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正しい洗顔方法!すすぎは30回で肌が変わる!つややか美肌に!プロに聞く

本日のキレイの先生

千葉 敬子 先生

美肌効果ばっちりの洗顔方法!すすぎの回数は30回がベスト

「キレイの先生」編集部です。

今回のテーマは、「洗顔の方法」です。

Hello-g project !! の千葉 敬子 先生にインタビューさせていただきました。

先生は、スキンケアの中では、洗顔がいちばん大切だと考えられているそうです。

それは、洗顔で顔の汚れを取ることで、スキンケア化粧品の浸透も良くなり、お肌に透明感が出て美肌効果もあるためです。

それには、洗顔後のすすぎは30回以上行うことがおすすめだそうです。

正しい洗顔方法について、千葉先生に教えていただきました。

目次

洗顔で美肌を作る
・洗顔の効果とは
・洗顔は脳のリセットにもなる

正しい洗顔方法
・1. 自分の肌に合った洗顔料を選ぶ
・2. 簡単には流れないしっかりした泡を立てる
・3. 泡を転がすようにして顔全体を洗う
・4. 洗顔後のすすぎは30回行う
・5. タオルドライは顔にタオルを当てるだけ
・朝の洗顔はどうすればいい?
・ダブルクレンジング不要のクレンジングは洗顔の必要なし?

まとめ

うるおいが肌奥までギュッと引っ張られる感じがあって、肌がフワフワになって、毛穴もキュッと引き締まりました!(サロン結香 矢澤 ともみ 先生)

洗顔で美肌を作る

洗顔が大切な理由

洗顔は、お顔の汚れを取ることが目的です。

私はスキンケアの中で、洗顔がもっとも大事だと考えています。

洗顔をしっかり行うことで、その後のスキンケア化粧品の効果はさらに高めることもできます。

それは、洗顔には「ホメオスタシス」を機能させる役割があるためです。

ホメオスタシスは「恒常性」という意味で、元の状態に戻そうとする作用のことをいい、人間の身体にも備わっています。

例えば、お肌は乾燥してくると、汗や皮脂(ひし・毛穴から分泌される油分)を出して「皮脂膜(ひしまく)」を張ろうとします。

それによって、お肌の水分が蒸発しないように防ごうとします。

皮脂膜とは

「キレイの先生」編集部です。皮脂膜は、皮脂と汗などの水分で作られる天然の保護膜で、皮膚の水分が蒸発しないように防いだり、外部の刺激から皮膚を保護したりする働きがあります。

お肌が汚れていると、そのホメオスタシスの機能が働きづらくなります。

洗顔は、お顔の汚れを取ることで、お肌をリセットして、ホメオスタシスの機能もきちんと働くようになります。

だから、洗顔は大事です。

洗顔の効果とは

畑を想像していただきたいのですが、干からびた畑に水を与えても、水はなかなか入っていかないと思います。

お肌も同じことがいえ、お肌が耕(たがやか)されていてやわらかくなっていないと、スキンケア化粧品も浸透しづらいですし、効果も十分に発揮できません。

そのお肌を耕す役割が、洗顔です。

洗顔は、お顔の汚れを落として、お肌をやわらかくすることで、化粧品の浸透も良くなります

それに、古い角質(皮膚表面の古い肌細胞)を落とすことで、お肌がワントーン明るくなって透明感も出ますし、つややかさも出て、ターンオーバーの促進にもつながります。

ターンオーバーとは

皮膚は、内側で新しい肌細胞が生まれ、それが少しずつ表面に上がり、最後は古くなったもの(角質)が剥がれ落ち、日々新しく生まれ変わっています。そのサイクルを、「ターンオーバー」といいます。

