今回のテーマは、「ハーブウォーター・フローラルウォーター」です。
アロマテラピーサロン&スクール アロマベーネ の川瀬 裕子 先生にインタビューさせていただきました。
ハーブウォーター・フローラルウォーターは、精油を抽出するときに一緒にできる副産物で、ハーブの水溶性の成分が含まれています。
ハーブの優しい香りがするだけではなく、その効能を得ることができます。
ハーブウォーターは、そのまま化粧水とすることもできますし、日常生活でも様々な用途に使用することができるといいます。
そんなハーブウォーターの効能や使い方について、川瀬先生に教えていただきました。
目次
フローラルウォーター・ハーブウォーターとは
・フローラルウォーターは精油よりも使いやすい
・フローラルウォーターは「ハーブウォーター」などともいう
ハーブウォーターの選び方や注意点
・品質が信頼できるハーブウォーターを選ぼう
・ハーブウォーターの保管方法や使用期限について
フローラルウォーターの効果・効能
・「ラベンダーウォーター」はスキンケアにもおすすめ
・「ローズウォーター」は美容面での効能にも優れている
・「ローズマリーウォーター」は脂性肌ケアにも向いている
・【編集部まとめ】主なハーブウォーターの効果・効能
スキンケアでのハーブウォーターの使い方
・ハーブウォーターを化粧水として使用する
・ハーブウォーターをスペシャルケアに使用する
・【編集部まとめ】肌タイプ別におすすめのハーブウォーターとは
ハーブウォーターで化粧水を手作りする
・【編集部まとめ】手作りハーブウォーター化粧水の作り方
日常生活でのハーブウォーターの使い方
・ハーブウォーターを虫除けに使用する
・抗菌作用のあるハーブウォーターを手拭きに使用する
・ハーブウォーターを入浴剤としてお風呂に入れるなど
フローラルウォーター・ハーブウォーターとは
アロマテラピーで使用される精油は、主に水蒸気蒸留法によって抽出されます。
水蒸気蒸留法は、まずは原料のハーブを蒸します。
そうすると、ハーブの芳香成分を含んだ蒸気が上がります。
それを冷却して、親水性の成分を含んだ水と、親油性の成分を含んだ油分が得られます。
油分は水よりも軽いため上のほうに浮かび、その上の層が「精油」になります。
そして、下のほうに沈む親水性の成分を含んだ水が、「フローラルウォーター」です。
つまり、フローラルウォーターは、「ハーブを水蒸気蒸留することによって得られる芳香成分を含む水溶液」のことをいいます。
ちなみに、フローラルウォーターに含まれる成分のほとんどは親水性ですが、精油成分も少量含んでいます。
フローラルウォーターは精油よりも使いやすい
アロマテラピーでは精油を使用しますが、精油は、ハーブの芳香成分が濃縮されたものです。
その分作用も高く、刺激の強いものもあり、基本的には精油を皮膚にそのまま塗布することはできません。
精油は植物オイル(キャリアオイル)などに希釈(きしゃく・濃度を薄めること)して使う必要があります。
そしてその際も、精油を植物オイルに希釈の濃度に注意する必要があります。
また、精油の中には、日光に当たるとシミや炎症につながる可能性のある成分を含んでいるものや、妊婦さん・小さなお子さま・高齢者の方などには向いていないものもあります。
それに対してフローラルウォーターは、水に近いため、精油よりも気軽にお使いいただけます。
しかも、価格的にもお手頃なものが多いです。
例えばローズ・ネロリ・メリッサなどは、高価な精油として知られています。
ただ、それらのフローラルウォーターは価格もお手頃で、たっぷりと使うことができますし、精油と同じように香りを楽しむこともできます。
ハーブウォーターの特徴
■ 精油
・成分:ハーブの親油性の成分を含む
・使用方法:皮膚に塗布するには植物オイルに希釈して使用する
・価格:高価なものもある
■ ハーブウォーター
・成分:ハーブの親水性の成分を含む
・使用方法:皮膚に直接塗布できる
・価格:お手頃なものが多い
フローラルウォーターは「ハーブウォーター」などともいう
フローラルウォーターの「フローラル」は、「花の~」という意味があります。
ただ、フローラルウォーターの原料となるハーブの部位は、花に限定されません。
中には、樹木から抽出されるものもあります。
