美容のスペシャリストが教えるキレイ

表皮シワは徹底保湿で消す!真皮シワには肌ハリを!美容家に聞くシワ対策

本日のキレイの先生

小俣 美穂 先生

今回のテーマは、「シワを消す方法」です。

プライベートエステサロン Belle Reste の小俣 美穂 先生にインタビューさせていただきました。

シワは、段階によって種類が違い、原因も変わるといいます。

そのため、シワの種類によって対処法も変わってきます。

例えば、肌表面のシワは徹底的な保湿で消すことができますが、もう少し深いシワになると消すのが難しくなって、改善するためには、お肌のハリを取り戻すことが必要になってくるそうです。

そんなシワを消すための方法について、小俣先生に教えていただきました。

目次

シワは段階によって種類が違う

表皮のシワの原因
・生活環境が乾燥肌の原因に
・スキンケア不足が乾燥肌の原因に

真皮のシワの原因
・加齢や紫外線が肌たるみの原因に
・糖化で肌が硬くなることもシワの原因に

表皮のシワは徹底的な保湿で消す
・化粧水はしつこいくらいの重ね付けがおすすめ
・セラミド配合の化粧品も保湿効果が高い

真皮のシワの改善にはハリを取り戻す
・肌のハリを取り戻すには美顔器もおすすめ

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

シワは段階によって種類が違う

しわについて

お顔のシワは、段階によって大きく3つに分けることができます。

まずは、お肌の表層である表皮(ひょうひ・皮膚は3層構造になっていてその表面の層)のシワです。

これは、お肌の乾燥が主な原因です。

そして、次の段階が、真皮(しんぴ・皮膚の真ん中の層)のシワです。

これは、真皮の「コラーゲン(皮膚の弾力成分)」の萎縮(いしゅく)や変性による肌たるみが、主な原因です。

それがさらに進むと、筋肉層のシワになります。

シワがそこまで進むと、シワを消すのも難しくなります。

皮膚の構造

シワの種類

1. 表皮のシワ(乾燥によって起こる)
2. 真皮のシワ(肌のたるみによって起こる)
3. 筋肉層のシワ

表皮のシワの原因

乾燥の小じわ(ちりめんじわ)

表皮に刻まれるシワは、線が細かくて薄く溝も浅いのが特徴です。

「ちりめんじわ」とも呼ばれますね。

表皮のシワは、お肌の乾燥から主に起こります。

生活環境が乾燥肌の原因に

では、お肌の乾燥は何が原因になるかというと、ひとつは生活環境です。

例えばオフィスワークでは、空気が空調で乾燥しがちで、それによってお肌も乾燥しやすいですし、屋外の仕事は、紫外線によって角質層(皮膚のいちばん表面の層で厚さが約0.02mmしかない)の水分が失われやすいです。

それから、お肌の乾燥から皮脂(ひし・毛穴から分泌されている油分)の分泌のバランスが崩れて、角質層の水分保持力が低下している「インナードライ」の方も見受けられます。

ちなみに、インナードライは、クレンジング・洗顔・ピーリング(肌表面の不要な肌細胞をほぐして剥がれ落ちやすくするお手入れ)などのやりすぎも、原因になります。

インナードライとは

インナードライは、肌表面はオイリーだが内部は乾燥している状態のことをいいます。皮脂には皮膚の水分の蒸発を防ぐ役割もあり、肌が乾燥していることで皮脂の分泌が増えることから起こります。

スキンケア不足が乾燥肌の原因に

乾燥肌の方は、しっとりした質感の化粧水を好まれていることが多いです。

そういった化粧水ですと、1~2回付けただけで、お肌がしっとりとうるおったように感じられます。

ただそれは、お肌の表層がうるおっただけで、深部にまでは水分を届けられていない場合もあります。

そうして、一見うるおったようでも、実は保湿が不足していることもあります。

そうしたスキンケアでの保湿不足も、お肌の乾燥の原因になります。

真皮のシワの原因

真皮のしわの原因

表皮のシワが細かく浅く刻まれるのに対して、真皮のシワは、線が垂直に入ったようにくっきりとみえるのが特徴です。

真皮のシワは、お肌のハリがなくなってお肌がたるむことから、主に起こります。

真皮は、「コラーゲン」や「エラスチン」といった弾力成分で構成されていて、お肌のクッションのような役割があります。

そのコラーゲンなどが変性したり生成量が減ったりすると、お肌もたるんできて、シワにつながります。

加齢や紫外線が肌たるみの原因に

お肌がたるむ原因のひとつは、加齢です。

真皮でコラーゲン・エラスチンを生成しているのが、「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」という細胞です。