(参考:美容セラピストに聞くターンオーバーとは

ですので、しっかり洗顔を行ってタオルドライした後に鏡をみると、顔色が変わっているのがおわかりいただけるはずです。

洗顔の効果

肌がやわらかくなって、スキンケア化粧品の浸透が良くなる
肌がワントーン明るくなる
肌に透明感やつややかさが出る
ターンオーバーの促進にもなる
など

洗顔は脳のリセットにもなる

「皮脳同根(ひのうどうこん)」という言葉があるのですが、これは、生命体が生まれるときに、皮膚と脳の細胞が同じルーツにあることをいいます。

つまり、お肌と脳はつながっていると考えることもできます。

マッサージでリラックスするのは、そういったところも関係しているのだと思います。

ですので、例えば眠気があるときにお顔を洗うと、頭もシャキッとするように、洗顔は、お肌をリセットするのと同時に、脳のリセットにもなります。

正しい洗顔方法

洗顔の方法

1. 自分の肌に合った洗顔料を選ぶ

洗顔料は、ご自身の肌質や普段のスキンケアの状態に合わせてお選びいただければ大丈夫です。

個人的には、洗顔方法をきちんと行えているのであれば、洗顔料はそれほど高価なものではなくていいと思っています。

一般的には、固形石鹸は、洗浄力が高いものが多く、お肌の汚れがひどいときや脂性肌(しせいはだ・オイリー肌の)の方に向いています。

それに対して、フォームタイプの洗顔料は、美容成分が多く配合されているものが多く、使いやすいです。

洗顔料について

(一般的には)
固形石鹸:洗浄力が高いものが多い(汚れがひどいときや脂性肌に向いている)
フォームタイプ:美容成分が高配合されているものが多い

2. 簡単には流れないしっかりした泡を立てる

お肌は、摩擦によってもダメージを受けるので、洗顔も、手では洗いません。

洗顔料の泡を転がすようにして、「泡」で顔を洗います

ですので、洗顔では、きちんと泡立てることが大切になります。

洗顔するときに、力を入れなくてもお肌の上ですべって、簡単には流されないようなしっかりした泡を作っていただきたいです。

それから、泡の粒の大きさが毛穴よりも小さいことも大事です。

そうしなければ、泡の粒が毛穴の中まで入っていかず、毛穴をきれいにすることができません。

泡は、手に泡を乗せて垂直に立てても垂れてこないくらいの固さを、ひとつの目安にするといいですよ。

そのくらいの固さの泡は、粒も小さいものがそろっています。

手に泡を乗せて垂直に立てたとき、泡が垂れてくるのは、泡にまだ水分が残っていて、洗顔料と水が乳化しきっていなくて、泡の粒も大きい状態といえます。

洗顔料を泡立てるには、泡立てネットが便利で簡単です。

もしくは、身体を洗うときのナイロンタオルなどもお使いいただけます。

手で泡立てるときは、洗面ボウルなどに洗顔料と水を入れて、手をブラシのようにして混ぜると泡立てやすいですよ。

正しい洗顔方法

(洗顔の泡について)
手に泡を乗せて垂直に立てても垂れてこないくらいの固さまで泡立てる(泡の粒も小さく、毛穴の中まできちんと洗うことができる)

3. 泡を転がすようにして顔全体を洗う

洗顔料を泡立てたら、泡を転がすようにしてお顔全体を洗います。

このとき、お顔を「下から上、中心から外側」に洗うようにすると、フェイスマッサージにもなります。

洗顔の方法 顔の洗い方

それから、耳裏・眉の中・小鼻・鼻の下・口周り・髪の生え際などは洗い忘れやすい場所ですので、そこもきちんと洗うようにしましょう。

正しい洗顔方法

(顔を洗う)
泡を転がすようにして顔全体を洗う(下から上、中心から外側に)
洗い忘れやすい場所もきちんと洗う(耳裏、眉の中、小鼻、鼻の下、口周り、髪の生え際、など)

