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手作り化粧水のおすすめレシピ5選!専門家の教える簡単な作り方

本日のキレイの先生

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「キレイの先生」編集部です。

「キレイの先生」は、エステティシャンさんやセラピストさんなど美容のスペシャリストに美容について語っていただくインタビューメディアです。

インタビューをしていてワクワクして楽しいのが、手作り化粧品です。

その場で化粧品を手作りしていただくことが多いのですが、段々と化粧品が出来上がっていく過程をみているだけでテンションが上がります。

今回は、これまでのインタビューで教えていただいた「手作り化粧水」のレシピをまとめます。

化粧水の作り方はとても簡単なので、初めての手作り化粧品におすすめですよ。

目次

手作り化粧水について
・効果

1. 保湿アロマ化粧水
・作り方

2. 麹の美白化粧水
・作り方

3. ハンガリーウォーター
・作り方

4. ローズウォーターの美肌化粧水
・作り方

5. 抗炎症アロマ化粧水
・作り方

化粧水を手作りするにあたって

キレイの先生 バラに満ちるオールインワンもオススメ!

まとめ

手作り化粧水について

このサイトに登場いただいた先生の中にも、普段のお手入れで、手作り化粧水をお使いの方はいらっしゃいました。

アロマセラピストさんが、芳香蒸留水・フローラルウォーターや精油を使ってアロマ化粧水を手作りされているケースが多いように思えます。

そのように、手作り化粧水は、美容のスペシャリストの方々にも愛用されています。

効果

手作り化粧水は、当然ですが、自分の好きな材料で作ることができます。

例えば、アロマ化粧水でしたら、精油を好きな香りで選んでもいいですし、効能で選んでもいいです。

そのときの気分やお肌の状態に合わせてカスタマイズできます

また、市販されている化粧品はどんな材料が入っているのか分からないと思いますが、手作り化粧水は、すべての材料がみえて安心感もあります。

防腐剤を加えずに、短期間で使い切れるような少量ずつ手作りすることもできます。

普段から化粧水を手作りされている先生は、材料がみえることによる安全性を、ポイントに挙げる方が多かったです。

そして、化粧水を手作りする過程もワクワクして楽しいですし、実際にスキンケアで使うときも愛着がわきます。

作るのも使うのも楽しいのが、手作り化粧水の魅力です。

手作り化粧水の効果

気分やお肌の状態に合わせてカスタマイズできる!

すべての材料がみえる安心感!

作るのも使うのも楽しい!

1. 保湿アロマ化粧水

まずご紹介させていただく手作り化粧水のレシピは、「保湿アロマ化粧水」です。

フローラルウォーターを基材(ベースとなる材料)にして、グリセリンを加えることで、保湿力のある化粧水に仕上げることができます。

フローラルウォーターは、植物から精油を抽出するときに出来る副産物で、植物の水溶性の美容成分が含まれていて、単体でも化粧水として使えたりします。

例えば、「ローズウォーター」などが代表的ですね。

グリセリンは、市販されている化粧水の多くにも使われている保湿成分です(化粧水のパッケージの全成分をご覧いただくと、上位にグリセリンの名前が来るものが多いと思います)。手作り化粧水では、グリセリンの量で化粧水のテクスチャーを調整でき、グリセリンを少なめにするとさっぱりした化粧水に、多めにするとしっとりとした化粧水に仕上がります

