美容のスペシャリストが教えるキレイ

透明感のある肌作り!プロが教える化粧水などスキンケア方法ポイント

本日のキレイの先生

吉成 由美子 先生

今回のテーマは、「透明感のある肌作り」です。

サロン・ド・アフィニーテ の吉成 由美子 先生にインタビューさせていただきました。

肌の透明感は、肌が健康的で本来の機能が働いている状態で生まれるといいます。

透明感のある肌を作るには、基本的なことですがスキンケアできちんとお手入れをして、食生活などの生活習慣を整えることも大切だといいます。

そして、それは例えば化粧水の付け方でもポイントがあるそうです。

そんなスキンケア方法のポイントについて、吉成先生に教えていただきました。

目次

肌の透明感とは
・・美肌には「う・な・は・だ・け・つ」が必要

肌に透明感がなくなる原因
・過剰な紫外線がシミやくすみにつながる
・乾燥ジワによってくすみの印象が強くなる
・クレンジング・洗顔不足もくすみの原因に
・血行不良によるくすみもある

透明感のある肌作り
・肌が冷えるまで化粧水を重ね付けして保湿する
・保湿にはローションパックもおすすめ
・メイクはその日の内にきちんと落とす
・フェイスマッサージでの血行促進もおすすめ
・日焼け止めや帽子など紫外線対策を行う
・口から水分を補給することも大事
・バランスのいい食事で十分な栄養を摂る

透明感のある肌作りにおすすめの化粧品

まとめ

肌の透明感とは

「透明感のあるお肌」とは、ひと言でいうと「美しい肌」、つまり「美肌」ということですね。

それがどんなお肌かというと、人それぞれに色々なイメージがあるのではないでしょうか。

例えば当サロンのお客様は、美白を求められている方が多いです。

たしかに日焼けしてしまうと、シミの原因になりますしシワも深くなりやすいです。

ただ色白なだけで「透明感のあるお肌」というと、それも違うように思います。

例えば色白でもツヤのないマットな肌感では、元気がないような印象が出てしまいます。

すりガラスや曇りガラスのようなイメージというとわかりやすいかもしれません。

ですので透明感のあるお肌には、肌色だけではなく、艶(つや)やかさといった要素も大切になってきます

美肌には「う・な・は・だ・け・つ」が必要

私自身は、美肌というのは、健康的で肌本来の機能が整っている状態のことをいうと考えています。

それをもう少し具体的にいうと、お肌に「う・な・は・だ・け・つ」がそろっている状態です

「う・な・は・だ・け・つ」は、美肌に必要な要素の頭文字をとったものです。

『う』は、「うるおい」を表します。

『な』は「なめらか」を、『は』は「ハリ」を、『だ』は「弾力」を表します。

そして『け』は「血行」を、『つ』は「ツヤ」を表します。

お肌にこれらがそろっていると、健康的でみずみずしく透明感のある美肌といえるでしょう。

肌の透明感とは

肌に下の「う・な・は・だ・け・つ」がそろっている

・う:うるおい
・な:なめらか
・は:ハリ
・だ:弾力
・け:血行
・つツヤ

肌に透明感がなくなる原因

肌がくすむ原因

お肌は、「う・な・は・だ・け・つ」のどれかひとつでも欠けると、透明感もなくなってくすみやすくなります。

過剰な紫外線がシミやくすみにつながる

お肌の透明感がなくなる原因としては、まずは紫外線によるダメージが挙げられます

紫外線を浴びると、お肌の中でメラニン色素が発生します。

メラニン色素は、シミやくすみの元になるものです。

ですので紫外線を過剰に浴びると、メラニン色素が定着してシミやくすみなどが出やすくなります。

乾燥ジワによってくすみの印象が強くなる

お肌のくすみには、乾燥によるものもあります

お肌が乾燥していると、小じわが出やすいです。

それによって、お肌のくすんだ印象も強くなってしまいます。

試しに、手を開いたときと閉じたときでどちらのほうが、手の甲が色白にみえるか見比べてみてください。

手を閉じて皮膚がピンと伸びているほうが、色白にみえるはずです。

それは、手を開いているときはシワができて、それによって肌色も濃くみえるためです。

そうしてシワによって肌色の印象が変わることは、お顔にもいえることです

クレンジング・洗顔不足もくすみの原因に

クレンジング・洗顔できちんと汚れを落としきれていないことも、お顔のくすみの原因になります

特にクレンジング不足でメイク汚れが残っていると、その場所だけ色素沈着でくすんでしまうこともあります。

それに、シミもできやすくなります。

ですのでお肌の透明感にも、クレンジング・洗顔できちんと汚れを落としてあげることは大切です。

肌老化や糖化などによっても透明感がなくなる

お肌は、年齢とともに老化が進みます

そうするとお肌自体が、元気がなくなって透明感がなくなってきます。

それから近年注目を集めているのが、「糖化(とうか)」という現象です。

糖化は、糖質とタンパク質が結び付く作用のことをいいます。

お肌もタンパク質で作られているので、糖化が起こります

それによってお肌は硬くなって、どんよりとした黄色っぽいくすみにつながります。

それも、老化の一種です。

血行不良によるくすみもある

後は、お肌のくすみは血行不良によるものがあります

身体全体の血流が悪くなっていると、お顔もどんよりとした顔色になってしまいます。

それによって、くすんだ印象も強くなってしまいます。

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透明感のある肌作り

透明感のある肌の作り方(スキンケア)