4. 洗顔後のすすぎは30回行う

洗顔の方法 すすぎ

洗顔でいちばん大事になってくるのが、「すすぎ」です。

すすぎは、「単に泡を落とすためのもの」とお思いの方もいらっしゃると思います。

ただ、すすぎを変えるだけで、お肌は変わってきます。

すすぎの回数は、30回をおすすめします。

イメージとしては、最初の10回で泡を洗い落として、次の10回で毛穴汚れを洗い落とします。

そして最後の10回で、お肌にその水分を与えてあげます。

洗顔のすすぎは30回以上

・1~10回:泡を洗い落とす
・11~20回:毛穴汚れを洗い落とす
・21~30回:肌に水分を与える

それから、お顔は、人肌くらいのぬるまお湯ですすぎます。

夏などに毛穴を引き締めたいときは、最初はぬるま湯でお顔をすすいで、最後の何回かを冷たい水で行っていただいても大丈夫です。

後は、お肌は摩擦でダメージを受けてしまいますから、お顔をすすぐときも、手でゴシゴシするのではなく、お顔をぬるま湯にひたすイメージで行うといいですよ。

正しい洗顔方法

(顔をすすぐ)
30回以上すすぐ
人肌くらいのぬるま湯ですすぐ(毛穴を引き締めたいときは、最後の何回を冷水にしても良い)
顔をぬるま湯にひたすようにしてすすぐ(手でゴシゴシしない)

5. タオルドライは顔にタオルを当てるだけ

洗顔を終えてタオルドライする(タオルで水分を拭き取る)ときは、お顔にタオルを優しく当てるだけで、動かさないようにします

タオルの繊維は、お肌よりも固いです。

それでお肌をこすってしまうと、お肌はダメージを受けてしまいますので、気を付けていただきたいです。

正しい洗顔方法

(タオルドライ)
顔にタオルを当てるだけで動かさない

朝の洗顔はどうすればいい?

朝の洗顔

ちなみに、朝の洗顔は、夜と同じように行う必要はありません

それは、朝と夜の洗顔では、目的が違うためです。

夜の洗顔は、お顔の汚れを落として、お肌をリセットする目的があります。

それに対して、朝の洗顔、夜から朝にかけての皮脂やほこりの汚れを軽く落とすことが目的です。

ですので、朝の洗顔では、そのときのお肌の状態によっては、洗顔料を使わなくてもいいです

そこできれいに洗いすぎてしまうと、夜の間に作られた天然クリーム(皮脂膜)までも落としてしまいます

洗顔料を使用しない場合は、すすぎの回数も、10~15回でいいでしょう。

また、人肌くらいのぬるま湯でお顔をすすのがいちばんですが、朝の洗顔でしたら、普通の水でも大丈夫です

目覚ましにシャキッとしたいときは、冷たい水でお顔をすすぐのもいいですね。

後は、お顔がむくんでいたり、目が腫(は)れぼったかったりするときは、氷タオルを乗せるようなこともできますよ。

朝の洗顔方法

肌の状態によっては、洗顔料を使わなくても良い
洗顔料を使わない場合は、すすぎの回数も10~15回くらい
ぬるま湯ではなく普通の水で顔をすすいでも大丈夫

ダブルクレンジング不要のクレンジングは洗顔の必要なし?

現在のクレンジングには、ダブルクレンジングが不要のタイプのものなども市販されています。

そういったクレンジングを使う場合は、「洗顔はしなくていい」と思われがちですが、クレンジングと洗顔では、落とす汚れの種類が違います

クレンジングは「油汚れ」を落とすのに対して、洗顔は「水で落とす汚れ」を落とします。

何の汚れを落とす?

・クレンジング:「油汚れ」を落とす
・洗顔:「水で落とす汚れ」を落とす

ですので、ダブルクレンジング不要のクレンジング料をお使いになる場合でも、洗顔は別に行うことをおすすめします。

まとめ

「キレイの先生」編集部です。

洗顔は、顔の汚れを落とすことで、その後のスキンケア化粧品の浸透も良くなりますし、お肌に透明感やツヤが出て美肌効果もあります。

それには、正しい洗顔を行うことが大切です。

千葉先生のお話で印象的だったのが、洗顔後のすすぎは30回以上行うということです。

すすぎで、ただ汚れを落とすだけではなく、お肌に水分を与えてあげる目的もあるとのことでした。

皆さまも、今夜から、先生に教えていただいた洗顔方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

(取材:「キレイの先生」編集部 文:Hello-g project !! 千葉 敬子 先生、「キレイの先生」編集部)

* 2016年8月19日に公開した『美肌効果ばっちりの洗顔方法!すすぎの回数は30回がベスト』を再編集しました。

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