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味噌汁の効果!味噌汁は美容にも良し!おすすめの具材は何?

本日のキレイの先生

岩崎 鈴香 先生

味噌汁の効果!味噌汁は美容にも良し!おすすめの具材は何?

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「味噌汁」です。

味噌汁は、私にとっても身近なもので、ほぼ毎晩のように作っています。

色々な種類の野菜を、手軽に摂ることができます。ほとんどの野菜を使えるので、余り物を処理するのにも便利です。

今回は、アロマトリートメントサロン one美violet の岩崎 鈴香 先生に、取材させていただきました。

味噌汁は美容効果も高いといいます(私は味噌汁の効果を意識して作っていたわけではないので、これは嬉しかったです)。

岩崎 先生も、ワークショップの生徒さんたちに、味噌汁をおすすめするそうです。

味噌汁は、どんな効果が期待できるのでしょうか?

岩崎 先生に教えていただきました。

目次

味噌汁の効果・効能

美容におすすめの味噌汁の具材

味噌汁を作るときのポイント

まとめ

本日のキレイの先生

アロマトリートメントサロン one美violet

岩崎 鈴香 先生

「キレイの先生」編集部

味噌汁の効果

「美肌にいい食べ物」の取材の中で、「味噌汁がおすすめ」というお話がありました。

岩崎 先生の「美肌にいい食べ物」の記事

先生の(美容の)ワークショップでも、生徒の皆さんに、味噌汁をおすすめされているとのことでした。

はい、必ずといっていいほど、味噌汁はおすすめしています。

それは、どうしてですか?

味噌汁の何が良いのでしょうか?

味噌は、身体の中で作ることができない「必須アミノ酸」を、9種類すべて摂ることができます。

必須アミノ酸は、生命維持に必要な栄養です。

9種類の必須アミノ酸

必須アミノ酸とは、下の9種類のことをいいます。

トリプトファン

リシン

メチオニン

フェニルアラニン

トレオニン

バリン

ロイシン

イソロイシン

ヒスチジン

味噌は、発酵の過程で、必須アミノ酸が作られて、栄養価が高まります。

必須アミノ酸は、生命維持に必要とのことでしたが、お肌にも良いのですか?

はい、お肌のハリやうるおいを良くしてくれる効果が期待できます。

そして、味噌は総合的に、ミネラルやビタミンなどの栄養も豊富です。

それによって、老化の防止になり、メラニンの生成を抑えてシミやソバカスの予防にもなります。

そして、腸をきれいにする作用もあるため、お肌のきめが整ったり、くすみが取れたりすることにもつながります。

腸がきれいになると美肌に?

岩崎 先生の「美容にいい食べ物」の記事でも紹介していますが、腸は、食べ物の栄養を吸収し、老廃物を排出する役割があります。お肌に届けられる栄養も、腸で吸収されているため、腸がきれいになってきちんと働くようになることで、美肌にもつながります。また、腸の働きが低下して、腸の中に老廃物がたまると、腐敗してガスが発生し、それが血管を通じて体内にめぐって、吹き出物などの原因にもなります。

他にも、味噌には、血行促進の効果も期待できます。

血流が良くなることも、お肌には良いですね。

血流が良くなって美肌に?

お肌に必要な栄養は、血液を通じて届けられています。そのため、血流が良くなると、お肌にも栄養がしっかりと行き届くようになり、美肌につながります。

味噌汁は、味噌の美容効果が、とても高いのですね。

私は、味噌汁の効果は、たくさんの野菜を摂れることが大きいと思っていました。

ただ、先生の話をお聞きすると、具材を入れない味噌汁でも美容に良さそうです。

そうですね、具材なしの味噌汁でも良いと思いますよ。

もちろん、味噌汁にたくさん野菜を入れると、その分栄養も多く取れるという魅力もありますよね。

美容におすすめの味噌汁の具材

美容におすすめの味噌汁の具材

このサイトでは、美容情報を中心に取り上げています。

味噌汁の具材には、たくさんの食べ物を使えると思うのですが、美容におすすめのものはありますか?

乾燥ワカメや、焼き海苔を手でちぎって入れるだけでも良いです。

忙しかったりして、味噌汁に野菜をたくさん入れるのが、大変なときもあるかと思います。

そういったときは、乾燥ワカメや焼き海苔で手軽に作るのも良いと思います。

それは、本当にお手軽です(笑)。

ちなみに、乾燥ワカメや焼き海苔も、美容に良いのですか?

海藻類は、ミネラルが豊富で、食物繊維も含んでいて、腸をきれいにするのに良いです。

海苔には、ビタミンCが含まれていて、シミやソバカスの予防にもつながります。

しかも、海苔のビタミンCは、熱に強いです。

一般的に、ビタミンCは熱に弱いといわれていますから、それは魅力的です。

他に、美容におすすめの味噌汁の具材はありますか?