ですので、フローラルウォーターは、「ハーブウォーター」・「芳香蒸留水」・「ハイドロゾル」ともいうのですが、そちらの表現のほうが正確かもしれません。
ただ、どの名称でも、ハーブを蒸留することによって得られる水溶液であることは同じです。
ちなみに、ハーブをアルコールに浸(ひた)して成分を抽出するもの・お湯でハーブの成分を取り出したハーブティー・水に精油を加えたものなどは、「ハーブウォーター」とは呼びません。
ハーブウォーターの選び方や注意点
品質が信頼できるハーブウォーターを選ぼう
ハーブウォーターは、蒸留の方法や原料のハーブの質によって、品質が異なります。
例えば、ハーブウォーターは基本的に精油を抽出する際の副産物として得られますが、中には、最初からハーブウォーターを得る目的で、ハーブを蒸留しているものもあります。
その場合は、ハーブウォーターの抽出に適した温度管理・時間管理のもとで蒸留が行われます。
また、蒸留を始めた最初のほうが有効成分を多く含み、ハーブウォーターも濃くなります。
ハーブウォーターは、アロマテラピーの専門店やオーガニック化粧品の販売店などで取り扱われていますが、品質の信頼できるものをお選びになっていただきたいです。
お顔のお手入れに使用する場合は、「化粧品類(化粧水)」の表示があるものをお選びになることをおすすめです。
お店でハーブウォーターをお選びになるときは、「原料植物の学名が明記してあるか?」、「水蒸気蒸留で抽出されているか?」、「保存料が添加されていないか?」といったことをチェックされるといいですよ。
それに加えて、原料のハーブが無農薬栽培であると、より安心です。
選び方のポイント
・原料植物の学名が明記してあるか?
・水蒸気蒸留で製造されているか?
・保存料などが添加されていないか?
・保存料などが添加されていないか?
など
ハーブウォーターの保管方法や使用期限について
ハーブウォーターは、冷暗所に保管して、使用期限内に使い切るようにしましょう。
開封後は、直接容器の口に触れないようにするなど衛生管理に注意して、冷蔵庫に保管するのもおすすめです。
そして、できるだけ3ヶ月以内には使い切っていただくことを心がけていただきたいです。
保管方法など
・冷暗所に保管する
・開封後はできるだけ3ヶ月以内に使いきる
など
フローラルウォーターの効果・効能
ハーブウォーターは、精油と比べると研究の歴史が浅く、化学的なデータが多いとはいえません。
今後さらに研究が進むと思われますが、今回は経験則で主なハーブウォーターの作用をご紹介させていただきます。
「ラベンダーウォーター」はスキンケアにもおすすめ
「ラベンダーウォーター」は、ラベンダーの香りそのままのハーブウォーターです。
保湿性が高いので、スキンケアに使用されるのも適してします。
すべての肌タイプに化粧水としてお使いいただけ、アトピーやかゆみのあるお肌のケアにもなります。
また、抗炎症作用(炎症を鎮める作用)にも優れていて、日焼け後のケアにも向いていて、日焼けした直後にラベンダーウォーターでコットンパックを行うのもおすすめです。
ちなみに、ラベンダーの香りは、心をリラックスさせる作用が高いので、就寝前に寝室にスプレーしたりするのもいいですよ。
効果・効能
(ラベンダーウォーター)
・保湿性が高くてスキンケアにも適している
・抗炎症作用に優れていて日焼け後のケアになる
・香りはリラックス作用が高い
など
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「ローズウォーター」は美容面での効能にも優れている
「ローズウォーター」は、バラの香りがとてもいいハーブウォーターです。
ローズウォーターの原料のダマスクローズは、芳香成分の「フェニル エチルアルコール」を含んでいます。
この成分は、水に溶けやすい性質があるため、ダマスクローズを水蒸気蒸留すると、精油よりもローズウォーターのほうに多く含まれます。
ですのでローズウォーターは、生のバラの花に近い華やかな香りがして、心を優しく温めてくれます。
また、バラは古代から、美容にもいいハーブとして女性に愛されてきました。
そのため、ローズウォーターは、スキンケアに使用するのにも向いていて、そのままで化粧水として使ったり、ローションパックに使ったりすることもできます。
