、優しい香りが胸元から漂ってきますよ。

アロマ香水を入れる容器

ふた付きの容器(香水ボトル、小ビン、など):精油の濃度が高い場合に向いている
スプレーボトル:精油の濃度が薄い場合に向いている
ロールオンタイプ:キャリアオイルでアロマ香水を手作りしたときに向いている
アロマペンダント
など

精油の組み合わせはどう選ぶといい?

ムエットで香りを試すのがおすすめ

アロマ香水に使用する精油を選ぶときは、ムエットを使うと検討しやすいです。

まずは、ムエットの先のほうに精油を1滴付けて、その精油の名前をそこに書き込みます。

例えば、オレンジの精油を付けたムエットには、「オレンジ」と書き込みます。

そうやって何種類かのムエットを作ったら、同じ高さにそろえて香りをかいでみます

手作りアロマ香水の作り方1

次に、精油のノートに合わせてムエットの高さを変えて、香りをかいでバランスをみます。

例えば、トップノートのものは高くして、ベースノートのものは低くします。

手作りアロマ香水の作り方2

それによって、精油をブレンドしたときの香りが、イメージしやすくなりますよ。

精油の選び方

1. ムエットの先のほうに精油を1滴付けて、その精油の名前をそこに書き込む
2. 精油ごとに何種類かのムエットを作る
3. まずは、ムエットを同じ高さにそろえて香りをかぐ
4. 次に、ノートごとに高さを変えて香りをかぎ、バランスをみる(例えば、トップノートのムエットは高くして、ベースノートのものは低くする)

「ケルンの水」の精油の組み合わせ

アロマ香水を手作りするときは、精油は、ご自分の好みでお選びになるのがいちばんです。

例えば、オーデコロンの原点となる「ケルンの水」という香水は、ベースノートは加えずに柑橘系の精油を中心に手作りすることができます。

■ 「ケルンの水」の精油の組み合わせ
・ベルガモット:5
・ネロリ:2
・ラベンダー:1
・レモン:1
・オレンジスイート:1

ちなみに私は、ここに「イランイラン」を加えたりすることもあります。

そうすると、香りに華やかさと奥行きが生まれて、女性らしい香りに仕上がります。

おすすめの精油の組み合わせ

「キレイの先生」編集部です。

田村先生には、おすすめの精油の組み合わせをいくつか教えていただいたので、いくつかご紹介させていただきます。

■ リラックスしたいとき
[トップノート]オレンジ、ベルガモット、など
[ミドルノート]ネロリ、ローズ、イランイラン、ラベンダー、フランキンセンス、など
[ベースノート]ジャスミン、パチュリー、ベチバー、など

■ 一息つきたいとき
[トップノート]オレンジ、マンダリン、など
[ミドルノート]スイートマージョラム、パルマローザ、など
[ベースノート]ベンゾイン、ミルラ、など

■ すっきりしたいとき
[トップノート]グレープフルーツ、レモン、ペパーミント、ローズマリー、など
[ミドルノート]ジュニパーベリー、サイプレス、ブラックペッパー、ジンジャー、など

では、田村先生のアロマ香水の作り方についてのインタビューに戻ります。

アロマ香水の作り方

手作りアロマ香水のその他のレシピ

アロマ香水は、無水エタノールに精油を混ぜて、その後に精製水を加えて手作りします。

まずは、無水エタノールをビーカーなどに入れて、そこに精油を加えます。

ちなみに、精油を入れるのは、ベースノート・ミドルノート・トップノートの順番です。

精油は、空気に触れた瞬間から香りが飛びます。

トップノートは香りが飛びやすく、最初に入れると香りがやわらぐので、最後に入れるようにしましょう。

精油は、香りのバランスをみながら少しずつ入れていくといいですよ。

このとき、メモを取りながら作業するとわかりやすいですし、後々の参考になります。

無水エタノールと精油が混ざり合ったら、精製水を加えて、さらによく混ぜます

それを遮光ビンに移し、ふたをして、一晩寝かせたら、手作りのアロマ香水の出来上がりです。

後は、そのアロマ香水を容器に移します

口が細い容器には、スポイドや漏斗(じょうご)を使うと移しやすいですよ。

それで、残りは、遮光ビンのふたをして冷暗所で保管します

アロマ香水の基本の作り方

1. 無水エタノールをビーカーなどに入れる
2. そこに精油を加える(ベースノート・ミドルノート・トップノートの順番で)
3. 混ぜ合わせたら、精製水を加えてさらに混ぜる
4. 遮光ビンに移しふたをして、ひと晩寝かせたら、アロマ香水の出来上がり
5. アロマ香水を容器に移す