先程、お肌に「う・な・は・だ・け・つ」がそろっていることが、美肌の条件であるとお話しさせていただきました。

その中で、『う』・「うるおい」は最初に挙げられる要素です。

透明感のあるお肌を作るのにも、もちろんお肌にしっかりとうるおいを与えてあげることは大切です

肌が冷えるまで化粧水を重ね付けして保湿する

サロンのお客様の話をお聞きしていると、美容液やクリームは高価なものをお使いになっていても、化粧水の付け方がないがしろになっている方もいらっしゃいます。

スキンケアでお肌にうるおいを与えるのは、化粧水の役割です。

ですので、化粧水もないがしろにせずしっかりと付けていただきたいです

私は、化粧水はコットンで優しくパッティングして付けることをおすすめしています

ただ、手で化粧水をお付けになっている方も多いでしょう。

そのときは、化粧水を何度も重ねて付けしていただくのがおすすめです

お肌は、水分が十分に入っていると冷たくなります。

ですので化粧水を付けたら、手の甲で頬を触ってみてください。

それで「冷たいな」と感じたら、うるおいがお肌にたっぷり入ったサインです。

化粧水は、そう感じられるようになるまで重ね付けしてあげましょう

特にお風呂上がりにお手入れを行う場合は、お肌が温まっていて中の水分が蒸発しやすい状態です。

そのときも、お肌が冷たくなるまで化粧水でうるおいを補ってあげるといいですよ。

透明感のある肌作り

【化粧水の付け方】
・コットンで優しくパッティングして化粧水を付ける
・手の甲で頬を触って冷たく感じるまで化粧水を重ね付けする
など

  • くすみごわつきに美容家がおすすめする洗顔後すぐのミルク!

    キレイの先生 ブースターミルク
    うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、くすみ肌がフワフワ透明に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

キレイの先生 ブースターミルク
うるおいが肌奥までギュッと引き込まれ、くすみ肌がフワフワ透明に!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

保湿にはローションパックもおすすめ

透明感のある肌の作り方(スキンケア) ローションパック

ちなみに化粧水は、「ローションパック(化粧水でパックを行うこと)」で付けるのもおすすめです

ただローションパックを行うときに、ひとつ注意点があります。

ローションパックをお顔に長く乗せすぎていると、お肌からパックのほうに水分が戻っていってしまいます。

ですのでローションパックは基本的に、3~5分で外すようにしましょう。

ローションパックを長時間行う場合は、パックの上から化粧水を足してあげるといいですよ

それによって、お肌からパックのほうに水分が戻っていってしまうのを防ぐことができます。

ローションパックは化粧水の量を使いますので、「もったいないな…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ保湿はとても大切なことですので、化粧水はあまりケチケチしないでいただきたいです。

もしローションパックを終えてパックに化粧水が残っているようでしたら、それを手に絞って、首やデコルテに付けてあげてもいいですね。

後は、角質(皮膚表面の古い肌細胞)の気になりやすい肘(ひじ)・膝(ひざ)・足裏などに付けてあげるのもひとつです。

透明感のある肌作り

【スキンケアでの保湿方法】
・ローションパックを行う
・長時間のローションパックには、化粧水を上から足していく
・ちなみにローションパックで余った化粧水は首やデコルテに付けるのもおすすめ
など

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メイクはその日の内にきちんと落とす

透明感のある肌とは

日頃からメイクをしてお手入れもきちんと行っている方よりも、メイクもお手入れもあまり行っていない方のほうが、お肌がきれいな場合もあります。

そうしたことからも、メイクは少なからずお肌の負担となっていることがわかります。

ですので基本的なことではありますが、メイク汚れはその日の内に落とすようにしましょう

そのときも、汚れ残しが出ないように気を付けてください。

汚れが残っていると、お肌のくすみの原因にもなります。

それが毛穴に詰まったりすると、毛穴の黒ずみやニキビなどにつながる可能性もあります。

フェイスマッサージでの血行促進もおすすめ

透明感のあるお肌を作るには、お顔のマッサージを行うこともおすすめです

お顔のマッサージは、血行促進になります。

ただマッサージで力を入れすぎると、シワやたるみの原因にもなってしまいます。

ですのでお顔のマッサージは、強くこするのではなくストレッチのような意識をお持ちになるといいですよ

日焼け止めや帽子など紫外線対策を行う

透明感のある肌になるには(紫外線対策)

紫外線を過剰に浴びると、お肌はダメージを受けて透明感がなくなる原因にもなります。

ですので透明感のあるお肌には、紫外線に極力当たらないようにすることも大切です

それには、外出するときは日焼け止めを塗ることはもちろん、帽子をかぶったりするのもいいですね

それからあまり意識されないかもしれませんが、目も日焼けします。

例えば海に行って、目が赤くなったことはないでしょうか?