ローズウォーターには、収れん作用(肌を引き締める作用)もあるため、たるんだお肌の引き締め効果を期待できますし、お肌をやわらかくするエモリエント作用もあって、デリケートなトラブル肌や年齢を重ねた敏感肌にもお使いいただけます。
それに、抗炎症作用もあって、日焼け後のケアにもお使いいただけます。
効果・効能
(ローズウォーター)
・収れん作用があるため、肌の引き締めになる
・肌をやわらかくする作用があって、デリケート肌にも使用できる
・抗炎症作用もあって、日焼け後のケアにもなる
・生のバラの花に近い華やかな香りで心を優しく温める
など
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「ローズマリーウォーター」は脂性肌ケアにも向いている
「ローズマリーウォーター」は、ローズマリーのさわやかな香りのハーブウォーターです。
保湿作用は高いのですが、すっきりとした使用感なので、脂性肌(しせいはだ・オイリー肌)のケアにも向いています。
また、拭き取り用の化粧水(肌表面の古い肌細胞を取り除く目的のある化粧水)としてもお使いいただけます。
それに、ローズマリーウォーターは、抗炎症作用・抗菌作用(細菌の増殖を抑制する作用)もあるため、ニキビ肌のケアにもなります。
毛穴詰まりには、ローズマリーウォーターを含ませたコットンを乗せて、その上から温めたおしぼりをかぶせて蒸気で蒸すのもおすすめです。
それから、ローズマリーウォーターには筋肉をゆるめる作用もあるため、筋肉痛のケアなどにも使用できます。
効果・効能
(ローズマリーウォーター)
・保湿作用が高いながらすっきりした使用感のため、脂性肌のケアなどにも向いている
・抗炎症作用・抗菌作用があって、ニキビ肌や毛穴詰まりのケアになる
・筋肉をゆるめる作用があるため、筋肉痛のケアなどに使用できる
など
【編集部まとめ】主なハーブウォーターの効果・効能
「キレイの先生」編集部です。川瀬先生には、下のようなハーブウォーターの効果・効能も教えていただきましたので、まとめさせていただきます。
ジャーマンカモミールウォーター
ジャーマンカモミールウォーターは、カモミールティーのような優しい香りのハーブウォーターです。
キク科の植物アレルギーをお持ちの方は、使用にご注意ください。
■ 主な効能
保湿作用、収れん作用、エモリエント作用、抗炎症作用、など
■ 主な用途
・日焼け後のほてりや肌のかゆみなどのケアになる
・イライラしているときにも良いので、気持ちがすっきりしないときに自分の周りにスプレーするのもおすすめ
ローマンカモミールウォーター
「ローマンカモミールウォーター」は、優しい甘い香りのハーブウォーターです。
キク科の植物アレルギーをお持ちの方は、使用にご注意ください。
■ 主な効能
保湿作用、収れん作用など
■ 主な用途
・炎症にも良いので、ニキビやかゆみのケアになる
・優しい香りで気持ちをほんわかさせてくれるので、落ち込んだときや気持ちが焦るときにおすすめ
ゼラニウムウォーター
「ゼラニウムウォーター」は、甘さの中に青臭さのある親しみやすい香りのハーブウォーターです。
■ 主な効能
抗炎症作用、抗菌作用、抗真菌作用(カビの一種である真菌の増殖を抑制する作用)、抗ウイルス作用など
■ 主な用途
・日焼け後の肌を沈静する
・ニキビなどのトラブル肌のケアになる
・すべての肌タイプに使え、皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)のバランスを保つ
・出血を止める作用があるため、傷口の洗浄に使用できる
・血流を改善する作用もあるため、くすみが気になるときに肌の血色を良くしてくれる
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ネロリウォーター
「ネロリウォーター」は、甘くて上品な香りのハーブウォーターです。
■ 主な効能
収れん作用、など
■ 主な用途
・お肌を引き締めてすっきりさせるため、脂性肌のケアに向いている
・古い角質(肌表面の古い肌細胞)を取り除くピーリング効果が期待できる
・刺激が少ないため、敏感肌や年齢肌でも使用しやすい
・香りが良いので、そのままお肌にスプレーするのも良い
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パルマローザウォーター
