ニキビケアには、精油(アロマオイル)もお勧めです。私もニキビが出来てしまったときは、精油でケアしています。お選びいただくのは、ラベンダーやティートゥリーなど、鎮静作用や抗菌作用のある精油です。ホホバオイルに混ぜてニキビケアに使う方法をご紹介します。
*編集部:藤村 美紀 先生の過去の記事では、ニキビについて、解説いただいています。そちらも合わせてご覧ください。
生活習慣や乾燥肌等、大人ニキビの原因!ニキビの段階説明付
ニキビの場所と原因|顎ニキビ・フェイスラインニキビの原因
ニキビができたときのスキンケア
ニキビが出来てしまったとき、いつものスキンケアを変えた方が良いのでしょうか? 例えば、ニキビの場所には、化粧水はつけない方が良いのでしょうか?
いつものスキンケアでしっかり保湿する
ニキビが出来てしまったときも、基本的には、いつものように、
1) 化粧水
2) 美容液
3) 乳液・クリーム
と、お肌をお手入れしてもらえれば大丈夫です。
むしろ、お肌が乾燥していると、ニキビの原因になってしまいますから、しっかり保湿してあげることが、より大切になります。
(お肌の乾燥がニキビになることは、「生活習慣や乾燥肌等、大人ニキビの原因!ニキビの段階説明付」をご覧ください)
洗顔は泡で洗う
もし、注意点を挙げるとすれば、洗顔です。
洗顔料をしっかりと泡立て、指が触れないように、泡で優しく洗ってください。
指で触れて洗うと、ニキビがつぶれてしまう場合もあります。すると、ニキビが潰れてしまい、新しいニキビの原因になるかもしれません。
スキンケアに加えるニキビケアの方法
私はニキビが出来てしまったとき、精油を使って、ニキビケアをしています。
ラベンダーやティートゥリーの抗菌作用のある精油を使う
ニキビには、抗菌作用のある精油を使います。炎症を抑えてくれる働きがあります。
抗菌作用のある精油には、「ラベンダー」や「ティートゥリー」などがあります。
・ラベンダー
・ティートゥリー
精油は美容効果の高いホホバオイルと混ぜて使う
精油は直接お肌につけるのではなく、ホホバオイルと混ぜて使います。これは、肌質によっては、精油を直接お肌につけると、刺激が強い場合があるためです。
ホホバオイルは、オールマイティに使える、美容効果の高いオイルです。
それぞれの分量は、下記の通りです。
・ホホバオイル 5mL
・精油 1滴
このオイルを、綿棒につけてニキビの頭に優しくつけます。
順番は、美容液の後で良いでしょう(もしくは、美容液の代わりに、このオイルをお顔全体に使うこともできます)。
■ スキンケアの手順
1) 化粧水
2) 美容液
3) 【ホホバオイル × 精油】
4) 乳液・クリーム
アルガンオイルやローズヒップオイルでも代用可能
ホホバオイルを「アルガンオイル」や「ローズヒップオイル」に変えてお使いになっても大丈夫です。
この2つのオイルはホホバオイルと比べると高価ですが、その分、美容効果は高くなります。
ただ、ローズヒップオイルは香りがやや強いため、精油の香りも楽しむのなら、ホホバオイルやアルガンオイルの方が、合わせやすいかもしれません。
まとめ
ニキビが出来てしまったときは、まずはいつものスキンケアをしっかり行って保湿してあげましょう。
その上で、抗酸化作用のある「(ラベンダーやティートゥリーの)精油」と、美容効果の高い「ホホバオイル」を合わせたオイルで、ニキビケアをしてあげると効果的です。
(取材:「キレイの先生」編集部 文:vivace 藤村 美紀 先生、「キレイの先生」編集部)
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