美容のスペシャリストが教えるキレイ

クレイとは?ホワイト?レッド?色で効果も違う!専門家に聞く選び方

本日のキレイの先生

有川 俊子 先生

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「クレイ」です。

クレイセラピー教室 lippuru(リップル) の有川 俊子 先生にインタビューさせていただきました。

ヨーロッパでは昔から自然療法のひとつとして「粘土(クレイ)」が取り入られていて、それを「クレイセラピー」といいます。

クレイセラピーは、例えば、クレイをパックに用いる「クレイパック」などが代表的です。

クレイは、色で種類が分けられていて、それぞれ効果が違うといいます。

クレイには、どんな種類があって、どんな効果が期待できるのでしょうか?

有川 先生に教えていただきました。

目次

クレイとは
・クレイセラピーとは
・クレイについて

クレイの効果とは
・クレイパックの効果

「色」で分かれるクレイの種類
・1. ホワイトクレイ
・2. レッドクレイ
・3. ピンククレイ
・4. イエロークレイ
・5. グリーンクレイ
・6. ブラウンクレイ

おすすめの「色」のクレイは?

編集部の選ぶクレイ好きにおすすめの化粧品

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

クレイとは

クレイセラピーとは

有川先生、よろしくお願いします。

先生は、クレイセラピーの講師でいらっしゃいます。

まずは、「クレイセラピー」について教えていただけますか?

クレイセラピーとは、「クレイ」…日本語でいう「粘土」ですね…それを用いた自然療法のことをいいます。

ヨーロッパでは、クレイが日常的に取り入れられていて、フランス在住の方とお話をしたときも、クレイをパックに使ったりするなど、「クレイが特別なものとは感じない」とおっしゃっていました。

クレイは、ヨーロッパ以外でも伝統的に使われていて、例えば、アメリカでは先住民のインディアンが薬代わりとして使ったり、オーストラリアではアボリジニーが儀式で身体のペイントに使われたりしてきました。

古代エジプトのクレオパトラも、ナイル川の底のクレイを使ってパックしていたという逸話が残っています。

ちなみに、(クレイは)野生動物がクレイを使用しているのをみて、人間も生活に取り入れるようになったといわれています。

例えば、象が泥浴びをしているところを、テレビなどでご覧になったことがありませんか?

それは、クレイを身体に付けることで、皮膚を守ったり傷を治したりしているそうです。

動物も、クレイを利用しているんですか…。

動物の生きる知恵ですね(笑)。

クレイについて

クレイは、「一般的な粘土」と考えて良いのでしょうか?

子どものときに粘土遊びもしていましたが…。

たしかに、「粘土」というと、子どもの遊びのものや粘土細工などがイメージにあると思います(笑)。

ただ、クレイセラピーでは通常、パウダーになっているものを使用します。

クレイは、鉱物学でいう「粘土鉱物」という分類になります。

その中でも、クレイセラピーでお顔や身体に用いられることが多いのは、「カオリナイト」や「イライト」、「スメクタイト」などといった種類のものです。

ただ、市販されているクレイの商品に、これらの名前が前に出ていることはあまりありません。

商品では、「ホワイトクレイ」のように色の入った名前や、「カオリン」や「モンモリオナイト」といった名前で表示されることが多いです。

それから、(クレイセラピーでの)クレイでもっとも大事なのは、「汚染されていない」場所から採掘されているということです。

(クレイセラピーでは)クレイを顔や体に使いますもんね…。

はい、後は、鉱物上の分類やミネラルなどの分析がしっかりしてあるクレイを使うことも大切です。

クレイの効果とは

クレイには、いくつかの種類があるとのことですが、それは何が違うのですか?

クレイには、「吸い取る力・吸着力」があります。

例えば、乾いた土に水をやると、水を吸い取りますね。

お肌にクレイを乗せておくと、皮脂(ひし・毛穴から分泌される油分)や老廃物を吸い取ってくれます

長時間乗せておけば、お肌の表面だけではなく、体内の老廃物も吸い取るといわれています。

クレイには、デトックス(体内の老廃物を排出すること)効果があるということですね。

はい、クレイは、種類によって吸着力の強さが違います

吸着力の強いクレイは、皮脂を取り過ぎてしまって、敏感肌や乾燥肌につながる場合もあります。

ですので、クレイパックを初めて行う方などは、吸着力のおだやかなものから始められるのが良いと思います。

皮脂の取り過ぎで乾燥?