それが、目が日焼けした状態といえます。

目の紫外線対策には、サングラスを使用するのもひとつです

大きめのサングラスでしたら、目元だけではなくかなり広い範囲をカバーすることができますよね。

透明感のある肌の作り方

【紫外線対策】
・外出時は日焼け止めを塗る
・帽子をかぶる
・目元の紫外線対策にサングラスをかける
など

口から水分を補給することも大事

透明感のある肌の作り方(食べ物など)

お肌のうるおいを作るのは、「外」からが2~3割、「中」からが7~8割といわれています

ですので透明感のあるお肌を作るには、スキンケアで保湿するだけではなく口から水分を補うことも大切です

それは、もちろんお水を意識的に飲んでいただくのもひとつです。

それに水分は、野菜や果物などの食べ物から摂ることもできます。

特に野菜や果物は、ビタミン・ミネラルなどの栄養も豊富です。

ちなみに、そうした栄養をバランスよく摂ることで、身体の余計な水分を調節する効果も得られます。

それによって、むくみのケアにもなりますよ。

透明感のある肌の作り方

【水分補給】
・意識的に水を飲む
・野菜や果物などの食べ物から水分を摂る
など

バランスのいい食事で十分な栄養を摂る

当サロンでは施術に加えて、普段の食事指導などを行うことがあります。

そこでお客様から食事内容をメールでお送りいただくと、栄養が足りていない方が多くいらっしゃいます。

栄養が不足していると、身体の機能も正常に働きません。

そうすると、お肌の水分保持力も低下しますし、紫外線のダメージとも戦えなくなってきます。

お肌の状態は、身体の状態が表れます。

透明感のあるお肌を作るのにも、バランスのいい食事で十分な栄養を摂って、まずは健康的な身体を作ることも大切ですよ

その上で、老化を進める糖質や脂質(ししつ)の摂りすぎにも気を付けていただきたいです

透明感のある肌の作り方

【生活習慣で心がけたいこと】
・バランスのいい食事で十分な栄養を摂る
など

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透明感のある肌作りにおすすめの化粧品

「キレイの先生」編集部です、ここまでが吉成先生の取材記事です(先生、ありがとうございました!)。

ここからは、透明感のある肌作りにおすすめの化粧品をご紹介します。

美容サロン経営者が肌のフワフワ透明感を絶賛

「乾燥スポンジに水分が入るみたいにうるおいが肌奥に引っ張られて、くすみ肌がフワフワ透明に!」

美容サロン経営者がそう話したのが、「キレイの先生 ブースターミルク」です。

ブースターミルクは、洗顔後すぐに付けるミルクで、このサイトに登場した数十名の美容家の先生方に協力いただき開発しました。

その開発協力者のおひとり、サロン結香 の矢澤 ともみ 先生の感想をご紹介します。

ブースターミルクで、肌がフワフワにやわらかくなって、くすみも取れて透明感も出てきました

肌が活発に動き出したような感じというのでしょうか(笑)。

それはブースターミルクで、スキンケアの保湿力がアップするのが大きいですよね。

ブースターミルクのあるなしでは、化粧水を付けたときの保湿感が全然違います(笑)。

ブースターミルクを付けると、その後の化粧水が、乾いたスポンジに水分が入っていくみたいに肌奥までギュッと引っ張られていくことを感じます!

それに、化粧水後しばらくそのままでいても、乾燥をほとんど感じませんでした。

それからもうひとつ驚いたのが、このテクスチャーです。

ミルクの予想を裏切るみずみずしさで(笑)、べたつきもないので使いやすいです!

* 個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません。

商品概要

キレイの先生 ブースターミルク

美容サロン経営者がくすみ・ごわつきにも絶賛した「キレイの先生 ブースターミルク」は、洗顔後の最初に使用するミルクです。
みずみずしいミルクがうるおいを肌奥まで引き込んで、肌の水分保持成分の「セラミド」と「天然保湿因子」がうるおいを抱き込んで放しません。
定期購入のお申込みで初回50%OFFでお試しいただけ、配送回数の制限もありません。

●内容量:30mL
●通常価格:税別2,980円
●定期初回価格:税別1,490円

まとめ

美肌に必要な要素である「う・な・は・だ・け・つ」は、是非覚えておきたいキーワードですね。

それらがそろっているのが、透明感のある肌といえます。

透明感のある肌作りには、スキンケアではしっかりとうるおいを与えてあげることが大切です。

それには、肌が冷たくなるまで化粧水を重ね付けしてあげるのがおすすめです。

そうして毎日のスキンケア方法を改善することで、肌の透明感も出てきますよ。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:サロン・ド・アフィニーテ 吉成 由美子 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年9月12日に公開した『透明感ある肌の作り方!透明感に必要な「うなはだけつ」とは』を再編集しました。

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