「キレイの先生」編集部です。
今回のテーマは、「エラ張り顔マッサージ」です。
ビューティー&ヒーリングサロン アンリュミエール の保戸塚 優美 先生にインタビューさせていただきました。
顔のエラ張りは、顔の筋肉が硬くなって盛り上がることが、主な原因だといいます。
そのため、顔のエラ張りを改善するには、その筋肉をほぐしてあげることも大切です。
それには、顔をこねるようにマッサージするのもおすすめだそうです。
エラ張り顔マッサージの方法を、保戸塚先生に教えていただきました。
目次
顔のエラ張りの原因
・顔のエラ張りは咬筋のコリで起こる
・食いしばりの癖などで咬筋が硬くなる br>
・ストレスなどで咬筋が硬くなる
エラ張り顔マッサージのやり方
・こねるようにマッサージして咬筋をほぐす
顔のエラ張りの原因
顔のエラ張りは咬筋のコリで起こる
お顔のエラ張りは、「咬筋(こうきん)」という筋肉が、特に大きく関係しています。
咬筋は咀嚼筋(そしゃくきん・咀嚼するときに使われる筋肉)のひとつで、顎(あご)を動かす働きがありまる。
お顔の筋肉の中でも、大きな筋肉のひとつで、浅いところと深いところの2層になっています。
筋肉はこって硬くなると、例えば肩こりのときには肩が盛り上がるように、筋肉がボコッと出るようになります。
ですので、咬筋が硬くなることで、お顔のエラ張りにつながりますし、フェイスラインの形が崩れる原因にもなります。
それに、筋肉が硬くなると血流が悪くなって、老廃物がたまりやすくなります。
咬筋が硬くなると、お顔に老廃物がたまって重くなり、お顔のたるみにもつながりやすいです。
また、全身の細胞には血液が栄養や酸素を運んでいますので、お顔の血流が悪くなると、肌細胞まで栄養などが行き渡りづらくなり、お肌を支えるコラーゲンやエラスチンが衰える原因にもなって、弾力低下にもつながります。
ちなみに、片側の咬筋だけが硬くなって張ると、咬筋肥大症の原因になる場合もあります。
顔のエラ張りの原因
1. 咬筋が硬くなる
2. 筋肉がボコッと出て顔のエラ張りに
3. (血流も悪くなると、顔に老廃物がたまってたるみの原因にも)
4. (肌細胞に栄養が行き届きにくくなると、弾力低下の原因にも)
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食いしばりの癖などで咬筋が硬くなる
肩や首は、筋肉のコリを自覚しやすい場所です。
それは、肩や首には多くの神経が走っていて、筋肉が硬くなると、そこにたまった代謝物(老廃物)が血液やリンパから染み出て、神経を刺激するためです。
肩や首に比べると、お顔は筋肉のコリをあまり感じられません。
ただ、自覚はなくてもお顔の筋肉が硬くなっている方も多いです。
筋肉は、動かしている状態にあると、基本的に硬くなることはありません。
ただ、筋肉が動いていない状態が続くと、血管が圧迫されて血流が悪くなり、栄養が欠乏(けつぼう)して代謝物がたまり、筋肉も冷えて硬くなりやすくなります。
それが、「コリ」と呼ばれる状態です。
咬筋というところでいうと、無意識の内に食いしばりが激しかったり、睡眠中の歯ぎしりの癖があったりする方が、実は多くいらっしゃいます。
私自身も、以前にレントゲンを撮ったとき、無意識の内に咬筋の右側の関節のところに力が入っていたことに初めて気付きました。
特に咬筋は、力の強い筋肉で、ものを噛む力は60kg以上あるといわれています。
その分、食いしばりの癖などで、力が入ったまま動かない状態が長く続くと、咬筋は硬くなりやすいです。
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ストレスで咬筋が硬くなる
それから、筋肉は、感情にもつながっています。
本来、感情のエネルギーは、スポーツなどで外に出して発散するのが好ましいです。
ただ、日本人には「我慢の文化」もあって、そのエネルギーを押さえ込んでしまい、それが筋肉の緊張につながっていくケースもあります。
特に、咬筋などの顎の筋肉は、ストレスと関係が深いです。
例えば、「言いたいことがあるけど言えない…」というとき、言葉が顎のあたりで止まるような感じがありませんか?そうして咬筋に負荷がかかることも、咬筋が硬くなる原因になります。
エラ張り顔マッサージのやり方
お顔のエラ張りを解消するには、咬筋をほぐしてあげることが大切です。
それには、「ニーディングマッサージ」ももいいですよ。
ニーディングには「こねる」という意味があって、それは、手でこねるようにしてマッサージすることをいいます。
フェイスマッサージには、色々な手技があります。
例えばリンパマッサージは、リンパ(体内の老廃物を回収して排出している器官)は皮膚の浅い場所に流れているため、マッサージに力はあまり必要ありません。