作り方

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下が、保湿アロマ化粧水を50mL作るときの作り方です。

材料

フローラルウォーター 50mL
グリセリン 10mL
精油 4~5滴

作り方

1. ビーカーなどにグリセリンを入れ、精油を加えて混ぜ合わせます。

2. そこに、フローラルウォーターをまずは(全体の半分の)20mlくらい加えて混ぜます。

3. きれいに混ざったら、残りのフローラルウォーターを入れて混ぜます。

4. 混ざり合ったら、ボトルに移して出来上がりです。

最初にグリセリンと精油を混ぜ合わせるのは、精油は油分で水(フローラルウォーター)には直接混ざり合わないためです。

そのため、まずは精油をグリセリンと合わせてから、その後にフローラルウォーターと混ぜ合わせていきます

フローラルウォーターも、最初からすべてを入れるのではなく、小分けにして少しずつ入れていく方が、きれいに混ざり合いやすいです。

精油はお好みのものをお使いになって大丈夫ですが、化粧水を手作りするのであれば、美肌効果の高い「フランキンセンス」や「ゼラニウム」、「ローズ」などがおすすめです。

2. 麹の美白化粧水

発酵食品を作るときに使う麹(こうじ)を使って、美白効果の高い化粧水を手作りすることもできます。

麹には、「コウジ酸」という成分が含まれていて、メラニン色素の生成を防いで、美白効果が期待できます(例えば、日本酒も麹から作られますが、その日本酒の成分から作られた化粧品は、美白効果の高いイメージがありませんか?)。

麹には他にも、皮膚の新陳代謝を高めてくれる「ビタミンB」や、保湿効果の高い天然保湿因子の「NMFなども含まれています。

さらに、NMFのアミノ酸は発酵すると分子が細かく小さくなるため、麹の美白化粧水はお肌への浸透力も高いです。

作り方

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下が、麹の美白化粧水を400mL作るときの作り方です。

材料

生麹 50g}
精製水 400mL

作り方

1. 固まっている麹をばらばらにほぐします。

2. 麹を清潔なボウルなどに移して、精製水を入れます。

3. (ゴミが入らないように)ボウルにラップやガーゼをかぶせ、常温で3時間~半日くらい置いておきます。

4. 麹をガーゼで漉(こ)して出来上がりです。

麹は、生麹がいちばんですが、スーパーでも手に入りやすい乾燥麹でも大丈夫だそうです。

また、化粧水の保湿力を高めたいときはグリセリンを加えます

グリセリンは、化粧水を漉した後、最後に加えましょう。

ちなみに、残りカスの麹は、ガーゼに包んで入浴剤にしたり、ミキサーですりつぶしてハチミツやヨーグルトに混ぜてパックにしたりして使うこともできるそうです。

3. ハンガリーウォーター

ハンガリーウォーターは、ローズマリーの精油に柑橘系の精油を合わせて作る化粧水です。

ハンガリーウォーターには逸話が残っていて、中世の時代、ハンガリー王国のお年を召された女王様が、ある僧侶から献上されたハンガリーウォーターを使うようになって健康で若々しくなり、年の離れた年下の隣国の王子様から求婚されたといいます。

そのため、ハンガリーウォーターは「若返りの水」とも呼ばれたりしています。

ハンガリーウォーターのレシピは世界中で数百あるといわれていますが、ローズマリーの精油に柑橘系の精油を合わせたものがベースになっています。

作り方

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下が、ハンガリーウォーターを約100mL作るときの作り方です。

材料

ローズマリーの精油 3滴
柑橘系の精油 2滴
お好きな精油 1滴
精製水 90~95mL
無水エタノール 小さじ1
グリセリン 小さじ1/4~1/2

作り方

1. 無水エタノールをガラスビンに入れ、精油を加えてガラスビンを振って混ぜ合わせます。

2. そこにグリセリンを加えて、ガラスビンを振って混ぜ合わせます。

3. 最後に精製水を入れて、ガラスビンを振ってよく混ぜ合わせたら出来上がりです。

最初に無水エタノールと精油を混ぜ合わせるのは、精油は油分で水には直接混ざり合わないためです。

そのため、まずは精油を無水エタノール・グリセリンに合わせてから、その後に精製水と混ぜ合わせていきます。

ローズマリーと柑橘系の精油には、「カモミール」や「ネロリ」、「ラベンダー」などが合わせやすいそうです。

4. ローズウォーターの美肌化粧水

ローズウォーターを基材に、精油を合わせることで、美容液も兼ねた美肌効果の高い化粧水を手作りすることができます。

ローズウォーターは、バラの水溶性の美容成分が詰まったフローラルウォーターで、自然なバラの香りがして、私自身も大好きです。

お肌の調子を整える作用」と「美肌に導く作用」の両方を兼ね備えていて、そのまま化粧水として使うこともできます。

(お肌の調子を整えることで)基本的な部分をしっかりとカバーしつつ、(美肌に導く作用で)ひとつ上のお肌を目指すことができます。

作り方

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下が、ローズウォーターの美肌化粧水を50mL作るときの作り方です。

