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美容家の語るココナッツオイルの効果効能!スキンケア等にもオススメ

アーユルヴェーダサロン Anila  紺野 由紀子 先生

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「キレイの先生」編集部です。

このサイトで、美容のスペシャリストの方に取材するようになり、好きになったものがいくつかあります。

キャリアオイル(植物オイル)は、そのひとつです。

今回取り上げるのは、「ココナッツオイル」です。

アーユルヴェーダサロン Anila の紺野 由紀子 先生に取材させていただきました。

ココナッツオイルというと、食用のイメージがあるかもしれませんが、例えば、アーユルヴェーダ(インド・スリランカの伝統医学)では、体質に合わせてトリートメント(マッサージ)にココナッツオイルを用いることがあるといいます。

ココナッツオイルは、どんな効果・効能を期待できるのでしょうか?

そして、美容面では、どんな使い方ができるのでしょうか?

紺野 先生に教えていただきました。

目次

ココナッツオイルについて

ココナッツオイルの効果・効能

ココナッツオイルの使い方

まとめ

本日のキレイの先生

アーユルヴェーダサロン Anila

紺野 由紀子 先生

「キレイの先生」編集部

ココナッツオイルについて

紺野 先生、よろしくお願いします。

今回のテーマは、「ココナッツオイル」です。

アーユルヴェーダのオイルというとセサミオイルが代表的だと思いますが、ココナッツオイルを用いることもあるそうですね。

ココナッツオイルは、ココナッツから抽出されるオイルなんですよね?

はい、ココナッツオイルは、ヤシの実を割ると白い果肉があると思いますが、その部分から抽出されたオイルです。

ココナッツは、温暖な地域の植物のイメージがあります。

そうですね、ココナッツはヤシ科の単子葉植物で、主な産地は、温暖な東南アジアやインドネシアなどです。

後は、アフリカや中南米の赤道付近の国などにも自生しています。

ココナッツオイルは、ココナッツの実からどのように抽出されるんですか?

一般的な(食用の)ココナッツオイルは高温で作られており、基本的には乾燥させたココナッツ果肉を使っているようで、価格は比較的お手頃です。

一方、「エクストラバージンオイル」といわれるものは低温圧搾法で作られており、生の果肉を使っていて、栄養分や酵素もしっかり残っていてココナッツの豊かな香りもあります。

トリートメント(マッサージ)などにココナッツオイルをお使いになる場合は、エクストラバージンオイルがいいと思います。

低温圧搾法について

低温圧搾法は、熱を加えずに圧搾して、搾り取るようにしてオイルを抽出します。高温圧搾法に比べると抽出できるオイルの量は少ないですが、成分を損なうことなく抽出できるため栄養豊富で高品質といえます。

ココナッツオイルは「オイル」といいますが、白い固形のイメージがあります。

ココナッツオイルも元々は液状のものですが、25度以下の温度になると固まります

それは、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸が低温で固形化するためです。

(固まっているときは)温めてあげるとまた液状に戻りますよ。

液状に戻したココナッツオイルは、どんなテクスチャーのオイルなんですか?

サラッとしていて伸びが良く、肌なじみもいいのでトリートメントにも使いやすいです。

他のキャリアオイルで、(ココナッツオイルと)テクスチャーが似ているものはありますか?

そうですね…(ココナッツオイルは)他のオイルよりもスッとしている感じがあって、似たものはあまり思い浮かびません。

ココナッツオイルは、香りも付いているんですよね?

はい、ココナッツの甘い香りがしますよ。

ココナッツオイルの効果・効能

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ココナッツオイルには、どんな栄養が含まれているんですか?

飽和脂肪酸が90%以上で、後は「食物繊維」、「ビタミン」、「ミネラル」などが豊富に含まれています。

ココナッツオイルは、どんな効果・効能が期待できるのでしょうか?