■ 主な効能
収れん作用、など
■ 用途
・お肌の水分バランスを整える作用があり、乾燥やしわが気になる年齢肌のケアに向いている
・カンジタ菌を抑制する作用があり、赤ちゃんのおむつかぶれにそのままスプレーする
ティートゥリーウォーター
■ 主な効能
抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、など
■ 主な用途
・ニキビ肌のケアに向いていて、コットンで患部を拭いたりローションパックにしたりする
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スキンケアでのハーブウォーターの使い方
ハーブウォーターを化粧水として使用する
お肌には、水分と油分が必要です。
一般的なスキンケア化粧品は、水と油を「界面活性剤」で乳化させて乳液やクリームが作られています。
界面活性剤は、種類によって違いはありますが、作用の強いものは、お肌のバリア機能(皮膚の水分の蒸発を防ぎ、外部の刺激から皮膚を保護する働き)を破壊してダメージを与える原因にもなります。
そこでお顔のお手入れを行うときは、水と油を別々にお肌に付けて、それをお肌の上でなじませれば、界面活性剤を含む化粧品を使用する必要はありません。
ハーブウォーターは、そのまま化粧水として使うことができます。
そして、ハーブウォーターでお肌が湿っているうちに、植物オイルやシアバターなどの油分をなじませてあげると、お肌の水分と油分のバランスを整えることができますよ。
使い方
(ハーブウォーターを化粧水として使用する)
1. ハーブウォーターを化粧水として使用する
2. 肌が湿っているうちに、植物オイルやシアバターをなじませる
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ハーブウォーターをスペシャルケアに使用する
お顔のお手入れでは、ハーブウォーターでローションパックを行うこともおすすめです。
毛穴ケアを行いたいときは、ローションパックの上から蒸しタオルをかぶせると、毛穴を開くことができてさらに効果が高まります。
後は、クレイのパウダーから「クレイパック」を作るときに、ハーブウォーターでパウダーを溶かすのもおすすめです。
使い方
(スペシャルケア)
・ハーブウォーターでローションパックを行う
・ハーブウォーターでクレイパックを行う
【編集部まとめ】肌タイプ別におすすめのハーブウォーターとは
「キレイの先生」編集部です。川瀬先生には、肌タイプ別におすすめのハーブウォーターをご紹介いただいたので、それをご紹介させていただきます。
■ 乾燥肌
ラベンダー、ローズマリー、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、パルマローザ、ローズ、など
■ 脂性肌
ネロリ、ローズマリー、など
■ 年齢肌
ゼラニウム、パルマローザ、ラベンダー、ローズ、ローズマリー、など
ハーブウォーターで化粧水を手作りする
ハーブウォーターはそのまま化粧水として使うこともできますが、水に近いものなので、市販の化粧水と比べると保湿性が高いとはいえません。
そこで、ハーブウォーターにハチミツやグリセリンを加えることで、保湿性を高めた化粧水を手作りすることもできます。
【編集部まとめ】手作りハーブウォーター化粧水の作り方
「キレイの先生」編集部です。川瀬先生には、「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」の手作り化粧水の作り方を教えていただきました。その作り方をまとめさせていただきます。
しっとりタイプの手作り化粧水
■ 材料
・グリセリンまたはハチミツ:小さじ1杯(5mL)
・ハーブウォーター:100mL
■ 作り方
1. 容器を消毒用エタノールで消毒する
2. 少量のハーブウォーターにグリセリン(またはハチミツ)を加えて、よく混ぜ合わせる。
3. 保存用の容器に移し、残りのハーブウォーターを加える
さっぱりタイプの手作り化粧水
ハーブウォーターにアルコールを加えると、お肌に付けたときに少しひんやりとするさっぱりした化粧水を手作りすることができます。
