美容のスペシャリストが教えるキレイ

【ミニコラム】お店のプロこだわりの洗顔料

本日のキレイの先生

三宅 由美 先生

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お肌がどんな成分を欲しているのかは、細胞にしか分からないことなのだと思います。そのため、お店の化粧品には、お肌に良い成分をすべて入れています。必要な成分は、細胞に選んでもらえば良い、という考えです。細胞が必要な成分を選べるように、私たちは洗顔でお肌をきれいにすることが大切です。今回は、お店で使用している洗顔料の特徴をご紹介します。

ビタミンCを入れた洗顔料

お店の洗顔料は、ビタミンCがたくさん入ったものを使用しています。「洗顔料はどうせ落とすのだから、ビタミンCが入っていても意味がない」とお思いになる方もいらっしゃると思います。

ビタミンCが洗顔料に入っているのは、お肌につけることもそうですが、別の目的もあります。

食器洗いの洗剤には、ビタミンCの入ったものがあります。それは、ビタミンCには、油分を分解する効能もあると考えられているためです。

現在のファンデーションは、粒子が細かく、水にも強くなっており、汗でも落ちにくいです。洗顔では、そのようなファンデーションもしっかりと洗い落とす必要があります。

そのためにも、お店の洗顔料には、ビタミンCをたくさん入れています。もちろん美白効果のある美容成分でもありますから、お肌にも良いです。

また、ノーベル賞も受賞している「アクアフィリン」という成分も入っています。洗い上がりは、ツッパリ感がなく、しっとりしたお肌に仕上がります。傷薬にも使われる成分で、お肌のダメージに働きかけます。

みなさんも先顔料にはこだわって、洗顔を大切にしてください。

(取材・文:「キレイの先生」編集部)