美容のスペシャリストが教えるキレイ

【ミニコラム】熱が出たら儲けもの? 実は美容タイム?

本日のキレイの先生

佐々木 亜也子 先生

1400020_a01

これからご紹介することは、皆さんに「真似してください」とはお伝えできません。ただ、こういう考え方もできる、とご参考にしてもらえればと思います。

私は熱が出たとき、極端にいってしまうと、「儲けもの」と考えています。それは、体は辛いですが、美容には良い一面があるためです。

体が熱を持っていると、代謝が上がります。汗もたくさんかくと思います。汗は体の老廃物を流し落としてくれる働きもあります。つまり、熱があるときは、老廃物を体の外に出しやすい状態といえます。

老廃物が体内にたまっていると、肌荒れや肩こり、足のむくみなどにつながってしまいます。老廃物を排出しやすい「熱がある」ときは、辛い反面、美容には良いといえます。

皆さんの中には、少しの微熱でも、すぐに抗生物質を摂る方もいらっしゃると思います。ただ、熱が下がると、体も冷え、代謝が良くなることはありません。

夜中に少々の微熱であれば、すぐにお薬は飲まずに、一晩しっかり休んで、代謝を働かせるのも良いと思います。それは、美容タイムでもあります。翌朝になっても、もし熱が下がっていなければ、そのときにお薬を飲むのでも、遅くはありません。

もちろんこれは、人によって状態は異なりますので、一概に「微熱だったらお薬は飲まない」とはいえませんが、ひとつの選択肢として、考えてみても良いかもしれません。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)