手作りしたアロマ香水の保管方法

手作りしたアロマ香水は、直射日光を避けて冷暗所で保管します

冷蔵庫で保管する場合は、匂いが漏れないように密閉袋に入れて、野菜室で保管するのがおすすめです。

精油は空気に触れると劣化が進むため、アロマ香水は2~3週間で使い切っていただきたいです。

特に、水で薄めた場合は傷みやすいため、2週間以内に使い切ることをおすすめします。

もし、アロマ香水が残ってしまった場合は、容器のふたを開けた状態で洗面所やトイレなどに置いておいて、芳香用として楽しむこともできますよ。

アロマ香水の使い方

手作りしたアロマ香水は、身体に付けて楽しむことができます。

ただ、お肌が弱い方は、直接肌に付けるのではなく、例えばスプレーボトルの容器に入れて、頭の上のほうからスプレーして落ちてくるミストをくぐるようにして香りを身に着けると良いですよ。

もしくは、身体に香りを付けるのではなく、外出時に容器を持ち歩いて、気分をすっきりさせたいときや落ち着きたいときに、香りをかぐのも良いですよね。

後は、夏場などは、扇子(せんす)などにアロマ香水を付けると、扇子をあおぐときに香りが漂っておすすめです。

「パヒューム」の作り方

「キレイの先生」編集部です。

手作りのアロマ香水は、精油の濃度によって、レシピが変わります

田村先生には、香水の種類ごとに、いくつかのレシピを教えていただきましたので、そちらをご紹介させていただきます。

まずは、水で薄めずに、精油とアルコール(無水エタノール)だけで手作りするアロマ香水「パヒューム」です。

精油の濃度は、約10%です。

■ 材料
・無水エタノール:5mL
・精油:10滴

* 精油は1滴が0.05mLのため、10滴で0.5mLとなります。

■ おすすめの精油の組み合わせ
・ベースノート:2滴
・ミドルノート:6滴
・トップノート:2滴

ちなみに、精油のバランスはお好みで変えて大丈夫ですが、ベースノートは1~2滴に抑えたほうが、バランスが良いそうです。

「オーデコロン」の作り方

次は、「オーデコロン」です。

精油の濃度は、約2%です。

■ 材料
・無水エタノール:12mL
・精製水(フローラルウォーターでも可):3mL
・精油:6滴

■ おすすめの精油の組み合わせ
・ベースノート:1滴
・ミドルノート:3~4滴
・トップノート:1~2滴

オーデコロンは、遮光スプレーボトルを用意して、初めからその容器で材料を混ぜ合わせるのも手軽だそうですよ。

使うときは、よく振ってからスプレーします。

キレイの先生 バラに満ちるオールインワンもおすすめ!

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、田村 先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、編集部の選んだアロマ香水好きにオススメのアイテムをご紹介します。

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まとめ

手作りのアロマ香水は、自分の好みの精油で手作りすることができますし、その濃度も調整できます。

トップノートから、ミドルノート、ベースノートと、香りが変化していくのも魅力です。

アロマ香水を身体に付けるのも良いですし、スプレーで空間を香り付けることもできます。

それに、容器を持ち歩いて、ちょっとしたときに香りをかぐだけでもリフレッシュできます。

アロマ香水は精油で簡単に手作りできますので、特にアロマ好きの方には是非お試しいただきたいです。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:aroma room Chamomile 田村 真喜 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年8月26日に公開した『アロマ香水の作り方!精油をブレンドする手作り香水のレシピ』を再編集しました。