お顔のリンパの流れを良くするセルフマッサージの後編です。後半の5つの手順をご紹介します。この後半のマッサージだけを行っても、あまり効果はないため、前半からの手順を守るようにしてください。お顔のリンパの流れが悪くなると、むくみやたるみなどの原因になりますから、肌トラブルの予防にもなります。
前半からの手順を守る
前回の記事では、お顔のリンパの流れをよくするセルフマッサージの前半5つの手順をご紹介しました。前回は、お顔「から出たあとの」リンパの流れを良くするマッサージでした。
今回はいよいよ、お顔のリンパの流れを良くしていきます。ただ、この後半のマッサージだけでは、あまり効果は見込めません。
リンパの流れにそって(お顔のリンパの出口からさかのぼって)マッサージしていくことが大切ですから、必ず前半部分のマッサージを行ってから、今回のマッサージに移ってください。
では、後半部分の5つの手順をみていきましょう。
6. 頬
頬に指を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。このとき、皮膚をさすってはいけません。指と皮膚は接したままで、皮膚だけを動かすように意識してみてください。
7. ほうれい線のライン
ほうれい線のラインに沿って指を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。先程と同じように、皮膚をさすらず、皮膚だけを動かすようにしてください。以後のマッサージでも、この注意点はすべて同じです。
8. 目もと
A) 眉毛に指先を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。
B) 目と鼻のくぼみの間に指先を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。
C) こめかみに指を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。
D) 目の下(くまの出る)の部分に指を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。
9. おでこ
おでこに指を置き、皮膚を10秒ほど優しく揺らします。
10. 頭
おでこに手を置き、頭皮を10秒ほど優しく揺らします。手の位置を変えて、頭皮全体をマッサージしてください。
正しい順番でマッサージをおこなう
繰り返しになりますが、このセルフマッサージで大切なことは、リンパの流れにそって(お顔のリンパの出口からさかのぼって)、マッサージを行うことです。リンパの出口から、流れを良くすることで、お顔全体のリンパの流れが良くなります。
重要なのは、今回のお顔のマッサージよりも、お顔「から出たあとの」リンパの流れを良くするマッサージです。
前回の記事も必ず見ていただき、正しい手順でマッサージを行って、肌トラブルの予防に努めてほしいと思います。(詳細は「肌トラブル予防に顔のリンパを流す簡単な10の手順【前編】」をご参照ください)
(取材・文:「キレイの先生」編集部)