「キレイの先生」編集部です。
今回のテーマは、「頬のしわ」です。
純粋美サロン Miju Copine の江利川 美奈 先生にインタビューさせていただきました。
ほうれい線は、筋肉のたるみによって深く刻まれる深いシワです。
それに対して、ほうれい線の外側に出るシワは、主に乾燥から起こるお肌自体のシワだといいます。
そのため、その頬の小じわは、きちんとケアを行えば改善しやすいといいます。
それには、やはり保湿がいちばん大切で、例えばシートマスクや部分コットンパックもおすすめだそうです。
頬のしわを消す方法について、江利川先生に教えていただきました。
目次
頬のしわの原因
・ほうれい線の外側のシワは何から起こる?
・生活習慣で原因になること
頬のしわの原因
江利川先生、よろしくお願いします。
今回のテーマは、「頬のしわ」です。
頬は、どこにシワが出やすいんですか?
ほうれい線の外側のあたりに細かなシワが出やすいです。
そこにしわが出ると、ほうれい線と合わせて、顔の印象にかなり影響がありそうですね。
はい、年齢が高く見られやすくなりますし、老けた印象が強くなってしまいますよね。
(参考:美容セラピストに聞く老け顔について)
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ほうれい線の外側のシワは何から起こる?
頬のしわは、何から起こるんですか?
まずは、頬に刻まれる深いシワ…ほうれい線は、基本的に筋肉のたるみから起こります。
(参考:美容セラピストに聞くほうれい線について)
それに対して、その外側に出るシワは、お肌自体のシワです。
お肌自体のシワということは、ほうれい線と比べると、浅いんですか?
はい、お肌が乾燥してハリがなくなってくると、表情筋を動かしたときの跡が、シワとして残りやすくなります。
ですので、頬のしわは、表情筋をよく動かす方に出やすいです。
(参考:エイジングケア専門家に聞く表情筋について)
そうすると、頬のしわ…ほうれい線の外側あたりに出る細かいシワは、乾燥の小じわといえそうですね。
(参考:エステティシャンに聞く乾燥小じわについて)
はい、だからこそ、そうした頬の小じわは、きちんとケアを行えば改善されやすいです。
ちなみに、そこのシワは、太っている方よりも、痩せている方や皮膚の薄い方のほうが出やすいです。
皮膚が薄いほうが、乾燥しやすいですから、頬にもシワが残りやすくなるんですね。
頬のしわについて
・ほうれい線:主に筋肉のたるみから起こる
・その外側に出来る小じわ:肌自体のシワ(肌の乾燥やハリの低下などで、表情筋の動いたときの跡がシワに残りやすくなる)
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生活習慣で原因になること
頬のしわは、何歳くらいから出やすいんですか?
お肌の状態にもよりますので、個人差があります。
35歳くらいでシワの目立つ方もいらっしゃれば、50歳くらいでもお肌の水分が保たれていてハリがある方もいらっしゃいます。
ですので、「何歳でシワが出やすいか」ということに、線引きはできません。
ただ、例えば、30代からきれいでいるためのケアを心がけてきた40歳の方と、ケアを始めたばかりの40歳との方とでは、お肌の状態に差が出てきます。
お肌のお手入れは、「5年後、10年後はこうありたい」と考えることが大切だと感じます。
特に45歳を過ぎると、体内で「セラミド」や「ヒアルロン酸」が生成されなくなってくるといわれています。
ですので、そこまでに作られたそれらの成分を、いかに減らさずにキープできるか、ということも大切になってきます。
とはいっても、もちろん、40歳からケアを始めるのが、遅いわけではありませんよ(笑)。
そうすると、それまでのお手入れ不足が、頬のしわの原因になるといえそうですね。
はい、ただ、それは、頬のしわに限ったことではありませんね。
日々の生活習慣で、頬のしわの原因になることはありますか?
不規則な生活や寝不足もそうですし、コーヒーやタバコなどの刺激物も、お肌にはあまり良くありません。
それも、頬のしわに限ったことではありませんが、基本的な生活習慣はお肌への影響も大きいということですね。
頬のしわを消す方法
頬のしわ…ほうれい線の外側に出るシワは、お肌の乾燥から起こるとのことでしたから、それを消すには、スキンケアでの保湿が大事といえそうです。
そうですね、頬のしわには、やはり保湿がいちばんです。
お肌に水分を多く入れてあげたいです。
それには、スキンケアでどうしたらいいですか?
ひとつは、シートマスクをこまめに行っていただくことです。
それに、化粧水を惜しまずにコットンパックにして、シワのあるところにしばらく乗せておくのもおすすめです。
それで、スキンケアの最後は、その水分が蒸発しないように、油分を乗せて「ふた」をすることも大事です。
スキンケアは、化粧水で終わらずに、乳液やクリームで仕上げるということですね。
はい、後は、「今日はお肌が乾燥しているな…」というときは、美容液を足してあげるのもいいですよ。
ちなみに、頬のしわにおすすめの美容成分はありますか?
サロンでは、「ビタミンE」が豊富に配合されたスキンケア化粧品をおすすめしています。
ビタミンEは、お肌の再生に働きかけてくれます。
私も、ビタミンEが高配合の化粧品を試してみたところ、シワが薄くなったことを実感できました。
肌の再生について
皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれて、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が垢になって剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。その肌再生のサイクルを、「ターンオーバー」といいます。
先生のサロンでは、「ハーブピーリング(ハーブの結晶を毛穴に入れ込んでいくことで、ターンオーバーを整えるトリートメント)」を行っていらっしゃいます。
ハーブピーリングも、シワにいいとのことでしたね。
はい、頬のしわもそうですが、ハーブピーリングで、シワが薄くなることは感じていただけやすいと思います。
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編集部の選ぶ頬のしわにおすすめの化粧品
「キレイの先生」編集部です。
ここまでが、江利川先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。
ここからは、編集部の選んだ頬のしわにおすすめの化粧品をご紹介します。
キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッ!美容家も驚いた洗顔後すぐのミルク!
この『キレイの先生』に登場した美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初のミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌の奥までギュッと引き込み、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がそのうるおいを抱き込み、乾燥肌や年齢肌にはもちろん、肌がふっくら引き締まり毛穴ケアにもおすすめです。
●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
開発協力者の声

みずみずしいミルクがうるおいを肌奥までギュッと引っ張りフワフワ肌の毛穴レスに!
まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。まるで乾いたスポンジに水分がギューッと入っていくみたいに、うるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、肌がフワフワにやわらかくなりました(笑)。それに、肌に透明感も出て、毛穴もキュッと引き締まって目立ちにくくなりました!
* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。
まとめ
今回のインタビューで挙がった、頬のしわを消す方法をまとめます。
1. スキンケアでしっかりと保湿する(シートマスクを行う、シワのところにコットンパックを行う、など)
2. スキンケアの最後は、乳液やクリームで「ふた」をする
3. 特に乾燥を感じるときは、美容液を使用する
4. 「ビタミンE」が高配合の化粧品を使用する
ほうれい線は、筋肉のたるみによって深く刻まれる深いシワです。
それに対して、ほうれい線の外側に出るシワは、主に乾燥から起こるお肌自体のシワです。
そのため、その頬の小じわを消すには、スキンケアでしっかりと保湿してあげることが大切です。
頬のしわが出ていると、老けた印象が強くなってしまいます。
ほうれい線ではなく、乾燥から起こっているシワであれば、きちんとケアすることで改善しやすいですから、早めに対処することが大切ですよ。
* 2017年2月10日に公開した『ほうれい線の外側にしわ?頬のしわの原因とは?薄くする方法』を再編集しました。