口から摂っても、健康面や美容面での効果が高いイメージがあります。

そうですね、一般の食用油に含まれる「長鎖脂肪酸」は体内に吸収された後、リンパ管・静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれて貯蔵され、必要に応じてエネルギーとなります。

それに対して、(ココナッツオイルに多く含まれる)「中鎖脂肪酸」は体内への吸収が早く、効率よくエネルギーになるので体内にたまりにくい特徴があります。

そうすると、(ココナッツオイルは)ダイエットにも良さそうです。

はい、中鎖脂肪酸は植物性脂肪の燃焼を助けてくれる作用があるともいわれています。

後は、食物繊維で便秘改善の効果や、ビタミンEで血流改善の効果も期待できます。

また、(ココナッツオイルは)ウイルスや細菌を抑制する抗菌作用がある他、血管系の病気や認知症の予防にも良いといわれています。

ココナッツオイルはトリートメントにも使えると思いますが、トリートメントでの効果は、どんなことが期待できますか?

アーユルヴェーダで熱性の「ピッタ」という体質がありますが、(ココナッツオイルは)それを全体的に下げてくれるような作用があります。

ですので、例えば、皮膚の炎症や胃腸系のトラブルを感じたときなどには、特にココナッツオイルでのトリートメントはいいですよ。

それは、(ココナッツオイルが)炎症の熱性を下げてくれるということですか?

はい、そうです。

ですので、ココナッツオイルは、どちらかというと夏など暑い時期におすすめのオイルといえると思います。

ココナッツオイルの使い方

アーユルヴェーダでは、ココナッツオイルはどのように用いられているんですか?

やはり、トリートメントが多いですね。

例えば、身体のトリートメントに、ココナッツオイルをベースにしたハーブオイルが使われたりします。

それから、足裏にほてりを感じたようなときは、足裏のマッサージにココナッツオイルを使うと、その熱性を下げてくれるような作用があります。

先生のサロンでも、トリートメントにココナッツオイルを使っているんですか?

はい、オイルは(お客様の)体質に合わせて使っていますので、例えば「ピッタ」の強い方や皮膚トラブルのあるような方には、ココナッツオイルをベースにしたハーブオイルを使ったりします。

ホームケアでも、ココナッツオイルはマッサージで使えますか?

はい、大丈夫ですよ。

それから、ココナッツオイルは、保湿力があり抗菌・殺菌作用もあるのでフェイシャルケアにもお使いいただけます

後は、タイの南北の方では、ココナッツオイルは太陽光を自然と体になじませる作用もあるため、日焼け止めとして使われることもあるそうです。

また、日焼け跡に塗ることで、皮膚の炎症を抑えるような作用も期待できるといいます。

フェイシャルケアでは、ココナッツオイルをスキンケアでいつ使うといいですか?

顔を洗った後にすぐでもいいですし、化粧水の後でもいいです

もしくは、クレンジングオイルとしてもお使いいただけますよ。

それから、ココナッツオイルは髪にもいいです。

ヘアケアに使うと、(髪を)健康に保ち保護する特性がありますので。

洗髪前に(髪にココナッツオイルを)塗布すると、髪の強さの向上にもつながります。

ですので、ココナッツオイルは、カラーリングして傷んだ髪のケアなどにもおすすめですよ。

ココナッツオイルをボディケアやフェイシャルケアに使う場合は、固形のものを液状に戻して使うんですよね?

はい、人肌の温かさでも溶けていくので手でなじませて使ってもいいですが、湯煎(耐熱容器に入れてお湯で間接的に温めること)で液状に戻してあげると使いやすいと思いますよ。

先生のサロンでも、トリートメントに(ココナッツオイルを)使うときは、毎回湯煎して液状に戻しているんですか・

はい、そうですね。

まとめ

ココナッツオイルは、口から摂るイメージが強いかもしれませんが、アーユルヴェーダではトリートメントに用いられるように、ボディのマッサージやスキンケアに使うこともできます。

ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を豊富に含んでいるので食べてもダイエット効果が期待できますし、保湿力があるのでお肌に付けても美肌効果が期待でき、「食べても良し、付けても良し」のおすすめのオイルですよ。

本日のキレイの先生

紺野 由紀子 先生