繊維芽細胞は、加齢によって老化して働きも弱まります。

そうすると、コラーゲンなどの生成量も低下して、お肌のたるみにつながります。

それから、お肌のハリには、紫外線も大きな影響があります。

特に紫外線のA波(UVA)は、コラーゲンを破壊する作用があります。

そのため、紫外線をたくさん浴びると、お肌は乾燥しやすくなりますし、たるみやシワの原因にもなります。

糖化で肌が硬くなることもシワの原因に

後は、「糖化(とうか)」もお肌の老化の原因になります。

タンパク質は余分な糖質とくっつくと、固くなる作用があり、それを「糖化」といいます。

例えばホットケーキを焼くと、表面がこげ茶色になって固くなりますよね。

それも、タンパク質と糖質がくっつくことで起こる糖化現象のひとつです。

皮膚も、糖化は起こります。

そのため、糖質の摂りすぎなどで皮膚が糖化して硬くなることも、シワの原因になります。

表皮のシワは徹底的な保湿で消す

乾燥の小じわ(ちりめんじわ)の対策

表皮の小じわが深くなって真皮・筋肉層のシワへと進むと、消すのが難しくなります。

そのため、小じわの段階から徹底的に保湿を行ってシワが深くならないようにすることが、とても大切です。

化粧水はしつこいくらいの重ね付けがおすすめ

表皮の小じわを消すには、スキンケアで徹底的な保湿を行うことです。

それには、サロンのお客様にもお伝えしていますが、化粧水の時間を長くとることをおすすめします。

それで、化粧水はコットンよりも、手で付けるほうがおすすめです。

コットンは、お肌をこすりやすく摩擦になって、必要な角質(肌表面の肌細胞)が取れてしまう場合もあります。

化粧水は、手で優しくパッティングを行ってから、押さえるようにして付けます。

そして、お肌が化粧水をすべて吸ったように感じられたら、もういちど化粧水を重ね付けします

それを、パッティングで手にお肌がくっつかなくなるまで繰り返します。

化粧水は、そうやって何回も付けてあげるといいですよ。

大げさにいうと、しつこいくらい重ね付けをしても大丈夫です。

それによって、お肌に必要な水分を角質層にためこむことができます。

乾燥シワを消す方法

(化粧水の付け方)
化粧水は手で優しくパッティングをしてから、押さえるようにして付けるのがおすすめ
パッティングをして手に肌がくっつかなくなるまで、化粧汚水を重ね付けする

セラミド配合の化粧品も保湿効果が高い

化粧水でたっぷりと水分を与えた後は、ゲルやクリームでふたをします

もしくは、粘性のある化粧水をさらに上から付けてあげるるのもいいですね。

そのときの化粧水は、「セラミド」などが配合されたものがおすすめです。

セラミドは、とても保湿力に優れた成分です。

スキンケア化粧品の全成分表示をみて、上のほうに「セラミド」が来ていると、セラミドの配合比率が高いことが考えられますので、そういったところから判断するのもいいですよ。

乾燥シワを消す方法

(スキンケア)
化粧水でたっぷりと水分を与えた後は、ゲルやクリームで仕上げる
セラミドが高配合されているスキンケア化粧品を使用する

  • うるおいを抱えて乾燥知らずに!美容家も驚く洗顔後すぐのミルク

    キレイの先生 ブースターミルク
    乾燥スポンジに水分がギュッと入るみたいにうるおいが浸透して乾燥知らずのフワ肌に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

キレイの先生 ブースターミルク
乾燥スポンジに水分がギュッと入るみたいにうるおいが浸透して乾燥知らずのフワ肌に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

真皮のシワの改善にはハリを取り戻す

美容器でハリを取り戻す

表皮の乾燥による小じわは、スキンケアでしっかり保湿することで消すことができます。

それに対して、真皮のシワを改善するには、コラーゲンを増やしてお肌のハリを取り戻すことが大切です。

肌のハリを取り戻すには美顔器もおすすめ

お肌のハリを取り戻すには、ハンドのケアだけでは難しいです。

ハンドのケアで行えるとすれば、マッサージによる血行促進くらいでしょうか。

おすすめなのは、美顔器を使用することです。

美顔器は商品によって色々な機能がありますが、お肌のハリを取り戻すのに特に向いているのは、「フォトフェイシャル」や「イオン導入」です。

フォトフェイシャルは、特殊な光線を当てることで肌細胞に働きかける機能です。

それによって、コラーゲンの生成にもアプローチすることができます。

イオン導入は、美容液の美容成分をお肌の深部まで入れ込める機能です。

お肌のハリを取り戻すには、コラーゲンでもいいですが、コラーゲンは分子のサイズが大きいので、お肌の深部まで入れ込みづらいです。

ビタミンCは、体内でコラーゲンを作る材料になります。

編集部の選ぶシワにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、小俣先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、編集部の選んだシワにおすすめの化粧品をご紹介します。

キレイの先生 ブースターミルク

キレイの先生 ブースターミルク

うるおいを抱えて乾燥知らずに!美容家も驚く洗顔後すぐのミルク

この『キレイの先生』に登場した美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初のミルクです。
みずみずしいミルクが肌をふっくらとやわらかくして、うるおいを肌の奥までグングン引き込み、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がそのうるおいを抱き込んで乾燥知らずのウルウル透明肌に導きます。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円

開発協力者の声

サロン結香 矢澤 ともみ 先生

みずみずしいミルクがうるおいを肌奥でギュッと抱えて乾燥知らずのフワフワ肌に!

まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。乾いたスポンジに水分が入っていくみたいにうるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、そのままでいても乾燥を感じません! 肌が水分をきちんと抱え込めるようになって、やわらかくフワフワの肌になって透明感も出て感謝しています(笑)。

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

まとめ

シワは、段階によって種類が違って、原因も変わります。

もちろん、シワを消すための対策も変わります。

表皮のシワは、お肌の乾燥から起こるため、徹底的な保湿が大切です。

それに対して、真皮のシワは、お肌のたるみから起こるため、ハリを取り戻すことが大切です。

それには、ハンドのケアだけでは難しく、美顔器もおすすめとのことでした。

小俣先生もおっしゃっていましたが、シワが深くなるほど消すのが難しくなりますから、表皮のシワの段階できちんと対処することをおすすめします。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)

* 2016年11月2日に公開した『ちりめんじわ対策!乾燥の小じわにはしつこいくらいの保湿も』を再編集し、『深いしわは消えづらい…ハリを取り戻すには美容器がおすすめ』の内容と合わせました。

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