ただ、マッサージで筋肉をほぐしたい場合は、ある程度の圧をかけていただいて大丈夫です。
睡眠中に食いしばりの癖があると、朝にお顔が張ったりするので、ニーディングマッサージは、朝のスキンケアの前に行うのもいいですよ。
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難しい顔筋ケアを自然としてくれて数分で顔がキュッと上がった!(エステサロン ロータスロータス 尾本 広美 先生)
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こねるようにマッサージして咬筋をほぐす
ニーディングマッサージは、まずは、手をグーにして、その第2関節の部分で、お顔全体をこねるようにして行います。
それで、お顔のエラ張りは咬筋のコリから起こっている場合が多いですので、頬を片手で引き上げるようにしながら、もう片手をグーにしてこねるようにして咬筋をほぐしていきます。
このマッサージは、咬筋のところだけを行うのではなく、お顔全体を触ってみて、コリのある場所で行うのもいいですよ。
例えば、口周りのマッサージを行うときは、そこは小さな筋肉が多いですので、中指など指1本で行うとマッサージしやすいです。
エラ張り顔マッサージの方法
1. 手をグーにして(第2関節の部分で)、顔全体をこねるようにマッサージする
2. 頬を片手で引き上げるようにして、もう片手で(グーの手)で咬筋をこねてほぐす
3. (顔全体を触ってみて、筋肉のコリを感じる場所があったら、同じようにマッサージする)
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編集部の選ぶエラ張り顔におすすめの美顔器
「キレイの先生」編集部です。
ここまでが、保戸塚先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
顔のエラ張りの原因となる咬筋のコリをほぐすには、美顔器も手軽で即効性が高くておすすめです。
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「3分装着するだけでほうれい線が薄くなって驚き(笑)、顔のリフトアップ感がすごい!」
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メディリフトは、美容家電メーカーのヤーマンが新発想で開発した装着するだけのウェアラブル美顔器です。
フェイシャルエステサロン ロータスロータスの尾本 広美 先生の感想をご紹介します。
メディリフトは10分の使用を推奨されているのですが、3分装着しただけで「すごい、ほうれい線がなくなった!」と驚きました(笑)。
装着中、口周りの筋肉に対してかなり効いている感じがあったので、鏡をみて「やっぱり!」と納得です(笑)。
それにフェイスラインがすっきりして、顔のリフトアップもすごく感じられました。
顔が引き締まってさらに引き上がるというのでしょうか…。
それは、メディリフトを装着するだけで、ケアの必要な場所に適切な周波数のEMSが自然と当たるのが大きいですよね。
それもあって、場所によってEMSのピリピリ感が違います。
自己流の間違ったフェイスマッサージは逆効果になります。
ただメディリフトは、装着しておけば後は何もしないでも勝手にケアをしてくれるので、本当に手軽でおすすめです(笑)。
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
商品概要
美容家電メーカーのヤーマン新発想で開発したウェアラブル美顔器で、楽天などでも第1位を獲得しています。
顔の筋肉の場所によってEMSの周波数を変えて、「休ませるべき筋肉」にはストレッチを、「動かすべき筋肉」にはトレーニングを行うことができ、見た目年齢を決める顔の下半分にアプローチします。
●商品名:メディリフト
●通常価格:税別25,000円
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まとめ
「キレイの先生」編集部です。
顔のエラ張りは、咬筋が硬くなって盛り上がることも、主な原因です。
特に咬筋は、食いしばりの癖やストレスなどで硬くなりやすい筋肉といえます。
そのため、顔のエラ張りを改善するには、咬筋をほぐしてあげることが大切です、それには、こねるようにして行うニーディングマッサージもおすすめとのことでした。
顔のエラ張りが気になっている方は、保戸塚先生から教えてもらったマッサージを、セルフケアで行うようにするのもおすすめですよ。
(取材・文:「キレイの先生」編集部)
* 2016年11月9日に公開した『エラ張り解消!ニーディングマッサージ2段階で咬筋をほぐす』を再編集しました。