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すっぴん風メイクの方法!ベースは下地を重ねてノーファンデ

本日のキレイの先生

伊東 晃 先生

すっぴん風メイクの方法

すっぴん風メイクは、「お化粧をしている? していない?」くらいのナチュラルな感じで、透明感や素肌感があって、きれいです。そんな「すっぴん風メイク」のお勧めの方法をご紹介します。ベースは、下地オン下地の重ねづけで、ノーファンデーションでもOKです。

※編集部から:
クリスマス特別企画で「すっぴんメイク風クリスマスメイク」特集を3日連続でお届けします。その第1回です。第2回は「チークのツヤ感をアップするコツ」、第3回は「キラキラメイクのコツ」を、伊東 晃 先生にご紹介いただきます。

すっぴん風メイクのやり方1. コントロールカラー(化粧下地)

すっぴん風メイクで、いちばん最初につけていただきたいのは、コントロールカラーです。

コントロールカラーは、お肌の色を補正する化粧下地です。

くすみを取ったり、お肌を明るくしたりします。

目の下のくまなどの気になるところに、ポイント使いもできます。

コントロールカラーには、イエローやピンク、グリーン、パープルなどの色があります(例えば、赤ら顔の方には、イエローがお勧めです)。

中でも、どなたでも使いやすい色が、「ピーチ」です。

どんな肌色でも、お顔をワントーン明るくします。

下の写真は、実際に「イルサローネ」で使っている、ピーチのコントロールカラーです。

コントロールカラー(化粧下地)

すっぴん風メイクのやり方2. 化粧下地

コントロールカラーの次は、下記のいずれかをつけます。

a) ファンデーション

b) BBクリーム

c) 化粧下地

それぞれのアイテムを手につけてみて、違いを比べてみましょう。

ファンデーション・BBクリーム・化粧下地の違い

このように、
化粧下地 < BBクリーム < ファンデーション
の順番で、カバー力が高いです。

私がすっぴん風メイクでお勧めなのは、「c) 化粧下地」です。

「1. コントロールカラー」と合わせて、下地オン下地ですね。

化粧下地をつけると、お肌にツヤ感が出ます。

色は、コントロールカラーと同じものを重ねても、あまり意味はありません、違う色を選ぶようにしましょう。

お肌の気になるところで、お選びになっても良いですね(例えば、毛穴が気になる方は、毛穴が隠れやすい白の化粧下地、といったように)。

化粧下地

化粧下地を塗るときは、鼻周りや口周り、目周りは、表情でよく動く場所で、メイクも崩れやすいので、塗り過ぎには気をつけてください。

このように、ベースメイクは、コントロールカラーでお肌をワントーン明るくして、化粧下地でツヤ感を出すことで、ノーファンデーションでも、透明感があってきれいです。

すっぴん風メイクのやり方3. コンシーラー

そして、コンシーラーで、くまやシミなどのお肌の気になるところを、ポイントで隠してあげます。

このとき、コンシーラーをあまり厚塗りにならないようにしましょう。

コンシーラー

すっぴん風メイクのやり方4. フェイスパウダー(お粉)

最後に、フェイスパウダー(お粉)で抑えてあげれば、すっぴん風メイクのベースの出来上がりです。

フェイスパウダー(お粉)

まとめ

このベースメイクに、眉毛もブラウンなどの優しい色で書き、アイラインも細めにすると、全体的にふんわりとした印象に仕上がります。

逆に、各パーツはしっかりメイクするのも、有りです。

今回はまず、ノーファンデーションで、下地オン下地の重ねづけでベースを作る、すっぴん風メイクの方法をご紹介しました。

次回は、すっぴん風メイクに、ツヤ感をアップするテクニックをご紹介します。

※編集部:連載は2015年12月24、25日に更新予定です。同日以降になりましたら、下部の「本日のキレイの先生」の中にある「記事一覧」をクリックいただければ、次の記事をご確認いただけます。

(取材:「キレイの先生」編集部 文:IL SALONE 伊東 晃 先生、「キレイの先生」編集部)

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