材料

ローズウォーター 45mL
グリセリン 5mL
精油 3~5滴

作り方

1. ビーカーと遮光ビンを、エタノールで消毒します。

2. グリセリンを遮光ビンに注ぎ、精油を加えて混ぜ合わせます。

3. そこにローズウォーターを加えて、ふたをして軽くって混ぜ合わせて出来上がりです。

ローズウォーター自体も美肌効果が高いですが、加える精油によって、さらに美肌効果を高めることができます

例えば、芳香成分がローズと似ている「ゼラニウム」などは、収れん作用でお肌を引き締めたりする効果が期待でき、ローズウォーターの香りにも合わせやすいといいます。

5. 抗炎症アロマ化粧水

抗炎症作用や鎮静作用のある精油を使って、顔の赤みなどにおすすめの化粧水を手作りすることができます。

手作り化粧水は、自分のお肌の状態に合わせて材料を選ぶことができます。

例えば、アロマ化粧水でしたら、顔の赤みが気になるときは、かゆみや痛みなどを抑える抗炎症作用や、それらを鎮める鎮静作用のある精油をお使いになるのもおすすめです。

作り方

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下が、抗炎症アロマ化粧水を約50mL作るときの作り方です。

材料

精製水 50mL
グリセリン 5mL
精油 5~10滴

作り方

1. 容器やビーカーを消毒液ですすいで乾かします。

2. ビーカーにグリセリンを入れ、精油を加えて混ぜ合わせます。

3. そこに精製水を加えて混ぜ合わせ、容器に移したら出来上がりです。

抗炎症作用のある精油としては、ビターオレンジの花から抽出される「ネロリ」や、お香のようなオリエンタルの香りの「サンダルウッド」があります。

他には、「フランキンセンス」なども抗炎症作用があって美肌効果も高いので、手作り化粧水にはおすすめです。

化粧水を手作りするにあたって

手作り化粧水は、美容効果が高く安心感もあり魅力的ですが、手作りするにあたって、いくつか注意点があります。

まずは、手作り化粧水に使うビーカーや容器などは事前に殺菌するようにしましょう。

また、実際のスキンケアに用いる前に、少量を腕の内側に付けて赤みが出ないかをチェックするなど、パッチテストを行ってください。

市販の化粧品にもいえることですが、お肌に合わなかった場合、トラブルの原因になる可能性も否定できません。

そして、手作りした化粧水は、煮沸した遮光ビンに入れて冷蔵庫で保管し、できるだけ早く使い切ることをおすすめします。

手作り化粧水は、防腐剤などを加えずに作ることが多いため、市販の化粧水と比べると腐りやすいため、長期間の保存は難しく、保管には注意が必要です。

手作りする量も、一種間くらいで使い切れるような少量ずつにすると良いでしょう。

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水を一滴も加えず、バラの美容成分の詰まったローズウォーターに贅沢に置き換え(全成分に水の表記がありますが原料由来のものです)、ローズのアロマの効能を得ることもできます。

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美容家の感想

バラの良い香りに包まれながらお肌のケアができることに感動しました。職業柄、様々な高機能化粧品を試す機会が多くあります。高機能で無添加を謳っているものはほとんど香りがありませんので、水を一滴も加えずにローズウォーターを使用すると、効果・効能を上げながらこんなにも癒される香りになるのかと実感しました。毎日のケアでローズの効能にあやかれるのは、女性にとってとても嬉しいことですね! 保湿感も良く付けた後もしっとり感が持続し、時々感じてしまう乾燥もありませんでした。

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まとめ

手作り化粧水は、そのときの気分やお肌の状態に合わせて材料を選ぶことができ、すべての材料がみえるので安心感もあります。

作るのも楽しいですし、使うのも楽しくて、私も大好きです。

作り方も簡単ですので、そのときの気分に合わせて、少量ずつ色々な化粧水を手作りしてみるのも良いと思いますよ。

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