皮脂は、皮膚の表面で汗などの水分と混ざり合って天然の保護膜「皮脂膜」を作ります。皮脂膜は、皮膚の水分が蒸発しないように防いだり、外部の刺激から皮膚を守ったりするバリア機能の役割があります。そのため、皮脂を取り過ぎてしまうと、皮脂膜が不十分になって、敏感肌や乾燥肌に傾く原因になります。

クレイパックの効果

クレイの使い方としては、顔にパックする「クレイパック」などがあると思います。

クレイパックは、どんな効果が期待できるでしょうか?

個人差はありますが、お顔にクレイパックをすると、お肌がワントーン明るくなってツルツルになります

それは、1回のクレイパックでも、変化を感じやすいと思います。

それから、お顔のむくみが取れて引き締まります

私自身、クレイパックをすると小顔になるような感じがあります。

他にも、目がパッチリしたり、ほうれい線の場所に重点的に塗っておくと、ほうれい線が薄くなったりする効果も期待できますよ。

「色」で分かれるクレイの種類

クレイは種類によって吸い取る力が違うとのことでしたが、どんな種類のものがあるんですか?

クレイの種類は、メーカーによって名称が異なります。

私自身は、「国際クレイセラピー協会」に所属し、協会が扱うクレイを主に使用しているので、今回は、そちらの名称でご紹介させていただきます。

国際クレイセラピー協会で扱うクレイは、「色」で6種類に分類されています

1. ホワイトクレイ

「ホワイトクレイ」は、白い粉末のクレイで、もっとも粒子が細かいです。

吸い取る力の強さはマイルドで、お顔のパックなどにおすすめです。

それから、ベビーパウダーやボディパウダーの代わりにも使うことができます。

2. レッドクレイ

「レッドクレイ」は、吸着力が比較的強めのクレイです。

他のクレイがサラサラとしているのに対して、なめらかな質感でしっとりとしています。

クレイは天然のミネラルが豊富に含まれますが、レッドクレイはその中でも「鉄分」が豊富です。

血流を良くする作用が高いため、冷え性の方におすすめです。

足や手の冷えに塗っても良いですし、足湯などにクレイをそのまま入れていただくこともできます。

3. ピンククレイ

「ピンククレイ」は、ホワイトクレイとレッドクレイをブレンドして作ったものです。

マイルドなホワイトクレイに、しっとり感のあるレッドクレイを加えることで、肌触りが良くなっています

私は、クレイパックが初めての方には、こちらの「ピンククレイ」をおすすめしています。

4. イエロークレイ

「イエロークレイ」は、吸い取る力は、ホワイトクレイやピンククレイと比べると少し強めです。

カリウム」や「鉄分」などの天然ミネラルを豊富に含んでいます。

クレイパックで、日焼けした後の栄養不足で疲れたお肌のケアにおすすめです。

5. グリーンクレイ

「グリーンクレイ」は、吸着力が強く、ヨーロッパでは医療用として使われることがあります。

天然のミネラルも、イエロークレイ同様に豊富です。

脂性肌や皮脂の出過ぎによるニキビケアにいいですが、敏感肌の方には少し強すぎるかもしれません。

初めてのクレイパックを行う方は、いきなりグリーンクレイから始めるのは避けるのが確実だと思います。

6. ブラウンクレイ

「ブラウンクレイ」は、吸い取る力が他のクレイと比べて非常に強いです。

ですので、初心者の方が、お顔のパックにブラウンクレイをお使いになると、かえって乾燥してしまう可能性もあります。

ブラウンクレイは、身体のデトックスに使用するのに向いています。

天然のミネラルは、「マグネシウム」が豊富に含まれています。

おすすめの「色」のクレイは?

「クレイが初めて」という方は、吸着力がマイルドなクレイから始めてみるのが良さそうです。

ただ、メーカーによって、種類の名称が違うとのことでした。

選び方のポイントはありますか?