また、アルコールを加えることで保存性が高くなり、常温で1ヶ月くらいの保存が可能になるそうです。
■ 材料
・グリセリンまたはハチミツ:小さじ1杯(5mL)
・アルコール(無水エタノール・ホワイトリカー・カレンデュラチンキなど):小さじ1杯(5mL)
・ハーブウォーター 100mL
■ 作り方
1. 容器を消毒する。
2. グリセリン(またはハチミツ)にアルコールを加え、よく混ぜ合わせる
3. ハーブウォーターを加え、保存用の容器に移す
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日常生活でのハーブウォーターの使い方
ハーブウォーターを虫除けに使用する
ユーカリレモン・レモングラスのハーブウォーターなどは、虫除けの作用に優れています。
そのため、それらのハーブウォーターをそのままお肌にスプレーしておくだけで、虫除けになります。
また、虫刺され後のかゆみにもいいので、アウトドアのときに持っていくと便利ですよ。
抗菌作用のあるハーブウォーターを手拭きに使用する
ティートゥリーのハーブウォーターなどは、抗菌・抗真菌作用に優れています。
そのハーブウォーターをティッシュにスプレーすれば、手拭きに使うこともできます。
また、プールの更衣室などで足裏にハーブウォーターをスプレーすると、水虫の予防にもなります。
ハーブウォーターを入浴剤としてお風呂に入れるなど
それから、お風呂に入浴剤としてハーブウォーターを50mLほど入れると、お風呂でハーブの香りを楽しむことができます。
後は、髪の毛をブローするときにハーブウォーターをスプレーすると、髪にうるおいを与えられますし、ハーブの優しい香りが付くのでおすすめです。
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編集部の選ぶハーブウォーター好きにおすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です。
ここまでが、川瀬先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、編集部の選んだハーブウォーターにご興味のある方におすすめの化粧品をご紹介します。
キレイの先生 バラに満ちるオールインワン
このサイトから200人以上の美容スペシャリストの方々の教えをまとめた「キレイの先生 バラに満ちるオールインワン」です。 br>
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・通常価格:税別2,880円
・初回定期価格:税別1,000円
美容家の感想

成分表示を見ると、最初にくる成分が「ダマスクバラ花水」とある贅沢さ。さらに、「米ぬか油」や「ホホバオイル」をはじめとしたお肌に良い植物油、美肌には欠かせない「セラミド」、「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」、そして、25種類もの植物エキスが含まれています。植物の自然な香りが心地良く、本当にこれ1本で十分にうるおうので他のアイテムは必要なくなります!自然派にも安心して使える成分で作られているのが、嬉しいところです。
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
まとめ
川瀬先生もおっしゃっていましたが、フローラルウォーター・ハーブウォーターは、ハーブの優しい香りで、その効能を得ることもできます。
それでいて、精油以上に使いやすいです。
例えばスキンケアでは、そのまま化粧水として使うことができます。
日常生活でも、ルームスプレーとして使用しても良いですし、抗菌作用のあるハーブウォーターでしたら手拭きに用いるのにもおすすめです。
私自身もハーブウォーターは大好きですし、一本持っていると便利なアイテムですよ。
参考文献:フレグランスジャーナル社『ハーブウォーターの世界』、ナード・アロマテラピー協会『Herb Water Handbook』
(取材:「キレイの先生」編集部 文:アロマテラピーサロン&スクール アロマベーネ 川瀬 裕子 先生、「キレイの先生」編集部)
* 2016年8月17日に公開した『フローラルウォーター(ハーブウォーター)の効能と使い方!』を再編集しました。