玉ねぎ」は、血液をサラサラにして、デトックス作用もあるため、美肌に良いです。

れんこん」は、味噌汁に入れると、ほくほくしておいしいです。

根菜類は、身体を温める作用があり、食物繊維も豊富で、腸をきれいにしてくれます。

ニンジン」は、βカロテンが豊富です。

βカロテンは、体内でビタミンAに変わって、美肌に良いです。

後は、私は「キクラゲ」を味噌汁に入れたりします。

キクラゲは、「美容にいい食べ物」でも、挙げられていました。

たしか、ビタミンやタンパク質などが豊富なのですよね。

キクラゲも、味噌汁に入れられるのですね。

私はやったことがないので、今度試してみようと思います。

岩崎 先生の「美肌にいい食べ物」の記事

他には、「ショウガ」をすりおろして入れると、身体が温まりやすいです。

夏は、食べる直前に入れて、冬は、入れてから火をかけて温めると、良いと思います。

夏と冬でショウガを入れるタイミングを変えるのは、どうしてですか?

加熱していないショウガは、身体の元々の熱を循環させるイメージです。

それに対して、加熱したショウガは、身体を温める作用が高まり、身体の芯から温めるのに良いです。

美容におすすめの味噌汁の具材

今回の取材で挙がった、美容におすすめの味噌汁の具材を、まとめます。

乾燥ワカメ
ミネラルが豊富で、食物繊維も含んでいて、腸をきれいにするのに良い。

焼き海苔
熱に強いビタミンCが含まれている。

玉ねぎ
血液をサラサラにして、デトックス作用がある。

(れんこんなどの)根菜類
身体を温める作用があり、食物繊維も豊富で、腸をきれいにするのに良い。

ニンジン
体内でビタミンAに変わる「βカロテン」が豊富。

キクラゲ
ビタミンやタンパク質が豊富。

ショウガ
身体を温める。すりおろしたショウガを、夏は食べる直前に入れて加熱せず、冬は入れてから火を入れて加熱するのがおすすめ。

もちろん、ここで挙がった以外の野菜も、ひとつひとつに栄養が含まれていて、健康や美容に良いところがそれぞれにあります。

味噌汁を作るときのポイント

味噌汁を作るときのポイントは、何かありますか?

味噌汁は、60度以下で作ってほしいと思います。

味噌は、菌が生きています。

ただ、60度以上になると、菌が死滅します。

そのため、グツグツと沸騰しないくらいを目安にして、味噌を溶くようにしましょう。

沸騰したときは、ちょっと置いて温度を少し冷ましてから味噌を溶いたり、お椀の中で味噌を溶いたりするのも良いと思います。

そして、味噌汁を具沢山で作るときは、旬な野菜を入れるようにしましょう。

旬の野菜は、栄養が豊富です。

後は、「本物の味噌」を使ってほしいと思います。

本物の味噌とは、どんな味噌のことをいうのですか?

材料名が、「麹(こうじ)」・「大豆」・「塩」だけのものです。

スーパーなどで市販されているの味噌には、材料名に、その3つ以外のものが書かれていることが、少なくありません。

「ビタミンB2」や「アミノ酸」など書いてあるものは、添加物が入っているという意味です。

また、酒精などが加えられているものは、発酵を抑えるために、加熱処理されている場合もあります。

減塩味噌も、塩分を少なくする分、添加物が多くなっていたりもします。

スーパーなどで、そのような味噌を買うよりも、「本物の味噌」を取り寄せた方が良いのではないかと思います。

他には、ワークショップの生徒さんには、自分で合わせ味噌を作ることもおすすめしています。

三種類くらいの味噌を用意して、味噌汁を作るときに混ぜて、その日の気分で味を変えて楽しむことができます。

まとめ

岩崎 先生は、ワークショップの生徒さんたちに、必ずといっていいほど、味噌汁をおすすめするといいます。

味噌は発酵食品で、栄養も豊富なため、美容効果が高いです。

美肌にも良いです。

味噌汁に、乾燥ワカメや、焼き海苔をちぎって入れるだけでしたら、毎日手軽に続けやすいのではないでしょうか?

私は、数種類の野菜の具材を入れて、味噌汁を作ることが多いです。

ただ、肝心の味噌が、「本物の味噌」ではありませんでした。

せっかく、味噌汁を飲むなら、その効果を最大限に得たいものです。

いまの味噌が切れるタイミングで、麹・大豆・塩だけで作られた「本物の味噌」を取り寄せようと思います。

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