美容のスペシャリストが教えるキレイ

【ミニコラム】骨の歪みを治すということ

本日のキレイの先生

渡辺 玲奈 先生

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骨を矯正する整体には、力を入れて押すイメージが強いかもしれません。しかし、私が骨の歪みを治すときは、ほとんど力を入れません。骨の本来戻りたい方向に誘導するために、軽く圧をかけるだけで、痛みもありません。それどころか、気持ちが良くて、施術中に眠ってしまうお客様もたくさんいらっしゃいます。では、骨の歪みを治すことで、どんな期待ができるのでしょうか?

骨の歪みを治した先にある健康と美容

骨の歪みを治すことで得られるのは、まずは、なんといっても健康でしょう。骨は体の土台ですから、歪んでいると、体のいろいろなところに不具合が出てしまう恐れがあります。

また、骨はお肌やお顔とも深い関係性があります(詳細は「知っていますか? 骨の歪みがお肌にも悪いこと」をご覧ください)。

全身の骨の歪みを治して、「顔が上がった」「小顔になった」という感想は、よくいただきます。骨は、美容にとっても「土台」といえるかもしれません。

つまり、骨の歪みを治すと、健康と美容の実現が合わせて期待できるのです。

脳に正しい骨格を教育するように

骨の歪みをそのまま放置しておくと、脳がその歪んだ状態を「正しい」と認識してしまいます。すると、骨の歪みを治しても、脳は「いまの状態が正しくない」と間違った判断をしてしまいます。

骨は日常の些細な癖の積み重ねで歪むこともあり、骨の歪みにまたつながります。こまめに骨の歪みを矯正すれば、脳の誤認識のふり幅も小さくなっていきます。

脳に「この状態の方が良い」と正しい認識をしてもらうことも大切なことです。脳の再教育といったら大げさですが、そんなイメージです。

ですから、お客様には、3週間ごとにご来店いただくことをお勧めしています。もちろん、お客様のご事情もありますから、3週間のサイクルは難しいかもしれません。ただ是非、定期的に通っていただきたいです。

みなさんが美容院に通われるように、骨の歪みを治しに行くようになってほしいと思います。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)