出来れば、メーカーに直接、吸着力の強さをご確認いただくのがいちばんです。

(クレイを選ぶときの)目安としては、商品名に「カオリン」と付くものは、作用は割と穏やかです。

また、白色のクレイも吸着力が弱い傾向にありますが、中には作用の強いものもあるため、すべてに当てはまるわけではありません。

クレイは、ネットでも簡単に購入できます。

ちなみに、今回ご紹介したクレイは、「国際クレイセラピー協会」のクレイのショッピングサイトでも購入できますよ。

作用のマイルドなクレイを選ぶには、「カオリン」という名称が付いているか、色が白いか、といったことがひとつの目安にできそうですね。

先生には引き続き、クレイの代表的な使い方「クレイパック」のやり方を教えていただきたいと思います。

まずはここまで、ありがとうございました!

編集部の選ぶクレイ好きにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です。

ここまでが、有川先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、クレイにご興味のある方ににおすすめの化粧品をご紹介します。

おすすめのクレイ洗顔

クレイ洗顔(泥洗顔)は、自然のクレイの吸着力をいかした洗顔料で、毛穴汚れなどを落とすのにおすすめです。

美容のスペシャリストの先生方にクレイ洗顔をお試しいただき、おすすめの商品をまとめましたので、下の記事も合わせてご覧になってみてください。

【Pick Up】ビーグレン クレイウォッシュ

クレイウォッシュは、アメリカの大学教授が発明の浸透テクノロジーを採用した化粧品ブランド「ビーグレン」の洗顔料です。天然クレイのモンモリロナイトの「汚れだけを吸着する力」で、落とすべきものと残すべきものを見極めて、なめらかに洗い上げます。クレイウォッシュをお試しになるには、「ビーグレン 毛穴ケア トライアルセット」がお得で、2018年11月12日までの期間限定でオリジナルのリップマスクなどのプレゼントが付きです。

●内容量:150g
●通常価格:税別3,900円

美容家の感想

クレイの作用か汚れがガシッと取れた感があり毛穴のざらつきも気にならなく!

想像以上にやわらかいテクスチャーで、伸びも良く使いやすかったです。クレイの作用が大きいと思うのですが、汚れがガシッと取れたようなさっぱり感があって、毛穴のざらつきも気にならなくなりました。肌のトーンも白く明るくなって、化粧水の入りも良くなったことも感じられました!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。


キレイの先生 ブースターミルク

キレイの先生 ブースターミルク

美容のスペシャリストの先生方と開発した、洗顔後の最初に付けるミルクです。みずみずしいミルクが、うるおいを肌の奥までグングンと引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」が、そのうるおいをプールします。さらに、エイジングケアに欠かせない「プラセンタ」や「ビタミンC誘導体」などを配合し、乾燥肌年齢肌の方にはもちろん、肌がふっくら引き締まるので毛穴にもおすすめです。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円

開発協力者の声

みずみずしいミルクがうるおいを肌奥までギュッと引っ張りフワフワ肌の毛穴レスに!

まずは、ミルクのイメージを裏切るようなみずみずしさにびっくりしました。まるで乾いたスポンジに水分がギューッと入っていくみたいに、うるおいが肌の奥にギュッと引っ張られて、肌がフワフワにやわらかくなりました(笑)。それに、肌に透明感も出て、毛穴もキュッと引き締まって目立ちにくくなりました!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

まとめ

クレイとは、鉱物学上で分類される「粘土鉱物」のことをいいます。

クレイは、色で種類が分かれていて、吸着力(デトックス作用)の強さや、含まれている成分が違います。

作用の強いクレイが良いというわけではなく、むしろ、クレイが初めての方は、作用のマイルドなもの(名前に「カオリン」と付くものや白色のもの)からお試しになるのがおすすめです。

有川先生には、クレイを用いた「クレイパック」のやり方についても、インタビューさせていただきました

クレイパックは即効性の高い美容法ですので、こちらと合わせてご覧になってみてください。

* 2017年2月13日に公開した『クレイの効果とは!ホワイト?レッド?グリーン?どう選ぶ?』を再編集しました。