「レパシィ」では、お肌の状態を細胞レベルからチェックした、「肌カルテ」を元にしたトリートメントも行っています。肌カルテでは、お肌のキメや、角質の状態などをみることができます。
肌カルテとは
肌カルテは、
1. 問診票にお答えいただき
2. お肌の細胞のサンプルを取らせていただくと
データをお出しすることができます。
サンプルは、右頬・左頬・お肌の気になるところの3ヶ所から取らせていただきます(肌カルテが出るまでに少々お時間をいただきます)。
肌カルテでご確認いただけるのが、
a) 日常のお肌の状態
b) お肌の「キメ」の状態
c) 「角質」の状態
です。
今回は、b) キメ、c) 角質について、簡単にご紹介させていただきます。
どちらも、きれいなお肌には大切な要素です。
お肌の第一印象を決める「キメ」
「キメ」とは、お肌の表面の凸凹のことです。
「お肌がきれい・美しい」や「お肌が荒れている」といった評価は、このキメの状態の印象から来ています。
お肌は下記のように、凹凸があります。
この図は、お肌の表面が皮脂膜(*1)に覆われており、お肌の内部は水分をしっかり抱え込んでいる状態です。しっかりと凹凸があり、これがキメの整っているということです。
お肌の見た目も美しく、お化粧ノリも良いです。また、外からの刺激もはね返せます。
肌カルテをみたとき、「マスクメロン」のような紋様が出ていれば、キメが整っている表れです。
しかし、これが、お肌の内部の水分が減ってしまう(乾燥してくる)と、凹凸はなくなってきます。
お肌のキメも整いません。見た感じも、少し荒れた印象が出てしまいます。また、外からの刺激にも弱くなります。
肌カルテでは、このお肌のキメの状態をご確認いただくことができます。
*1 編集部の補足:皮脂膜について
皮脂膜とは、皮脂(油分)と汗(水分)が混ざり合ったもので、お肌を覆っています。お肌の内部の水分が蒸発しないようにカバーする役割があり、お肌の潤いに欠かせません。
健やかで美しいお肌の鍵となる「角質」
「角質」は、お肌のもっとも表面の層で、厚さは約0.02mmしかありません。
しかし、その薄い角質が、お肌の大敵の乾燥や、紫外線などの外的ダメージからお肌を守っています。
また、角質内の水分の蒸発を防いで、お肌の潤いを保っています。
このように、お肌にとって、角質はとても大切な働きをしています。すべての肌トラブルの元を防いでいる、といっても良いでしょう。
角質は、隙間なく重なり合っているのが、理想です。
隙間がなければ、お肌の内部からの水分蒸発(乾燥)を防げ、お肌のバリア機能が高い状態です。
一方で、角質に隙間が空いていると、
・お肌の水分も蒸発しやすく(乾燥しやすく)
・外部からのダメージも受けやすく
なってしまいます。
まさに、健やかで美しいお肌の鍵は、角質にあるといえます。
肌カルテでは、この角質の健康状態が、細胞レベルでご確認いただけます。
まとめ
お肌がきれいに見える方でも、肌カルテを出してみると、改善点が見つかったりします。前回との比較もできるので、お肌の状態がどう変化したのかも、ひと目で分かります。
「お肌がきれいな方も、もっときれいに」そのヒントになるのが、肌カルテです。
いちどご自分のお肌を肌カルテでご確認されると、今後のスキンケアのヒントになると思います。
(取材:「キレイの先生」編集部 文:「キレイの先生」編集部)
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